インテルがL・マルティネスのAT弾でクリバリ退場のナポリに劇的勝利!《セリエA》
2018.12.27 06:40 Thu
▽セリエA第18節、インテルvsナポリが26日に行われ、1-0でインテルが勝利した。
▽右サイドバックにカジェホンを据えたナポリに対し、インテルは開始直後にイカルディがキックオフゴールを狙い、ロングシュートがバーを直撃した。そのインテルが良い入りを見せて攻勢をかける立ち上がりとなる中、ナポリは16分にカジェホンの攻め上がりが起点となってインシーニェが枠内シュートを記録し牽制した。
▽ここから盛り返し始めたナポリだったが24分、右足ハムストリングを痛めたハムシクがプレー続行不可能となってマクシモビッチが右サイドバックに投入される。カジェホンは本来の右サイドハーフに戻った。
▽さらに43分にも決定機。クロスボールを受けたイカルディがアルビオルとGKメレトのチェックを交わしてゴールエリア左に侵入。角度のない位置からシュートをねじ込みにかかったが、クリバリにゴールライン前でクリアされ、ゴールレスで前半を終えた。
▽後半に入ってナポリがポゼッションする流れで推移する中、インテルは自陣に引いて跳ね返す展開が続く。シュートに持ち込めずにいたナポリだったが66分、カジェホンがミドルシュートでGKハンダノビッチを強襲した。
▽後半半ばを過ぎ、ナポリはミリクに代えてメルテンスを、インテルはペリシッチに代えてケイタを投入し、勝負をかける。そして、終盤にかけてもナポリが敵陣でボールを保持する。
▽そのナポリは80分にアクシデント。クリバリがポリターノの突破を止めたプレーでイエローカードを提示されると、不服に思ったクリバリは主審に対して抗議の意味を込めた拍手をし、立て続けにイエローカードを受けて退場となってしまった。
▽マン・オブ・ザ・マッチ級のプレーを見せていたクリバリを失ったナポリがカジェホンを再び右サイドバックに下げた一方、数的優位となったインテルはジョアン・マリオに代えてL・マルティネスを投入。84分には左CKからイカルディのヘディングシュートが枠を捉えたが、GKメレトにセーブされた。
▽凌いだナポリは89分にビッグチャンス。左クロスが流れてボックス右のインシーニェが放ったシュートはGKハンダノビッチにセーブされるも、ルーズボールをジエリンスキがシュート。しかし、アサモアのゴールライン上でのスーパーブロックに阻まれた。
▽すると追加タイム1分、インテルに劇的なゴールが生まれる。左サイドからのケイタの右足アウトでのクロスをヴェシーノがスルーし、ボックス中央のL・マルティネスが左足ボレーで蹴り込んだ。これが決勝点となってインテルが劇的勝利。ナポリとの上位対決を制している。
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▽4日前の前節、最下位キエーボ戦をベストメンバーで挑んだ中、ドローに持ち込まれた3位インテル(勝ち点33)は、キエーボ戦のスタメンから2選手を変更。ヴルサリコと規律違反を犯したナインゴランに代えてアサモアとボルハ・バレロを起用した。▽一方、前節SPAL戦をアルビオルの一撃で4連勝とした2位ナポリ(勝ち点41)は、ユベントスを暫定9ポイント差で追う中、SPAL戦のスタメンから4選手を変更。メルテンスやヒサイ、グラムらをベンチスタートとし、アランやミリク、ファビアン・ルイスらを先発とした。▽ここから盛り返し始めたナポリだったが24分、右足ハムストリングを痛めたハムシクがプレー続行不可能となってマクシモビッチが右サイドバックに投入される。カジェホンは本来の右サイドハーフに戻った。
▽再びインテルが押し込む流れとなる中31分、ペリシッチが左足ボレーでネットを揺らすもオフサイドに阻まれる。ハーフタイムにかけてもインテルが攻勢に出ると、39分にポリターノの右クロスにフリーのジョアン・マリオがヘッド。しかし、GKメレトの正面に飛んでしまう。
▽さらに43分にも決定機。クロスボールを受けたイカルディがアルビオルとGKメレトのチェックを交わしてゴールエリア左に侵入。角度のない位置からシュートをねじ込みにかかったが、クリバリにゴールライン前でクリアされ、ゴールレスで前半を終えた。
▽後半に入ってナポリがポゼッションする流れで推移する中、インテルは自陣に引いて跳ね返す展開が続く。シュートに持ち込めずにいたナポリだったが66分、カジェホンがミドルシュートでGKハンダノビッチを強襲した。
▽後半半ばを過ぎ、ナポリはミリクに代えてメルテンスを、インテルはペリシッチに代えてケイタを投入し、勝負をかける。そして、終盤にかけてもナポリが敵陣でボールを保持する。
▽そのナポリは80分にアクシデント。クリバリがポリターノの突破を止めたプレーでイエローカードを提示されると、不服に思ったクリバリは主審に対して抗議の意味を込めた拍手をし、立て続けにイエローカードを受けて退場となってしまった。
▽マン・オブ・ザ・マッチ級のプレーを見せていたクリバリを失ったナポリがカジェホンを再び右サイドバックに下げた一方、数的優位となったインテルはジョアン・マリオに代えてL・マルティネスを投入。84分には左CKからイカルディのヘディングシュートが枠を捉えたが、GKメレトにセーブされた。
▽凌いだナポリは89分にビッグチャンス。左クロスが流れてボックス右のインシーニェが放ったシュートはGKハンダノビッチにセーブされるも、ルーズボールをジエリンスキがシュート。しかし、アサモアのゴールライン上でのスーパーブロックに阻まれた。
▽すると追加タイム1分、インテルに劇的なゴールが生まれる。左サイドからのケイタの右足アウトでのクロスをヴェシーノがスルーし、ボックス中央のL・マルティネスが左足ボレーで蹴り込んだ。これが決勝点となってインテルが劇的勝利。ナポリとの上位対決を制している。
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