【ELプレビュー】最注目はラツィオvsセビージャ! ヘンクFW伊東デビューは? 16強懸けた初戦!
2019.02.14 18:00 Thu
ヨーロッパリーグ(EL)・ラウンド32の1stレグが14日に開催される。グループステージを勝ち抜いた24チームと、チャンピオンズリーグ(CL)グループステージ3位敗退となった8チームを合わせた計32チームで争われる今回のラウンド32。チェルシー、アーセナル、ナポリ、インテル、セビージャといった優勝候補、日本人選手所属クラブを中心にラウンド32初戦の見どころを紹介していく。
◆ラウンド32・1stレグ◆
▽2/12(火)
フェネルバフチェ 1-0 ゼニト
▽2/14(木)
《26:55》
ラツィオ vs セビージャ
ラピド・ウィーン vs インテル
BATEボリソフ vs アーセナル
ガラタサライ vs ベンフィカ
スラビア・プラハ vs ヘンク
FCクラスノダール vs レバークーゼン
レンヌ vs ベティス
オリンピアコス vs ディナモ・キエフ
《29:00》
マルメ vs チェルシー
シャフタール vs フランクフルト
クラブ・ブルージュ vs ザルツブルク
チューリッヒ vs ナポリ
セルティック vs バレンシア
スポルティング・リスボン vs ビジャレアル
ビクトリア・プルゼニ vs ディナモ・ザグレブ
★最注目はラツィオvsセビージャ! 実力者同士の対戦も

フランクフルト、マルセイユの強豪2チームと同居したグループHを2位通過したラツィオは、国内リーグでも順位こそ7位にとどまっているもののトップ4争いに絡んでいる。直近はコッパ・イタリアでインテルを破るなど、堅守を武器としたしぶとい戦いぶりで公式戦3連勝と好調を維持。なお、難敵セビージャ撃破に向けては古巣対戦となるFWインモービレ、FWルイス・アルベルト、MFコレアの3選手に注目だ。軽傷を抱えるインモービレ、ルイス・アルベルトに関しては出場が危ぶまれるが、コレアに関しては古巣初対戦が確実だ。
比較的強豪同士の潰し合いが避けられた中、前述のラツィオvsセビージャ以外ではセルティックvsバレンシア、スポルティング・リスボンvsビジャレアルというチャンピオンズリーグ(CL)の舞台でも実現しそうな2つのカードにも注目が集まる。
スコットランドの盟主セルティックではDFティアニーやリベリアの怪人の実子、FWティモシー・ウェア、FWエドゥアールといった若手逸材のプレーに注目だ。一方、新年に入ってようやく調子が上がってきたバレンシアでは司令塔パレホと絶好調のエースFWロドリゴ・モレノの活躍がカギを握りそうだ。
共に国内リーグでは結果が出ていないスポルティングvsビジャレアルのイベリア半島ダービーでは元マンチェスター・ユナイテッドFWナニ、元アーセナルMFカソルラという偉大なベテランのパフォーマンスに要注目だ。
★優勝候補は恵まれた組み合わせ

選手層を考えれば、優勝候補筆頭となるチェルシーはグループIを2位通過したスウェーデンの名門マルメと対戦。寒さの厳しい北欧でのアウェイゲームは懸念材料のひとつだが、実力差を考えれば突破の可能性は高い。ただ、今週末にマンチェスター・ユナイテッドとのFAカップ、来週末には直近のリーグ戦で0-6の大敗を喫したマンチェスター・シティとのEFLカップ決勝を控えており、メンバー固定傾向のサッリ監督の用兵に注目が集まる。
また、セビージャ時代にEL3連覇を成し遂げたエメリ監督が率いるアーセナルは、今回のラウンド32でBATEボリソフと対戦する。前述のチェルシーと同じグループLを2位通過したベラルーシの強豪との一戦に向けてアーセナルの優位は揺らがないが、ここ最近のリーグ戦での低パフォーマンスとケガ人の多さは唯一気がかりな点だ。なお、ガナーズファンにとっての楽しみはクラブOBのMFアレクサンドル・フレブとの再会だ。
パリ・サンジェルマン、リバプールと同居したCL死の組を3位で終えることになったナポリは、リーグ戦では2位をキープも首位のユベントスに大きく水をあけられ、コッパ・イタリアではミラン相手に敗退を強いられており、就任1年目となったアンチェロッティ監督としては是が非でもELのタイトルがほしいところだ。幸い、今回の対戦相手はスイスのチューリッヒと移動面を考えてもかなり恵まれた相手といえる。そのため、今回の初戦ではある程度のターンオーバーが見込まれる。
ナポリと同様にバルセロナ、トッテナムと同居したCLグループステージで3位敗退のインテルは、コッパ・イタリアでもラツィオ相手に敗退。国内リーグでは直近のパルマ戦で久々の勝利を掴んだものの、去就問題でFWイカルディがキャプテンを剥奪されるなどチーム状態は芳しくない。現在、セリエAで3位をキープしているものの下位との勝ち点差はわずかとなっており、リーグでのトップ4圏内死守と共にELタイトルを保険としておきたい。ナポリ同様にオーストリアのラピド・ウィーンと比較的ラクな対戦相手を引いており、敵地での初戦をきっちり制していきたい。
★長友、南野、長谷部にヘンク加入の伊東がEL初参戦!

