7季ぶりのCLベスト16進出にリヨンのエースと指揮官が歓喜「みんながヒーローだった」

2018.12.13 22:20 Thu
リヨンのフランス代表MFナビル・フェキルは、決勝トーナメント進出を決められた喜びを語った。

12日に行われたチャンピオンズリーグ グループF最終節でリヨンは敵地でシャフタール・ドネツクと対戦。引き分け以上でグループ突破を決められるリヨンだったが、23分にシャフタールに先制点を許すなど苦しい展開に。しかし、65分にフェキルが同点弾をマークして1-1のドローで試合終了。リヨンはグループ唯一の負けなしの2位でベスト16入りを決めた。

試合後、同点ゴールを奪い、チームを窮地から救ったフェキルは『RMC』で喜びをあらわに。「雪も降っていたからここでの戦いは簡単にはいかないと分かっていた。良いプレーができていたときに失点したけれど、その後も上手くプレーを続けられた。得点を決めたのは僕だったけれど、チームのみんながヒーローだった」

「ここ数シーズン、ベスト16進出を果たせていなかった。でも、今回はグループを突破し、今は抽選会を待っている状態だ。僕たちは良いクラブと対戦し、良い試合ができることを楽しみにしている」

また、ブルーノ・ジェネジオ監督も久々の決勝トーナメント進出に歓喜した様子でコメントを残した。「難しい夜だったから、多くの感情、喜び、誇り、そして安堵感がある。我々はこの結果を得るに相応しい。敵地で良い戦いを見せた選手たちを誇りに思うし、特にナビルのゴールにはうれしい限りだ。ただ、残念なことにナビルは(累積による出場停止のため)ホームでの初戦に出場できない」

なお、データサイト『Opta』によると、リヨンがCLベスト16進出を果たすのはこれで10回目。この回数はフランスのクラブの中で最多記録となる。

今シーズンのCLグループリーグ初戦でマンチェスター・Cを敵地で破るなど最高のスタートを切り、1勝5分けと無敗でグループ突破を決めたリヨンは、7シーズンぶりの決勝トーナメントでこの躍進を続けられるのだろうか。


提供:goal.com

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