数的不利のアーセナルが3戦連続3失点で痛恨の3連敗…レスターは8位浮上《プレミアリーグ》

2019.04.28 22:05 Sun
Getty Images
プレミアリーグ第36節、レスター・シティvsアーセナルがキング・パワー・スタジアムで行われ、3-0でレスターが勝利を収めた。

ヨーロッパリーグ出場権を掴む可能性がある10位のレスター(勝ち点48)と、トップ4フィニッシュを目指す5位アーセナル(勝ち点66)による一戦。レスターは前節のウェストハム戦から1名を変更。グレイに代えてチョードリーを起用し、[4-1-4-1]のシステム。チョードリーをアンカーに置き、ヴァーディーを1トップに置いた。

対するアウェイのアーセナルは、クリスタル・パレスに2-3、ミッドウィークのウォルバーハンプトン戦は3-1で敗戦。シーズン終盤に来て、直近5試合で3敗と一気にペースダウンしている。
今季2度目の連敗となったウルブス戦からは3名を変更。コシエルニー、モンレアル、エジルに代えて、ムスタフィ、コラシナツ、オーバメヤンを起用。ムスタフィとパパスタソプーロスが中央に、右にナイルズ、左にコラシナツを起用。ラカゼットとオーバメヤンを2トップで並べ、[4-4-2]のシステムで臨んだ。

試合は7分、レスターが決定機。マディソンがボールを置いた瞬間にチルウェルがクロスを上げるトリッキーなFKから、エバンスがダイビングヘッドで合わせるも、シュートはGKレノが難なくセーブする。19分にはレスターが波状攻撃。右サイドからのオルブライトンのクロスにマディソンが飛び込むも、わずかに合わず。そこから繋ぐと、マディソンがボックス手前からシュート。GKレノは逆を取られるが、シュートはわずかに左に外れる。
ここまでシュートがなかったアーセナルだったが23分、オーバメヤンから左のイウォビに展開すると、イウォビのクロスを走り込んだラカゼットがダイレクトシュート。しかし、これはわずかに左に外れる。

ヴァーディ、マディソンを中心に攻勢が続くレスターは28分、右CKからマディソンがクロスを上げると、エンディディが中央でヘッド。シュートは枠に飛ぶが、GKレノが横っ飛びでなんとかセーブする。32分にもレスターが決定機。オルブライトンからのパスに反応したヴァーディが、飛び出たGKレノの頭上を越すループシュート。しかし、これはゴールを越えて行ってしまう。

防戦が続くアーセナルは35分に初の枠内シュート。ラカゼットから前線のオーバメヤンへとパスが通ると、二対一の状況でイウォビに丁寧なパス。イウォビはボックス内からシュートを放つも、GKシュマイケルが足でセーブし、得点を許さない。

すると36分にアーセナルにアクシデント。マディソンに対するナイルズのタックルがアフタータックルと判断されると、マイケル・オリバー主審が2枚目のイエローカードを提示。ナイルズが退場処分となり、アーセナルは数的不利になってしまう。

ナイルズを失ったアーセナルは、ムヒタリアンがやや下がり気味にポジションを取る形に変更。アーセナルは残り時間のレスターの攻撃を凌ぎ、前半はゴールレスで終える。

後半、エメリ監督ははイウォビに代えてコシエルニーを投入。[4-3-2]にシステムを変更し、ムスタフィが右サイドに、パパスタソプーロスとコシエルニーがセンターでコンビを組むことに。中盤はジャカをアンカーにムスタフィとトレイラをインサイドで並べた。一方のロジャーズ監督は、エンディディに代えてバーンズを投入し、前への推進力を強めた。

すると起用が当たったのはレスターだった。左サイドに入ったバーンズが得意のドリブルを多用。アーセナル陣内に積極的に攻め込むと、クロスやシュートでアーセナルゴールを脅かす。

すると59分、ペースを握っていたレスターが先制する。右サイドでオルブライトンがボールを持つと、マディソンへ横パス。そのマディソンは早めにクロスを上げると、走り込んだティーレマンスがそのままヘッド。GKレノは一歩も動けず、レスターが先制に成功する。

またしてもアウェイで失点を喫してしまったアーセナルだが、数的不利な状況もありなかなか攻め手を見出せない。オーバメヤンやラカゼット

72分には、相手ボールを奪うとオーバメヤンからラカゼットへパス。ラカゼットがニアサイドに浮き球のパスを送るとトレイラが飛び込むも、競り合ったエバンスのヒジが首元に。しかし、ノーファウルの判定となる。

