チェルシー、イグアインプレミアデビューもボーンマスに4失点大敗《プレミアリーグ》
2019.01.31 06:43 Thu
チェルシーは30日、プレミアリーグ第24節でボーンマスと対戦し、0-4で敗れた。
前節、アーセナルに敗れた4位のチェルシー(勝ち点47)は、この間に行われたEFLカップとFAカップでそれぞれトッテナムとシェフィールド・ウェンズデイを下し駒を進めた。およそ10日ぶりとなるリーグ戦に向けて、ダビド・ルイスやジョルジーニョ、カンテ、アザールらが先発に顔をそろえたほか、今冬に獲得したイグアインも名を連ねプレミアデビューを果たした。
立ち上がりからボーンマスの素早いプレスに攻撃のリズムを作れないチェルシーは、3分に自陣でペドロがボールを奪われ、キングにシュートを許す。するとこのシュートがダビド・ルイスの顔面に直撃。しばらく倒れ込んでいたが、大事には至らなかった。
いつものようにジョルジーニョが徹底マークされるチェルシーはクロスからチャンスを演出。右サイドのペドロのクロスをファーサイドから飛び込んだコバチッチが頭で合わせたが、GKがわずかに触れたことでクロスバーに弾かれる結果に。
25分にはカウンターからペドロがシュートに持ち込むが、ボックス内から左足で放ったシュートはGKの正面に。その後、守りを固めるボーンマス相手に攻めあぐねていると、35分にピンチを迎える。
しかし、前半最後の嫌な雰囲気を後半に持ち越すことになった。ボーンマスは47分、左サイドのフレイザーからの浮き球パスをボックス左で収めたブルックスがキングにラストパス。ボックス中央でキングは豪快にネットを揺らし、ホームのボーンマスが先制した。
一向に得点のにおいがしないチェルシーは61分にペドロを下げてウィリアンを投入。その後、立て続けに3本のCKを得るも、3本目のCKを跳ね返したボーンマスがカウンターを発動。キングのパスを受けたブルックスがゴール前で冷静に相手を躱しゴールに流し込んだ。
まさかの展開となったチェルシーはイグアインを下げてジルーをピッチへ。プレミアデビューとなったイグアインだが、良いところを見せられなかった。
直近のFAカップでも投入直後のジルーのアシストからゴールが生まれたチェルシーがここからギアを上げていきたいところだったが、74分に再びカウンターから失点。キングにこの試合2点目を許し、3点差をつけられてしまった。
チェルシーは後半アディショナルタイムにも、途中出場のアイブのクロスから、途中出場のダニエルズのゴールが生まれ4失点目。結局、チェルシーは0-4で敗戦。リーグ戦2連敗となった。
前節、アーセナルに敗れた4位のチェルシー(勝ち点47)は、この間に行われたEFLカップとFAカップでそれぞれトッテナムとシェフィールド・ウェンズデイを下し駒を進めた。およそ10日ぶりとなるリーグ戦に向けて、ダビド・ルイスやジョルジーニョ、カンテ、アザールらが先発に顔をそろえたほか、今冬に獲得したイグアインも名を連ねプレミアデビューを果たした。
立ち上がりからボーンマスの素早いプレスに攻撃のリズムを作れないチェルシーは、3分に自陣でペドロがボールを奪われ、キングにシュートを許す。するとこのシュートがダビド・ルイスの顔面に直撃。しばらく倒れ込んでいたが、大事には至らなかった。
25分にはカウンターからペドロがシュートに持ち込むが、ボックス内から左足で放ったシュートはGKの正面に。その後、守りを固めるボーンマス相手に攻めあぐねていると、35分にピンチを迎える。
CKを得たボーンマスはその流れから、右サイドの深い位置からクロスが上がる。キングがこれを頭で逸らしてブルックスがフィニッシュ。しかしここはGKケパがしっかりセーブ。チェルシーは41分にと44分にもカウンターから危険な場面を迎えたが、ケパが躍動。なんとか無失点で試合を折り返した。
しかし、前半最後の嫌な雰囲気を後半に持ち越すことになった。ボーンマスは47分、左サイドのフレイザーからの浮き球パスをボックス左で収めたブルックスがキングにラストパス。ボックス中央でキングは豪快にネットを揺らし、ホームのボーンマスが先制した。
一向に得点のにおいがしないチェルシーは61分にペドロを下げてウィリアンを投入。その後、立て続けに3本のCKを得るも、3本目のCKを跳ね返したボーンマスがカウンターを発動。キングのパスを受けたブルックスがゴール前で冷静に相手を躱しゴールに流し込んだ。
