ベンフィカGKがまさかの職務放棄…痛恨失点でポルトと勝ち点で並ばれる

2019.03.13 04:54 Wed
Getty Images
ベンフィカのギリシャ代表GKオディセアス・ヴラチョディモスが11日に行われたベレネンセス戦で職務放棄とも取れる痛恨のミスを犯した。イギリス『Caught offside』伝えている。

前節、敵地で行われたポルトとの“オ・クラシコ”を2-1で制して首位に浮上したベンフィカは11日に行われたプリメイラ・リーガ第25節でベレネンセスと対戦し、2-2のドローに終わった。この結果、首位こそ守ったものの同節勝利した2位のポルトに勝ち点60で並ばれることになった。

同試合ではゴールレスで折り返した後半序盤にFWジョナス、MFアンドレアス・サマリスのゴールでホームのベンフィカが2点を先行。しかし、68分に衝撃的な形から相手に反撃の狼煙を上げるゴールを許すことに。
ベンフィカは自陣右サイドの距離のある位置でFKを与えると、これをキッカーのFWジオゴ・ヴィアナが右足でゴールに向かうボールを入れる。ペナルティアーク付近の両軍の密集を越えたボールには敵も味方も反応し切れず、ボックス中央でバウンドしたボールはGKヴラチョディモスの腕の中に収まるかに思われたが、ゴールの幅を見誤ったヴラチョディモスはそのまま枠外でゴールラインを割ると判断し、上げていた手を引っ込めてボールを見送ると、これがゴールネットに吸い込まれた。

ゴールの幅を見誤ったGKらしからぬ判断ミスに加えて、ボールの勢いを考えれば、十分にキャッチ可能であっただけにヴラチョディモスとしては悔やんでも悔み切れないチョンボに。さらに、守護神のミスが伝染したのか、直後の70分にはDFルベン・ジアスのバックパスミスがFWキカスの同点ゴールに繋がり、ベンフィカは2つの信じ難いミスで勝ち点2を失うことになった。
◆まさかの職務放棄…
https://twitter.com/mygibet/status/1105380143202091009

ジョナスの関連記事

サッカー関連のあらゆる統計データを研究している機関『CIES Football Observatory』が発表した今シーズンの空中戦での勝率ランキング。欧州の主要リーグで最低20回の空中戦(守備時)を記録した選手を対象としている。 ランキングの上位を見ると、190㎝の身長を生かしたパワフルな守備でチェルシーの最終 2020.11.19 16:30 Thu
栃木SCは28日、ブラジル人FWヴィニシウス(23)とブラジル人DFジョナス(20)との契約を双方合意の下で解除したことを発表した。 ヴィニシウス(写真左)は、今年1月にECヴィトーリアから完全移籍で加入。一方、ジョナス(写真右)は同じく今年1月にECバイーアから完全移籍で加入していた。しかし、両選手ともに今シー 2019.07.28 14:45 Sun
ベンフィカに所属する元ブラジル代表FWジョナス(35)が現役引退を発表した。ポルトガル『O jogo』など複数メディアが伝えている。 ジョナスは、ブラジルのグアラニやサントス、グレミオ、ポルトゥゲーザでプレー。その後、2011年1月にバレンシアに完全移籍し、ヨーロッパ初挑戦を果たした。 ベンフィカでは、これ 2019.07.10 17:15 Wed
thumb 栃木SCは12日、ブラジル人FWヴィニシウス(22)がECヴィトーリア(ブラジル)から、ブラジル人DFジョナス(20)がECバイーア(ブラジル)から完全移籍加入することを発表した。 フルミネンセの下部組織で育ったヴィニシウスは、フォルサ・ジョヴェンやCDフェイレンセなどブラジル国内のクラブを渡り歩きヴィトーリアに 2019.01.12 14:15 Sat
▽20日にヨーロッパ主要リーグの全日程が終了した。この結果、バルセロナに所属するアルゼンチン代表FWリオネル・メッシが2年連続5度目のヨーロッパ・ゴールデンシュー(欧州得点王)を獲得した。 ▽各国リーグでの得点数にUEFAリーグランクによって定められた係数をかけた値を算出し、ポイント数が最多だった選手に贈られるゴ 2018.05.21 07:00 Mon