レスターは73分、左からのスローインから中央のティーレマンスへパス。ボックス手前から狙いすましたシュートも、わずかに右に外れる。アーセナルはここでムヒタリアンを下げ、グエンドウジを投入。中盤の強度を高めに行くが、74分にレスターが波状攻撃。ボックス内右からリカルド・ペレイラがシュートを放つも、GKレノが鋭い反応でセーブ。こぼれ球をバーンズが狙うも、再びGKレノがセーブし失点を逃れる。

レスターゴールになかなか迫れないアーセナルは、79分にラカゼットを下げ、エンケティアを投入。一方のレスターは、チョーダリーに代えてメンディを投入する。

84分、アーセナルは右サイドのFKからジャカがゴール前にクロス。これをムスタフィが頭で合わせる。こぼれ球にエンケティアが反応するも、チルウェルが間一髪クリアする。

なんとか追いつきたいアーセナルだったが、86分にネットを揺らしたのはレスターだった。GKシュマイケルからのロングフィードが裏を狙うヴァーディに通ると、ヴァーディがループシュート。これはクロスバーに嫌われるも、自ら押し込み、リードを2点に広げる。

アーセナルはアディショナルタイムにセットプレーから攻め込むも、ゴールを奪えず。逆にレスターはアディショナルタイム5分にリカルド・ペレイラのアシストからヴァーディがダメ押しの3点目を奪い試合終了。

レスターが3-0でアーセナルに完勝。ナイルズの退場が響いたアーセナルはシーズン終盤に痛恨の今季初3連敗。さらに3試合連続3失点は、1967年以来という屈辱の敗戦となった。


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CL争い中の試合後にオーナーがピッチで監督と激論…その理由は選手交代の不手際「判断ミスに憤りを感じている」

クラブのオーナーがピッチに降りてきて監督に対して激しく詰め寄っている珍しい光景があったが、理由はお粗末なものだった。 珍事が起きたのはプレミアリーグ第36節のノッティンガム・フォレストとレスター・シティの一戦。来シーズンのチャンピオンズリーグ(CL)出場権も争える位置にいるフォレストだったが、すでに2部降格が決定しているレスターに苦戦。2-2のドローに終わった。 大事な戦いで勝ちきれなかったことも憤りの1つとなった中、この試合のマネジメントにも問題が。試合の最終盤にエリオット・アンダーソンに代えてジョタ・シウバを投入した、タイウォ・アウォニイがプレー続行不可能となり、10人で試合を終えることになっていた。 これに怒りを示したのがエヴァンゲロス・マリナキス氏。フォレストのオーナーは、試合後にピッチでヌーノ・エスピリト・サント監督に強い口調で何かを言っていた。 試合後、ヌーノ監督はこの出来事に言及。選手交代でのミスが原因だと明かした。 「全員にとって残念な結果だった。残念ながら、最後の10分間は一人少ない状態でプレーしなければならなかった。T(タイウォ・アウォニイ)はトライしたが、チームを力強くサポートするにはあまりにも辛すぎた」 「コーチングスタッフとメディカルスタッフの間で誤解があった。交代要員を手配するよう事前に指示されていたが、Tがチャレンジしたものの無理だった」 「もちろん、失望やフラストレーションもあった。ただ、オーナーと彼の情熱のおかげで、我々はクラブとして成長している。彼は我々を後押しし、さらに良いチームになることを望んでいる」 「ビッグクラブになることは彼の情熱であり、彼の願いだ。今日、3万人の観客も同じように感じていた。きっと彼らの多くはピッチに出て、我々を揺さぶってくれるだろう」 「我々クラブは、マリナキス家に多大な恩義を感じている。私は長年、選手として、そして監督としてサッカー界に携わってきた。それは情熱と熱意だ。選手たちも我々も、そしてファンもそれを感じている。我々はもっと頑張らなければならない。今日、我々はもっと頑張る義務があった」 マリナキス氏の情熱がチームを引き上げ、CL出場の可能性もまだ残っている状況。自身はマルチオーナーの問題があり、全てのクラブがCLに出場できるようにフォレストでは一歩下がる立場になっていたばかりだった。 そのマリナキス氏は、自身のインスタグラムを更新。ヌーノ監督との出来事について言及し、コミュニケーション不足による交代の失敗が問題だと指摘した。 「我々はヌーノとチームを非常に誇りに思っており、彼らと親しい関係にある。そして、我々全員が今シーズンの歴史的な成果を祝わなければならない」 「コーチ、選手、サポーター、そして私自身も含め、全員がタイウォの負傷と、タイウォが試合を続行できるかどうかのメディカルスタッフの判断ミスに憤りを感じている。これは当然のことだ。これは我々がクラブに抱く情熱の表れだ」 フォレストはこの引き分けにより4位のマンチェスター・シティとの勝ち点差は「3」、5位のチェルシー、6位のアストン・ビラとの勝ち点差は「2」となり、残り2試合を戦うことに。最終節ではチェルシーとの直接対決が残っているが、最後までCL争いを繰り広げられるか注目だ。 <span class="paragraph-title">【動画】オーナーがピッチに降りてきて監督に怒り露に</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="fi" dir="ltr"><a href="https://twitter.com/hashtag/valioliiga?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#valioliiga</a> <a href="https://t.co/Lvx8ZCd1pA">pic.twitter.com/Lvx8ZCd1pA</a></p>&mdash; Viaplay Urheilu (@ViaplayUrheilu) <a href="https://twitter.com/ViaplayUrheilu/status/1921877133573370257?ref_src=twsrc%5Etfw">May 12, 2025</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2025.05.12 23:55 Mon
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カスパーの勇敢な救助活動…父ピーターが率直な思いを吐露

