フォーレストのハットでイスラエルとの頂上対決を制したスコットランドがリーグB昇格《UEFAネーションズリーグ》

2018.11.21 06:55 Wed
Getty Images
▽UEFAネーションズリーグ(UNL)・リーグC・グループ1のスコットランド代表vsイスラエル代表が20日に行われ、3-2でスコットランドが勝利した。
PR
▽勝利すれば逆転でのリーグB昇格となる2位スコットランド(勝ち点6)と、引き分け以上でリーグB昇格となる首位イスラエル(勝ち点6)の一戦。▽立ち上がりから攻勢に出たイスラエルは9分、ボックス手前左からのカヤルのミドルシュートがゴール右に決まって先制する。
▽その後もイスラエルの攻勢が続く中、スコットランドは22分にマクレガーのミドルシュートが枠を捉えたが、GKの好守に阻まれた。それでも35分、アームストロングのミドルシュートのルーズボールをボックス中央で拾ったフォーレストがシュートを蹴り込んで試合を振り出しに戻す。

▽さらに43分、ロングボールでR・クリスティが左サイドを抜け出し、中央へラストパス。これを受けたフォーレストがGKとの一対一を制して逆転に成功した。
▽フォーレストの2ゴールで逆転したスコットランドは迎えた後半の53分、CKからS・フレッチャーのヘディングシュートで3点目に迫ると、64分に3-1とした。決めたのはまたしてもフォーレスト。左サイドをロバートソンとフレイザーで崩した流れから、ボックス中央のフォーレストが確実に決めた。

▽その後、75分にザハビのミドルシュートで1点差に迫られたスコットランドだったが、3-2で逃げ切り。リーグB昇格を決めている。その他、リーグB昇格を果たしたのはフィンランド、ノルウェー、セルビアとなっている。

PR

スコットランド代表の関連記事

スコットランド代表のスティーブ・クラーク監督が、UEFAネーションズリーグ(UNL)での劇的勝利を喜んだ。『UEFA.com』が伝えている。 18日、スコットランドはUNL2024-25のリーグAグループ1最終節でポーランド代表と対戦。最下位ながら準々決勝進出の可能性も残していたチームは、開始早々ジョン・マッギン 2024.11.19 10:55 Tue
UEFAネーションズリーグ(UNL)リーグA・グループ1最終節、ポーランド代表vsスコットランド代表が18日に行われ、1-2でスコットランドが勝利した。 3日前のポルトガル代表戦を5失点完敗に終わって準々決勝進出が絶たれた3位ポーランド(勝ち点4)は、引き分け以上でリーグA残留プレーオフに回る3位が確定する中、ポ 2024.11.19 06:45 Tue
クロアチア代表は15日、UEFAネーションズリーグ(UNL)・リーグA・グループ1第5節でスコットランド代表と対戦し0-1で敗戦した。 先月、スコットランドに勝利し、ポーランド代表とドローに終わったグループ2位のクロアチアは、モドリッチやコバチッチ、グヴァルディオルらをスタメンで起用。最前線にクラマリッチを据え、 2024.11.16 06:49 Sat
スコットランド代表のスティーブ・クラーク監督が、UEFAネーションズリーグ(UNL)でのゴールレスドローを振り返った。『UEFA.com』が伝えている。 15日、UNLリーグAグループ1第4節でポルトガル代表と対戦したスコットランド。グループ3連敗と元気のないチームは、この日も前半から守勢に回る展開となってハーフ 2024.10.16 11:00 Wed
ポルトガル代表は15日、UEFAネーションズリーグ(UNL)リーグAグループ1第4節でスコットランド代表と対戦し0-0の引き分けに終わった。 3連勝でグループ1の首位に立つポルトガルは、直近のポーランド代表戦から先発を6人変更。レオンやベルナルド・シウバ、ルベン・ネヴェスらに代えてジョタやコンセイソン、ヴィティー 2024.10.16 05:50 Wed