ベンフィカの関連記事

元アルゼンチン代表MFアンヘル・ディ・マリア(37)が、今季限りでベンフィカを退団するようだ。 今シーズン限りでベンフィカとの契約満了を迎えるディ・マリアは、かねてより契約延長の可能性について口を閉ざしてきた。 そんな中、アルゼンチン『TyC Sports』のガストン・エドゥル記者は自身のSNSで、ディ・マ 2025.05.16 13:05 Fri
プリメイラ・リーガ第33節でベンフィカvsスポルティングCPが10日にエスタディオ・ダ・SLベンフィカで行われ、1-1の引き分けに終わった。スポルティングCPの守田英正は58分からプレーしている。 勝ち点「78」で並ぶ首位スポルティングと2位ベンフィカによる首位攻防戦は、早い時間にスコアが動く。4分、ゴンサウヴェ 2025.05.11 09:01 Sun
チェルシーからミランへとレンタル移籍中のポルトガル代表FWジョアン・フェリックス(25)だが、母国復帰の可能性が浮上している。ポルトガル『レコルド』が伝えた。 ベンフィカでその名を挙げ、アトレティコ・マドリーへと鳴物入りで加入したフェリックス。しかし、徐々にディエゴ・シメオネ監督との折り合いが悪くなると、チェルシ 2025.04.17 23:05 Thu
ベンフィカの元ポルトガル代表MFレナト・サンチェスに今シーズン絶望の可能性が浮上している。 18歳で出場したユーロ2016にて一躍脚光を浴び、大会後にベンフィカから名門バイエルンへの移籍を勝ち取ったレナト・サンチェス。 しかし、ポルトガル代表の欧州制覇に大きく貢献して早8年、バイエルンでは戦力になれず、リー 2025.04.04 11:30 Fri
アンデルレヒトの元ベルギー代表DFヤン・ヴェルトンゲン(37)が今シーズン限りでの現役引退を決断した。 ヴェルトンゲンは25日、アンデルレヒトの公式サイトを通じてスパイクを脱ぐ決断を下したことを明かした。 「ここ数週間で、これが最後の試合になるだろうということがはっきりしてきたんだ。決して簡単な決断ではなか 2025.03.25 22:56 Tue

記事をさがす

ベンフィカの人気記事ランキング

1

「大好きなのはクボ」ヌーノ・ゴメス氏が久保建英にラブコール、CLで対戦するソシエダをベタ褒め「毎試合素晴らしい」

元ポルトガル代表FWヌーノ・ゴメス氏がレアル・ソシエダについて語った。 現役時代にベンフィカやフィオレンティーナなどでプレーし、キャプテンも担ったポルトガル代表では通算29ゴールを挙げたヌーノ・ゴメス氏。世界中に女性ファンを持つ心優しきイケメン選手として知られ、クリスティアーノ・ロナウド時代前のポルトガルをけん引したストライカーだった。 そんなヌーノ・ゴメス氏も47歳。現役引退から約10年が経過し、現在は選手キャリアの大半を過ごした古巣ベンフィカでアカデミー・ディレクターを務めている。 ベンフィカが24日にチャンピオンズリーグ(CL)グループD第3節でソシエダとのホームゲームを戦うなか、スペイン『Relevo』のインタビューに応じたヌーノ・ゴメス氏は「ソシエダと戦うのは簡単ではない」と語っている。 「私が思うにベンフィカとソシエダは非常に似たクラブ。どちらも下部組織とファーストチームがうまく連携を図れており、アイデンティティが根付いているよ。ファンは自分たちのクラブで成長した選手を見るのが好きだろう?」 「ソシエダの情報? ラ・リーガを見る限り、彼らは毎試合素晴らしい戦いを披露している。常に優れた選手がいるしね。それは選手の伸ばし方やファーストチームに引き上げる術に長けた育成クラブとして認められてきたからだ」 アカデミー・ディレクターという立場ならではの視点でソシエダを称えた甘いマスクのレジェンド。また、「ベンフィカに契約してもらいたい選手は?」と問われると、真っ先に日本代表MF久保建英を挙げた。 「私が大好きなのはクボだ。MFブライス・メンデスも好調そうだね。それにFWミケル・オヤルサバル…あともう1人好きな選手がいるんだが、すまない、名前の読み方がわからない(笑)」 FWのアンデル・バレネチェアでしょうか? 「そうだ。彼で間違いない。先ほど挙げた選手たちと同じく、非常に高いレベルの選手だ。ソシエダはいつも良いプレーをする。やはり前線の選手、よくゴールを決める選手はいつだって印象深いものだね」 対戦相手のレジェンドからお墨付きをもらった格好のソシエダ攻撃陣。久保は21日のマジョルカ戦で先発を外れて途中出場と、ベンフィカ戦に向けて代表ウィークの疲れを軽減。ヌーノ・ゴメス氏の前で燦然たる輝きを放ってほしい。 <span class="paragraph-title">【動画】ヌーノ・ゴメスも惚れ惚れ?! 出場たった4分で久保建英が完璧クロスから決勝ゴールアシスト!</span> <span data-other-div="movie2"></span> <script>var video_id ="R0QjDWtBU6w";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2023.10.24 15:34 Tue
2

