モウリーニョの右腕として活躍した“名参謀”ルイ・ファリア氏がカタールで監督業をスタート
2019.01.19 07:30 Sat
カタール・スターズリーグのアル・ドゥハイルは18日、新監督にルイ・ファリア氏(43)を招へいしたことを発表した。
ファリア氏は、ジョゼ・モウリーニョ監督の右腕として知られている存在。モウリーニョ監督が2001年に率いていたポルトガルのレイリア時代にコンディショニングコーチ兼アシスタントマネージャーを務めると、ポルトではフィジオセラピストを、その後のチェルシー、インテル、レアル・マドリーではコンディショニングコーチを務め、モウリーニョ監督2度目のチェルシー政権下ではアシスタントマネージャーに就任。マンチェスター・ユナイテッドでもアシスタントマネージャーを務めていた。
しかし、2018年6月に17年間にわたって仕えてきたモウリーニョ監督の下を去り退団。チームのトレーニングを構築したり、選手たちのコンディショニングを担当していただけに、大きな穴になると思われたが、その懸念通りチームは低迷。モウリーニョ監督も監督を退任することとなってしまった。
モウリーニョ監督の下を去った理由を「決断は家族のためだった」と語っていたファリア氏だったが、参謀役としてではなく監督としてのキャリアを初めてスタートするのはカタールの地に決定した。
アル・ドゥハイルは、かつてはレフウィヤと呼ばれていたクラブ。2010-11シーズンに初タイトルを獲得すると、2011-12シーズン、2013-14シーズンも優勝。現在まで6度のリーグ優勝を誇っている。
ファリア氏は、ジョゼ・モウリーニョ監督の右腕として知られている存在。モウリーニョ監督が2001年に率いていたポルトガルのレイリア時代にコンディショニングコーチ兼アシスタントマネージャーを務めると、ポルトではフィジオセラピストを、その後のチェルシー、インテル、レアル・マドリーではコンディショニングコーチを務め、モウリーニョ監督2度目のチェルシー政権下ではアシスタントマネージャーに就任。マンチェスター・ユナイテッドでもアシスタントマネージャーを務めていた。
しかし、2018年6月に17年間にわたって仕えてきたモウリーニョ監督の下を去り退団。チームのトレーニングを構築したり、選手たちのコンディショニングを担当していただけに、大きな穴になると思われたが、その懸念通りチームは低迷。モウリーニョ監督も監督を退任することとなってしまった。
アル・ドゥハイルは、かつてはレフウィヤと呼ばれていたクラブ。2010-11シーズンに初タイトルを獲得すると、2011-12シーズン、2013-14シーズンも優勝。現在まで6度のリーグ優勝を誇っている。
なお、2019シーズンのAFCチャンピオンズリーグにも出場。西地区のグループCに入っており、2017年に決勝まで進んだサウジアラビアの強豪であるアル・ヒラル、日本代表MF塩谷司が所属するUAEのアル・アイン、イランのエステグラルと同居。アジアの地で初の指揮官としてどのような活躍を見せるのだろうか。
ルイ・ファリアの関連記事
アル・ドゥハイルの関連記事
AFCチャンピオンズリーグエリートの関連記事
記事をさがす
|
|
ルイ・ファリアの人気記事ランキング
1
モウリーニョの副官サクラメントが独り立ちのためローマ退団! スパーズ時代から2年間共闘
トッテナムとローマでジョゼ・モウリーニョ監督の副官を務めているジョアン・サクラメント氏(32)が、ローマ退団を発表した。 サクラメント氏は自身の公式インスタグラムを通じて、「2021年の終わりと共に、非常に誇らしかったモウリーニョと一緒に過ごした2年のサイクルが終了しました。あなたと一緒に働くことは私にとって夢の実現でした。ミステルに永遠に感謝します!! あなたの人生に多くの幸あらんことを願っています」と、ローマ退団を明かした。 なお、イタリア『IlTempo』によると、サクラメント氏は現時点で行き先は不明も、モウリーニョ監督同様に監督としてのキャリアをスタートすることになるという。 ポルトガル出身のサクラメント氏は、サウスウェールズ大学でフットボールコーチングとパフォーマンスを専攻。その後、カーディフ・シティのスカウト、ユースチームのアシスタントコーチ、ウェールズ代表の分析担当を歴任。 