ヴォルフスブルクの来季監督が決定! オーストリアで好成績を残すグラスナ―氏

2019.04.23 21:06 Tue
Getty Images
ヴォルフスブルクは23日、オーストリア人のオリバー・グラスナー氏(44)が来季から指揮を執ることを発表した。契約は2022年までとなる。

現在は母国のLASKリンツを率いているグラスナ―氏。2012年にロジャー・シュミット監督の下でザルツブルクでアシスタントコーチからキャリアを始めた。初めて監督としてチームを率いたのは2014年に就任した現役時代の古巣でもあるSVリート。その後、2015年に同じく古巣のLASKリンツに就任し、3シーズン目に2部から1部に昇格させた。そして、今季はここまで14勝9分け3敗で2位に付けている。

初めてドイツブンデスリーガで戦うことになったグラスナ―氏は「大きな挑戦だ。とても楽しみにしている」とコメント。また、リンツに対しても「私を監督として成長させ、トップレベルで働かせてくれたことに感謝している」と述べた。
クラブは先月12日、現行のブルーノ・ラッバディア監督が今季終了後の契約満了を以って退任することを発表。レバークーゼンやハンブルガーSV、シュツットガルトなどで指揮を執り、シュツットガルトとHSV時代には元日本代表DF酒井高徳の指揮官としても知られるラッバディア監督は2018年2月にヴォルフスブルクの監督に就任。 昨季は残留争いに巻き込まれていたチームを降格から救い、今季は第30節を終えた時点で13勝7分け10敗で9位につけている。

(※写真は8年前の現役時のもの)

オリバー・グラスナーの関連記事

フランクフルトは15日、ディノ・トップメラー監督(44)との契約を2028年6月30日まで延長したことを発表した。 オリバー・グラスナー前監督の退任に伴い、2023-24シーズンからフランクフルトの新指揮官に就任したトップメラー監督。 就任1年目は前年の7位を上回るブンデスリーガ6位フィニッシュに導くと、2 2025.05.15 21:30 Thu
クリスタル・パレスのオリバー・グラスナー監督が26日に行われ、3-0で快勝したFAカップ準決勝アストン・ビラ戦を振り返った。 9季ぶりに決勝進出を目指すパレスは31分にFWエベレチ・エゼが見事なダイレクトシュートで先制点を挙げると、守護神ディーン・ヘンダーソンの活躍もあった中、1点のリードで前半を終えた。 2025.04.27 10:30 Sun
アーセナルのミケル・アルテタ監督が、クリスタル・パレス戦に向けて意気込みを語った。クラブ公式サイトが伝えた。 23日、アーセナルはプレミアリーグ第34節でクリスタル・パレスと対戦する。 本来は週末に予定されていた試合だったが、FAカップの準決勝にクリスタル・パレスが勝ち上がったことで、試合が前倒しで開催され 2025.04.23 14:45 Wed
クリスタル・パレスのオリバー・グラスナー監督が、ブライトン&ホーヴ・アルビオン戦を振り返った。クラブ公式サイトが伝えた。 5日、プレミアリーグ第31節で両者は対戦。クリスタル・パレスの日本代表MF鎌田大地、ブライトンの日本代表MF三笘薫は揃って先発出場し、日本代表対決が実現した。 試合は開始3分にジャン=フ 2025.04.06 13:40 Sun
クリスタル・パレスのオリバー・グラスナー監督が、離脱しているフランス人FWジャン=フィリップ・マテタの復帰の可能性について語った。 マテタは1日に行われたFAカップ5回戦のミルウォール戦に先発出場。しかし、開始8分に裏へ抜け出したところで、ボックスを飛び出したGKリアム・ロバーツのキックが顔面に入って負傷交代。病 2025.03.29 08:50 Sat