ベンフィカがアルゼンチンの新たな逸材確保! バルサ&マドリーも関心示した小兵アタッカー

ベンフィカがアルゼンチンの新たな逸材の確保に成功したようだ。スペイン『スポルト』が報じている。 名門ベレス・サルスフィエルドでプレーするアルゼンチン人FWジャンルカ・プレスティアーニ(17)は、アルゼンチン国内で将来を嘱望される小兵のアタッカーだ。 現時点で166cmと体格には恵まれていないものの、卓越したアジリティとフットサルで培った圧倒的なボールスキルを駆使したドリブルを最大の特長とする右利きのアタッカーは、10代前半から将来を嘱望される若手として認知されてきた。 そして、昨年5月に行われたコパ・リベルタドーレスのエストゥディアンテス戦で16歳でのファーストチームデビューを果たすと、左右のウイングを主戦場にベレスではここまで公式戦39試合に出場し、3ゴール1アシストを記録。また、U-17アルゼンチン代表としても6試合に出場していた。 戦術理解度やメンタル面のコントロール、当たり負けしないフィジカル作りと、同年代の多くの逸材と同様の改善点を残すが、密集地帯、オープンスペースに関わらず、キレだけでなく駆け引きでも優位に立てるドリブル、パンチ力のあるシュートはすぐにでも通用するはずだ。 その逸材に対してはバルセロナとレアル・マドリーなど錚々たるヨーロッパのビッグクラブが関心を示していたが、同じく早い段階から獲得への動きを見せていたベンフィカ行きがほぼ確実となっているようだ。 ベレスのファビアン・ベルランガ会長は、「ベンフィカからオファーがあり、もちろん我々はそれを分析している。我々はプレーヤーの売却をやめるつもりはない。なぜなら資金が必要だからだ」と、同選手のベンフィカ行きの可能性を認めた。 さらに、プレスティアーニが1月31日生まれということもあり、加入時期は今冬になるとの見通しを語っている。 「現時点で未成年であるため、彼はその日まで移籍できないが、(ベンフィカと)事前の合意がある。得た資金でチームのニーズを満たさなければならない」 なお、ベンフィカは800万ユーロ(約13億円)でプレスティアーニの85%の権利を買い取るオファーによって合意を取り付けた模様だ。 2023.11.18 06:00 Sat
3

欧州5大リーグ以外で最も市場価値が高い選手は…やはり際立つポルトガル勢

欧州5大リーグ以外で最も市場価値が高い選手は…。 15日、スイスのスポーツ研究国際センター(CIES)サッカー観測所が、欧州5大リーグ以外でプレーする選手の中から、市場価値が最も高い10選手を発表した。 10人中6人を占めたのがプリメイラ・リーガ(ポルトガル1部)勢。またトップ3はいずれもポルトガル代表選手。若手の登竜門として名高いベンフィカ、スポルティングCP、ポルトは、市場価値が高い選手を生み出し続けているようだ。 一方で、欧州外から唯一ランクインしたのは、今夏のレアル・マドリー移籍が決定しているパウメイラスのブラジル代表FWエンドリッキ(17)。ポスト・ネイマールは4位に食い込んでいる。 1位 DFアントニオ・シウバ(20) 所属:ベンフィカ 市場価値:1億1400万ユーロ(約187億円) 代表チーム:ポルトガル代表 2位 MFジョアン・ネヴェス(19) 所属:ベンフィカ 市場価値:9500万ユーロ(約156億円) 代表チーム:ポルトガル代表 3位 DFゴンサロ・イナシオ(22) 所属:スポルティングCP 市場価値:8700万ユーロ(約143億円) 代表チーム:ポルトガル代表 4位 FWエンドリッキ(17) 所属:パウメイラス 市場価値:8000万ユーロ(約131億円) 代表チーム:ブラジル代表 5位 DFウスマーヌ・ディオマンデ(20) 所属:スポルティングCP 市場価値:7800万ユーロ(約128億円) 代表チーム:コートジボワール代表 6位 ヨレル・ハト(18) 所属:アヤックス 市場価値:7800万ユーロ(約128億円) 代表チーム:U-21オランダ代表 7位 アナトリー・トルビン 所属:ベンフィカ 市場価値:7200万ユーロ(約118億円) 代表チーム:ウクライナ代表 8位 GKジオゴ・コスタ(24) 所属:ポルト 市場価値:7100万ユーロ(約116億円) 代表チーム:ポルトガル代表 9位 FWブライアン・ブロビー(22) 所属:アヤックス 市場価値:6900万ユーロ(約113億円) 代表チーム:オランダ代表 10位 MFケネス・テイラー(21) 所属:アヤックス 市場価値:6600万ユーロ(約108億円) 代表チーム:U-21オランダ代表 2024.03.22 14:35 Fri
4

