カイセド弾とGKストラコシャのPKストップで快勝のラツィオがCL出場権争い生き残り《セリエA》

2019.04.18 03:53 Thu
Getty Images
ラツィオは17日、セリエA第25節延期分でウディネーゼをホームに迎え、2-0で快勝した。

4日前に行われた前節ミランとのチャンピオンズリーグ(CL)出場権を懸けたシックスポインターを落とした暫定8位のラツィオ(勝ち点49)が、16位ウディネーゼ(勝ち点32)をホームに迎えた一戦。

勝利すればCL圏内の4位ミランに3ポイント差に迫れる中、ミラン戦のスタメンから3選手を変更したラツィオは、2トップにインモービレとカイセドを起用した。
そのラツィオが立ち上がりから押し込むと、14分にインモービレのスルーパスでボックス左に侵入したカイセドがGKを強襲するシュートを浴びせた。

その後、20分にCKの流れからバドゥのヘディングシュートがバーを直撃してひやりとしたラツィオだったが、21分に先制した。インモービレのパスを受けたカイセドがボックス左に侵入してGKのニアサイドを破った。
さらに24分、右CKからニアサイドのミリンコビッチ=サビッチがヘッドで合わせると、ルーズボールがサンドロに当たってゴールに吸い込まれ、ラツィオに追加点が生まれた。

その後もラツィオがボールを握りハーフコートでゲームを進めると、45分にFKの流れからアチェルビがボレーで押し込んだが、VARの末にノーゴールに覆り、2-0で前半を終えた。

迎えた後半開始5分、ラツィオはルリッチがボックス内でラザーニャを倒してPKを献上する。しかし、キッカーのデ・パウルが枠の右を狙ったシュートをGKストラコシャが止めて、2点のリードを保った。

その後もラツィオがペースを握る中、68分にカイセドに代えてバデリを投入。アタッカーを削って中盤の枚数を増やし、守備の強度を上げにかかった。

78分にはインモービレが決定的なシュートを浴びせて3点目に迫ったラツィオが、終盤にかけてもウディネーゼの反撃を許さずに2-0で快勝。ミランに3ポイント差に迫り、CL出場権争いに生き残っている。

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