UEFAネーションズリーグの関連記事

UEFAネーションズリーグ2024-25の決勝トーナメントおよび各プレーオフの抽選会が実施された。 今月のインターナショナルマッチウィークでグループリーグの全日程が終了したなか、22日にはグループAの各グループ上位2チームが参戦する決勝トーナメントおよび昇降格を懸けたプレーオフの対戦カードを決める抽選会がスイスの 2024.11.22 21:10 Fri
代表指揮官との確執が伝えられていたオーストリアサッカー協会(OFB)のクラウス・ミッタードルファー会長が辞任した。 2023年7月から会長職に就いていたミッタードルファー会長は22日、辞任に際して以下の声明を発表している。 「私は、OFB会長の職を即時辞任することを決定しました。現在の状況を考慮すると、私の 2024.11.22 20:15 Fri
欧州サッカー連盟(UEFA)は20日、試合終了間際にコソボの選手がピッチを離れてドレッシングルームへ引き揚げて中止となったUEFAネーションズリーグ(UNL)2024-25のリーグCグループ2第5節のルーマニア代表vsコソボ代表を没収試合とした。 これにより、ルーマニアが3-0の勝利扱いとなり、ルーマニアは6戦全 2024.11.22 13:45 Fri
またしてもVARによる意味不明な判定が発生。信じられないゴール取り消しが起こってしまった。 問題が発生したのは19日に行われたUEFAネーションズリーグ(UNL)リーグC・グループ1第6節のスウェーデンvsアゼルバイジャンの試合だ。 ゲームは6-0でスウェーデンが圧勝したが、試合中にとんでもない誤審があった 2024.11.21 23:53 Thu
「どう考えたって嫌味でしかないよね」そんな風に私が首を振っていたのは水曜日、この週末、4年ぶりにレアル・マドリーをブタルケに迎えるレガネスの兄弟分ダービープロモビデオを見直してみた時のことでした。その筋立てはフランス・フットボール社から盗み出された2025年のバロンドールトロフィーがブタルケに届き、ビジターチーム用のロ 2024.11.21 19:00 Thu

スコットランド代表の人気記事ランキング

1

終盤のマッギン弾に沈んだ10人のクロアチアがスコットランドに初勝利を献上【UNL】

クロアチア代表は15日、UEFAネーションズリーグ(UNL)・リーグA・グループ1第5節でスコットランド代表と対戦し0-1で敗戦した。 先月、スコットランドに勝利し、ポーランド代表とドローに終わったグループ2位のクロアチアは、モドリッチやコバチッチ、グヴァルディオルらをスタメンで起用。最前線にクラマリッチを据え、2列目にルカ・スチッチ、ペタル・スチッチ、バトゥリナを並べた[4-2-3-1]で試合に臨んだ。 今大会初勝利を狙うスコットランドに対し、クロアチアは9分に決定機。コバチッチのスルーパスでボックス左に侵入したクラマリッチがカットインからDFサウターの股下を抜いたシュートでゴールに迫ったが、これはGKゴードンが右足で弾き出した。 対するスコットランドは19分、テクニカルなターンで右サイドを突破したドークが折り返しを供給すると、ボックス手前に走り込んだマクトミネイがダイレクトシュートで合わせたが、シュートはGKコタルスキのセーブに阻まれた。 一進一退の展開が続くなか、クロアチアは43分にアクシデント。中盤でグヴァルディオルのパスに反応したP・スチッチがカットを試みたDFサウターと接触。このプレーでP・スチッチが2枚目のイエローカードを受けて退場処分となった。 数的不利で後半を迎えたクロアチアは、65分にクラマリッチとL0・スチッチを下げてペリシッチとマリオ・パシャリッチを投入する2枚替えを敢行。すると69分、マリオ・パシャリッチの左クロスをファーサイドのペリシッチがワントラップから左足を振り抜いたが、これがゴール右に外れた。 さらに74分には、モドリッチの浮かせたパスに反応したマリオ・パシャリッチがゴール前まで侵攻したが、飛び出したGKの上を狙ったチップキックシュートはゴール右に逸れた。 その後も一進一退の展開が続くなか、クロアチアは86分に失点する。ボックス右から侵入したドークが縦への仕掛けから高速クロスを供給すると、GKコタルスキが弾いたボールをボックス中央のマッギンにハーフボレーで叩き込まれた。 結局、試合はそのまま0-1でタイムアップ。終盤の猛攻も実らず、10人のクロアチアがスコットランドに今大会初勝利を献上した。 スコットランド 1-0 クロアチア 【スコットランド】 ジョン・マッギン(後41) 2024.11.16 06:49 Sat
2

