数的優位を生かせず、1年でのJ1復帰を逃した大宮に足りなかったもの/編集部コラム

2018.11.27 23:10 Tue
©︎J.LEAGUE
▽来シーズンのJ1昇格を懸けたプレーオフが、今シーズンも開催。25日に行われた1回戦は、昨シーズンJ1最下位で降格した大宮アルディージャ(5位)と11年ぶりのJ1復帰を目指す東京ヴェルディ(6位)のカードで行われた。

▽シーズン開幕前にはJ2優勝候補の筆頭にも挙げられていた大宮は、最終節のファジアーノ岡山戦で勝利し、プレーオフ圏外の7位から逆転でのプレーオフ進出を掴んだ。一方の東京Vは、最終節で優勝の可能性を残していたFC町田ゼルビアと対戦し、1-1のドロー。大宮には逆転されたが、アビスパ福岡も引き分けたために6位でシーズンを終えた。

▽そんな両者の対戦は、アウェイの東京Vが0-1で大宮を下し、横浜FC(4位)の待つ2回戦に駒を進めた。試合途中にはMF内田達也が2度目の警告を受けて退場し、10人の数的不利となるも、そこから1点を奪い勝利した。引き分けでも勝ち上がれた大宮だったが、数的優位な状況を生かせずに1年でのJ1復帰を逃す結末に終わった。
◆明暗を分けた“準備”
▽この試合の勝敗を分けた要因は様々ある。指揮官の采配も要因の1つ。しかし、大宮が敗れた要因は、準備不足が大きかったと言えるだろう。

▽この試合、立ち上がりからペースを握ったのは東京Vだった。ミゲル・アンヘル・ロティーナ監督の下、積み上げた[3-4-2-1]のシステムを採用。内容で圧倒したホームでの大宮戦と同じやり方で臨んだ。対する大宮は、シーズン終盤で起用したメンバーをピッチに送り出したが、FW富山貴光を[4-4-2]の右サイドハーフに置き、MFマテウスとFW大前元紀を2トップに並べた。
▽勝利が必要な東京Vと引き分けでも良い大宮の一戦。その差が影響したのか、積極的な入りを見せられなかった大宮は、序盤から東京Vの戦いに苦しめられる。残念ながら、アウェイで2-0と敗れた東京V戦の再現となってしまった。

▽東京Vは5レーンを使い、ウイングバックのMF奈良輪雄太、MF香川勇気を両サイドの大外のレーンに、1つ内側にMF佐藤優平、MF渡辺皓太を置いた。中央には1トップのFW林陵平が入り、MF内田達也、MF井上潮音はインサイドのレーンに。味の素スタジアムで大宮を攻略したシステムで臨んだ。

▽リーグ戦でも同じ戦い方に苦しんだはずの大宮だったが、手を加えたのは富山をサイドに置いたことだけ。石井正忠監督は「守備のところを考えて起用した」と試合後に語ったが、「それがなかなかうまくはまらなかった」とコメントしている。守備を重視した事により後ろ重心になり、富山と右サイドバックのDF酒井宣福は、香川と佐藤の立ち位置に苦んだ。時間が経過するごとに、マークの受け渡しや自分たちの立ち位置を見失っていった。

▽一方で、ロティーナ監督、そしてピッチに立つ東京Vの選手たちは、その異変を見逃さない。ボールをポゼッションしながら、大宮の右サイド、つまり香川、佐藤の左サイドからの攻撃を増やしていく。大宮の右サイドは、押し込まれる時間が続き、ほとんど攻撃には参加できなかった。

▽また、守備時には渡辺と佐藤が中間ポジションを取ることで、大宮のボール回しを封じた。試合中に何度も見られたパスカットは、上手くハメた結果と言えるだろう。大前やマテウスが良い形でボールを持つ回数も少なかった。

▽さらには、前線からのプレスを掛けなかったことで、井上を自由にさせたことも苦戦した要因だろう。内田と共にボランチの2人が前を向いてプレーする時間が多く、東京Vは得意のボール回しでジワジワと追い詰めた。

◆シーズンを通した積み上げの差
▽押し込まれながらも何とか耐えていた大宮は、前半の途中でシステムを変更。富山をトップに置き、MF茨田陽生を右サイドに配置。マテウスを左サイドに置くことで5バックにし、東京Vの5レーンを封じに行った。

