終盤のOGでトッテナムに競り勝ったリバプール、再び暫定首位浮上!《プレミアリーグ》
2019.04.01 02:40 Mon
プレミアリーグ第32節、リバプールvsトッテナムが31日に行われ、リバプールが2-1で勝利した。
序盤は相手の出方を窺う両チーム。ポチェッティーノ監督がベンチ入り禁止処分でスタンドから見守る中、ヴェルトンゲン、D・サンチェス、アルデルヴァイレルトの3バックを敷いたトッテナムは、裏抜けを狙うサラーをケアしつつ、守備時には5バックで対応。攻撃では6分にケインからルーカス・モウラにパスが渡り、ボックス左で好機を迎えるが、アーノルドのスライディングタックルに止められた。
潰し合いが続いた試合が動いたのは16分、リバプールは、中盤でフリーとなったヘンダーソンから左サイドのロバートソンに展開。ややトッテナムの重心が低くなったところを攻め上がり、ボックス手前からクロスを送る。するとこれが、相手DFの間から飛び出したフィルミノにドンピシャで届き、フィルミノはヘディングシュートを押し込んでリバプールが先制した。
ファン・ダイクの守備の後、リバプールはマネが立て続けにチャンスを迎えたが、37分に放ったボックス手前からのコントロールシュートは僅かに右に逸れた。対して、トッテナムはアンフィールドを得意としているケインに上手くボールが入らず、攻撃の形が出来ないまま試合を折り返す。前半は枠内シュートゼロに。
トッテナムの枠内シュートは後半に入って生まれた。56分、左サイドのローズのクロスが相手に当たってケインの下へ。ボックス左でボールを持ったケインはそのまま左足でトライ。GKに弾かれたところをエリクセンが畳みかけたが、詰めていたロバートソンに当たって枠の外へ流れた。
試合がこう着してきた中で先に動いたのはトッテナム。69分にD・サンチェスを下げてソン・フンミンを投入。これでシステムを3バックから4バックに変更した。するとその直後、トッテナムはハーフウェイライン付近で倒されたケインがクイックリスタートで右サイドのトリッピアーに展開。深い位置からのマイナスの折り返しを受けたエリクセンはワンタッチでゴール前に。ここに走ってきたルーカス・モウラが押し込んで、トッテナムが試合を振り出しに戻した。
追い付かれたリバプールは77分、ヘンダーソンとミルナーを下げてオリジとファビーニョを投入。これでこちらも前線の形を変更。
終盤に向かうにつれてオープンな試合展開となっていく中、85分に逆転を目指すトッテナムに大チャンスが訪れる。自陣でボールを奪い、ケインからカウンターが発動。ソン・フンミンからワンタッチパスを受けたムサ・シソコが一気にゴール前へ。ファン・ダイクと二対一の状況となったが、ボックス左から放った左足のシュートは枠の上へ。ファン・ダイクの巧みな守備が光る場面だった。
息をのんだリバプールは後半アディショナルタイムに入る直前の90分、左CKの場面で、一度跳ね返されたボールをアーノルドがアバウトに高いクロスを供給。これをサラーが頭で合わせると、GKロリスが弾いたボールがアルデルヴァイレルトに当たってオウンゴールに。
予想外の展開となった試合は、そのまま土壇場で勝ち超したリバプールが逃げ切ってタイムアップ。勝利したリバプールはこれでホーム37試合無敗に。順位もマンチェスター・シティを抜いて再び暫定首位に浮上した。一方のトッテナムは、これでリーグ戦5試合で4敗1分け。アーセナルの結果次第で4位に後退する。
