オレンジ・ダービーは大宮&新潟に軍配! 8戦無敗の大宮が暫定首位浮上!《J2》
2019.05.04 17:30 Sat
明治安田生命J2リーグ第12節の3試合が4日に行われた。
NACK5スタジアム大宮で行われた大宮アルディージャvs愛媛FCは、ホームの大宮が2-1で逆転勝利した。
7戦無敗の3位大宮と3戦未勝利の15位愛媛によるオレンジ・ダービー。試合は大宮が押し込む立ち上がりとなるが、一瞬の隙を突いたアウェイチームが先制に成功する。9分、相手陣内で小島に猛然とプレスを仕掛けた山瀬がボールを奪うと、そのままドリブルで持ち上がってDFを冷静にかわすと、ボックス中央から左足のシュートをゴール左隅に突き刺した。
ミスから先制を許す厳しい入りとなった大宮はすぐさま反撃を開始。14分にはボックス内に抜け出したダヴィッド・バブンスキーが放ったシュートがスライディングブロックに入ったDFにディフレクトしたボールがクロスバーを叩く。その後もフアンマ・デルガドのポストプレーを起点にウイングバックが積極的に攻撃参加を見せながら、バブンスキーらがフィニッシュに持ち込んでいくが、GK岡本の牙城を破ることはできず。
迎えた後半、バブンスキーに代えて切り札の大前をハーフタイム明けに投入した大宮だが、立ち上がりは愛媛のカウンターに晒されて河原や神谷に決定機を許してしまう。その後もなかなか決定機まで持ち込めない状況が続くが、富山の投入などで攻勢を強めるホームチームはセットプレーの流れから続けざまのミスを突いて試合を引っくり返す。
また、デンカビッグスワンスタジアムで行われたアルビレックス新潟vsレノファ山口FCは、ホームの新潟が2-0で勝利した。
11位の新潟と17位の山口による今節2つ目のオレンジ・ダービー。試合は立ち上がりから新潟ペースで進むと、16分にはボックス手前左でカウエが強烈なミドルシュートを放つ。これをGK山田が前にこぼすと、こぼれ球に反応したレオナルドが冷静に押し込んだ。さらに、この先制点で勢いづくホームチームは球際を強調したトランジションサッカーで優勢に試合を運ぶと、前半終了間際の45分には加藤のスルーパスに抜け出した渡邊凌がボックス内で放ったシュートがDFに当たってループシュートのような形でゴールネットを揺らし、前半を2点リードで終えた。
迎えた後半は、ハーフタイム明けに2枚替えを敢行した山口が押し込む時間帯が続くも、最後の場面でやらせない新潟が一丸となった守備で応戦。逆に、相手のミスから3点目を決めるチャンスもあったが、試合はこのまま2-0のスコアでタイムアップ。山口とのオレンジ・ダービーを制した新潟4戦連続で続いたドローループから抜け出すと共に、吉永新体制での初白星を手にした。
白波スタジアムで行われた鹿児島ユナイテッドFCvs柏レイソルは、ホームの鹿児島が2-1で逆転勝利した。
試合は直近3試合連続ゴールレスドロー中の柏が12分に右CKから江坂の今季初ゴールで先制に成功する。しかし、4戦ぶりにゴールを決めたアウェイチームはその後が続かず、前半終了間際には鹿児島の見事な連係から五領に同点ゴールを許した。
後半は柏が押し気味に試合を進めたものの、67分には鹿児島の見事なカウンターが発動。韓の持ち上がりからボックス右でパスを受けた五領が折り返すと、これを牛之濱が冷静に流し込んだ。何とか追いつきたい柏は試合終盤にかけて猛攻を見せるが、後半アディショナルタイムに得た左CKではGK中村まで攻撃参加した中、ゴール前のクリスティアーノがヘディングシュートを枠に飛ばすが、これはGKアン・ジュンスの腕に収まってタイムアップ。柏との初対決を制した鹿児島は2戦ぶりの白星を手にした。一方、久々のゴールを奪った柏だが、厳しい5戦未勝利となった。
◆明治安田生命J2リーグ第12節
▽5/4(土)
鹿児島ユナイテッドFC 2-1 柏レイソル
アルビレックス新潟 2-0 レノファ山口FC
大宮アルディージャ 2-1 愛媛FC
▽5/5(日)
《14:00》
横浜FC vs 京都サンガF.C.
