トッテナム、12億円でデンベレの退団を許可か…来季ACLで浦和と対戦の北京国安へ

2019.01.09 12:52 Wed
トッテナムがベルギー代表MFムサ・デンベレの中国スーパーリーグ・北京国安移籍を受け入れるようだ。『スカイスポーツ』が報じた。

2012年から7シーズンにわたり、トッテナムでプレーするデンベレ。これまでに全公式戦249試合に出場する同選手は、今シーズン終了後に同クラブとの契約が満了を迎える。今夏にはフリーで移籍する可能性もある31歳のベルギー代表MFだが、どうやら今冬の中国行きへと大きく傾いているようだ。

近年、ケガに悩まされるデンベレは、インテル移籍なども一時は報じられていたが、移籍金の発生する今冬に同選手の売却を進めたいトッテナムは、北京国安から提示された900万ポンド(約12億円)程度のオファーを受け入れると考えられている。このまま交渉が順調に進み、デンベレが北京国安に加入することが決まれば、来シーズンのアジアチャンピオンズリーグでグループGに入る浦和レッズなどと対戦することになる。

一方、中盤の選手を失う可能性のあるトッテナムは現在、リヨンのタンギ・エンドンベレやワトフォードのアブドゥライエ・ドゥクレ、アヤックスのドニー・ファン・デ・ベーク、ボルシアMGのデニス・ザカリアなどの獲得を狙うと報じられている。


提供:goal.com

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