絶対的な主力としてグループステージ突破に貢献した長谷部は、今回のラウンドでCL3位敗退組のウクライナの雄、シャフタールと対戦する。能力の高いブラジル人選手を中心に洗練された戦いを見せる難敵とのアウェイゲームは苦戦必至だが、ウィンターブレーク中による試合勘の欠如という付け入る隙は十分にある。
長谷部と同様に厳しい対戦相手を引いたのは長友。今回ガラタサライの相手はCL3位敗退組のベンフィカ。今冬に監督交代などゴタゴタのあったベンフィカだが、DFグリマルドやMFジョアン・フェリックス、MFジェジソン・フェルナンデスなど逸材タレントを擁している難敵だ。また、ホームのエスタディオ・ダ・ルスで圧倒的な強さを誇っているだけに、今回の初戦のホームゲームでは勝ち点3が必須となるはずだ。
昨季のベスト4チームとしてグループステージでも安定した戦いぶりを見せた南野のザルツブルクは、CL3位敗退組のクラブ・ブルージュと対戦する。長谷部や長友の対戦相手に比べて一段階力は劣るものの、グループステージではモナコに完勝した侮れない相手だ。アジアカップでフル稼働となった南野に関してはコンディションが懸念されるところだが、ここ最近目立つチームメートのステップアップ移籍の流れに乗る上で積極アピールといきたい。
最後に、アジアカップを終えてヘンクへの加入が決定した欧州初挑戦の伊東は今回のヨーロッパリーグがいきなりデビュー戦となる可能性が高い。その対戦相手はチェコの強豪スラビア・プラハだ。ヘンクの左サイドにはアーセナルも獲得を狙うFWトロサールというエースがいるため、伊東が起用されるのは右ウイングとなる。そのポジションには快速アタッカーのエンドンガラ、パントシルと似たプレースタイルの実力者が揃うが、その2人を押しのけてデビューを果たせるか。
◆ラウンド32・1stレグ◆
▽2/12(火)
フェネルバフチェ 1-0 ゼニト
▽2/14(木)
《26:55》
ラツィオ vs セビージャ
ラピド・ウィーン vs インテル
BATEボリソフ vs アーセナル
ガラタサライ vs ベンフィカ
スラビア・プラハ vs ヘンク
FCクラスノダール vs レバークーゼン
レンヌ vs ベティス
オリンピアコス vs ディナモ・キエフ
《29:00》
マルメ vs チェルシー
シャフタール vs フランクフルト
クラブ・ブルージュ vs ザルツブルク
チューリッヒ vs ナポリ
セルティック vs バレンシア
スポルティング・リスボン vs ビジャレアル
ビクトリア・プルゼニ vs ディナモ・ザグレブ

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今回のラウンド32の最注目カードは、昨季のベスト8進出チームのラツィオとEL最多優勝を誇るセビージャによる一戦だ。フランクフルト、マルセイユの強豪2チームと同居したグループHを2位通過したラツィオは、国内リーグでも順位こそ7位にとどまっているもののトップ4争いに絡んでいる。直近はコッパ・イタリアでインテルを破るなど、堅守を武器としたしぶとい戦いぶりで公式戦3連勝と好調を維持。なお、難敵セビージャ撃破に向けては古巣対戦となるFWインモービレ、FWルイス・アルベルト、MFコレアの3選手に注目だ。軽傷を抱えるインモービレ、ルイス・アルベルトに関しては出場が危ぶまれるが、コレアに関しては古巣初対戦が確実だ。
一方、クラスノダール、スタンダール・リエージュらやや力が劣る3クラブと同居したグループJを順当に首位通過したセビージャは、直近の公式戦3戦未勝利と調子を落としているが、リーガエスパニョーラで3強に次ぐ4位の座をキープしている。なお、セビージャでは古巣対戦はいないものの、イタリアでプレー経験のあるMFバネガ、FWアンドレ・シウバ、MFフランコ・バスケス、MFログらの活躍に注目が集まるところだ。
