群馬退団のMF松下裕樹が栃木シティへ完全移籍「引退も考えましたが…」

2018.12.22 12:15 Sat
Getty Images
▽ザスパクサツ群馬は22日、MF松下裕樹(37)が栃木シティフットボールクラブへと完全移籍することを発表した。

▽地元・群馬県出身の松下は、前橋育英高校から2000年にサンフレッチェ広島に入団。その後、アビスパ福岡、川崎フロンターレへと移籍し、2007年にザスパ草津へと加入。2013年、2014年は横浜FCでプレーするも、2015年に復帰。しかし、先日退団が発表されていた。松下は両クラブを通じてコメントしている。

◆ザスパクサツ群馬
「幼い頃からの夢だったプロサッカー選手として生まれ育った群馬で10年もプレーできたことは、とても幸せでした。思い出はたくさんありますが、その中でも初連勝した日の感動は忘れられません」
「2007年にチームが見つからない僕を拾ってくれました。その時は、活躍してどこかのクラブに移籍してやる、と考えていました。しかし、ザスパでプレーしていくうちに、このクラブでJ1に昇格したい、そう思うようになりました。現状はそんな思いとは逆にJ3に降格し、J2に復帰出来ずにクラブを離れることになってしまい本当に悔しくてしかたありません」

「ファン、サポーターの皆さん、スポンサーの方々、ボランティアスタッフをはじめザスパを応援し支えてくださる全ての方々、10年間ありがとうございました。これからもザスパクサツ群馬をよろしくお願いします」
「ザスパを最後のクラブと想っていたところもあり引退も考えましたが、まだ燃え尽きてない気持ちがあり、トライアウトを受け、声をかけていただいた栃木シティフットボールクラブでプレーすることに決断しました。ザスパで培った雑草魂で栃木シティFCの為に闘います」

「群馬から近いので、ザスパの応援に被らない時は、是非足を運んでみてください」

◆栃木シティフットボールクラブ
「栃木シティフットボールクラブでプレーするチャンスをいただきました。
目標であるJFL昇格を果たす為、全身全霊をかけて、日々のトレーニングから覚悟を持ち闘っていきたいと思います。よろしくお願いします」

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