レーティング:浦和レッズ 1-0 ベガルタ仙台《天皇杯》

2018.12.09 20:40 Sun
©超ワールドサッカー
▽天皇杯JFA第98回全日本サッカー選手権大会決勝、浦和レッズvsベガルタ仙台が9日に埼玉スタジアム2002で行われ、1-0で勝利した浦和が12年ぶり7度目の優勝を果たした。超WSの選手採点結果と寸評は以下の通り。

▽浦和採点
(C)CWS Brains,LTD.
GK
1 西川周作 6.0
野津田や阿部の枠内シュートを冷静に阻止。スペースカバーやビルドアップへの貢献も上々
DF
31 岩波拓也 6.0
前半は中野の仕掛けに苦慮も後半はほとんど仕事をさせず。終盤の空中戦でも強さを見せた

22 阿部勇樹 6.5
老獪且つアグレッシブな守備でジャーメインら相手攻撃陣を封殺。バタついた時間帯や終盤の受ける展開でのオーガナイズも素晴らしかった

5 槙野智章 6.5
阿部との良い関係性でタイトな守備を90分間継続。ゴール前のスペースをきっちり管理した
MF
27 橋岡大樹 5.5
球際や空中戦の強さは見せたが、攻撃面の貢献はいまひとつ。中野の対応に苦慮も要所では締めた

15 長澤和輝 6.5
持ち味の機動力と球際の強さ、読みを利かせた守備で中盤を制圧。見事な危機察知能力でピンチの芽を摘み続けた

16 青木拓矢 6.0
序盤こそ自身の周囲のスペースを使われたが、味方とのコミュニケーションで修正。セカンドボールの争いでもよく戦った

10 柏木陽介 5.5
コンディションが万全ではなかった中、攻守に最低限の役割はこなした

(→4 柴戸海 5.0)
決勝の重圧か、最後まで試合に入り切れないまま終了

3 宇賀神友弥 6.5
チームを12年ぶり7度目の優勝に導くスーパーゴール。得点以外の部分でも安定したプレーぶり

FW
9 武藤雄樹 5.5
古巣対戦で気迫を見せたが、連戦による疲労から全体的にプレー精度はいまひとつ

(→20 李忠成 -)

30 興梠慎三 5.5
試合を通して身体の重さが顕著だったが、チャンスになりそうな場面での集中力や試合終盤の強かなプレーで逃げ切りを助けた

(→21 ズラタン -)

監督
オズワルド・オリヴェイラ 6.0
持ち味の堅守を全面に押し出した老獪な試合運びで久々の天皇杯のタイトルと共にACL出場権を確保

▽仙台採点
(C)CWS Brains,LTD.
GK
1 シュミット・ダニエル 5.5
失点はノーチャンス。幾つかの相手のカウンターチャンスにも冷静な判断で対応

DF
13 平岡康裕 5.0
軽率な2つのプレーで失点に絡みそうになるなど集中力を欠いた。攻撃ではクロス精度がいまひとつだった

27 大岩一貴 5.5
ややガス欠気味の相手2トップを冷静に封じ続けたが、ビルドアップの局面でより貢献がほしかった

6 板倉滉 5.0
終盤はパワープレー要員で前線起用も焦りからか効果的にプレーできず。本職の守備では粘り強く対応

MF
29 古林将太 5.0
効果的に攻撃に絡めず、チームとして左偏重の攻撃が目立った。全体的にインテンシティを欠いた

(→40 関口訓充 5.0)
古巣対戦も相手に脅威を与えるようなプレーはほとんどなかった

34 椎橋慧也 5.0
入りは悪くなかったが、時間の経過と共に長澤らとのマッチアップで劣勢に。相手カウンターの温床に

(→15 矢島慎也 -)