ヴォルフスブルクの関連記事

ヴォルフスブルクは4日、ラルフ・ハーゼンヒュットル監督(57)を即時解任したことを発表した。 なお、U-19チーム監督のダニエル・バウアー氏(42)が暫定監督をと務め、U-19チームでアシスタントコーチを務めるユリアン・クラムト氏とU-16チーム監督のトビアス・ホルム氏がコーチを務めるとのことだ。 オースト 2025.05.05 11:00 Mon
ドルトムントは3日、ブンデスリーガ第32節でヴォルフスブルクをホームに迎え、4-0で快勝した。 前節ホッフェンハイム戦を3-2で競り勝って連勝とし、6位浮上としたドルトムント(勝ち点48)は、ホッフェンハイム戦のスタメンからジャンに代えて負傷明けのグロスのみを変更した。 12位ヴォルフスブルク(勝ち点39) 2025.05.04 05:57 Sun
フライブルクは26日、ブンデスリーガ第31節でヴォルフスブルクとのアウェイ戦に臨み、1-0で勝利した。フライブルクのMF堂安律は87分までプレーしている。 前節ホッフェンハイム戦を堂安のゴールなどで3-2と競り勝って連勝とし、5位に順位を戻したフライブルク(勝ち点48)は堂安が[4-2-3-1]の右MFでスタメン 2025.04.27 04:31 Sun
マインツは19日、ブンデスリーガ第30節でヴォルフスブルクをホームに迎え、2-2で引き分けた。マインツのMF佐野海舟はフル出場している。 前節ホッフェンハイムに敗れて4試合勝ちなしと足踏みの5位マインツ(勝ち点46)は佐野が[3-4-2-1]のボランチで先発となった。 12位ヴォルフスブルク(勝ち点38)に 2025.04.20 06:28 Sun
DFBポカール準々決勝の2試合が25、26日に行われた。 2年ぶりの王座を目指すRBライプツィヒは、ホームでヴォルフスブルクと対戦し1-0で勝利した。 ライプツィヒは開始早々の4分にカンプルが左サイドのスペースへロングパスを送ると、左サイドを駆け上がったシェシュコがダイレクトクロス。これをニアに走り込んだオ 2025.02.27 08:10 Thu

オリバー・グラスナーの人気記事ランキング

1

3位フランクフルトがトップメラー監督と契約延長! CL出場権懸けた最終節へ「次の成功はフライブルク戦で必ず実現するはずだ」

フランクフルトは15日、ディノ・トップメラー監督(44)との契約を2028年6月30日まで延長したことを発表した。 オリバー・グラスナー前監督の退任に伴い、2023-24シーズンからフランクフルトの新指揮官に就任したトップメラー監督。 就任1年目は前年の7位を上回るブンデスリーガ6位フィニッシュに導くと、2年目となった今季は最終節を前に5位のドルトムントと3ポイント差の3位に位置。2ポイント差で4位のフライブルクとの最終節の直接対決を引き分け以上で終えられれば、チャンピオンズリーグ出場権獲得となる。 その大一番を前に2026年までの現行契約を2年延長した指揮官は、新たな決意を語っている。 「ここにいること、そしてここに留まることは、私にとってかけがえのないことだ。アイントラハト・フランクフルトの監督であることを非常に誇りに思っている。今シーズン、我々は素晴らしい進歩を遂げた。そして、我々の歩みはまだ終わっていない。アイントラハトでの未来にとても興奮しているし、これからも多くの素晴らしい成功を共に祝えると確信している。次の成功は、土曜日のフライブルク戦で必ず実現するはずだ」 1993-94シーズンにフランクフルトを指揮した元西ドイツ代表FWクラウス・トップメラー氏を父親に持ち、自身も2002–03シーズンに選手として同クラブでプレーした経験があるトップメラー監督。 現役時代の終盤に指導者を兼任していた同監督は、2016年にルクセンブルクのF91デュドランジュの指揮官に就任。2018-19シーズンには同国史上初のヨーロッパリーグのグループステージ進出に導いた。 その後、ベルギーのヴィルトンでの指揮を経て、RBライプツィヒとバイエルンではユリアン・ナーゲルスマン監督の副官を務めていた。 2025.05.15 21:30 Thu
2