後半ATの劇的ロバートソン弾でスコットランドがリーグA残留プレーオフへ、最下位転落のポーランドがリーグB降格【UNL】

UEFAネーションズリーグ(UNL)リーグA・グループ1最終節、ポーランド代表vsスコットランド代表が18日に行われ、1-2でスコットランドが勝利した。 3日前のポルトガル代表戦を5失点完敗に終わって準々決勝進出が絶たれた3位ポーランド(勝ち点4)は、引き分け以上でリーグA残留プレーオフに回る3位が確定する中、ポルトガル戦のスタメンから6選手を変更。GKスコルプスキやウォルキエビッツがスタメンとなった。 一方、クロアチア代表に劇的勝利として準々決勝進出の可能性を残した最下位スコットランド(勝ち点4)は、クロアチア戦のスタメンから2選手を変更。クリスティとコンウェイに代えてダイクスと決勝点を挙げたマッギンがスタメンとなった。 試合は開始3分、スコットランドが先制する。ギルモアの縦パスをボックス右で受けたドークのクロスをマッギンが右足で合わせた。 マッギンの2試合連発弾で試合を動かしたスコットランドに対し、前がかるポーランドは11分、ピョンツコフスキのミドルシュートでGKを強襲。 そして18分には同点の絶好機。ロバートソンのフィードをカットした流れからショートカウンターに転じると、シフィデルスキが際どいシュートを放ったが、わずかに枠を捉えきれず。さらに23分にもロングフィードに抜け出したシフィデルスキに好機もGKゴードンのセーブに阻まれた。 ピンチを凌いだスコットランドは33分、ギルモアのミドルシュートがバーに直撃すれば、36分にもマクトミネイがGK強襲のシュートで追加点に迫っていく。さらに42分、マクトミネイのミドルシュートがポストに直撃したスコットランドが1点のリードで前半を終えた。 迎えた後半、オープンな展開で推移した中、59分にポーランドが追いつく。ボックス手前右からピョンツコフスキの強烈なミドルシュートがゴール左に突き刺さった。 このままではリーグB降格となるスコットランドは65分、ダイクスのヘディングシュートが枠を捉える決定機を演出したが、GKスコルプスキのビッグセーブに阻まれる。 終盤にかけてはポーランドがスコットランドに反撃を許さず時間を進めていたが、追加タイム3分にドラマ。右サイドからのサウターのアーリークロスをファーサイドに走り込んだロバートソンがヘディングシュートでねじ込んだ。 これが決勝点となってスコットランドが3位に浮上。リーグA残留プレーオフに回ることになり、最下位に転落したポーランドのリーグB降格が決まった。 ポーランド 1-2 スコットランド 【ポーランド】 カミル・ピョンツコフスキ(後14) 【スコットランド】 ジョン・マッギン(前3) アンドリュー・ロバートソン(後48) 2024.11.19 06:45 Tue
3

「とても良い夜だ」劇的ゴールでUNLリーグA残留プレーオフへ回るスコットランド、最下位回避にクラーク監督は「望んでいた結果を得られた」

スコットランド代表のスティーブ・クラーク監督が、UEFAネーションズリーグ(UNL)での劇的勝利を喜んだ。『UEFA.com』が伝えている。 18日、スコットランドはUNL2024-25のリーグAグループ1最終節でポーランド代表と対戦。最下位ながら準々決勝進出の可能性も残していたチームは、開始早々ジョン・マッギンのゴールで先制する理想的な展開に。しかし、後半に追いつかれるとその後は膠着状態となったが、アディショナルタイムにアンドリュー・ロバートソンが劇的な勝ち越し弾を決め、2-1で勝利した。 これにより、3位でリーグA残留プレーオフに回ることとなったスコットランド。クラーク監督はチームのパフォーマンスや結果を喜びつつ、リーグAに留まるため全力を尽くしたいと語っている。 「チームやファンのことを考えると、とても嬉しい。この試合を終え、とても満足している。多くのチャンスを作り出し、キャプテンの素晴らしいパスやヘディングシュートのおかげで、勝利のゴールを決めることができたんだ」 「我々にとっては、とても良い夜だったと思う。ポーランドはとてもとても攻撃的だったが、我々は望んでいた結果を得られたのだ。難しい環境の中でそれを達成できたのだから、本当に貴重だと思う」 「ポーランドは予想通りのプレーだった。最後の15分で良い結果を出した以上、彼らはその状況を守ってくるだろうと思っていたんだ」 「この先も、ネーションズリーグのプレーオフやワールドカップ予選など、厳しい試合は続いていく。しかし、我々は経験を積んでおり、ベストチームと対戦する機会を与えてくれるリーグAにとどまりたいと思っている」 2024.11.19 10:55 Tue
4