7 奥埜博亮 5.0
前半は仕掛ける姿勢やセカンドボールに良い反応を見せたが、徐々にトーンダウン

23 中野嘉大 5.5
前半は積極的な仕掛けで貴重な攻め手となった一方、ややプレーが単調で後半は相手の数的優位を生かした守備に封じられる

FW
16 野津田岳人 5.5
失点場面ではややクリアが正直すぎた。セットプレーの精度はいまひとつも仕掛ける姿勢やオフ・ザ・ボールの動き出しで唯一相手守備陣を脅かした

19 ジャーメイン良 4.5
4戦連発はならず。チームの機能性の問題もあるが相手守備陣に完璧に封じられ、シュート0に終わる

(→20 阿部拓馬 5.0)
仕掛ける姿勢は見せたが、ボックス付近での決定機では思い切りを欠いた

11 石原直樹 5.0
古巣対戦で気迫は見せたが、序盤こそ躍動感を見せたものの引いた相手に対して効果的なプレーを見せられず

監督
渡邉晋 5.0
相手の本拠地開催というディスアドバンテージなど不運もあったが、交代策を含め攻撃面でのセカンドプランがなかった

★超WS選定マン・オブ・ザ・マッチ!
宇賀神友弥(浦和レッズ)
▽試合の流れがどちらに転ぶかわからない重要な時間帯にスーパーな一撃。チームが後半シュート2本の苦しい展開を強いられたことを考えれば、好プレーを見せた長澤や阿部らにも勝る貢献度と言える。

浦和レッズ 1-0 ベガルタ仙台
【浦和】
宇賀神友弥(前13)
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レーティング:トッテナム 2-3 アーセナル【プレミアリーグ】