まさかの展開となったチェルシーはイグアインを下げてジルーをピッチへ。プレミアデビューとなったイグアインだが、良いところを見せられなかった。
直近のFAカップでも投入直後のジルーのアシストからゴールが生まれたチェルシーがここからギアを上げていきたいところだったが、74分に再びカウンターから失点。キングにこの試合2点目を許し、3点差をつけられてしまった。
チェルシーは後半アディショナルタイムにも、途中出場のアイブのクロスから、途中出場のダニエルズのゴールが生まれ4失点目。結局、チェルシーは0-4で敗戦。リーグ戦2連敗となった。
チェルシーの関連記事
プレミアリーグの関連記事
|
チェルシーの人気記事ランキング
1
「当然だ」「何も文句はない」「三笘の魔法」チェルシー戦で三笘薫が見せた衝撃トラップからのゴールが『BBC』の2月月間最優秀ゴールに選出
ブライトン&ホーヴ・アルビオンの日本代表MF三笘薫の圧巻ゴールが、イギリス『BBC』の2月の月間最優秀ゴールに選出された。 三笘は2月14日に行われたプレミアリーグ第25節のチェルシー戦で衝撃のゴールを記録した。 FAカップでもチェルシーと対戦し決勝ゴールを決めていた三笘。再びのゴールが期待された中、この試合では衝撃的なゴールを記録した。 そんな中で迎えた試合の27分、GKバルト・フェルブルッヘンからのロングボールに反応した三笘が素晴らしいトラップによって抜け出すと、そのまま完璧なコントロールシュートをボックス手前から流し込み大きな先制点を挙げた。 ファビアン・ヒュルツェラー監督も「本当に特別なゴール、特別な瞬間だ。私自身、これまでのキャリアで自分の選手がこんなゴールを決めた記憶はない」と称賛した。 また、解説者のジェイミー・キャラガー氏も「今見たものは何だ?三笘のとんでもないプレーだった。タッチは今シーズンのプレミアリーグで見られるものの中でも本当に素晴らしい。凄いな。フィニッシュも文句ない。私は軽々しくそういったことは口にしないが、メッシのようだ」と絶賛。ギャリー・ネビル氏も「これは本当に特別だ」と称賛の言葉を送っていた。 そんな三笘のゴールは『BBC』の2月の月間最優秀ゴールに選出。現地のファンも「当然だ」、「何も文句はない」、「三笘の魔法だ」、「プスカシュ賞でも良い」、「間違いない」、「信じられないゴールだった」と称賛を再び浴びている。 <span class="paragraph-title">【動画】絶賛受ける三笘薫の超絶トラップからのゴール!</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="mSMnl8peoFI";var video_start = 9;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2025.03.11 13:50 Tue2
「メッシのよう」と称された三笘薫の衝撃トラップゴールがプレミアリーグの月間最優秀ゴールに選出! 自身2度目の受賞に
ブライトン&ホーヴ・アルビオンの日本代表MF三笘薫のゴールが、プレミアリーグの月間最優秀ゴールに選出された。 三笘は2月14日に行われたプレミアリーグ第25節のチェルシー戦で衝撃のゴールを記録。FAカップでもチェルシーと対戦し決勝ゴールを決めていた三笘。再びのゴールが期待された中、この試合では衝撃的なゴールを記録した。 そんな中で迎えた試合の27分、GKバルト・フェルブルッヘンからのロングボールに反応した三笘が素晴らしいトラップによって抜け出すと、そのまま完璧なコントロールシュートをボックス手前から流し込み大きな先制点を挙げた。 ファビアン・ヒュルツェラー監督も「本当に特別なゴール、特別な瞬間だ。私自身、これまでのキャリアで自分の選手がこんなゴールを決めた記憶はない」と称賛。解説者のジェイミー・キャラガー氏も「今見たものは何だ?三笘のとんでもないプレーだった。タッチは今シーズンのプレミアリーグで見られるものの中でも本当に素晴らしい。凄いな。フィニッシュも文句ない。私は軽々しくそういったことは口にしないが、メッシのようだ」と絶賛していた。 三笘はキャリアを通じて2度目の月間最優秀ゴール賞を受賞。初めての受賞は、2023年8月に受賞し、ウォルバーハンプトン戦のドリブル突破から決めたゴールに次いでの選出となった。 <span class="paragraph-title">【動画】絶賛受ける三笘薫の超絶トラップからのゴール!</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="mSMnl8peoFI";var video_start = 9;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2025.03.15 09:25 Sat3