▽石井監督にとっては、苦肉の策だったのだろう。守備を考えて富山をサイド起用したにも関わらず、決して守備が得意ではないマテウスを左サイドの守備に使う羽目になった。東京Vをはじめ、3バックを採用するチームが多いJ2を1シーズン戦ってきたが、大宮はあまり得意にしていない。[4-4-2]のシステムとの兼ね合いもあり、特に守備面では苦戦する試合が多かった。にも関わらず、東京Vを相手に対策をしてこなかったことが前半で明るみに出てしまった。

▽また、シーズンを通して攻撃の形を作ることができなかった。24得点を決め得点王に輝いた大前が軸となったが、2トップを組むコンビは、FWロビン・シモヴィッチ(先発17試合)、富山(先発21)試合と固定できず。また、大前の24得点も、直接FKから「4」、PKが「7」、直接CKが「1」となっており、セットプレーから半分を記録。大宮にとっては大きな武器だったが、流れの中からの得点が半分とは少し寂しく、チームとして最後まで崩す形を作れなかったとも言えるだろう。そして、プレーの再現性の低さが昨シーズン、今シーズンと大宮のウィークポイントであった。

▽一方の東京Vは、ロティーナ監督の下で構築された攻守に渡る約束事が選手の自信にも繋がっていた。それは後半の数的不利な状況でも動じず、選手たちが任務を遂行し、勝利を掴んだことからも窺えた。

◆退場で優位に立ったのは東京V
▽5枚を最終ラインに並べたことで、なんとか無失点で前半を終えた大宮。しかし、後手に回った戦いは、後半で再び綻びを見せることとなる。

▽後半の立ち上がりも大宮は5枚を並べて守備を構築。前半に比べ、守備面では安定感を取り戻したが、ファウルで止めるシーンが増えるなど苦戦は続いた。一方で、攻撃面もMF大山啓輔やMF三門雄大らボランチの選手も前からプレスを掛け、徐々にペースを握りに行った。

▽そんな中迎えた59分、アクシデントが起こる。相手ゴール前でイーブンのボールを競り合った内田が、マテウスを倒してファール。このプレーにイエローカードが提示され、内田は2度目の警告となり退場処分を受ける。

▽0-0のゴールレスの状況で、勝たなくてはいけない東京Vが数的不利に。それでも「何かを変える必要はありませんでした。点を取るために何ができるか。そこだけ」とキャプテンであるDF井林章がコメント。ロティーナ監督の下で積み上げたものは、退場者を出しても選手たちに動揺を与えなかった。

▽一方で、大宮は数的優位な状況に。しかし、ここで守りを固めるのか、得点を目指すのかが曖昧となり、大宮は勝負に出ることができなかった。その結果が悲劇を生む。

▽守備面では5枚で守り続けるのか、4枚に戻すのかが曖昧となった。さらに、東京Vは渡辺を下げ、MF李栄直を投入。[3-1-4-1]のような変則的なフォーメーションを敷き、大宮を苦しめたサイドからの仕掛けを止めなかった。そして迎えた70分、香川が左サイドを仕掛けると、内に絞っていた酒井が対応。これがファウルとなりFKを与えると、佐藤のクロスに平智広が合わせて、東京Vが先制した。
(C)J.LEAGUE PHOTOS

▽数的不利の中、ゴールを奪うとすればセットプレーしかなかった東京V。一方で、曖昧なまま試合を進めたことで、大宮は最も与えてはいけないFKをボックス付近で与えてしまった。前述した“準備”とシーズンを通して積み上げ、構築したものの差。それが、東京Vに勝利を呼び込んだ。

◆“理想の形”を目指し分析と反省を
▽その後、ドリブルで局面を打開できるMF奥抜侃志、高さのあるシモヴィッチを投入した大宮は、少ない時間でこの試合最大の決定機を迎えた。しかし、そこでも東京Vの準備が勝る。後半アディショナルタイム1分、大宮はクロスを上げるとGK上福元直人が飛び出し対応。しかし、手前でシモヴィッチが競り勝ち、ボールは無人のゴールへ。しかし、途中出場のDF若狭大志が間一髪クリアし、事なきを得る。