プレミアリーグ第35節、トッテナムvsアーセナルが28日にトッテナム・ホットスパースタジアムで行われ、アウェイのアーセナルが2-3で勝利した。超WSの選手採点結果と寸評は以下の通り。 ▽トッテナム採点 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2023/get20240429_0_tw.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">(C)CWS Brains,LTD.<hr></div> GK 13 ヴィカーリオ 5.5 2失点はノーチャンスで後半にサカのシュートをビッグセーブ。だが、以前から狙われているセットプレー守備はチームと共に要改善 DF 23 ペドロ・ポロ 5.5 守備面ではやや苦戦を強いられたが、攻撃面ではソン・フンミンの決定機を演出するなどクルゼフスキと共に右サイドでアクセントを付けた 17 ロメロ 6.5 反撃の狼煙を上げるゴールに加え、攻守両面で八面六臂の見事なパフォーマンスを披露。ダービーの意味を理解するプレーぶりだった 37 ファン・デ・フェン 6.0 3失点共に大きな責任はなし。幻のゴールに加え、ビハインドを追う状況でリスク管理を一手に引き受けて広大なスペースをカバーした 33 ベン・デイビス 5.5 PK奪取という大きな仕事を果たす。試合の入りは良い潰しができていたが、2失点目含めてサカに苦戦を強いられた (→ロ・チェルソ -) MF 21 クルゼフスキ 6.0 3失点目ではハヴァ―ツのマークを離してしまったが、攻撃面では久々に好調時の躍動感を披露。攻撃の起点として攻め手を担った 30 ベンタンクール 5.0 試合の入りは悪くなかったが、全体的にプレースピード、精度がいまひとつだった (→サール 5.5) 攻守両面で活動量は見せたが、攻撃面ではアクセントになり切れず 10 マディソン 4.5 試合の入りは悪くなかったが、時間の経過と共にトーンダウン。潰される場面も少なくなく、攻撃を司ることができなかった (→リシャルリソン 5.5) 勝ちたい気持ちを全面に押し出したプレーを見せ、前線で動きの量を出して味方を生かした 5 ホイビュア 4.5 出足の鋭い潰しなど良いプレーもあったが、痛恨のオウンゴール。さらに、攻撃面でもマイボール時の判断、精度で物足りず (→ビスマ 5.5) 自陣での危ういプレーもあったが、後方でつなぎの起点に 16 ヴェルナー 5.0 前半30分過ぎに負傷交代。ホワイトやサカの守備に対して、効果的な仕掛けを見せられず (→ブレナン・ジョンソン 6.0) ヴェルナー負傷でスクランブル投入。左右のサイドで推進力を示した FW 7 ソン・フンミン 5.5 プレッシャーがかかるPKを決めた。ただ、試合を通してのパフォーマンス、キャプテンとしてのリーダーシップは十分ではなかった 監督 ポステコグルー 5.0 後半に2点を奪って意地は見せたが、セットプレーの脆弱な守備、被カウンター時の脆さと、ハイリスク・ローリターンの戦いに… ▽アーセナル採点 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2023/get20240429_0_tw2.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">(C)CWS Brains,LTD.<hr></div> GK 22 ラヤ 5.0 軽率なプレーで失点に関与。点差や時間帯を考えれば、リスクを冒す必要は全くなかった。ハイボール処理では概ね安定も危うい場面もあった DF 4 ホワイト 6.0 サカのサポートを受けながら守備面ではソリッドな対応を見せた。攻撃では直近の試合に比べてアクセントを付けられなかったが、及第点の出来。セットプレーではヴィカーリオを苦しめた 2 サリバ 6.0 普段に比べて傑出したパフォーマンスとまではいかなかったが、要所を締める守備で勝利に貢献 6 ガブリエウ 6.0 相手のアタッカー陣相手によく戦った。サリバ同様にそつのないプレーだった 8 冨安健洋 5.5 クルゼフスキやジョンソンの対応に苦慮。攻撃でも細かいミスが散見されたが、久々のリーグ戦フル出場で最低限の仕事はこなした MF 8 ウーデゴール 6.0 過密日程でチェルシー戦に比べると、身体の重さが見受けられたが、前半の好パフォーマンスで流れを引き寄せた (→キヴィオル -) 5 トーマス 6.0 中盤のフィルター役として奮闘。繋ぎの局面ではミスもあったが、経由点としては機能した 41 ライス 6.5 ハヴァーツの3点目をアシスト。やや軽率な形でのPK献上で難しい終盤にしてしまったが、相手にボールを持たれる展開の中でよく粘った。さすがに連戦の影響もあって攻撃面ではさほど存在感を示せず FW 7 サカ 7.0 オウンゴール誘発に見事なフィニッシュで前回対戦に続くゴールを記録。攻撃の起点として常に相手の脅威となった 29 ハヴァーツ 7.0 決勝点に加えてサカのゴールをアシスト。前線で起点を担いつつ、守備でもチームを助けた 19 トロサール 6.0 攻撃面では3試合連続ゴールを逃したが、守備面で冨安を献身的にサポート。攻撃では経由点として機能 (→マルティネッリ 5.5) カウンターで決定的な仕事はできなかったが、最終盤の守備では持ち味の機動力を生かした 監督 アルテタ 6.5 ミス絡みの失点から最後は5バックでの逃げ切りという難しい試合になったが、準備期間の少ない中で相手の弱点を効果的に突いて勝ち切った ★超WS選定マン・オブ・ザ・マッチ! サカ(アーセナル) ハヴァーツの活躍も素晴らしかったが、難しい流れで決めた2点目の価値を高く評価したい。全体的に疲労感が出ていたチームの中で後半も右サイドで攻撃の起点となり続けてチームを引っ張った。 トッテナム 2-3 アーセナル 【トッテナム】 ロメロ(後19) ソン・フンミン(後42)【PK】 【アーセナル】 OG(前15) サカ(前27) ハヴァーツ(前38) 2024.04.29 00:12 Mon