徳島ヴォルティス vs 栃木SC
ヴァンフォーレ甲府 vs ジェフユナイテッド千葉
《15:00》
FC町田ゼルビア vs 水戸ホーリーホック
東京ヴェルディ vs V・ファーレン長崎
《16:00》
モンテディオ山形 vs ファジアーノ岡山
《18:00》
FC岐阜 vs FC琉球
▽5/3(金)
ツエーゲン金沢 1-1 アビスパ福岡
NACK5スタジアム大宮で行われた大宮アルディージャvs愛媛FCは、ホームの大宮が2-1で逆転勝利した。
7戦無敗の3位大宮と3戦未勝利の15位愛媛によるオレンジ・ダービー。試合は大宮が押し込む立ち上がりとなるが、一瞬の隙を突いたアウェイチームが先制に成功する。9分、相手陣内で小島に猛然とプレスを仕掛けた山瀬がボールを奪うと、そのままドリブルで持ち上がってDFを冷静にかわすと、ボックス中央から左足のシュートをゴール左隅に突き刺した。
迎えた後半、バブンスキーに代えて切り札の大前をハーフタイム明けに投入した大宮だが、立ち上がりは愛媛のカウンターに晒されて河原や神谷に決定機を許してしまう。その後もなかなか決定機まで持ち込めない状況が続くが、富山の投入などで攻勢を強めるホームチームはセットプレーの流れから続けざまのミスを突いて試合を引っくり返す。
まずは79分、左CKの場面でキッカーの大前が浮き球のボールを入れると、パンチングでのクリアを試みたGK岡本が被ってしまい、後方に飛び込んだ河面が頭で押し込み、同点に追いつく。さらに87分にはボックス手前左の好位置で得たFKをキッカーの大前が直接狙う。フィスティングではなくキャッチを選択したGK岡本がキャッチし損ねたうえにこぼれたボールもキャッチできずにいると、これを石川が押し込み、逆転に成功した。そして、このまま2-1で試合をクローズした大宮が愛媛とのオレンジ・ダービーを制した。なお、8戦無敗とした大宮は暫定首位に浮上している。
また、デンカビッグスワンスタジアムで行われたアルビレックス新潟vsレノファ山口FCは、ホームの新潟が2-0で勝利した。
11位の新潟と17位の山口による今節2つ目のオレンジ・ダービー。試合は立ち上がりから新潟ペースで進むと、16分にはボックス手前左でカウエが強烈なミドルシュートを放つ。これをGK山田が前にこぼすと、こぼれ球に反応したレオナルドが冷静に押し込んだ。さらに、この先制点で勢いづくホームチームは球際を強調したトランジションサッカーで優勢に試合を運ぶと、前半終了間際の45分には加藤のスルーパスに抜け出した渡邊凌がボックス内で放ったシュートがDFに当たってループシュートのような形でゴールネットを揺らし、前半を2点リードで終えた。
迎えた後半は、ハーフタイム明けに2枚替えを敢行した山口が押し込む時間帯が続くも、最後の場面でやらせない新潟が一丸となった守備で応戦。逆に、相手のミスから3点目を決めるチャンスもあったが、試合はこのまま2-0のスコアでタイムアップ。山口とのオレンジ・ダービーを制した新潟4戦連続で続いたドローループから抜け出すと共に、吉永新体制での初白星を手にした。
白波スタジアムで行われた鹿児島ユナイテッドFCvs柏レイソルは、ホームの鹿児島が2-1で逆転勝利した。
試合は直近3試合連続ゴールレスドロー中の柏が12分に右CKから江坂の今季初ゴールで先制に成功する。しかし、4戦ぶりにゴールを決めたアウェイチームはその後が続かず、前半終了間際には鹿児島の見事な連係から五領に同点ゴールを許した。
後半は柏が押し気味に試合を進めたものの、67分には鹿児島の見事なカウンターが発動。韓の持ち上がりからボックス右でパスを受けた五領が折り返すと、これを牛之濱が冷静に流し込んだ。何とか追いつきたい柏は試合終盤にかけて猛攻を見せるが、後半アディショナルタイムに得た左CKではGK中村まで攻撃参加した中、ゴール前のクリスティアーノがヘディングシュートを枠に飛ばすが、これはGKアン・ジュンスの腕に収まってタイムアップ。柏との初対決を制した鹿児島は2戦ぶりの白星を手にした。一方、久々のゴールを奪った柏だが、厳しい5戦未勝利となった。
◆明治安田生命J2リーグ第12節
▽5/4(土)
鹿児島ユナイテッドFC 2-1 柏レイソル
アルビレックス新潟 2-0 レノファ山口FC
大宮アルディージャ 2-1 愛媛FC
▽5/5(日)
《14:00》
横浜FC vs 京都サンガF.C.