▽若狭はこのシーンに対し「カミ(上福元)がクロスに対して出て行ってくれることは以前から一緒にやってきた中で知っていたので、カミを信頼しつつもディフェンスの基本としてカバーに入ることは大事です」と試合後にコメントした。大分トリニータ時代にチームメイトだった2人だからこそ生まれたプレー。また、若狭としても求められる仕事を短い時間でしっかりと遂行した。

▽アディショナルタイム4分にも、シモヴィッチが胸トラップからシュート。しかし、今度は右ポストに嫌われる。ロティーナ監督は「運に恵まれたこともあり、ゴールを奪われることなく、自分たちにとって非常に大切な勝利を得ることができました」とコメント。さすがの名将も肝を冷やすシーズンが続いた。タラレバにはなるが、終盤の猛攻を見る限り、シモヴィッチをスタートから使い、勝ちに行くサッカーを選択していれば、試合を通して東京Vを押し込めた可能性はある。奇しくも、ホームで2-0と勝利した東京V戦は、シモヴィッチが先発し、ゴールも記録していた。しかし、守備面を考えて選手を起用し、試合に入った。しかし、後手に回る結果となってしまった。

▽大宮は、2014年に昇格後初めてJ2に降格。2015年はJ2優勝で昇格し、翌年はクラブ史上最高のJ1・5位で終えた。しかし、2017年はクラブ最低のJ1最下位で降格。そして、今年はJ1昇格を逃した。短期間で2度のJ2降格は、どうチームを作るかが定まっていないと言わざるを得ない。2015年はMF家長昭博(現川崎フロンターレ)、MF泉澤仁(現東京ヴェルディ)、FWドラガン・ムルジャなど強力な攻撃陣でJ2を制した。翌年もそのユニットが活躍し5位という成績を残したが、現在は誰も在籍していない。

▽今シーズンもチームの形を作り上げられず、不安定な戦いに終始し、目標であったJ2優勝、J1昇格を果たせなかった。「シーズン途中に、理想とする形から修正することで、本来狙っていた自分たちの形を求めていけなくなった」と石井監督はシーズンを振り返り語った。“理想とする形”。その形は、シーズンを通して見ることはなかった。

▽選手の顔ぶれ、そして資金力から「J1に居るべきチーム」と言われる大宮アルディージャ。しかし、真の強さを求め、結果を残せなかったシーズンの分析と反省をし、クラブ・チームとして“理想の形”を目指さなければ、より厳しい状況が待ち受ける来シーズンのJ2リーグでも苦戦することになるだろう。
《超ワールドサッカー編集部・菅野剛史》