レーティング:ユベントス 0-0 ミラン【セリエA】

セリエA第34節、ユベントスvsミランが27日に行われ、0-0で引き分けた。超WSの選手採点結果と寸評は以下の通り。 ※採点は10点満点。及第点は「5.5」、「0.5」刻みで評価。 ▽ユベントス採点 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2024/get20240427_3_tw.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">(C)CWS Brains,LTD.<hr></div> GK 1 シュチェスニー 6.0 枠内シュートは0。冷静な繋ぎが目立った DF 4 ガッティ 6.5 レオンとのマッチアップで粘り強く対応。抜かれることはなかった 3 ブレーメル 6.5 ジルーに厳しく当たり、仕事をさせず 6 ダニーロ 6.0 ブレーメルと共にジルーを封じた MF 22 ウェア 6.0 カンビアーゾと共に攻守に良い連係ができていた (→マッケニー -) 27 カンビアーゾ 6.5 サイドではなくインサイドで先発。精力的なプレーが光った 5 ロカテッリ 6.0 正確なパスワークでリズムを作る 25 ラビオ 6.0 尻上がりに好プレーが増えていった 11 コスティッチ 5.5 前半は左サイドを打開しきれずクロス精度も欠いた。後半立ち上がりに強烈なシュートでゴールに迫る (→キエーザ 6.0) 左サイドからの仕掛けが光った FW 9 ヴラホビッチ 5.5 直接FKでゴールには迫ったが、流れの中ではチャウに封じられた (→ミリク 5.5) 好機はあったが仕留めきれず 15 ユルドゥズ 5.5 仕掛ける姿勢は見せていたが、打開はしきれなかった (→ミレッティ -) 監督 アッレグリ 6.0 内容は上回っただけに何とか勝ち切りたかった ▽ミラン採点 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2024/get20240427_3_tw2.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">(C)CWS Brains,LTD.<hr></div> GK 57 スポルティエッロ 7.0 メニャンのウォーミングアップ中の負傷を受けて急遽先発。前半終了間際のヴラホビッチの直接FKを止め、後半立ち上がりのピンチをファインセーブで凌いだ DF 80 ムサ 6.0 本職ではない右サイドバックで先発。キエーザには苦戦も攻守によく対応した (→ゼロリ -) 46 ガッビア 6.0 トモリの出場停止を受けて先発。十分な働きぶり 28 チャウ 6.5 ヴラホビッチとの重量級マッチアップで上回った 42 フロレンツィ 6.0 テオ・エルナンデスの出場停止を受けて左サイドバックで先発。ベテランらしくそつなくこなす MF 11 プリシック 5.0 インパクトを残せなかった (→チュクウェゼ -) 14 ラインデルス 5.5 アドリと縦関係を築き、組み立てに参加しようとしたがうまくは行かず 8 ロフタス=チーク 6.0 際どいミドルを放つ。ミラン攻撃陣の中では目立っていた部類 (→バルテサーギ -) 7 アドリ 5.5 バックラインに下りてビルドアップで貢献 (→ベナセル 5.5) 無難にボールを散らした 10 レオン 5.5 ウェアとカンビアーゾのダブルチームでの守備に苦戦。左サイドを打開しきれず FW 9 ジルー 5.0 ブレーメルとのフィジカルバトルで上回れず (→オカフォー -) 監督 ピオリ 5.5 守備陣に欠場者多数だったが、スポルティエッロの活躍で勝ち点1を獲得 ★超WS選定マン・オブ・ザ・マッチ! スポルティエッロ(ミラン) バックラインに3人の出場停止者が居た中、急遽の先発で大活躍と申し分なし。 ユベントス 0-0 ミラン 2024.04.28 02:58 Sun

