ケイン復活ゴールも虚しく…トッテナム、バーンリーの堅守に苦しみ敵地でリーグ5戦ぶり黒星《プレミアリーグ》
2019.02.23 23:26 Sat
トッテナムは23日、プレミアリーグ第27節でバーンリーと対戦し、1-2で敗れた。
3位に付けるトッテナム(勝ち点60)が15位バーンリーの本拠地ターフ・ムーアに乗り込んだ一戦。リーグ戦4連勝と波に乗るチームはチャンピオンズリーグでもホームでドルトムントを3-0で圧倒。さらにこの試合ではエースのケインが1カ月ぶりに復帰し、リーグ戦では5試合ぶりの出場となった。
フォイス、アルデルヴァイレルト、ヴェルトンゲンの3バックで臨んだトッテナムは、リーグ戦7試合無敗のバーンリー相手に攻めあぐねる時間が続く。16分にボックス手前右でボールを持ったケインがドリブルで中央に流れてシュートに繋げたが、左足のシュートは枠の左に外れた。
ゴール前を固めるバーンリーに対して、トッテナムはウイングバックのオーリエやローズが高い位置を取り両サイドから崩しにかかる。だが、バイタルエリアに入ると高いインテンシティを見せるバーンリーに思うように攻撃の形を作らせてもらえない。逆に33分には、一本のロングパスからバーンズにあわやのシュートを打たれるなど、バーンリーの狙い通りに試合が進む。
39分にはオーリエとケインが立て続けにヘディングシュートを放ったがどちらもGKヒートンに止められた。結局、無得点で試合を折り返したトッテナムは50分、ケインがボックスの外から強烈なミドルシュートを見舞うも、これもGKのセーブに遭う。
痛い失点を喫してしまったトッテナムはその後62分にウィンクスを下げてジョレンテを投入。前線の枚数を増やす。すると65分、左サイドのハーフウェイライン付近からのスローインをローズが素早くリスタート。これでディフェンスラインの裏を取ったケインは斜めにボックス左に侵入。ボールと相手との間に体を入れてキープし、右足アウトサイドでゴールに流し込んだ。
早くも同点とされたバーンリーの戦い方は変わらない。71分に自陣からロングボールを相手のゴール前に放り込むと、一度撥ね返されたボールを拾って最後はボックス右からヘンドリックがシュート。惜しくも枠の左に逸れた。
一方、同点にした勢いを失いたくないトッテナムは76分、フォイスを下げてラメラを投入。この際に3バックから4バックに変更した。だが、その直後ピンチに見舞われる。ポジション変更で空いた最終ライン左サイドのスペースをウッドに突かれると、一度は撥ね返したクロスのこぼれ球をマクニールにシュートに運ばれてしまう。
試合も終盤に差し掛かり、ホームで勝ちを狙いに行くバーンリーは80分にブレイディとグズムンドソンを同時投入。この交代が功を奏す。84分、押し込むバーンリーは相手のクリアボールをミーが拾って二次攻撃へ。ここで、途中出場のグズムンドソンがドリブルでボックス左に侵攻しシュートを選択。するとこれがゴール前へのクロスのようになり、詰めていたバーンズが押し込んでホームチームが勝ち越した。
厳しくなったトッテナムは、88分にソン・フンミンに代えてルーカス・モウラを投入するも大勢は変わらず。後半アディショナルのラメラのヘディングシュートもGKヒートンにキャッチされて万事休す。復帰直後のケインに嬉しい復活ゴールが生まれたものの、バーンリーの堅守速攻に苦しめられたトッテナムはリーグ戦5試合ぶりの黒星となった。
3位に付けるトッテナム(勝ち点60)が15位バーンリーの本拠地ターフ・ムーアに乗り込んだ一戦。リーグ戦4連勝と波に乗るチームはチャンピオンズリーグでもホームでドルトムントを3-0で圧倒。さらにこの試合ではエースのケインが1カ月ぶりに復帰し、リーグ戦では5試合ぶりの出場となった。
フォイス、アルデルヴァイレルト、ヴェルトンゲンの3バックで臨んだトッテナムは、リーグ戦7試合無敗のバーンリー相手に攻めあぐねる時間が続く。16分にボックス手前右でボールを持ったケインがドリブルで中央に流れてシュートに繋げたが、左足のシュートは枠の左に外れた。
39分にはオーリエとケインが立て続けにヘディングシュートを放ったがどちらもGKヒートンに止められた。結局、無得点で試合を折り返したトッテナムは50分、ケインがボックスの外から強烈なミドルシュートを見舞うも、これもGKのセーブに遭う。
後半もトッテナムにとって難しい試合展開が予想される中迎えた57分、CKのチャンスを得たバーンリーは、マクニールのクロスをウッドが頭で流し込んで先制点を挙げた。
痛い失点を喫してしまったトッテナムはその後62分にウィンクスを下げてジョレンテを投入。前線の枚数を増やす。すると65分、左サイドのハーフウェイライン付近からのスローインをローズが素早くリスタート。これでディフェンスラインの裏を取ったケインは斜めにボックス左に侵入。ボールと相手との間に体を入れてキープし、右足アウトサイドでゴールに流し込んだ。
早くも同点とされたバーンリーの戦い方は変わらない。71分に自陣からロングボールを相手のゴール前に放り込むと、一度撥ね返されたボールを拾って最後はボックス右からヘンドリックがシュート。惜しくも枠の左に逸れた。
一方、同点にした勢いを失いたくないトッテナムは76分、フォイスを下げてラメラを投入。この際に3バックから4バックに変更した。だが、その直後ピンチに見舞われる。ポジション変更で空いた最終ライン左サイドのスペースをウッドに突かれると、一度は撥ね返したクロスのこぼれ球をマクニールにシュートに運ばれてしまう。
試合も終盤に差し掛かり、ホームで勝ちを狙いに行くバーンリーは80分にブレイディとグズムンドソンを同時投入。この交代が功を奏す。84分、押し込むバーンリーは相手のクリアボールをミーが拾って二次攻撃へ。ここで、途中出場のグズムンドソンがドリブルでボックス左に侵攻しシュートを選択。するとこれがゴール前へのクロスのようになり、詰めていたバーンズが押し込んでホームチームが勝ち越した。
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