フランクフルトの新キャプテンは地元出身ローデに! 長谷部は副将でサポート役に

フランクフルトは2021-22シーズンに向けてドイツ人MFセバスティアン・ローデ(30)をキャプテンに指名した。 なお、前体制ではアルゼンチン人DFダビド・アブラアムの退団以降、キャプテンを任されていた元日本代表MF長谷部誠はオーストリア代表DFマルティン・ヒンテレッガーと共に副キャプテンを務める。 新シーズンからチームを率いるオリバー・グラスナー監督はクラブ公式サイトを通じて、今回のチーム人事について以下のように説明している。 「素晴らしい経験と個性を持ち本物の(地元の)ヘッセン人として、セバスティアン・ローデは我々のチームにとって理想的なキャプテンであり、アイントラハト・フランクフルトの強力な代表者だ」 「それは彼の代理である長谷部誠とマルティン・ヒンテレッガーにも当てはまることだ。ゴールキーパーのケビン・トラップも同様に、我々は素晴らしい車軸を持っている」 地元出身で通算のクラブ在籍年数は7シーズンと、長谷部と共にチーム最古参のローデは、新キャプテンとしての意気込みを語っている。 「アイントラハト・フランクフルトでキャプテンのアームバンドを身に着けることに、僕は誇りと大きな喜びで満たされている。オリバー・グラスナー監督からの信頼に感謝しているよ。長谷部誠、マルティン・ヒンテレッガー、そしてリーダーの一人であるケビン・トラップと共に、常に情熱を持ってキャプテンを務めるつもりだ」 なお、新シーズンは副キャプテンの立場でチームをまとめることになる長谷部は先日、クラブの公式インタビューにおいて、「キャプテンになるのは本当に楽しいことですが、監督がそれを決めなければなりません。また、若い選手はもっと責任を持って取り組むべきだと思っています。おそらく、それは次の世代が引き継ぐときだと感じています」と、キャプテンに関する持論を展開していた。 ローデは今年で31歳と決して若くはないが、長谷部の考え通りより若いリーダーの下で新シーズンを戦うことになる。 2021.08.01 16:02 Sun
3

鎌田大地の獲得も主導したパレス敏腕SDが電撃辞任…新天地はサウジアラビアに

クリスタル・パレスを電撃辞任した敏腕スポーツディレクター(SD)が、サウジアラビアに向かうことになった。 クリスタル・パレスは17日、SD職を務めていたダギー・フリードマン氏(50)が、海外で新たな役職に就くため同クラブを離れると発表した。 現役時代にスコットランド代表FWとして活躍したフリードマン氏は、2000年から2008年までパレスに在籍。現役引退後は古巣のユースチームで指導者を歴任したほか、2011年にはファーストチームの暫定指揮官も務め上げた。その後、ボルトン、ノッティンガム・フォレストで指揮官を務め、2017年にパレス史上初となるSD職に就いた。 以降はMFエベレチ・エゼ、DFマーク・グエイ、MFアダム・ウォートンらパレスでイングランド代表デビューを飾った逸材の発掘に寄与したほか、2024年2月にオリバー・グラスナー監督の招へいなど優れた手腕を発揮していた。また、日本代表MF鎌田大地の獲得を主導していた。 なお、イギリス『talkSPORT』などで働くジャーナリストのベン・ジェイコブズ氏によれば、フリードマン氏はサウジアラビア2部のアル・ディルイーヤの新SDに就任することになる。 2025.03.18 17:10 Tue
4

鼠径部痛めてU-21代表離脱のウォートン…C・パレスは状態を楽観視?

クリスタル・パレスは負傷したイングランド代表MFアダム・ウォートンについて、状態を楽観視しているようだ。 ウォートンは今冬の移籍市場で、ブラックバーンからC・パレスに完全移籍。オリバー・グラスナー監督から信頼を得て主力に定着すると、6月に開催されたユーロ2024のイングランド代表メンバーにも初選出された。 今シーズンもプレミアリーグ開幕から全3試合で先発。日本代表MF鎌田大地やイングランド代表FWエディ・エンケティアを獲得した一方、フランス代表MFマイケル・オリーズ、デンマーク代表DFヨアキム・アンデルセンが去ったチームはいまだリーグ戦白星のない苦しいスタートを切っているが、ウォートン自体は引き続き主軸の座をキープしている。 一方で、ウォートンは9月のインターナショナルマッチウィークでA代表に招集されず。U-21イングランド代表のほうへの招集となったが、鼠径部の問題から離脱が発表された。 状態が心配されるウォートンだが、イギリス『イブニング・スタンダード』によるとクラブは状況を楽観視している模様。インターナショナルマッチウィーク明けのレスター・シティ戦には間に合うことを期待しているようだ。 ただし、ウォートンが今シーズン開幕から本調子でないことはクラブも理解している様子。グラスナー監督はウォートンについて「体の調子を崩しており、大きなトラブルはないがあちこちに少し問題がある。最高のフィットネス状態にはない」と語っており、慎重な起用が求められる状態となっている。 2024.09.04 18:35 Wed
5