レーティング:アーセナル 5-0 チェルシー【プレミアリーグ】

プレミアリーグ第29節延期分、アーセナルvsチェルシーが23日にエミレーツ・スタジアムで行われ、ホームのアーセナルが5-0で圧勝した。超WSの選手採点結果と寸評は以下の通り。 ▽アーセナル採点 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2023/get20240424_0_tw.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">(C)CWS Brains,LTD.<hr></div> GK 22 ラヤ 6.0 難しい対応はほぼなかったが、危なげないパフォーマンスでクリーンシートに貢献 DF 4 ホワイト 7.5 2点目は幸運な形ではあったが、貴重なチーム2点目を含めてキャリア初の1試合2ゴールを達成。ムドリクの緩慢な守備を利用して再三効果的な攻撃参加を見せた 2 サリバ 6.5 難しい対応は少なかったが、ジャクソンをしっかりと抑え込んだ 6 ガブリエウ 6.5 最終的にジャクソンには仕事をさせず。何度かマイボール時に際どい対応はあったが、3点目の起点に 18 冨安健洋 6.5 マドゥエケに2度振り切られるシーンはあったが、再三の出足鋭い潰しでカウンターの起点に。ビルドアップへの絡みやクロス精度も申し分なし (→ジンチェンコ 5.5) リスクを冒さずに熱く冷静に試合をクローズ MF 8 ウーデゴール 8.0 圧巻の2アシストを含めて攻撃面の主役に。チャンスメークの質の高さに加え、過密日程の中でプレー強度の部分も傑出していた 5 トーマス 6.5 スタメン抜擢の一戦で安定したパフォーマンスを披露。試合勘の影響によって細かいミスは散見されたが、中盤の底で攻守に役目をこなした (→ジョルジーニョ 5.5) 古巣相手に安定感のあるパフォーマンスだった 41 ライス 8.0 先制点をアシスト。中盤を完全に制圧する圧巻のパフォーマンスを披露した FW 7 サカ 7.0 1アシストを記録。自身にゴールはなかったが、右サイドで攻撃の起点を担いエースの役目を十分に果たした (→ファビオ・ヴィエイラ -) 29 ハヴァーツ 7.0 前半は決定力を欠いたが、後半に古巣相手に痛烈な恩返しゴールを2発叩き込んで今季リーグ戦11ゴールに到達。起点づくりや守備への貢献度も評価に値 (→ガブリエウ・ジェズス 5.5) プレー強度をしっかりと維持 19 トロサール 7.0 結果的に圧勝となったが、その流れを作る貴重な先制点を記録。ハヴァーツに先んじてリーグ戦10ゴールに到達 (→マルティネッリ 5.5) 後半終盤の決定機逸などやや試合に入れていなかった印象 監督 アルテタ 7.0 対チェルシー相手の最大得点差での勝利に導く。攻守両面で相手を完全に圧倒した ▽チェルシー採点 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2023/get20240424_0_tw2.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">(C)CWS Brains,LTD.<hr></div> GK 28 ペトロビッチ 5.5 屈辱の5失点を喫したが、ニアを抜かれた1失点目を除き大きな責任はなし。試合への興味を繋げる再三の好守で意地を見せた DF 42 ギルクリスト 4.5 ビッグマッチでプレミア初スタメンもほろ苦い一戦に。守備では何とか食らいついた印象だが、マイボール時に消極性や判断ミスが目立った (→チアゴ・シウバ 5.5) 展開もあったが、やや落ち着かせた 2 ディザジ 4.5 急造ディフェンスラインでリーダーシップが求められたが、さすがに荷が重かった。コーチングやラインコントロールといった守備面、ビルドアップの攻撃面でも物足りない出来に 5 バディアシル 4.0 アラートさを欠く守備面の拙さに加え、ビルドアップで再三のミスを繰り返した 3 ククレジャ 5.0 ムドリクの体たらくで常に数的不利で守る苦しい試合に。前半にカードももらったが、個人としてはよく身体を張った MF 11 マドゥエケ 5.0 前後半に3度の鋭い仕掛けなど貴重な攻め手を担ったが、決定的な仕事には至らず (→カサデイ 5.0) 守備では身体を張ったが、攻撃ではクオリティ不足だった 8 エンソ・フェルナンデス 5.0 ビルドアップのところで何とかアクションを起こしたが、相手の中盤に完全に封じ込まれた。守備ではコンディションの問題もあって無理が効かず (→チャロバー 5.5) チアゴ・シウバ同様にまずまず落ち着かせた 23 ギャラガー 5.5 攻守両面でマルチタスクを担い、最後まで走り切った。生え抜きとしての意地は見せた 25 カイセド 5.0 前半終盤に良い時間帯もあったが、試合を通しては攻守両面で相手の中盤に屈した 10 ムドリク 4.0 ダービーの意味を理解していないと言わざるを得ない覇気のないプレーに終始。責任感のない守備対応によって味方の足を引っ張り続けた (→スターリング 5.0) 直接FKや縦への仕掛けと見せ場はあったが、物足りないプレーだった FW 15 ジャクソン 5.0 最も相手守備陣の脅威となったが、課題の決定力不足は改善されず 監督 ポチェッティーノ 4.0 “パーマー・チーム”と揶揄されてもしかたない惨敗に。試合前の選手選考、ムドリクを引っ張った采配も含めて敗戦の責任は大きい ★超WS選定マン・オブ・ザ・マッチ! ライス(アーセナル) ウーデゴールも捨てがたいが、攻守両面でのより幅広い役割をこなしたイングランド代表MFをMOTMに選出。カイセド、エンソ・フェルナンデスと自身と同じく超高額移籍のライバル相手に格の違いを見せつけた。 アーセナル 5-0 チェルシー 【アーセナル】 トロサール(前4) ホワイト(後7) ハヴァーツ(後12) ハヴァーツ(後20) ホワイト(後25) 2024.04.24 06:00 Wed