伝家の宝刀のCKでメリーノが決勝点! アーセナルが真骨頂の堅守でチェルシーに完封勝利【プレミアリーグ】
プレミアリーグ第29節、アーセナルvsチェルシーが16日にエミレーツ・スタジアムで行われ、ホームのアーセナルが1-0で勝利した。なお、アーセナルのDF冨安健洋は負傷欠場となった。 2位のアーセナル(勝ち点55)は前節、マンチェスター・ユナイテッドとアウェイで対戦し、1-1のドロー。首位リバプールとの暫定勝ち点差が「15」に広がる、痛恨のリーグ3試合未勝利となった。それでも、直近のチャンピオンズリーグ(CL)ラウンド16・2ndレグでは初戦7-1のアドバンテージを受け、多くの主力を温存した末にPSVと2-2のドロー。今回のダービーへ弾みを付ける勝利には至らずも、きっちりベスト8進出を決めた。アルテタ監督はそのPSV戦で温存した主力を復帰させ、ユナイテッド戦からは先発2人を変更。カラフィオーリとヌワネリに代えてルイス=スケリー、マルティネッリを起用した。 一方、4位のチェルシー(勝ち点49)は前節、レスター・シティに1-0の勝利しリーグ連勝を達成。また、カンファレンスリーグ(ECL)のラウンド16・2ndレグのコペンハーゲン戦も同じく1-0で勝利し、連勝でのベスト8進出を決めた。中2日の過密日程のなかで公式戦5連勝を目指した一戦では先発6人を変更。GKサンチェス、フォファナ、中盤起用のリース・ジェームズらが復帰した一方、エースのパーマーが負傷でメンバー外となった。 立ち上がりからエンジン全開のホームチームが押し込む入りを見せた。開始3分にトロサールがファーストシュートを記録すると、以降もボックス付近で果敢に仕掛けるマルティネッリやゴール前に飛び出したライスがGKサンチェスを脅かしていく。 安定したボール保持とアタッキングサードでの積極的なチャレンジに加え、ボールを失った際の素早い切り替えしによって即時奪回。アウェイチームに自由を与えないアルテタのチーム。 相手を圧倒する時間帯が続くなか、20分にはニアに多くの選手を集める形の右CKからキッカーのウーデゴールが左足インスウィングで入れたボールをニアのメリーノが見事なバックヘッドで合わせると、これがファーポストに吸い込まれ、伝家の宝刀のセットプレーから先制に成功した。 防戦一方だった状況で耐え切れずに失点したチェルシー。それでも、前半半ばを過ぎてアーセナルのプレー強度の低下に加え、立ち位置の整理ができたことで、ようやく押し返していく。カウンターからエンソ・フェルナンデスがミドルシュートを放つと、37分には右からのクロスを起点にボックス内で連続シュート。ボックス左で浮き球のルーズボールに反応したククレジャが左足のハーフボレーシュートを狙うと、キャッチを試みたGKラヤがファンブルしたボールがゴール方向に向かうが、これは枠の左に外れて事なきを得た。 同点ゴールはならずもハーフタイムにかけては完全にボールの主導権を握ったチェルシーが押し込む形を作り出すも、集中したホームチームの守備を崩し切るまでには至らなかった。 互いに選手交代なしで臨んだ後半。両指揮官が施した修正に注目が集まったなか、1点リードのアーセナルがより安定したゲームコントロールを見せた。60分には右サイド深くでマルティネッリが上げたクロスをファーで浮いたメリーノが左足インサイドで合わす。だが、2点目かに思われたこのシュートはGKサンチェスのビッグセーブに阻まれた。 ダービーらしい球際のバチバチ感と小競り合いによるカードが増え始めたが、アーセナルが臨むクローズな展開で試合が推移していく。 そんななか、75分過ぎには両ベンチが慌ただしく動き始める。ボールは握れども攻撃の形を見いだせないチェルシーは、ジョージやデューズバリー=ホールに負傷明けのラヴィアら各ポジションにテコ入れを図る。 これに対してアーセナルはガス欠のマルティネッリに代えてヌワネリ、後半最終盤にはウーデゴールを下げてティアニーの投入で逃げ切りを図った。 