比較的強豪同士の潰し合いが避けられた中、前述のラツィオvsセビージャ以外ではセルティックvsバレンシア、スポルティング・リスボンvsビジャレアルというチャンピオンズリーグ(CL)の舞台でも実現しそうな2つのカードにも注目が集まる。
スコットランドの盟主セルティックではDFティアニーやリベリアの怪人の実子、FWティモシー・ウェア、FWエドゥアールといった若手逸材のプレーに注目だ。一方、新年に入ってようやく調子が上がってきたバレンシアでは司令塔パレホと絶好調のエースFWロドリゴ・モレノの活躍がカギを握りそうだ。
共に国内リーグでは結果が出ていないスポルティングvsビジャレアルのイベリア半島ダービーでは元マンチェスター・ユナイテッドFWナニ、元アーセナルMFカソルラという偉大なベテランのパフォーマンスに要注目だ。
★優勝候補は恵まれた組み合わせ

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ラウンド32に進んだ段階で優勝候補に挙がるのは最多優勝を誇る前述のセビージャに加え、グループステージをいずれも首位通過したチェルシーとアーセナルのロンドン勢と、CLグループステージ3位敗退組のナポリとインテルの5チームだ。セビージャがラツィオという難敵との対戦が決定した一方、他の優勝候補4チームはいずれも5大リーグ以外の格下との対戦となった。選手層を考えれば、優勝候補筆頭となるチェルシーはグループIを2位通過したスウェーデンの名門マルメと対戦。寒さの厳しい北欧でのアウェイゲームは懸念材料のひとつだが、実力差を考えれば突破の可能性は高い。ただ、今週末にマンチェスター・ユナイテッドとのFAカップ、来週末には直近のリーグ戦で0-6の大敗を喫したマンチェスター・シティとのEFLカップ決勝を控えており、メンバー固定傾向のサッリ監督の用兵に注目が集まる。
また、セビージャ時代にEL3連覇を成し遂げたエメリ監督が率いるアーセナルは、今回のラウンド32でBATEボリソフと対戦する。前述のチェルシーと同じグループLを2位通過したベラルーシの強豪との一戦に向けてアーセナルの優位は揺らがないが、ここ最近のリーグ戦での低パフォーマンスとケガ人の多さは唯一気がかりな点だ。なお、ガナーズファンにとっての楽しみはクラブOBのMFアレクサンドル・フレブとの再会だ。
パリ・サンジェルマン、リバプールと同居したCL死の組を3位で終えることになったナポリは、リーグ戦では2位をキープも首位のユベントスに大きく水をあけられ、コッパ・イタリアではミラン相手に敗退を強いられており、就任1年目となったアンチェロッティ監督としては是が非でもELのタイトルがほしいところだ。幸い、今回の対戦相手はスイスのチューリッヒと移動面を考えてもかなり恵まれた相手といえる。そのため、今回の初戦ではある程度のターンオーバーが見込まれる。
ナポリと同様にバルセロナ、トッテナムと同居したCLグループステージで3位敗退のインテルは、コッパ・イタリアでもラツィオ相手に敗退。国内リーグでは直近のパルマ戦で久々の勝利を掴んだものの、去就問題でFWイカルディがキャプテンを剥奪されるなどチーム状態は芳しくない。現在、セリエAで3位をキープしているものの下位との勝ち点差はわずかとなっており、リーグでのトップ4圏内死守と共にELタイトルを保険としておきたい。ナポリ同様にオーストリアのラピド・ウィーンと比較的ラクな対戦相手を引いており、敵地での初戦をきっちり制していきたい。
★長友、南野、長谷部にヘンク加入の伊東がEL初参戦!