レーティング:ミラン 1-2 インテル【セリエA】

▽ミラン採点 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2024/get20240422_6_tw.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">(C)CWS Brains,LTD.<hr></div> GK 16 メニャン 5.5 2失点目はボックス外からのシュートだっただけに何とか防ぎたかった DF 2 カラブリア 5.5 守備に追われ最後に退場 46 ガッビア 6.0 ラウタロを止める働きは十分にこなす。ゴールにも絡んだ 23 トモリ 5.5 ゴールでやり返したが、2失点目は完全にテュラムにやられてしまった 19 テオ・エルナンデス 5.0 攻撃面での良さを出せず最後に退場 MF 80 ムサ 5.5 右サイドでの起用。縦への推進力は見せたが、効果は薄かった (→オカフォー -) 14 ラインデルス 5.0 攻守に厳しい出来だった (→ジルー 5.0) ボールになかなか触れず 8 ロフタス=チーク 5.0 トップ下、ボランチでプレーも存在感を示せず (→チュクウェゼ 5.5) 右ウイングに入り、ゴールに絡んだ 7 アドリ 5.0 ラインデルスとのコンビでは守備面の強度が厳しかった (→ベナセル -) 11 プリシック 5.0 左ウイングで先発。後半序盤からトップ下起用も機能しなかった FW 10 レオン 5.5 最前線では持ち味が出ず。ジルー投入後は本来の左サイドに移り、一矢報いるゴールには絡んだ 監督 ピオリ 5.0 ジルーのコンディション面を考慮してのレオン最前線起用だったと思われるがハマらず ▽インテル採点 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2024/get20240422_6_tw2.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">(C)CWS Brains,LTD.<hr></div> GK 1 ゾマー 6.0 枠内シュートを的確にセーブ DF 28 パヴァール 6.5 先制点アシスト、好守備も随所に見せた 15 アチェルビ 7.0 先制弾を決め、レオン、ジルーを封殺 95 バストーニ 6.5 テュラムのゴールを演出。守備もそつなし (→デ・フライ -) MF 36 ダルミアン 6.0 ミランのストロングであるテオ・エルナンデスを封じる 23 バレッラ 6.0 ボールによく関わって攻守に貢献 (→フラッテージ -) 20 チャルハノール 6.0 しっかりゲームを作った (→アスラニ -) 22 ムヒタリアン 6.0 2点目のシーンではフリーランが効いていた。攻撃面での絡みが効果的 32 ディマルコ 6.5 先制点演出。ラウタロの決定機演出と攻撃面でも十分な出来 (→カルロス・アウグスト -) FW 9 テュラム 7.0 追加点奪取。背後へのランニングでミラン守備陣を押し下げた 10 ラウタロ・マルティネス 5.5 珍しく決定機を逸した。最後まで戦う姿勢を示す 監督 S・インザーギ 6.5 嬉しい自身初のスクデット。シーズン終盤までケガ人を出さなかったマネージメントが秀逸だった ★超WS選定マン・オブ・ザ・マッチ! テュラム(インテル) 今季の1stマッチに続くダービー連発。ミランにとって厄介な存在となっていた。 ミラン 1-2 インテル 【ミラン】 トモリ(後35) 【インテル】 アチェルビ(前18) テュラム(後4) 2024.04.23 05:48 Tue

