原口を指導したヘルタ指揮官、今季限りで退任…2020年夏に同クラブユース監督としての復帰が決定済み

2019.04.16 21:55 Tue
Getty Images
ヘルタ・ベルリンは16日、パル・ダルダイ監督(43)の今シーズン限りでの退任を発表した。なお、両者の関係は維持され、2020年夏にユースチームの監督として復帰することが決定しているようだ。
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現役時代にヘルタでクラブのブンデスリーガ出場記録を樹立し、2012年から同クラブの下部組織を中心にアシスタントコーチや監督を務めていたダルダイ監督は、ハンガリー代表監督を兼任しながら、2015年5月にヘルタの監督に就任。同シーズンには降格危機だったチームを1部残留に導くと、2015-16シーズンにはブンデスリーガで7位、翌シーズンには6位と躍進した。しかし、昨シーズンを10位で終えると、今シーズンはここまで9勝8分け12敗で、現時点で11位に留まっている。就任直後から2018年1月までは日本代表MF原口元気を指導していた。
クラブの発表によると、今回の決断は双方合意によるもの。様々な状況を分析した結果、今夏に監督を交代することが、正しい前進だと判断したようだ。

スポーツディレクターは、「ダルダイ氏は、現役時代の記録保持者としてだけでなく、監督としても我々ヘルタの偉大な功績を残してくれた。長い間を共にし、発展させてきたこの4年間半は、とてもポジティブなものだった。しかし、我々には新しい刺激が必要であるとお互いに決断した。彼はクラブの前進に重要な存在で、監督の域を超えたヘルタファミリーの中心メンバーであり続ける」とコメントした。
また、今回の退任に関して、ダルダイ監督は、「ヘルタで監督をした時間はとても厳しく濃いものだった。このチャンスを与えてくれたことに感謝している。そして、我々が成し遂げてきたことを誇りに思う。そして、変化というものが必要だ。ヘルタは私のホームだ」と語っている。

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