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名古屋グランパスからサウジ・プロ・リーグのアル・タアーウンへと移籍したFWマテウス・カストロが婚約を報告した。 大宮アルディージャや名古屋グランパス、横浜F・マリノスでプレーしたマテウスは、2023年8月に名古屋からアル・タアーウンへと完全移籍した。 今シーズンはサウジ・プロ・リーグで19試合に出場し6ゴール6アシストと活躍。しかし、左足アキレス腱断裂の重傷で手術を行い、現在は長期離脱を余儀なくされている。 そのマテウスは24日にインスタグラムを更新。2023年11月12日にドバイで、交際中の女性にプロポーズしたことを明かしている。 マテウスは、『ハリーウィンストン(HARRY WINSTON)』の指輪を携え、砂浜でサプライズプロポーズ。無数のバルーンで彩られた「MARRY ME(結婚して)」のメッセージとともにディナーも楽しんだようだ。 幸せ溢れる投稿には、名古屋で共にプレーしたFW柿谷曜一朗(現徳島ヴォルティス)やDF菅原由勢(現AZ)、MF阿部浩之(現湘南ベルマーレ)、GKランゲラックらからも祝福のメッセージ。ファンからも「おめでとう」、「とっても綺麗」、「なんてかわいいの!」、「お幸せに」と多くのメッセージが寄せられている。 <span class="paragraph-title">【写真】マテウスがJリーグ時代からの恋人にプロポーズ!</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="instagram-media" data-instgrm-captioned data-instgrm-permalink="https://www.instagram.com/p/C45bwIfubjq/?utm_source=ig_embed&amp;utm_campaign=loading" data-instgrm-version="14" style=" background:#FFF; border:0; border-radius:3px; box-shadow:0 0 1px 0 rgba(0,0,0,0.5),0 1px 10px 0 rgba(0,0,0,0.15); margin: 1px; max-width:540px; min-width:326px; padding:0; 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font-family:Arial,sans-serif; font-size:14px; font-style:normal; font-weight:550; line-height:18px;">この投稿をInstagramで見る</div></div><div style="padding: 12.5% 0;"></div> <div style="display: flex; flex-direction: row; margin-bottom: 14px; align-items: center;"><div> <div style="background-color: #F4F4F4; border-radius: 50%; height: 12.5px; width: 12.5px; transform: translateX(0px) translateY(7px);"></div> <div style="background-color: #F4F4F4; height: 12.5px; transform: rotate(-45deg) translateX(3px) translateY(1px); width: 12.5px; flex-grow: 0; margin-right: 14px; margin-left: 2px;"></div> <div style="background-color: #F4F4F4; border-radius: 50%; height: 12.5px; width: 12.5px; transform: translateX(9px) translateY(-18px);"></div></div><div style="margin-left: 8px;"> <div style=" background-color: #F4F4F4; border-radius: 50%; flex-grow: 0; height: 20px; width: 20px;"></div> <div style=" width: 0; height: 0; border-top: 2px solid transparent; border-left: 6px solid #f4f4f4; border-bottom: 2px solid transparent; 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overflow:hidden; padding:8px 0 7px; text-align:center; text-overflow:ellipsis; white-space:nowrap;"><a href="https://www.instagram.com/p/C45bwIfubjq/?utm_source=ig_embed&amp;utm_campaign=loading" style=" color:#c9c8cd; font-family:Arial,sans-serif; font-size:14px; font-style:normal; font-weight:normal; line-height:17px; text-decoration:none;" target="_blank">Mateus Castro(@mateuscastro10)がシェアした投稿</a></p></div></blockquote> <script async src="//www.instagram.com/embed.js"></script> 2024.03.25 11:00 Mon
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Jリーグ史に残る珍事! 31歳でJリーグデビュー→GK2人が負傷し急造GKに抜擢、大宮MF栗本広輝が主役に

30年目を迎えたJリーグで、史上初の珍事が起きた。 事件が起きたのは26日に行われた明治安田生命J2リーグ第6節の大宮アルディージャvsファジアーノ岡山の一戦だ。 ここまでの5試合で未勝利の大宮が、好調維持する岡山をホームに迎えた一戦。この試合では、大宮はHonda FCやアメリカのチームを渡り歩き、今シーズン獲得したMF栗本広輝をセンターバックとして先発起用。31歳にしてJリーグデビューを果たすこととなった。 その大宮は13分に矢島慎也のゴールで先制。高い強度とハッキリとしたプレーを見せてリードを保っていく。 しかし40分にアクシデント。相手のシュートを顔面でブロックしたGK南雄太が負傷。残り時間はプレーを続行したが、右目が大きく腫れ上がる状況に。ハーフタイムにはGK上田智輝と交代を余儀なくされていた。 GKが交代するアクシデントに見舞われた大宮だが、その上田も後半早々のピンチを好セーブで防ぎ、チーム一丸となって初勝利を目指して戦っていた。 しかし、波の乗れないチームというのはこうも運がないのか。62分、バックパスを受けた上田が前線へフィード。しかし、軸足にした右ヒザを捻る形となり、キックした直後に悶絶。立ち上がることができない。 すでに南を交代させ、ベンチにいた上田が出ている状況。試合は30分弱残されている中、GKがいない状況に。その状況でGKを務めたのが、この日がJリーグデビューとなった栗本だった。 ベンチに戻り霜田正浩監督や北嶋秀朗コーチと話し合うと、上田の予備のユニフォームに着替える。さらに途中交代していた南からGKグローブを預かり、負傷によりピッチを後にした2人のGKの思いを背負ってゴールマウスに立った。 記念すべきJリーグデビュー戦でまさかの急造GKという想像を遥かに超える事態が舞い込んだが、栗本は安定したプレーを見せると、大宮守備陣も岡山にシュートを打たせず、粘り強く守っていく。 そのまま試合はアディショナルタイムに入り、大宮があと数分で逃げ切れるかと思われた95分、左からのクロスボールのクリアが小さくなると、途中出場のステファン・ムークが右足一閃。ゴール上に突き刺さるスーパーシュートが決まり、粘り続けた大宮守備陣がついに力付き、1-1の引き分けに終わった。 栗本は試合後「いろいろなことが初めてだったので、想定外のことが起きることは予想していたけど、まさかGKまでやるとは思っていなくてビックリしました」と、さすがにGKをやることは想像できなかった様子。ベンチに駆け寄ったのは、どうすべきかの判断を仰ぐためだったようだが、その時点でGKをやるとベンチに思われてしまった様子。それでもよく守っていた。 <span class="paragraph-title">【動画】31歳でJリーグ先発デビュー→急造GKに変身の瞬間</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="SWKX6C1DKCY";var video_start = 156;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2022.03.27 21:37 Sun
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金沢が大宮FW大澤朋也を育成型期限付き移籍で獲得、今季はJ3で31試合2得点「ツエーゲン金沢の為に全力で闘います」

