ナントの試合で消息不明のサラにエール…来場したカーディフサポ「君のプレーや得点を観たことことはない。だけど」
2019.01.31 10:30 Thu
30日に行われたリーグ・アン第22節のナントvsサンテチェンヌの一戦で、スタジアム全体がアルゼンチン人FWエミリアーノ・サラにエールを送った。
そうした中、サラが所属していたナントは、30日にサンテチェンヌとホームで対戦した。するとサラがナントで背負っていた「9」番にちなみ、試合開始から9分が経ったところで主審が一度、試合を中断。そして、会場全体が大きな拍手や声援に包まれた。これにはサラと共闘したナントのヴァイッド・ハリルホジッチ監督も涙を浮かべていた。
その光景はナント公式ツイッター(@FCNantes)でも投稿されており、「私たちはこの背番号を忘れない」とメッセージを送っている。
PR
今冬の移籍市場でナントからカーディフへの完全移籍が発表されていたサラ。21日にチームに合流するために小型飛行機でナントを飛び立ったが、サラが搭乗していた小型飛行機は英国海峡付近で消息不明に。3日にわたって捜索を行ってきたものの、痕跡を見つけることができず。24日、当局は飛行機の捜索を中止することを決断した。それでも、サラの家族や同胞であるディエゴ・マラドーナ氏、バルセロナに所属するFWリオネル・メッシら数々の人々が捜索継続を求める声をあげ、サラのエージェント会社がクラウドファンディングサイト『GoFundMe』上に立ち上げた捜索活動のための資金募集により現在、捜索が再開されている。その光景はナント公式ツイッター(@FCNantes)でも投稿されており、「私たちはこの背番号を忘れない」とメッセージを送っている。
また、イギリスのブックメーカー『Ladbrokes』のツイッターによると、この一戦には移籍先のカーディフサポーターも来場。スタンドには、サラに向けて横断幕が掲げられおり、「僕らは君のプレーする姿や得点する姿を観たことはない。だけどエミリアーノ、君は僕らの美しいブルーバーズ(カーディフの愛称)。永遠に愛し続ける」と書かれていた。
PR
エミリアーノ・サラの関連記事
ナントの関連記事
リーグ・アンの関連記事
記事をさがす
|
エミリアーノ・サラの人気記事ランキング
1
エミリアーノ・サラ悲劇の事故死から4年、カーディフがナントに移籍金一部を支払い
2019年1月に飛行機墜落事故で亡くなったエミリアーノ・サラに関して、カーディフがナントに移籍金の初回支払いを済ませたようだ。イギリス『BBC』が伝えている。 当時の移籍市場でナントからカーディフへの移籍が決まっていたサラは、フランスからイギリスに向かう小型飛行機が墜落し帰らぬ人となった。原因不明の航空機事故として当局による様々な調査が行われた中、クラブ間では同選手の所有権や移籍金をめぐって問題が発生していた。 移籍はカーディフが1700万ユーロを支払う予定となっていたが、事故が起きた瞬間の所有権はまだナント側にあったと主張し、移籍金の支払いを拒否。だがその後、FIFAはカーディフに対し冬の移籍市場での3年間の補強禁止処分を言い渡した。 そして、事故から4年が経つ中で、カーディフは分割支払いの1回目の支払いとして600万ユーロ(利息を含めると800万ユーロ)の支払いが行われたようだ。 なお、今回の支払いに際して、カーディフはFIFAに補強禁止処分の解除を要求しているとのことだ。 2023.01.11 22:00 Wed2
カーディフ、ハリル教え子で今季リーグ・アン12発のFWサラを獲得! クラブレコードの移籍金に
カーディフ・シティは19日、ナントからアルゼンチン人FWエミリアーノ・サラ(28)を完全移籍で獲得したことを発表した。契約期間は2022年6月30日までの3年半となる。 なお、移籍金に関してカーディフはクラブ史上最高額とのみ伝えているが、フランス『レキップ』は1500万ユーロ+ボーナス200万ユーロの総額1700万ユーロ(約21億2000万円)と推定している。 アルゼンチン生まれもボルドーでキャリアをスタートした187cmの大型ストライカーは、2015年に加入したナントでも直近2シーズン連続でリーグ戦12ゴールを記録。しかし、今季は途中就任のヴァイッド・ハリルホジッチ監督の下、名ストライカーの薫陶を受けた10月以降にゴールを量産し、前半戦だけでキャリア最多タイの12ゴールを記録する爆発を見せた。さらに、屈強なフィジカルに加え、スピードも十分に備えており、得点以外の部分での貢献も見逃せない好タレントだ。 プレミアリーグ第23節消化時点で降格圏の18位に低迷するカーディフはここまで1試合平均1ゴール以下と深刻な得点力不足に悩まされている。前日にはエバートンのセネガル代表FWバイェ・ウマル・ニアッセ(28)のレンタル加入が発表されており、今冬の前線補強で逆転での残留を目指す。 2019.01.20 05:25 Sun3
エミリアーノ・サラの死から3カ月、父オラシオさんが心臓発作で逝く…
