北九州GK山岸範宏、現役引退…浦和でJ1初優勝、山形でPO決勝進出のヘディング弾

2018.11.30 12:15 Fri
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ギラヴァンツ北九州は30日、GK山岸範宏(40)が今シーズン限りで現役を引退することを発表した。

▽埼玉県出身の山岸は中京大学卒業後、2001年に浦和レッズに入団。元日本代表GK都築龍太氏との激しいポジション争いを繰り広げ続けながら、2004年の2ndステージでは、クラブ初のステージ優勝に貢献し、2006年にはJ1リーグ優勝に貢献した。なお、同年にはイビチャ・オシム監督に見いだされ、出場することはなかったが日本代表にも初選出されていた。

▽その後、日本代表GK西川周作の加入によって出場機会が減少。2014年6月にモンテディオ山形へ期限付き移籍をした。キャプテンとしてチームを引っ張り、クラブ史上初の天皇杯決勝進出とJ1昇格プレーオフ出場に貢献すると、プレーオフ準決勝のジュビロ磐田戦では後半アディショナルタイムにコーナーキックから勝ち越しとなるヘディングシュートを決めて決勝進出に貢献。決勝戦でも安定したプレーを披露し、プレーオフ優勝、山形のJ1復帰に導いた。その後は2017年に北九州へ期限付き移籍。翌年に完全移籍していた。
▽キャリア通算では、J1で171試合、J2で65試合、J3で22試合国内リーグカップ戦に43試合、天皇杯に24試合出場。

▽18年間のプロ生活にピリオドを打つ決断を下した山岸は、クラブ公式サイトで以下のようにコメントしている。
「今シーズンを以て現役を引退する決意を致しました。ファン・サポーターの皆さま、ホームタウンやスポンサー企業の皆さま、ピッチで苦楽を共にしたチームメイト、どんな時でも力になってくれたスタッフ、多くの方々に支えられてプロサッカー選手として18年間を過ごす事が出来ました。本当にありがとうございました」

「中京大学を卒業し浦和レッズでプロのキャリアをスタートさせていただいてからモンテディオ山形、ギラヴァンツ北九州で過ごした18年間を振り返ると、思い通りの結果を掴めた経験よりも悔しい思いを味わったことの方が多かった様に思います。元から不器用だった自分ですが、その悔しさをエネルギーに変え、ただがむしゃらに努力を続けた結果が今の自分を創ってくれたと感じています」

「その中でも常に自分の背中から最も近い距離で熱い勇気とエネルギーを与え続けてくださったサポーターの方々の存在は何物にも変え難い大きな存在でした。その素晴らしいサポーターの方々と一緒に味わえた勝利の歓喜やタイトル獲得の達成感、時として苦しみや悔しさは私の中で一生の宝物になっていくと思います」

「また、今後につきましては現時点では何も決まってはおりませんが、自分がこの18年間で培った経験や得た財産を還元し、今後のゴールキーパーの育成、サッカーの発展に携わっていけるよう指導者としての道を歩み始めたいと考えております」

「チームの力になれるのも残り数日になりましたが、最後まで自分らしく全力で取り組んでいきたいと思います。本当にありがとうございました」

▽なお、山岸は12月2日に行われる明治安田生命J3リーグ第34節福島ユナイテッドFC戦終了後に引退セレモニー。その後、引退会見が行われる。

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