その後、ジョゼ・モウリーニョ監督のメンター、フットボール界屈指の敏腕スポーツ・ディレクターとして知られるルイス・カンポス氏の誘いを受け、モナコのスカウトに着任。さらに、同氏のリール移籍に伴い、2017年からは同クラブでマルセロ・ビエルサ監督、クリストフ・ガルティエ監督をアシスタントコーチとしてサポートした。 そして、カンポス氏とモウリーニョ監督の関係性から前副官ルイ・ファリア氏の後任として推挙されたサクラメント氏は、トッテナムとローマで2年以上に渡って世界屈指の名将と共に働き、主にビルドアップや攻撃面の指導、試合分析の職務を担ってきた。 分析官でありながらも感情豊かな同氏は、稀代のエンターテイナーとして知られるモウリーニョ監督との相性も良く、トッテナム時代には度々ピッチサイドでの掛け合いを取り上げられていた。 2022.01.02 07:54 Sunアル・ドゥハイルの人気記事ランキング
1
ヴェッラッティがカタール国内で移籍か? 元柏のオルンガも在籍の首位チーム
元イタリア代表MFマルコ・ヴェッラッティ(32)がカタール国内での移籍を検討しているようだ。フランス『フットメルカート』が報じている。 2023年9月にパリ・サンジェルマン(PSG)を離れてカタールのアル・アラビに完全移籍したヴェッラッティ。 その新天地では是移籍1年半で公式戦38試合4ゴール12アシストを記録。リーグレベルはあるものの、加入直後からテクニック、戦術眼の部分で別格の存在感を示し、リーグ屈指のMFとの評価を確立。その一方で、チームのパフォーマンスはいまひとつで、契約が終了する今シーズン限りでの退団が既定路線とみられる。 今回の報道によれば、カタール・スターズリーグで首位に位置する強豪アル・ドゥハイルが、来シーズンに向けた目玉補強の1人として元イタリア代表MFをリストアップ。すでに獲得に向けた動きを見せているという。 現在、チームを率いるクリストフ・ガルティエ監督はPSG時代にヴェッラッティを指導した経験があるが、来季に向けて去就は不透明となっており、元アルジェリア代表指揮官のジャメル・ベルマディ氏が後任に据えられる可能性もあるが、いずれにせよクラブが同選手の獲得を目指すことに変わりはないようだ。 なお、現在のアル・ドゥハイルは元ラツィオMFルイス・アルベルトに加え、元ブラジル代表DFルーカス・ヴェリッシモ、元柏レイソルのFWマイケル・オルンガが在籍。今冬にはガラタサライからMFハキム・ツィエクも加わっており、ここにヴェッラッティが加入となれば、中東屈指の強豪クラブとなるはずだ。 2025.03.26 18:00 Wed2
アルデルヴァイレルトが6年過ごしたスパーズに別れ…「僕と家族の心の中にいつでもあり続ける」
カタールのアル・ドゥハイルへの移籍が決定したベルギー代表DFトビー・アルデルヴァイレルト(32)がトッテナムに別れを告げた。 2015年にアトレティコ・マドリーから加入したアルデルヴァイレルトは、代表でもコンビを組むDFヤン・ヴェルトンゲン(現ベンフィカ)と長らくセンターバックのコンビを組むなど、スパーズの最終ラインのリーダーとして君臨。公式戦243試合に出場していた。 クラブとの契約は2023年まで残っていたものの、ヌーノ・エスピリト・サント監督の就任に加え、補強担当がファビオ・パラティチ氏に替わった影響もあり、今夏の退団は有力視されている状況だった。そして、既報通りアル・ドゥハイルへの移籍が決定。移籍金は『テレグラフ』によると1300万ポンド(約19億7000万円)程度となったという。 6年を過ごしたトッテナムを離れ、カタールで新たな挑戦に臨むことになったスパーズのディフェンスリーダーは自身の公式『ツイッター』を通じて別れのメッセージを送っている。 「6年間、2つのホーム、チャンピオンズリーグ決勝と本当にたくさんの思い出があるよ」 「ファンのみんなはホワイト・ハート・レーンに足を踏み入れたときから、このクラブの一員であることを感じさせてくれたし、新しい特別なスタジアムでは何があっても僕らを応援してくれた」 「まず、ファンのみんなに感謝を伝えたい。そして、チームメイト、スパーズのスタッフ、バックルーム、それ以外のすべての素晴らしいメンバーにも感謝を伝えたい」 「このクラブは僕と家族の心の中にいつでもあり続けるよ」 「トビーより愛を込めて…」 スパーズの最終ラインを長年に渡って務め、攻守両面で抜群の存在感を放ったアルデルヴァイレルトは、間違いなくクラブ歴代最高のセンターバックの一人だ。また、明るく誠実な人柄はクラブ、多くのサポーターから慕われていた。 2021.07.28 15:31 Wed3