レーティング:レアル・マドリー 3-2 バルセロナ【ラ・リーガ】

ラ・リーガ第32節、レアル・マドリーvsバルセロナが21日にサンティアゴ・ベルナベウで行われ、ホームのマドリーが3-2で逆転勝利した。超WSの選手採点結果と寸評は以下の通り。 ▽レアル・マドリー採点 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2023/get20240422_0_tw.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">(C)CWS Brains,LTD.<hr></div> GK 13 ルニン 5.0 1失点目では完全に被ってしまって失点に関与。2失点目はノーチャンスであり、それ以外は無難にまとめた DF 17 L・バスケス 8.0 カルバハルの代役として起用された中、全ゴールに絡む圧巻のパフォーマンスで文句なしのMOTM 18 チュアメニ 5.5 2失点目では完全にボールウォッチャーに。守備時のセンターバックではやや窮屈にプレーしたが、中盤に戻ってからは躍動感を示した 22 リュディガー 6.0 さすがに疲労感を感じさせるパフォーマンスではあったが、要所を締めつつディフェンスラインをきっちり統率した 12 カマヴィンガ 5.5 ヤマルに翻弄される形となったが、個人の問題よりも相手を褒めるべきだった。攻撃では効果的なプレーを見せた (→フラン・ガルシア 5.5) 目立ったプレーはなかったが、自サイドに大きな穴を空けず MF 10 モドリッチ 6.5 指揮官の先発起用に応える見事なパフォーマンスを披露。要所を締める守備に加え、攻撃時は高い戦術眼とプレー精度で相手の嫌なところに常に顔を出した 15 バルベルデ 6.0 シティ戦の激闘の影響は大きかったが、エル・ブランコのダイナモとして走り切った。守備では周囲をよくサポートした 8 クロース 6.0 バルベルデと同じく疲労感は拭えなかったが、ミスの少ないプレーでゲームをコントロール。守備でもしっかりと戦った (→ブラヒム・ディアス 6.5) 再三の鋭い仕掛けで攻撃を活性化。決勝点の起点を担った 5 ベリンガム 7.0 ファン・ニステルローイ以来、ラ・リーガでのクラシコデビューから2戦連発。前回対戦に続く決勝点を記録。疲労困憊の中での守備面の貢献も高く評価したい FW 11 ロドリゴ 5.5 疲労の影響や右サイドでのプレーで決定的な仕事には至らず。やや消える時間も長かった (→ミリトン 5.5) きっちり逃げ切りに貢献した 7 ヴィニシウス 6.5 1ゴール1アシストの活躍で勝利の立役者に。普段に比べて重さはあったが、依然として相手守備陣の脅威に (→ホセル -) 監督 アンチェロッティ 6.5 主力数人を欠く状況に加え、日程面でのディスアドバンテージも大きかったが、的確な采配と勝負強さで優勝を大きく近づけるクラシコ連勝に ▽バルセロナ採点 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2023/get20240422_0_tw3.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">(C)CWS Brains,LTD.<hr></div> GK 1 テア・シュテーゲン 5.5 3失点はいずれもノーチャンス。