セレソンの新鋭・タリスカを称賛するD・ルイス&オスカル

▽ブラジル代表の主力を担うパリ・サンジェルマンDFダビド・ルイスと、チェルシーMFオスカルが、今回のインターナショナルマッチウィークでセレソン初招集を受けたベンフィカMFアンデルソン・タリスカを称賛している。ブラジル『Globo Esporte』の記事をイギリス『off the post』が紹介している。 ▽今夏に母国のクラブ、バイアからベンフィカに加入した20歳MFは、セレソンのレジェンドであり、かつてバルセロナやミランで活躍したリバウド氏を彷彿とさせる左足のテクニックと、強烈なミドルシュートを武器に印象的な活躍を披露。ベンフィカでの活躍がセレソンを率いるドゥンガ監督の目に止まり、トルコ代表戦(12日にすでに開催)とオーストリア代表戦(18日)に臨むブラジル代表に初選出された。 ▽そのタリスカについてD・ルイスは「タリスカは現在、素晴らしいシーズンを送っている。それに世界中からの称賛に値するパフォーマンスを見せている。僕はバイア時代に彼のプレーを見たことがあったけど、そのときから素晴らしいクオリティを備えていた」と、惜しみない称賛の言葉を送っている。 ▽また、かつてベンフィカでプレーしていたD・ルイスは、クラブとセレソンの先輩としてタリスカの今後の去就についてアドバイスを送っている。 「彼は幸運なことに(ベンフィカ監督の)ジョルジュ・ジェススの指導を受けることができている。彼はプレーヤーを成長させることができる指揮官だ。ベンフィカには、いくつかのクラブからオファーが届いていると思うけど、タリスカにはまだまだ学ぶことが多いはずだ。だから、ベンフィカにとどまるのが適切だと思う」 ▽一方、ジョゼ・モウリーニョ監督がタリスカへの興味を公に認めているチェルシーに在籍しているオスカルは、将来的にクラブチームでも同僚となる可能性がある同選手について以下のようにコメントしている。 「タリスカは素晴らしいクオリティを持ち、そのプレースタイルはリバウドを想起させる。ここで初めて会うまで、彼のプレーは見たことがなかったけど、僕たちは彼がこのスカッド(ブラジル代表チーム)にいてくれることを幸せに思っている」 2014.11.18 23:15 Tue
5

「ゴミみたいなものだった」フェルトンゲンがトッテナム時代に脳震とうで苦しんだと告白「めまいと頭痛に悩まされた」

ベンフィカに所属するベルギー代表DFヤン・フェルトンゲンがトッテナム時代に脳震とうの後遺症に悩まされていたことを明かした。イギリス『スカイ・スポーツ』が伝えている。 フェルトンゲンは2012年夏から昨季までトッテナムに所属していたが、事件はチャンピオンズリーグ(CL)準優勝と躍進を果たした2018-19シーズンに起こっていたようだ。 2019年5月1日、この日行われたCL準決勝のアヤックス戦1stレグに先発出場したフェルトンゲンはセットプレーの競り合い時に相手GKと接触し流血。その後もピッチに残ったものの結局すぐにプレー不可能となり、交代となった。 フェルトンゲンはこの出来事で脳震とうの後遺症が残り、その影響が長期間あったと告白。当時は頭痛やめまいに苦しみ 、良いプレーができなかったと語った。 「多くの人は知らないだろうけど、(アヤックス戦での頭のケガは)本当に長い間影響を受けていた。めまいと頭痛に悩まされた」 「医者によると、してはいけないことだったそうだが、僕は(負傷したのが)鼻だったので、プレーを続けた。結局、そのケガで8、9カ月くらい苦しんだと思う。それがプレーがうまくいかなかった理由だよ」 「契約が1年残っていて、他のクラブやトッテナムに自分をアピールするためにプレーしなければならないと思っていたんだけど、プレーしてみたらゴミみたいなものだったし、良いパフォーマンスが出せなかった。それを知っている人はあまりいなかった。(移籍は)自分が選んだことであり、誰かを批判することではない」 また、フェルトンゲンは現在その症状は無くなったと報告。回復の過程を明かした。 「5カ月経って、体調が良くなってきた日があった。その時の映像の自分を見ると、調子が悪かった時がわかるんだ」 「本当にどうしたらいいのかわからなかったのは1月だったと思う。試合や練習が連続してあり、影響がよりあった。それからはロックダウンしていたので、2カ月間は何もしていなかったし、そこからは良くなっていった」 最近でもウォルバーハンプトンのFWラウール・ヒメネスがアーセナルのDFダビド・ルイスと衝突し、頭蓋骨骨折の重傷を負うなど、話題となっている頭部の接触。これ以上の負傷者が出ないことを願いたい。 2020.12.16 15:20 Wed

NEWS RANKING
Daily
Weekly
Monthly