「マコトは素晴らしいプレー」トッテナムを枠内シュート0に抑えた長谷部誠を指揮官が絶賛「選手のみんなを称えたい」

フランクフルトのオリバー・グラスナー監督が、トッテナム戦を振り返った。クラブ公式サイトが伝えた。 フランクフルトは4日、チャンピオンズリーグ(CL)グループD第3節でトッテナムをホームに迎えた。 日本代表MF鎌田大地、そしてMF長谷部誠も先発出場した試合。トッテナムがボールを握る中、フランクフルトも反撃に出る展開となる。 後半はフランクフルトも攻撃的に出ると、トッテナムはカウンターで応戦。しかし、互いにフィニッシュの精度を欠き、ゴールを奪えないまま試合は終了した。 ホームで引き分けに終わったものの、トッテナムの枠内シュートは0。長谷部を中心に高いパフォーマンスを見せた中、グラスナー監督は試合後に選手たちを称えた。 「選手のみんなを称えたい。とても良いパフォーマンスだった。誰もがトッテナムのクオリティを見ただろう。どちらのチームにもチャンスがあり、引き分けは問題ない」 「我々は長い間立ち向かい、勇気を持ち、何度もプレッシャーから解放された。そこに上手く対応できた」 「マコトは、ワールドクラスのストライカーに対して素晴らしいプレーをした。トッテナムの守備の強さは我々に多くの要求を課していた。これらのゲームに慣れるには、こういったゲームをしなければいけない」 「後半は前半よりも上手くやれる部分があった。このグループは、全てのコーチが言うことを確認する。とてもバランスが取れており、全てが可能となる」 「最終的には直接対決が重要になる場合がある。トッテナムに勝つためには、ロンドンで勝ち点3を獲得したい」 <span class="paragraph-title">【動画】長谷部、鎌田も活躍のトッテナム戦は互いに譲らずドロー</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="R7gdSk0Jr5s";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2022.10.05 11:55 Wed

ヴォルフスブルクの人気記事ランキング

1

【平成史に残るレジェンドチーム50選】vol.38“鬼軍曹マガト”日本人選手の活躍も/ヴォルフスブルク[2008-09]