ツエーゲン金沢は28日、大宮アルディージャのFW大澤朋也(22)が育成型期限付き移籍で加入することを発表した。 移籍期間は2026年1月31日までとなり、大宮との公式戦には出場できない。 大澤は大宮のジュニア、ジュニアユース、U18と下部組織で育ち、2021年にトップチームに昇格。1年目でJ2の5試合に出場し1得点を記録すると、2年目は愛媛FCに育成型期限付き移籍。2023年に復帰していた。 今シーズンは明治安田J3リーグで途中出場がメインながら31試合に出場し2得点を記録。YBCルヴァンカップでも2試合に出場していた。 再び武者修行に出る大澤は両クラブを通じてコメントしている。 <h3>◆ツエーゲン金沢</h3> 「ツエーゲン金沢に関わる皆さんはじめまして!大澤朋也です!チームとしても個人としても結果にこだわりながら、ツエーゲン金沢の為に全力で闘います」 「ファン、サポーターの皆さんとたくさんの勝利を分かち合えるよう頑張りますので熱い声援よろしくお願いします!」 <h3>◆大宮アルディージャ</h3> 「今シーズン、応援ありがとうございました。今年1年間、素晴らしい雰囲気の中でプレーさせていただき、ありがとうございます。ファン・サポーターの皆さんとJ3優勝、J2昇格ができ嬉しく思います」 「個人としては満足のいくような結果ではなく、悔しい気持ちもありました。来シーズンは、ツエーゲン金沢でプレーすることになりました。目に見える結果にこだわって闘い、成長した姿を皆さんの前で見せられるよう頑張ってきます!」 2024.12.28 10:17 Sat
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大宮が禁止されている喫煙行為に声明…再入場禁止の措置を発表「苦情やご指摘を数多くいただいております」

大宮アルディージャは13日、喫煙行為に関しての注意喚起を行った。 クラブの発表によると、本拠地であるNACK5スタジアム大宮では喫煙所を設置していないとのこと。そのため、大宮公園やスタジアム周辺の路上喫煙が散見されているとのことだ。 この喫煙行為に対し、近隣住民や公園利用者などからの苦情が殺到。クラブスタッフや警備スタッフが巡回して注意をしているものの、その数が減らないとのことだ。 大宮は声明を発表し、今後喫煙の事実が確認された場合は、再入場禁止にするという厳しい処分を下すとしている。 「ホームゲームにおける喫煙行為に関して、ご来場いただく皆さまへのお願いです」 「NACK5スタジアム大宮で開催する大宮アルディージャならびに大宮アルディージャVENTUSのホームゲームでは、埼玉県の受動喫煙防止条例に基づき、スタジアム来場者のための喫煙所を設置しておりません」 「しかしながら、これまでのホームゲームにおいてスタジアム入場後の再入場による、大宮公園やスタジアム周辺の路上での喫煙行為が散見されており、隣接する大宮公園や大宮公園利用者、近隣の方々から大宮アルディージャサポーターの喫煙行為に関する苦情やご指摘を数多くいただいております」 「クラブスタッフや警備スタッフが巡回して、喫煙行為への注意を行ってまいりましたが、喫煙行為が減ることはなく、継続的に確認されております」 「今後のホームゲームにおいてこの状況が変わらず、スタジアム内外の喫煙禁止区域における喫煙行為の確認ならびに苦情やご指摘に基づく喫煙行為の事実が確認された場合、皆さまにはご不便をおかけしますが、ホームゲームの再入場を禁止とさせていただきます」 「ご来場いただく皆さまのご理解とご協力をお願いします」 2022.09.13 11:30 Tue

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