徳島ヴォルティス vs 栃木SC
ヴァンフォーレ甲府 vs ジェフユナイテッド千葉
《15:00》
FC町田ゼルビア vs 水戸ホーリーホック
東京ヴェルディ vs V・ファーレン長崎
《16:00》
モンテディオ山形 vs ファジアーノ岡山
《18:00》
FC岐阜 vs FC琉球
▽5/3(金)
ツエーゲン金沢 1-1 アビスパ福岡
RB大宮アルディージャの関連記事
J2の関連記事
|
|
RB大宮アルディージャの人気記事ランキング
1
“ソニー仙台FC最後の指揮官” 新潟や大宮なども率いた鈴木淳氏が高校サッカーへ 山形明正高校サッカー部の監督に就任「選⼿の成⻑と勝利を追求」
ソニー仙台FCは6日、2024シーズンまで監督を務めた鈴木淳氏(63)の新天地を発表した。 昨季限りで日本フットボールリーグ(JFL)を退会、活動も終えたソニー。1968年誕生の由緒正しき名門実業団が歴史に幕を下ろした。 その“最後の指揮官”こそ、かつてモンテディオ山形にアルビレックス新潟、大宮アルディージャ、ジェフユナイテッド千葉も率いた鈴木淳氏。氏は地元宮城のソニーを3年間率い、2023シーズンはJFL4位に食い込んだ。 数多のJクラブを渡り歩いた名指導者は高校サッカーへ。山形県山形市「⼭形明正⾼等学校」のサッカー部監督に就任するとのことだ。 鈴木氏はソニー、⼭形明正⾼校の双方からコメントを発表。 ◆ソニー仙台FC 「ソニー仙台FCを応援、ご⽀援いただいている皆様へ」 「2022シーズンより3年間⼤変お世話になりました。また過去にも2度、ソニー仙台FCに携われたことに誇りを持っています」 「最終的には残念な形での皆さんとのお別れになりましたが、皆さんの応援があってこそソニー仙台FCの活動が継続できたと思っています。皆さんの声援は私の⼼にいつまで残ると思います。本当にありがとうございました」 「さて、私事になりますが、この度⼭形明正⾼等学校サッカー部の監督に就任いたします。全⼒で選⼿育成、チームの勝利を⽬指して指導にあたりたいと思います。引き続き暖かく⾒守っていただけるとありがたいです」 「また皆さんとお⽬にかかれることを楽しみにしています。⻑い間ありがとうございました」 ◆⼭形明正⾼校 「⼭形明正⾼等学校サッカー部を応援・ご⽀援いただいている皆様へ」 「この度、⼭形明正⾼等学校サッカー部の監督に就任いたしました鈴⽊淳です。 再び⼭形でのご縁をいただいた事に感謝いたします」 「⾼校⽣年代は、⼈としても選⼿としても⾮常に成⻑できる年代だと思っています。 この年代、そして可能性あるチームの指導に携わらせていただける事に喜びを感じています」 「選⼿の成⻑そしてチームの勝利を追求し、精⼀杯頑張りたいと思います。これまで同様に⼭形明正⾼等学校ならびにサッカー部の応援・ご⽀援をよろしくお願いいたします」 2025.02.06 15:22 Thu2
金沢が大宮FW大澤朋也を育成型期限付き移籍で獲得、今季はJ3で31試合2得点「ツエーゲン金沢の為に全力で闘います」
ツエーゲン金沢は28日、大宮アルディージャのFW大澤朋也(22)が育成型期限付き移籍で加入することを発表した。 移籍期間は2026年1月31日までとなり、大宮との公式戦には出場できない。 大澤は大宮のジュニア、ジュニアユース、U18と下部組織で育ち、2021年にトップチームに昇格。1年目でJ2の5試合に出場し1得点を記録すると、2年目は愛媛FCに育成型期限付き移籍。2023年に復帰していた。 今シーズンは明治安田J3リーグで途中出場がメインながら31試合に出場し2得点を記録。YBCルヴァンカップでも2試合に出場していた。 再び武者修行に出る大澤は両クラブを通じてコメントしている。 <h3>◆ツエーゲン金沢</h3> 「ツエーゲン金沢に関わる皆さんはじめまして!大澤朋也です!チームとしても個人としても結果にこだわりながら、ツエーゲン金沢の為に全力で闘います」 「ファン、サポーターの皆さんとたくさんの勝利を分かち合えるよう頑張りますので熱い声援よろしくお願いします!」 <h3>◆大宮アルディージャ</h3> 「今シーズン、応援ありがとうございました。今年1年間、素晴らしい雰囲気の中でプレーさせていただき、ありがとうございます。ファン・サポーターの皆さんとJ3優勝、J2昇格ができ嬉しく思います」 「個人としては満足のいくような結果ではなく、悔しい気持ちもありました。来シーズンは、ツエーゲン金沢でプレーすることになりました。目に見える結果にこだわって闘い、成長した姿を皆さんの前で見せられるよう頑張ってきます!」 2024.12.28 10:17 Sat3