1989年1月8日に日本で始まった「平成」。日本では31年にわたって使用されてきたが、2019年4月30日をもってその時代が終わりを告げる。 日本サッカーにおいても激動の時代であった「平成」だが、目をヨーロッパに向け、同じ時代で印象に残ったレジェンドチームを超ワールドサッカー編集部が選出。記憶や記録に残る50チームを紹介していく。 <div style="position: relative;margin: 2em 0;padding: 25px 10px 7px;border: solid 2px #FFC107;"><span style="position: absolute;display: inline-block;top: -2px;left: -2px;padding: 0 9px;height: 25px;line-height: 25px;vertical-align: middle;font-size: 17px;background: #FFC107;color: #ffffff;font-weight: bold;">vol.38</span><p style="margin: 0; padding: 0;font-weight:800">2008-2009シーズン/ヴォルフスブルク 〜鬼軍曹の下で初戴冠〜</p></div> <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2021/2008-09wolfsblug.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">(C)CWS Brians,LTD.<hr></div><div style="padding: 0.5em 1em;margin: 2em 0;border: double 5px #4ec4d3;"><p style="margin: 0; padding: 0;">監督:フェリックス・マガト(56) 獲得タイトル:ブンデスリーガ 攻撃力9:★★★★★★★★★☆ 守備力7:★★★★★★★☆☆☆ タレント7:★★★★★★★☆☆☆ 連係7:★★★★★★★☆☆☆ 選手層6:★★★★★★☆☆☆☆ </p></div> <div style="padding: 0.25em 0.5em;font-weight:800;font-size:1.2em;color: #494949;background: #dbeeff;border-left: solid 5px #7db4e6;">鬼軍曹マガト</div> 世界的な自動車メーカーであるフォルクスワーゲンを親会社に持ちながら、ドイツの中で中堅クラブという地位に過ぎなかったヴォルフスブルク。しかし、バイエルンで2連覇を達成したマガト監督を2007年に招へいしたチームは、初年度こそ11位に終わったものの、続く2008-09シーズンにクラブ史上初となるリーグ制覇を成し遂げる。 シーズン序盤は不安定な戦いが続き、前半戦を9位で終えた。しかし、ウィンターブレイクを挟んで後半戦に入ると一変。19節から連勝街道を走り(結果的に10連勝)、第26節でバイエルンを5-1で下してついに首位に躍り出た。 その後、ヴォルフスブルクは首位の座を明け渡すことなく、本拠地フォルクスワーゲン・アレーナでの最終節を迎える。そして、ブレーメンに5-1で勝利を収めて優勝決定。悲願となるクラブ史上初のマイスターシャーレを掲げた。 この当時のヴォルフスブルクは、長谷部と大久保の日本人2選手が在籍していた。2007-08シーズンの冬に移籍した長谷部は、厳しい練習を課すマガト監督の信頼を勝ち取り、ポジションを奪取。シーズン終盤こそケガで戦列を離れたが、チームの優勝に大きく貢献した。一方の大久保は2008-09シーズンの冬に移籍したが、ジェコとグラフィッチの強力2トップの存在もあり、あまり出場機会を得ることができず。大きなインパクトを残せなかった。 <div style="padding: 0.25em 0.5em;font-weight:800;font-size:1.2em;color: #494949;background: #dbeeff;border-left: solid 5px #7db4e6;">2トップの威力</div> 鬼軍曹・マガト監督の下、厳しいトレーニングを乗り越えたチームの特徴は、破壊力のある2トップ。得点王のタイトルを獲得したグラフィッチが28得点、得点ランク2位のジェコが26得点と2人でゴールを荒稼ぎした(チームの総得点は80得点)。 この強力2トップに良質なボールを供給したのがトップ下のミシモビッチ。正確なパスで攻撃を司り、7ゴール20アシストという素晴らしい成績を残した。脇を固めた長谷部、ゲントナー、リーターらは豊富な運動量で攻守に奔走。中盤の底に位置したジョズエが守備に徹してチームを支えた。 最終ラインは、このシーズンにイタリアからやってきたバルザーリを中心に安定した守備を披露。最後尾に位置した守護神のベナーリオは抜群のショットストップを見せた。 <div style="padding: 0.25em 0.5em;font-weight:800;font-size:1.2em;color: #494949;background: #dbeeff;border-left: solid 5px #7db4e6;">ピックアップ・プレイヤー</div> <span style="font-weight:700;font-size:1.1em;">FWエディン・ジェコ(23)&FWグラフィッチ(30)</span> 合わせて54得点を叩き出した強力2トップ。大型ストライカー2人は、足元のうまさも兼備し、抜群の破壊力を見せた。特に、このシーズンで評価を大きく高めたジェコは、ビッグクラブから狙われる移籍市場の大目玉となり、2011年にはマンチェスター・シティへ移籍を果たした。その後はローマでプレーしている。 2019.04.22 12:00 Mon
2

非難殺到の“無謀タックル”を見舞ったオタビオに4試合の出場停止処分

ドイツサッカー連盟(DFB)は9日、ヴォルフスブルクに所属するブラジル人DFパウロ・オタビオに対し、4試合の出場停止処分を科したことを発表した。 オタビオは6日に行われたブンデスリーガ第24節のホッフェンハイム戦に左サイドバックとして先発出場。1点ビハインドで迎えた後半アディショナルタイムに、相手FWモアネス・ダブールに対し、後方からの極めて無謀な両足タックルを敢行し、レッドカードを提示されていた。 ブンデスリーガで3位に付けるヴォルフスブルクは今後、シャルケ戦、ブレーメン戦、ケルン戦、そしてチャンピオンズリーグ出場権を争うフランクフルト戦を戦うが、レギュラー左サイドバックのオタビオを欠いて戦うこととなった。 2021.03.10 02:00 Wed
3