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今季のEL決勝トーナメントではグループステージを勝ち抜いたフランクフルトMF長谷部誠、ザルツブルクFW南野拓実に加えて、CL3位敗退組のガラタサライDF長友佑都、今冬の移籍市場で柏レイソルからベルギーの強豪ヘンクに加入したFW伊東純也の合計4人の日本人選手が参戦する。絶対的な主力としてグループステージ突破に貢献した長谷部は、今回のラウンドでCL3位敗退組のウクライナの雄、シャフタールと対戦する。能力の高いブラジル人選手を中心に洗練された戦いを見せる難敵とのアウェイゲームは苦戦必至だが、ウィンターブレーク中による試合勘の欠如という付け入る隙は十分にある。
長谷部と同様に厳しい対戦相手を引いたのは長友。今回ガラタサライの相手はCL3位敗退組のベンフィカ。今冬に監督交代などゴタゴタのあったベンフィカだが、DFグリマルドやMFジョアン・フェリックス、MFジェジソン・フェルナンデスなど逸材タレントを擁している難敵だ。また、ホームのエスタディオ・ダ・ルスで圧倒的な強さを誇っているだけに、今回の初戦のホームゲームでは勝ち点3が必須となるはずだ。
昨季のベスト4チームとしてグループステージでも安定した戦いぶりを見せた南野のザルツブルクは、CL3位敗退組のクラブ・ブルージュと対戦する。長谷部や長友の対戦相手に比べて一段階力は劣るものの、グループステージではモナコに完勝した侮れない相手だ。アジアカップでフル稼働となった南野に関してはコンディションが懸念されるところだが、ここ最近目立つチームメートのステップアップ移籍の流れに乗る上で積極アピールといきたい。
最後に、アジアカップを終えてヘンクへの加入が決定した欧州初挑戦の伊東は今回のヨーロッパリーグがいきなりデビュー戦となる可能性が高い。その対戦相手はチェコの強豪スラビア・プラハだ。ヘンクの左サイドにはアーセナルも獲得を狙うFWトロサールというエースがいるため、伊東が起用されるのは右ウイングとなる。そのポジションには快速アタッカーのエンドンガラ、パントシルと似たプレースタイルの実力者が揃うが、その2人を押しのけてデビューを果たせるか。
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16日に行われたセリエA第8節のラツィオvsインテルで、ラツィオのブラジル人DFルイス・フェリペが前代未聞の理由で退場を命じられていた。 ラツィオが無敗インテルをホームに迎えた一戦。インテルのシモーネ・インザーギ監督の古巣戦ともあり、今節屈指の注目カードとなった一戦は、開始12分にMFニコロ・バレッラが得たPKをFWイバン・ペリシッチが決めてインテルが先制する立ち上がりに。 その後は互角の攻防が続いた中で後半を迎えると、62分に今度はCKに合わせたDFパトリックのヘディングシュートが相手の手に当たってラツィオがPKを獲得。これをFWチーロ・インモービレが決めて同点とすると、ここから畳みかけたホームチームは81分にMFフェリペ・アンデルソンのゴールで逆転。さらに91分にはFKからMFセルゲイ・ミリンコビッチ=サビッチがヘッドで叩き込み、3-1でラツィオが勝利を収めた。 問題のシーンが起きたのは試合終了後のこと。逆転勝利に舞い上がったルイス・フェリペは、今夏にシモーネ・インザーギ監督とともにラツィオからインテルに移籍したFWホアキン・コレアに後ろから飛びついてしまった。 元チームメイトのよしみから生まれた行動だったのだろうが、おふざけが過ぎたかホアキン・コレアは激怒。その状況を見ていた主審はルイス・フェリペに一発退場を命じた。『フットボール・イタリア』によると、この時同選手は、「親友との冗談のつもりだった」と涙を浮かべながら弁明していたようだ。 なお、今のところラツィオがこのレッドカードに異議申し立てを行うかどうかは不明だ。 2021.10.17 16:25 Sun5