【ブンデス第26節プレビュー】長谷部フランクフルトvs久保ニュルンベルク開催
2019.03.15 18:00 Fri
前節は勝ち点で並ぶドルトムントとバイエルンが揃って勝利したものの、バイエルンが6発大勝したことでドルトムントを得失点差で上回り、バイエルンがついに首位に浮上した。チャンピオンズリーグ(CL)出場権争いでは3位ライプツィヒ(勝ち点46)が引き分けた中、4位ボルシアMG(勝ち点46)、5位フランクフルト(勝ち点43)、6位レバークーゼン(勝ち点42)が揃って勝利し、激しさが増している。迎える第26節、長谷部フランクフルトvs久保ニュルンベルクの日本人対決が開催される。
前節デュッセルドルフ戦を、途中出場アラーのドッペルパックで終わってみれば3-0と快勝したフランクフルト。リーグ戦3連勝としてCL出場権争いにしっかりと留まっているチームは、木曜に行われたヨーロッパリーグ(EL)のインテル戦を圧倒して1-0と勝利。ドイツ勢唯一の生き残りとしてベスト8に進出して見せた。ボランチでの起用から再びリベロでの起用に戻っている長谷部も、引き続き攻守に存在感を放っているが、久保擁するニュルンベルク攻撃陣を抑え込み、チームに更なる連勝をもたらせるか。
一方、前節ホッフェンハイム戦では一時同点に追いつきながらもクラマリッチのドッペルパックに沈み、19戦勝利なしとなった最下位ニュルンベルク(勝ち点13)。4試合連続で先発となった久保は左MFで守備を献身的にこなしたものの、やはり攻撃面での迫力不足は否めなかった。長谷部が守備を統率するフランクフルト相手に久保は違いを見せられるか。
ヴォルフスブルクに6発圧勝し、ついに首位に浮上したバイエルン(勝ち点57)は、13位マインツ(勝ち点30)とのホーム戦を戦う。水曜に行われたCLリバプール戦では1-3と力負けし、心身共にダメージを負ったが、切り替えてブンデス7連覇へ邁進できるか。
前節シュツットガルト戦を終盤のアルカセル弾などで勝ち切ったドルトムントは、得失点差によりバイエルンに首位の座を明け渡した。そのドルトムントは土曜に10位ヘルタ・ベルリン(勝ち点35)とのアウェイ戦に臨むが、日曜に試合を行うバイエルンにプレッシャーをかける勝利を飾れるか。
その他、前節出場機会のなかった11位デュッセルドルフ(勝ち点31)の宇佐美は、7位ヴォルフスブルク(勝ち点39)とのアウェイ戦で出場のチャンスを窺い、復帰が迫っている9位ブレーメン(勝ち点36)の大迫は6位レバークーゼン(勝ち点42)とのアウェイ戦でベンチスタート予想となっている。
◆ブンデスリーガ第26節
▽3/15(金)
《28:30》
ボルシアMG vs フライブルク
▽3/16(土)
《23:30》
アウグスブルク vs ハノーファー
シャルケ vs ライプツィヒ
ヴォルフスブルク vs デュッセルドルフ
シュツットガルト vs ホッフェンハイム
《26:30》
ヘルタ・ベルリン vs ドルトムント
▽3/17(日)
《21:30》
レバークーゼン vs ブレーメン
《23:30》
フランクフルト vs ニュルンベルク
《26:00》
バイエルン vs マインツ
前節デュッセルドルフ戦を、途中出場アラーのドッペルパックで終わってみれば3-0と快勝したフランクフルト。リーグ戦3連勝としてCL出場権争いにしっかりと留まっているチームは、木曜に行われたヨーロッパリーグ(EL)のインテル戦を圧倒して1-0と勝利。ドイツ勢唯一の生き残りとしてベスト8に進出して見せた。ボランチでの起用から再びリベロでの起用に戻っている長谷部も、引き続き攻守に存在感を放っているが、久保擁するニュルンベルク攻撃陣を抑え込み、チームに更なる連勝をもたらせるか。
一方、前節ホッフェンハイム戦では一時同点に追いつきながらもクラマリッチのドッペルパックに沈み、19戦勝利なしとなった最下位ニュルンベルク(勝ち点13)。4試合連続で先発となった久保は左MFで守備を献身的にこなしたものの、やはり攻撃面での迫力不足は否めなかった。長谷部が守備を統率するフランクフルト相手に久保は違いを見せられるか。
前節シュツットガルト戦を終盤のアルカセル弾などで勝ち切ったドルトムントは、得失点差によりバイエルンに首位の座を明け渡した。そのドルトムントは土曜に10位ヘルタ・ベルリン(勝ち点35)とのアウェイ戦に臨むが、日曜に試合を行うバイエルンにプレッシャーをかける勝利を飾れるか。
レバークーゼン戦では原口がアシストを記録したものの、雪によって本来であればゴールとなっていたはずのシュートが阻まれ、2-3と惜敗して4連敗となった17位ハノーファー(勝ち点14)。そのハノーファーは15位アウグスブルク(勝ち点22)とのアウェイ戦に臨むが、5ポイント差の16位シュツットガルトに迫るための勝利を手にできるか。
その他、前節出場機会のなかった11位デュッセルドルフ(勝ち点31)の宇佐美は、7位ヴォルフスブルク(勝ち点39)とのアウェイ戦で出場のチャンスを窺い、復帰が迫っている9位ブレーメン(勝ち点36)の大迫は6位レバークーゼン(勝ち点42)とのアウェイ戦でベンチスタート予想となっている。
◆ブンデスリーガ第26節
▽3/15(金)
《28:30》
ボルシアMG vs フライブルク
▽3/16(土)
《23:30》
アウグスブルク vs ハノーファー
シャルケ vs ライプツィヒ
ヴォルフスブルク vs デュッセルドルフ
シュツットガルト vs ホッフェンハイム
《26:30》
ヘルタ・ベルリン vs ドルトムント
▽3/17(日)
《21:30》
レバークーゼン vs ブレーメン
《23:30》
フランクフルト vs ニュルンベルク
《26:00》
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