チェルシーも狙ったドイツ女子代表、レナ・オーバードルフがバイエルン移籍

バイエルンは15日、ヴォルフスブルクからMFレナ・オーバードルフ(22)の獲得を発表した。契約は2028年6月30日までとなる。 オーバードルフは守備的MFで、2020-21シーズンからヴォルフスブルクでプレーし、ブンデスリーガ通算99試合に出場。ドイツ女子代表では44キャップを積み上げ、2022年の欧州選手権では大会最優秀若手選手に輝いた。 イギリス『スカイ・スポーツ』によると、ヴォルフスブルクとの契約満了が迫るなかのフリー移籍で、契約金は40万ユーロ(約6400万円)ほど。チェルシーも獲得を狙ったというが、ドイツ内移籍で去就決着となった。 バイエルンの女子チームマネージャーを務めるビアンカ・レヒ氏は「ドイツで最も才能のある選手の1人であり、将来有望な選手」と喜んだ。 「レナにバイエルン入団を説得できてとても嬉しく思う。彼女は私たちがこれからも成功を収め続けるのに不可欠な価値観を体現してくれると確信しているし、夏から私たちのためにプレーするのを楽しみにしている」 また、オーバードルフは「監督や強化部長と良い話ができたし、クラブがこれからの数年で達成したいビジョンをとても気に入った」と話した。 「彼女らは私にどれだけ可能性があるのか、何を引き出せるのかを説明してもくれた。私はまだ完成された選手だと思わない。夏まではヴォルフスブルクで全力を尽くし、それからの新たな挑戦を楽しみにしている」 2024.02.16 10:55 Fri
4

長谷川唯ら日本人5人所属のシティは浜野まいかのチェルシーと! 女王バルサはヴォルフスブルクと対戦…女子CLの準々決勝以降の組み合わせ決定【UWCL】

欧州サッカー連盟(UEFA)は7日、女子チャンピオンズリーグ(UWCL)の準々決勝以降の組み合わせ抽選会を行った。 ベスト8には、昨年女王のバルセロナの他、バイエルン、レアル・マドリー、マンチェスター・シティ、チェルシー、アーセナル、ヴォルフスブルク、リヨンが勝ち残っている。 抽選の結果、バルセロナはヴォルフスブルクと対戦することが決定。また、FA女子スーパリーグで首位のチェルシーは、4位のシティと対戦することが決定。チェルシーにはなでしこジャパンのFW浜野まいか、シティにはGK山下杏也加、DF清水梨紗、MF長谷川唯、FW藤野あおば、そして早稲田大学ら今冬加入したMF大山愛笑が所属しており、日本人対決に期待がかかる。 また、MF谷川萌々子のバイエルンはリヨンと。アーセナルはレアル・マドリーと対戦することが決まった。 なお、準決勝のカードも決定。ヴォルフスブルクvsバルセロナの勝者とシティvsチェルシーの勝者、マドリーvsアーセナルの勝者とバイエルンvsリヨンの勝者に決定した。 <h3>◆女子CL 組み合わせ決定</h3> 【準々決勝】 [1]レアル・マドリー・フェメニーノ vs アーセナル・ウィメン [2]マンチェスター・シティ・ウィメン vs チェルシー・ウィメン [3]ヴォルフスブルク vs バルセロナ・フェメニ [4]バイエルン・フラウエン vs リヨン・フェミナン 【準決勝】 [3]の勝者 vs [2]の勝者 [1]の勝者 vs [4]の勝者 2025.02.07 21:50 Fri
5