▽マンチェスター・ユナイテッドOBで元デンマーク代表GKのピーター・シュマイケル氏が、息子であるレスター・シティの同代表GKカスパー・シュマイケルの勇敢な行動を称賛すると共に、父親としての率直な思いを吐露した。 ▽その行動とは、レスターオーナーのヴィチャイ・スリヴァッダナプラバ氏ら搭乗者5名の命を奪ったヘリコプター墜落事故の救助活動だ。事故発生当時、シュマイケルはすぐさま現場に駆けつけ、炎で包まれたヘリコプターから人命救助を試み、警察官に制止されたことが明らかになっている。 ▽そのカスパーの父であるピーター・シュマイケル氏は、イギリス『BBC』の『BBC Radio 5 live's Sportsweek』で次のように言及。息子に対して、いち人間としての「誇り」を感じると同時に、父として「怒り」の感情がこみ上げたことを明かした。 「私は息子のリアクションを誇りに思う。真っ先にやろうとしたことが救助活動だったのだからね」 「彼は炎上しているヘリコプターに走って行った。誰の親だって、あんなことは子供にさせたくない」 「私の息子は尊敬の念を欠かさない思いやりのある繊細な男だ。彼はとんでもないことをやった」 「今は難しい状況にある。私も彼の気持ちを読み取ろうとしていて、大きな反動がないことを願う」 2018.11.19 12:45 Mon
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今季でレスター退団のヴァーディが主審の笛を吹く!? 選手と激突し倒れた主審を助ける「試合を止めようと思った」

今シーズン限りでレスター・シティを退団することが決まっている元イングランド代表FWジェイミー・ヴァーディが主審デビューを果たした。 3日、プレミアリーグ第35節が行われ、レスターはサウサンプトンと対戦した。 共に今シーズンの降格が決定している中、ヴァーディは今季限りで13年過ごしたレスターを退団することが決定。そんな中、先発出場を果たすと、17分には先制ゴールを記録。レスター通算199ゴール目を決め、200ゴールに王手をかけた。 試合は44分にジョルダン・アイェウもゴールを決め、レスターが2-0で勝利を収め、実にリーグ戦12試合ぶりの白星となった。なお、サウサンプトンの日本代表DF菅原由勢はメンバー外だった。 レスターの残り時間が少ないヴァーディだが、ピッチ上では主審の代わりを務める珍事があった。 主審を務めていたデイビッド・ウェブ氏が、ジョルダン・アイェウとピッチ上で接触。顔を抑えてピッチに倒れ込んだ。 ただ、選手たちはこの事態に気が付かずにプレーを続行。すると、ヴァーディが主審のもとに駆け寄り、手に持っていたホイッスルを吹いて試合を止めていた。 ヴァーディの人柄も出ている見事なフェアプレー。試合後イギリス『BBC』でヴァーディは「サウサンプトンが左サイドを突破しているのが見えた。レフェリーが倒れていたので、笛を吹いて試合を止めようと思ったんだ」と笑顔で語った。 ウェブ主審はそのままピッチを後にして試合続行不可能に。第4審のサム・バロット氏と交代していた。 <span class="paragraph-title">【動画】ヴァーディが倒れた主審を助けた意外な方法</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="en" dir="ltr"> <a href="https://t.co/xaCj4fiQ27">pic.twitter.com/xaCj4fiQ27</a></p>&mdash; Leicester City (@LCFC) <a href="https://twitter.com/LCFC/status/1918773811610046687?ref_src=twsrc%5Etfw">May 3, 2025</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2025.05.04 07:15 Sun

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