完勝でナポリが首位浮上もGS突破は最終節まで持ち越し《CL》

2018.11.29 07:10 Thu
Getty Images
ナポリは28日、チャンピオンズリーグ(CL)グループC第5節でツルヴェナ・ズヴェズダとホームで対戦し、3-1で勝利した。

▽前節のパリ・サンジェルマン(PSG)戦を劇的被弾でドローに終わった2位のナポリ。今節の結果次第で2大会ぶりの決勝トーナメント進出の決まるナポリは、直近に行われたセリエA第13節のキエーボ戦からスタメンを6人変更。GKカルネジスやヒサイ、ジエリンスキ、ディアワラらに代えてGKオスピナやマリオ・ルイ、ハムシク、アランら主力がスタメンで起用された。

▽ナポリは、開始早々に決定機を迎える。6分、相手陣内で流れるようなパスワークを見せると、インシーニェのパスをボックス右深くまで駆け上がったカジェホンが折り返すと、ゴール前のメルテンスがヒールで合わせたが、これは相手GKが好反応で弾いた。
▽すると11分、メルテンスの左CKをニアサイドのマクシモビッチがフリックすると、ゴール前のハムシクが左足で押し込み、ナポリが先制に成功した。さらに33分にも、スルーパスで左サイドを突破したファビアン・ルイスのクロスをニアに走り込んだメルテンスが右アウトサイドキックで流し込み、追加点を奪った。

▽迎えた後半も先にスコアを動かしたのはナポリ。52分、中盤でボールを受けたハムシクがのロングパスを供給すると、巧みなトラップからボックス中央に切り込んだメルテンスがシュートをゴール左に突き刺した。
▽リードを広げられたツルヴェナ・ズヴェズダだが、57分に反撃の狼煙を上げる。マリンのスルーパスに反応したベン・ナブアヌがゴール前に抜け出し、シュートをゴール左隅に流し込んだ。

▽1点を返されたナポリだが、その後は試合巧者ぶりを発揮し危なげなく試合をクローズ。ホームで3-1と完勝した。なお、グループCの首位に浮上したナポリは、最終節のリバプール戦を引き分け以上で終えれば、決勝トーナメント進出が決まる。

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