デ・ブライネ躍動のヴォルフスブルクがバイエルンに4発完勝でマランダに勝利を捧げる《ブンデスリーガ》

▽約1カ月のウインターブレイクが明けたブンデスリーガ第18節で、2位ヴォルフスブルク(勝ち点34)と首位バイエルン(勝ち点45)の上位対決がフォルクスワーゲン・アレーナで30日に開催され、4-1でヴォルフスブルクが完勝した。 ▽ウインターブレイク期間中にマランダ(20)の交通事故死という悲しい出来事に見舞われたヴォルフスブルク。バイエルンを11ポイント差で追うチームは、試合当日に今季5ゴールを挙げていたオリッチのハンブルガーSV移籍が決定した。1トップの位置にはドストが入り、それ以外は現状のベストメンバーを送り込んだ。 ▽一方、主力にケガ人を出しながらも首位を独走するバイエルンは、リーグ戦8連勝中。リベリとラフィーニャが負傷したが、アラバやバトシュトゥバーが復帰し、アラバが先発となった。そしてラームとラフィーニャ不在の右サイドバックの位置にはローデが入った。 ▽マランダに1分間の黙祷を捧げて迎えたキックオフ。シャビ・アロンソをアンカーに配す[4-3-3]の布陣を敷いたバイエルンが立ち上がりからポゼッションを高め、ヴォルフスブルクを押し込んでいった。一方、ヴィエイリーニャを右サイドバックに配す[4-2-3-1]の布陣を敷いたヴォルフスブルクは自陣に構えてカウンターを狙った。 ▽すると開始4分、ヴォルフスブルクがカウンターから最初のチャンスをゴールに結びつける。グスタボのインターセプトを起点に、右サイドのカリジウリのスルーパスに抜け出たデ・ブライネがラストパスを送ると、ボックス中央のドストが右足ダイレクトでシュート。これがゴール右隅に決まった。 ▽早々に失点を喫したバイエルンは自陣に引く相手に対し、サイドから攻撃を展開。ミュラーとロッベンを起点に打開を図ると、29分にアラバのミドルシュートがゴール左隅を捉えたが、GKベナーリオのセーブに阻まれる。 ▽対するヴォルフスブルクは、トップ下から左サイドにポジションを移した“マランダの同胞”デ・ブライネを、不慣れな右サイドバックの位置に入ったローデとマッチアップさせることで優位性を保つ。そして、30分にデ・ブライネのミドルシュートがGKノイアーを脅かした。 ▽前半終盤にかけても集中した守備からカウンターを狙うことで主導権を握るヴォルフスブルクは41分、カリジウリのフィードに抜け出したドストがシュートに持ち込むも、枠を捉えきれない。それでも追加タイム2分、ヴォルフスブルクが追加点を奪いきって前半を終える。FKの流れからペナルティアーク左付近のドストがルーズボールを右足ボレーで狙うと、アウト回転のかかった山なりのシュートが右ポスト内側に当たってゴールに吸い込まれた。 ▽後半からバイエルンは選手交代をせずにアラバを左センターバックに下げる3バックに変更。そして51分に出来の悪かったローデに代えてヴァイザーをそのまま右ウイングバックの位置に起用した。しかし、直後の53分に失点を喫する。アーノルドのスルーパスに抜け出たデ・ブライネの独走を許すと、GKノイアーとの一対一を難なく制されてしまった。 ▽まさかの3点ビハインドとなったバイエルンだったが、直後の56分に1点を返す。レヴァンドフスキのパスを受けたボックス左のベルナトがドリブルで仕掛けると、ルーズボールを蹴り込んだ。 ▽失点直後にドストのヘッドでの落としをアーノルドがボレーで合わせる決定機を迎えたヴォルフスブルクは、62分にもドストのヘディングシュートがGKノイアーを襲う。その後も運動量が落ちながらも効率的なカウンターでゴールに迫るヴォルフスブルクは、アーノルドとグスタボがそれぞれミドルシュートで4点目に近づいた。 ▽そして72分のロッベンの強烈なFKをGKベナーリオがセーブすると、直後の73分にヴォルフスブルクが試合を決定付ける4点目を奪う。アーノルドのパスに抜け出したデ・ブライネが独走すると、ボックス左に侵入したところでシュートフェイントを使い、ダンテのマークを外す。そして、GKノイアーを打ち破る強烈な左足シュートを叩き込んだ。 ▽試合終盤にかけてヴォルフスブルクは疲労の見えるペリシッチ、カリジウリ、ドストらを下げてフレッシュな選手たちを投入。そのまま4-1で完勝し、王者バイエルンに今季のリーグ戦初黒星を付けて8ポイント差に縮めるとともに、無念の死を遂げたマランダに勝利を捧げている。 2015.01.31 06:47 Sat

NEWS RANKING
Daily
Weekly
Monthly