元柏のオルンガが京都に!? Jリーグファン騒然の投稿も意外な事実、過去には1試合8得点のエピソードにファン「狙ってやってる?」
かつては柏レイソルで大暴れし、現在はカタールのアル・ドゥハイルでプレーするケニア代表FWマイケル・オルンガのSNS投稿が話題だ。 2018年8月に中国の貴州恒豊から柏に加入したオルンガ。2年目の2019年にはJ2で27ゴールを記録すると、3年目の2020年はJ1で28ゴールを記録し得点王に。その活躍が認められ、2021年1月にアル・ドゥハイルへと完全移籍した。 パワー、スピード、そして高さも兼ね備えたオルンガはJリーグに衝撃を与えた中、アル・ドゥハイルでは凄みが増し、公式戦63試合で62ゴールという驚異的な数字を残している。 そのオルンガが自身のツイッターを更新したが、投稿した写真が話題に。なんと「京都珈琲」にいるというのだ。 オルンガが座る後ろにも「京都」の文字。まさか日本への復帰か?と思わせたが、タグ付けされた位置情報はカタール。ドーハのムシェイレブという地区にあるオシャレカフェだった。 ファンも京都サンガF.C.への移籍かと話題にする一方で、Jリーグ時代のエピソードが再燃。2019シーズンのJ2最終節で柏は京都と対戦。J1昇格に向けて大量得点が必要だった京都の前に、オルンガは1試合で8ゴールを記録。13-1で勝利し、京都のファンにとっては悪夢として記憶に残っている中、「狙ってやってる?」という声も挙がっている。 オルンガがこの京都戦を思い出したのか、なんなのか。意味深な投稿は大きな話題となっている。 <span class="paragraph-title">【写真】オルンガが京都に!? 話題となっている意味深投稿</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="ja" dir="ltr">京都珈琲 <a href="https://t.co/PNHH9bq7C0">pic.twitter.com/PNHH9bq7C0</a></p>— MICHAEL OLUNGA (@OgadaOlunga) <a href="https://twitter.com/OgadaOlunga/status/1619246616329990150?ref_src=twsrc%5Etfw">January 28, 2023</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2023.01.29 11:55 Sun4
アジア杯連覇のカタール代表、あのアルモエズ・アリが27歳で通算100キャップ到達
カタール代表におけるFWアルモエズ・アリ(27)の存在は絶対的だ。カタール『ガルフ・タイムズ』が伝えている。 アジア杯連覇のカタール代表、その絶対的エースと言えばアルモエズ・アリ。北アフリカのスーダンで生まれ、幼少期に移住先の中東カタールへ帰化したという経歴のストライカーだ。 所属するアル・ドゥハイルでは、キャプテンを担う一方、Jリーグでも無双したケニア代表FWマイケル・オルンガがセンターフォワードに君臨するため、アリの定位置は左ウイング。クラブ通算210試合で61ゴールと“並”のゴール数だ。 ところが、カタール代表だとそうではない。 27日、2026北中米W杯アジア2次予選第4節でクウェート代表と対戦したカタール代表。2トップの一角でフル出場したアリは、27歳にして通算100キャップ目であり、チームの全得点2ゴールを挙げ、2-1の勝利に貢献…A代表通算100試合で45ゴールだ。 「2試合1ゴール」に近いペースでネットを揺らすカタール代表でのアリ。アジア杯2023では2ゴール止まりだったが、反面チャンスメイクで奮闘して3アシスト。MVP級の活躍を披露した。また、W杯アジア2次予選では、第4節までで全チーム中最多の7ゴールを叩き出す。 『ガルフ・タイムズ』は、そんなアルモエズ・アリの“次のステップ”として、「カタールW杯では無得点…次のW杯でネットを揺らせ」と期待を寄せている。 2024.04.01 19:15 Mon5
