サンチョ1G1Aなど3発の首位ドルトムントがレバークーゼンに競り勝って4試合ぶり勝利!《ブンデスリーガ》

ドルトムントは24日、ブンデスリーガ第23節でレバークーゼンをホームに迎え、3-2で競り勝った。前節ニュルンベルク戦をゴールレスドローに終わって3試合連続ドローとなった首位ドルトムント(勝ち点51)は、バイエルンに暫定ながら勝ち点で並ばれた中、ロイスが引き続き欠場となった。ヨーロッパリーグは敗退に終わったものの、ボス監督就任後リーグ戦4連勝で5位まで浮上してきたレバークーゼン(勝ち点36)に対し、[4-2-3-1]のドルトムントは最前線にアルカセル、2列目に右からサンチョ、ゲッツェ、ラファエウ・ゲレイロと並べた。
そのドルトムントに対し、レバークーゼンがアグレッシブな入りを見せる中、20分にS・ベンダーが、23分にはハフェルツがそれぞれ決定的なミドルシュートを浴びせていった。

しかし30分、劣勢のドルトムントが先制する。サンチョの鋭い左CKが流れ、ゴール前のザガドゥが左足で押し込んだ。それでも37分、レバークーゼンはハフェルツとのパス交換からペナルティアーク右のフォラントが左足を振り抜くと、ゴール右下にシュートが決まって譲らず試合を振り出しに戻した。

だが直後の38分、ドルトムントがすかさず勝ち越す。ディアロの左クロスからサンチョが完璧に捉えたボレーシュートでゴール左に叩き込んだ。

ドルトムントが2-1とリードして迎えた後半、レバークーゼンに押し込まれる展開を強いられたが、60分に突き放した。アクラフの右クロスが流れ、ペナルティアーク中央のゲッツェがダイレクトで打ったシュートがゴール左下に決まった。

2点を追う展開となったレバークーゼンは65分、ベイリーのダイビングヘッドでゴールに迫るも、GKビュルキの正面に飛んでしまう。

続く72分にもアラリオのゴール至近距離からのヘディングシュートが枠を捉えたが、ここもGKビュルキがファインセーブで凌いだ。

しかし75分、ボックス手前右で得たFKをブラントが柔らかいキックで蹴り込むと、ファーサイドのターがヘディングシュートで流し込み、レバークーゼンが1点差に詰め寄った。

それでも、終盤にかけてのレバークーゼンの攻勢を凌いだドルトムントが5分の追加タイムも守り抜いて3-2で逃げ切り。4試合ぶりの勝利を飾ってバイエルンとの3ポイント差を維持している。