三笘薫、筑波大学時代の圧巻ドリブルゴールが今を彷彿!天皇杯でJ1撃破した当時のメンバーも超豪華
圧巻のパフォーマンスで世界を震撼させているブライトン&ホーヴ・アルビオンの日本代表MF三笘薫。筑波大学在学中のプレーも現在を彷彿とさせていた。 2017年6月21日に行われた第97回天皇杯全日本サッカー選手権大会2回戦、筑波大は当時J1に所属していたベガルタ仙台とユアテックスタジアム仙台で対戦した。 2年生だった三笘も先発出場。開始6分に挙げた先制ゴールは圧巻の一言だ。 最終ラインから縦パスを自陣の中央左寄りで受けると、外へ膨らみながら寄せてきた相手をはがすと同時に一気に加速。ゴール前まで一直線に長い距離を突き進み、ボックス内まで持ち込むと、右足での強烈な一撃を突き刺した。 この時からすでにドリブラーとしての片鱗を見せていた三笘。この試合では筑波大が逆転を許して追い付いたのち、2-2で迎えた73分にも決勝点となる自身2得点目もマークしている。 1回戦では神奈川県代表のY.S.C.C.横浜(J3)を撃破した筑波大は、仙台に続いて3回戦でアビスパ福岡(当時J2)も撃破。4回戦では残念ながら大宮アルディージャ(当時J1)に敗れ、涙をのんだ。 また、三笘以外にも当時の筑波大には中野誠也(大宮アルディージャ)、戸嶋祥郎(柏レイソル)、鈴木徳真(セレッソ大阪)、山川哲史(ヴィッセル神戸)、阿部航斗(アルビレックス新潟)、高嶺朋樹(柏レイソル)、西澤健太(清水エスパルス)、北川柊斗(ザスパクサツ群馬)といった、現在Jリーグの第一線で活躍する選手らがずらりと並んでいた。その躍進は大会を大いに沸かせた。 <span class="paragraph-title">【動画】筑波大学時代の三笘薫がJ1仙台相手に決めた圧巻ドリブルゴール!</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="D4xxvpS_jP4";var video_start = 16;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2023.02.08 22:10 Wed4
J3降格の大宮、昨季最終節での横断幕でサポーター3名が開幕から8試合入場禁止処分「誹謗中傷・侮辱となる不適切な横断幕」
大宮アルディージャは20日、2023シーズンの最終節でのサポーターの違反行為を報告した。 問題の行為が起きたのは、2023シーズンの明治安田生命J2リーグ最終節の東京ヴェルディ戦。試合後のセレモニーで発生した。 2023シーズンは21位と過去最低順位に終わり、クラブ史上初となるJ3降格も味わったシーズン。近年はJ2で残留争いに巻き込まれ続けた結果、最終的に降格となり、サポーターからは辛辣な横断幕も出されていた。 大宮によれば、その際に掲示された横断幕が試合運営管理規程に抵触。「クラブからの注意喚起があったにも関わらず、対象を特定し誹謗中傷・侮辱となる不適切な横断幕を掲出する違反行為をおこなった」とし、3名に対して処分を下すことが発表された。 当該行為を行った3名に対しては、2024シーズンの明治安田J3リーグの第1節ヴァンラーレ八戸戦から、第8節のFC大阪戦までの8試合の入場禁止と、同期間のYBCルヴァンカップの入場禁止という処分となった。 不甲斐なさを露呈し続けているクラブに対してのファン・サポーターのフラストレーションも理解できるところではあるが、違反行為をしては訴えも意味話さないことになる。 大宮は「クラブとして同様の事象が起らないよう、引き続き、安心・安全なスタジアム運営に努めてまいります。スタジアムにご来場いただく皆さまにおかれましても、リスペクトの精神を持った行動・言動を心掛けるとともに、ご来場の皆さまが安心・安全に観戦できるスタジアム運営の実現に向けて、観戦ルールの順守をお願いします」と呼びかけている。 2024.02.21 09:25 Wed5