アウェイチームとしては何とか見せ場を作りたいところだったが、最後までアーセナルの堅守を前に決定機を作れぬままタイムアップを迎えた。この結果、伝家の宝刀のセットプレーと真骨頂の堅守で勝ち切ったアーセナルがリーグ3戦ぶりの勝利。敗れたチェルシーは公式戦連勝が「4」でストップした。 アーセナル 1-0 チェルシー 【アーセナル】 ミケル・メリーノ(前20) <span class="paragraph-title">【動画】メリーノがCKから技ありのバックヘッド</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="ja" dir="ltr"><a href="https://twitter.com/UNEXT_football/status/1901272807147033031?ref_src=twsrc%5Etfw">March 16, 2025</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2025.03.17 00:31 Mon4
「彼らはその点で名人」アーセナルのCKに屈したチェルシー、攻撃の軸を3人欠いての戦いにマレスカ監督「大きな違いになる」
チェルシーのエンツォ・マレスカ監督が、アーセナル戦を振り返った。クラブ公式サイトが伝えた。 16日、プレミアリーグ第29節でチェルシーはアウェイでアーセナルと対戦。ビッグ・ロンドン・ダービーに臨んだ。 プレミアリーグで2位につけるアーセナルと4位につけるチェルシーの対戦。チェルシーは熾烈なチャンピオンズリーグ(CL)出場権争いの真っ只中で、勝利が欲しい状況だった。 ただ、試合はキックオフからアーセナルが主導権を握ると、20分にCKからミケル・メリーノにゴールを許して失点。チェルシーはその後反撃に出るも、アーセナルの堅守の前にゴールをこじ開けられず。1-0で敗戦に終わった。 マレスカ監督は試合を振り返り、立ち上がりに苦しんだことを認め、アーセナルが得意とするセットプレーでやられたことを悔やんだ。 「最初の20分は少し苦戦した。その後は試合をコントロールし、チャンスを作り始めた」 「後半はフィフティ・フィフティだった。大きな違いはセットプレーの戦略だろう。我々はよく戦い、試合はそこにあった。彼らはセットプレーで得点した。その点では名人と言える。残念ではあるが、我々は正しい方向に進んでいると感じている」 また、この試合ではFWニコラス・ジャクソン、FWノニ・マドゥエケ、MFコール・パーマーが欠場。攻撃のクオリティを失ったことを認めたが、インターナショナル・ブレイク明けには復帰すると語った。 「大きな違いになる。我々にとって最もゴールを決めている3選手が今日はピッチにいなかった。今日までリーグで3番目に優れた攻撃力を持っていたとして、攻撃面で少し苦戦することは普通のことだ」 「つまり、いずれにせよ、こうした選手たちがいなくなって我々は上手くやっているが、現時点で負傷している選手がいれば、もっと良いプレーができるということだ」 これで今シーズンのアーセナル戦は1分け1敗。CL出場権を争う上では大きな敗戦でもあるが、近年優勝を争っているアーセナルとの差はさほどないと語った。 「アーセナルとの最初の試合と今日の試合について言えることは、我々と彼らとの間に大きな違いはないということだ」 「私がチームに加わってから、正しい道を歩んでいると感じているし、とても近づいている。おそらく、このような試合で戦うには、前進する必要があるだけだが、その前進にはチャンピオンズリーグの出場圏内でシーズンを終えることも必要だ」 優勝という目標は現実的ではないチェルシー。マンチェスター・シティ、ニューカッスル・ユナイテッド、ブライトン&ホーヴ・アルビオンらと熾烈なCL出場権争いを制することがまずは目標になるだろう。 <span class="paragraph-title">【動画】アーセナルvsチェルシーの“ビッグ・ロンドン・ダービー”</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="sI3VMRLIEIU";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2025.03.17 14:30 Mon5