今年1月に帰らぬ人となったアルゼンチン人FWエミリアーノ・サラの父のオラシオさんが、26日未明に心臓発作で亡くなっていたことが分かった。58歳だった。イギリス『デイリー・メール』など各メディアがアルゼンチンメディアの情報をもとに伝えている。 息子のエミリアーノは今年1月21日、フランスから移籍先のカーディフに渡るために乗っていた小型飛行機が墜落し消息不明に。翌月7日に、海に沈んでいた遺体がエミリアーノのものだと判明し死亡が確定した。 そしてそれからわずか3カ月。父のオラシオさんが突然の他界。原因は心臓発作だという。 サラの故郷、プログレソの市長を務めるジュリオ・ミュラー氏は、オラシオさんの妻のメルセデスさんから電話を受けたことを地元のラジオで語った。 「2019年はこの町の人々の心を和らげてくれるつもりはないようだ」 「朝5時、彼の妻からの電話が鳴った。彼女はとても動揺していた。医者はすでにその場にいたが、私が到着した頃には彼はすでに亡くなっていた」 「彼はエミリアーノの死を克服することはできなかった」 「遺体が発見されたとき、この事件は終わるかに思えた。しかし、パイロットのことが明るみになって、状況はさらに困難になった」 イギリスの航空事故調査当局によると、エミリアーノを乗せた小型飛行機を運転していたデイビッド・アイボットソン氏が商用飛行の免許を持っていなかったことが判明。 息子の死に大きな絶望に押しつぶされそうになっていたオラシオさんを襲った衝撃の事実。果てしない悲しみとの戦いの末に、オラシオさんはエミリアーノの後を追うように息を引き取った。 2019.04.26 20:30 Fri4
エミリアーノ・サラ氏の遺体写真をインターネット上に流出させた被告2人に懲役刑!
今年1月に飛行機墜落事故に巻き込まれて逝去したアルゼンチン人FWエミリアーノ・サラ氏(享年28)の遺体写真をインターネット上に流出させた事件で被告2人に懲役刑が科されることになった。イギリス『BBC』が伝えている。 サラ氏は今年1月21日に前所属先のナントから新天地のカーディフに渡航した際、搭乗していた小型飛行機がイギリス海峡に墜落し、後に海底から沈んだ機体から亡骸が発見されて死亡が確認された。 その後、監視カメラ会社の役員を務めるシェリー・ブレイ被告(49)と、同社の従業員であるクリストファー・アシュフォード被告(62)は、2月7日にボーンマスの遺体安置所に安置されたサラ氏の遺体の映像が収められた監視カメラに不正アクセス。 同日にライブ視聴を行ったうえ、その翌日には録画された映像を2度再生したことが警察の調べで確認されていた。さらに、ブレイ被告はアシュフォード被告の夜勤の前に「テーブルの上に素敵なものがある」との不適切なメッセージも送っていた。 さらに、事件発覚後に押収されたブレイ被告の携帯電話にはサラ氏の遺体を写した2つの画像が発見。また、ブレイ被告は自身の娘に当該画像を送り、アシュフォード被告は自身の友人に同じく画像を送っていた。 ただ、事件を担当したスウィンドン裁判所は両被告がインターネット上に流出した画像を撮影し、SNSに投稿した事実はないと主張。この結果、3つのコンピュータ不正使用の罪と司法妨害の罪でブレイ被告に14カ月、3つのコンピュータ不正使用の罪でアシュフォード被告に5カ月の懲役刑を科している。 なお、サラ氏の家族であるロミナさんは金曜日に行われた裁判の被害者声明において、「これほど酷いことができる邪悪な人々がいることは信じられない」と、両被告の鬼畜の所業に対する怒りを露わにしていた。 2019.09.24 14:05 Tueナントの人気記事ランキング
1
PSGが5大リーグにおけるアウェイ戦無敗記録を樹立、黄金時代のミランが築いた記録を抜く
パリ・サンジェルマン(PSG)が記録を樹立した。PSGは22日、リーグ・アン第29節延期分でナントとアウェイで対戦し、1-1で引き分けていた。 この結果、リーグ・アンでのアウェイ戦無敗記録を39試合に伸ばし、5大リーグにおける新記録を樹立した。 これまでの記録は1991年から1993年にかけてアリゴ・サッキ氏、ファビオ・カペッロ氏率いる黄金時代のミランがセリエAで記録した38試合だった。 ルイス・エンリケ監督は記録樹立について「ガルティエ監督から始まった記録。素晴らしいミランの記録を破った特別な日だ」と前任者への心遣いも忘れなかった。 偉大な記録を新たに打ち立てたPSGが今季、クラブ史上初のCL優勝に到達できるかに注目だ。 2025.04.23 11:30 Wed2
「かわいそう」「頭が取れてる…」マスコット同士のタックルでまさかの大ケガ!?担架で搬送される「一平くんを思い出した」