2-2の後半終盤にヴィニシウスの決定機を阻止。ビルドアップでも普段通りの貢献を見せた DF 23 クンデ 5.5 攻撃参加はさほどなかったが、ヴィニシウスと一対一の好対応や的確なカバーリングで守備を締めた 4 アラウホ 6.0 相手の強力な攻撃陣に対して個人としてはそつなく対応。レヴァンドフスキへの好フィードもあった 33 パウ・クバルシ 6.0 17歳でクラシコデビュー。堅実な守備対応に加え、マイボール時は効果的な運びや鋭い縦パスを通した 2 カンセロ 4.0 軽率な入れ替わりでクリステンセンのPK献上の原因に。2失点目もアラート差を欠く対応。攻撃面でも精度、判断がいまひとつだった MF 15 クリステンセン 6.5 公式戦2試合連発となるヘディングでのゴールを記録。PK献上の責任はカンセロにあったが、ビルドアップ時にややバタついた。守備面の貢献含めてパフォーマンスは上々も前半のみの出場に (→フェルミン・ロペス 6.5) 一時勝ち越しとなる公式戦でのクラシコ初ゴールを記録。個人としては攻撃を活性化させていた 22 ギュンドアン 6.0 前半はトップ下、後半は中盤の底でプレー。効果的にボールに絡みながらチームの攻撃をけん引した 21 F・デ・ヨング 5.0 献身的な守備を見せた一方、マイボール時は後ろに重くチームのボール前進をうまくサポートし切れず。前半終了間際のバルベルデとのイーブンボールの競り合いで右足首を持っていかれる形となった無念の負傷交代… (→ペドリ 5.0) デ・ヨングの負傷を受けて前半終盤にスクランブル投入。45分のプレーながらも重さは否めず、相手のタフな中盤を相手に優位性をもたらせず FW 27 ラミン・ヤマル 7.0 微妙なゴールライン上でのかき出しによってクラシコ最年少ゴールはならずも、再三の鋭い仕掛けで相手守備陣の脅威に。改めてそのクオリティの高さを証明した 9 レヴァンドフスキ 5.5 後半はやや存在感を示したが、前線での起点づくりを含めて相手守備の脅威になり切れなかった。ただ、守備ではベテランらしい気の利いたプレーを見せた (→フェラン・トーレス 6.0) チームに欠けていた動きの量を増やして2点目に関与 11 ハフィーニャ 6.0 見事なクロスで先制点をアシスト。前半は要所で良いアクセントを付けたが、後半はやや疲労を感じさせるパフォーマンスだった (→フェリックス 5.5) 惜しい場面に絡んだが、攻撃を活性化させるまでには至らず 監督 チャビ 5.5 痛恨の敗戦で今季の戦いが終戦…。交代選手で勝ち越しまで持っていたが、2度のリードを守り切れずに逆転負け ★超WS選定マン・オブ・ザ・マッチ! ルーカス・バスケス(レアル・マドリー) カルバハルの代役以上の圧巻のパフォーマンスでクラシコ勝利に導く。見事な仕掛けから得たPKに、難度の高い同点ゴール。正確なクロスからの決勝点アシストと自身のキャリアで最高の一戦に。 レアル・マドリー 3-2 バルセロナ 【レアル・マドリー】 ヴィニシウス(前18)【PK】 L・バスケス(後28) ベリンガム(後46) 【バルセロナ】 クリステンセン(前6) フェルミン・ロペス(後24) 2024.04.22 06:10 Mon
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