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代表ウィーク前に行われた前節のフルアム戦を2-1で辛勝したリバプールは、1試合未消化のマンチェスター・シティ(勝ち点74)を抜き去って暫定首位に浮上。とはいえ、今節勝ち点3を取りこぼせば、首位陥落の可能性もあり、逆転優勝には残り7試合すべて勝利する気概が必要だ。悲願のプレミアリーグ初制覇に向けて重要な第一関門となる今節は難敵トッテナムをホームで迎え撃った。一方、今月9日に行われたサウサンプトン戦で痛恨の逆転負けを喫するなど、直近のリーグ戦3敗1分けと急失速するトッテナム。三つ巴の優勝争いから早々に脱落すると、アーセナル、マンチェスター・ユナイテッド)、チェルシーとの勝ち点差も一気に縮まり、トップ4フィニッシュさえも危ぶまれる危機に。何とか流れを変えたいチームはFAカップ敗退による休養期間を利用したバルセロナでのミニキャンプ、4月3日に正式開場が決まったトッテナム・ホットスパー・スタジアムでのこけら落としというポジティブな要素を追い風に3位死守を目指す。潰し合いが続いた試合が動いたのは16分、リバプールは、中盤でフリーとなったヘンダーソンから左サイドのロバートソンに展開。ややトッテナムの重心が低くなったところを攻め上がり、ボックス手前からクロスを送る。するとこれが、相手DFの間から飛び出したフィルミノにドンピシャで届き、フィルミノはヘディングシュートを押し込んでリバプールが先制した。
それ以降、ボールを握るのはリバプール。フィルミノが下がってヘンダーソンやミルナーとともにリズムを作りながら、アーノルドやマネがゴールを狙う。一方、トッテナムは33分に敵陣でのパスカットからショートカウンターに。デレ・アリがボックスの外から強烈なミドルシュートを放ったが、わずかにクロスバーの上に逸れた。直後には、ケインにこの試合初めてのチャンスが訪れるが、ファン・ダイクのブロックに遭った。
ファン・ダイクの守備の後、リバプールはマネが立て続けにチャンスを迎えたが、37分に放ったボックス手前からのコントロールシュートは僅かに右に逸れた。対して、トッテナムはアンフィールドを得意としているケインに上手くボールが入らず、攻撃の形が出来ないまま試合を折り返す。前半は枠内シュートゼロに。
トッテナムの枠内シュートは後半に入って生まれた。56分、左サイドのローズのクロスが相手に当たってケインの下へ。ボックス左でボールを持ったケインはそのまま左足でトライ。GKに弾かれたところをエリクセンが畳みかけたが、詰めていたロバートソンに当たって枠の外へ流れた。
試合がこう着してきた中で先に動いたのはトッテナム。69分にD・サンチェスを下げてソン・フンミンを投入。これでシステムを3バックから4バックに変更した。するとその直後、トッテナムはハーフウェイライン付近で倒されたケインがクイックリスタートで右サイドのトリッピアーに展開。深い位置からのマイナスの折り返しを受けたエリクセンはワンタッチでゴール前に。ここに走ってきたルーカス・モウラが押し込んで、トッテナムが試合を振り出しに戻した。
追い付かれたリバプールは77分、ヘンダーソンとミルナーを下げてオリジとファビーニョを投入。これでこちらも前線の形を変更。
終盤に向かうにつれてオープンな試合展開となっていく中、85分に逆転を目指すトッテナムに大チャンスが訪れる。自陣でボールを奪い、ケインからカウンターが発動。ソン・フンミンからワンタッチパスを受けたムサ・シソコが一気にゴール前へ。ファン・ダイクと二対一の状況となったが、ボックス左から放った左足のシュートは枠の上へ。ファン・ダイクの巧みな守備が光る場面だった。
息をのんだリバプールは後半アディショナルタイムに入る直前の90分、左CKの場面で、一度跳ね返されたボールをアーノルドがアバウトに高いクロスを供給。これをサラーが頭で合わせると、GKロリスが弾いたボールがアルデルヴァイレルトに当たってオウンゴールに。
予想外の展開となった試合は、そのまま土壇場で勝ち超したリバプールが逃げ切ってタイムアップ。勝利したリバプールはこれでホーム37試合無敗に。順位もマンチェスター・シティを抜いて再び暫定首位に浮上した。一方のトッテナムは、これでリーグ戦5試合で4敗1分け。アーセナルの結果次第で4位に後退する。
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