リーグ・アンで思わぬアクシデントが起きた。 舞台となったのは、1日に行われたリーグ・アン第7節のスタッド・レンヌvsナントの一戦だ。 同じブルターニュ地方に本拠地を置くライバル同士の一戦。それだけに選手だけでなくクラブのマスコットも気合が入りすぎてしまったのかもしれない。 試合後に観客を盛り上げるためにピッチへと現れたのは、レンヌのマスコット「エルミング」とナントのマスコット「リリ」。エルミングがリリに向かって強烈なラグビータックルをお見舞すると、正面からもろに食らったリリはノックダウン。その衝撃で頭が取れてしまった。 その後すぐに応急処置を受けたリリだが、担架に乗せられてピッチの外へと運ばれていった。ただ、担架を運ぶ人も笑っており、搬送も含めてあくまで演出の一環のようだ。 これには、SNS上のファンも「頭が取れてる…」、「ラグビーW杯の影響だ」、「面白いけどかわいそう」、「一平くんの担架芸を思い出した。」とコメント。担架芸で知られる愛媛FCの 熱烈サポーターである一平くんの名前もあがっている。 なお、試合はレンヌが3-1で勝利。2勝5分けながらリーグ無敗を維持している。 <span class="paragraph-title">【動画】マスコットの強烈タックルで頭がもげる…</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="fr" dir="ltr"> Le Canari est à terre ce soir sur un placage incroyable ! <a href="https://twitter.com/hashtag/SRFCFCN?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#SRFCFCN</a> <a href="https://t.co/mGfIw27uBV">pic.twitter.com/mGfIw27uBV</a></p>— Prime Video Sport France (@PVSportFR) <a href="https://twitter.com/PVSportFR/status/1708586355960197386?ref_src=twsrc%5Etfw">October 1, 2023</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2023.10.03 12:10 Tue3
王者PSGの連勝が10でストップ、終盤被弾でナントにドロー【リーグ・アン】
パリ・サンジェルマン(PSG)は22日、リーグ・アン第29節延期分でナントとのアウェイ戦に臨み、1-1で引き分けた。 前節ル・アーヴル戦を2-1で逃げ切りリーグ戦10連勝とした王者PSG。チャンピオンズリーグ準々決勝アストン・ビラ戦の狭間に組まれていた中、リーグ側の計らいで延期となっていた一戦。 PSGはドゥエやバルコラをベンチスタートとし、3トップはデンベレ、クワラツヘリア、イ・ガンインが形成した。 14位ナント(勝ち点30)に対し、PSGが立ち上がりからボールを握ると、33分に先制する。デンベレ、イ・ガンインと繋ぎ、ボックス中央に走り込んだヴィティーニャがボレーで蹴り込んだ。 先制したPSGは43分に追加点の好機も、ゴールエリア右から放ったジョアン・ネヴェスのボレーはGKにセーブされ、1点のリードで前半を終えた。 迎えた後半、61分のピンチを守護神ドンナルンマが救ったPSGは、ドゥエとバルコラを投入して勝負を決めにかかる。 しかし79分のバルコラの一対一をGKカールグレンに止められると、83分に追いつかれる。アブリーヌのカットインで崩されると、最後はドウグラス・アウグストにルーズボールをダイレクトで叩き込まれた。 追加タイムにはゴンサロ・ラモスのヘディングシュートがバーに直撃する不運もあって1-1で終了。王者PSGの連勝が10で止まっている。 ナント 1-1 PSG 【ナント】 ドウグラス・アウグスト(後38) 【PSG】 ヴィティーニャ(前33) 2025.04.23 06:44 Wed4
エミリアーノ・サラ悲劇の事故死から4年、カーディフがナントに移籍金一部を支払い
2019年1月に飛行機墜落事故で亡くなったエミリアーノ・サラに関して、カーディフがナントに移籍金の初回支払いを済ませたようだ。イギリス『BBC』が伝えている。 当時の移籍市場でナントからカーディフへの移籍が決まっていたサラは、フランスからイギリスに向かう小型飛行機が墜落し帰らぬ人となった。原因不明の航空機事故として当局による様々な調査が行われた中、クラブ間では同選手の所有権や移籍金をめぐって問題が発生していた。 移籍はカーディフが1700万ユーロを支払う予定となっていたが、事故が起きた瞬間の所有権はまだナント側にあったと主張し、移籍金の支払いを拒否。だがその後、FIFAはカーディフに対し冬の移籍市場での3年間の補強禁止処分を言い渡した。 そして、事故から4年が経つ中で、カーディフは分割支払いの1回目の支払いとして600万ユーロ(利息を含めると800万ユーロ)の支払いが行われたようだ。 なお、今回の支払いに際して、カーディフはFIFAに補強禁止処分の解除を要求しているとのことだ。 2023.01.11 22:00 Wed5