オーストラリア代表がマンC保有の21歳MFを失う? 豪代表で2試合出場も公式戦歴なく多重国籍、10月落選で浮かび上がった“鞍替え”希望

オーストラリア代表のトニー・ポポヴィッチ新監督が、初陣への前日会見に臨んだ。豪『news.com.au』が伝えている。 豪代表は10日、2026年北中米W杯アジア最終予選C組第3節で中国代表とのホームゲーム。2試合未勝利発進で前監督が辞任したなか、ポポヴィッチ新監督の初陣にして、今予選初得点、初白星を目指す「+3」がマストの一戦だ。 指揮官は開催地アデレードで前日会見に臨み、勝利への意欲を披露。その一方、報道陣からは「アレックス・ロバートソンを招集しなかった理由は?」と選手選考に関する質問が。 アレックス・ロバートソンとは、イングランド2部・チャンピオンシップのカーディフに所属するセントラルハーフ(MF)で、保有元はマンチェスター・シティという21歳。 シティのU-21チームに籍を置く一方、昨季はポーツマス、今季はカーディフへと武者修行し、今季のイングランド2部でコンスタントにプレー中。昨年オーストラリア代表入りし、3月と6月の親善試合2試合でプレーした経験も持つ。 所属クラブもプレータイムも安定しない若手とあってか、その後は招集が見送られてきたが、前述の通り、今季は順調な歩み。豪視点で「なぜいま招集しないんだ?」との疑問が記者から指揮官にぶつけられた格好だ。 ポポヴィッチ新監督のアンサーは、「招集可能なオーストラリア人は全員を視界に入れている。私の見解では、ロバートソンにはその資格がなく、今回の活動への参加はそもそも考慮していない」というもの。 『news.com.au』など豪紙が察するに、ロバートソンはA代表の“鞍替え”を検討中か。 ロバートソンはスコットランド出身で、豪州、スコットランド、イングランド、ペルーのパスポートを所持。これまでの豪代表としての2試合はいずれも親善試合で、手続きをすれば、ここからのA代表変更は原則可能である。 ポポヴィッチ新監督は本件に関して「今回選んだメンバーに満足している」と締め、ロバートソンについては多くを語らず。 振り返れば、過去1年の招集外も“鞍替え”希望があったためか。ロバートソンは世代別代表まで一貫してイングランドだったこともあってか、まだ最終選択を決めかねているか、もしくはオーストラリアを外した格好と考えられる。 2024.10.10 13:25 Thu
5

「守備面では良い動きを見せた」ゴールレスドローで連敗ストップのスコットランド、指揮官は内容に手応え「良い収穫になった」

スコットランド代表のスティーブ・クラーク監督が、UEFAネーションズリーグ(UNL)でのゴールレスドローを振り返った。『UEFA.com』が伝えている。 15日、UNLリーグAグループ1第4節でポルトガル代表と対戦したスコットランド。グループ3連敗と元気のないチームは、この日も前半から守勢に回る展開となってハーフタイムへ。後半はいくつものピンチがありながらもGKクレイグ・ゴードンの好セーブ連発で何とかしのぎ切り、そのままゴールレスドローに終わった。 白星こそ得られなかったものの連敗ストップに成功したクラーク監督は、守備陣の働きを称えつつさらなる改善を誓っている。 「守備面では良い動きを見せていたと思う。ポルトガルがボールを支配することは分かっており、選手たちの態度や4バック、GKの守備の質の部分が試されるプレッシャーはあったと思う。しかし、ここまで4試合努力してきたチームは良い動きを見せ、良い収穫になった」 「自分たちが良いチームなのは分かっているし、このレベルで戦う競争力があるのも分かっている。我々は4試合で、それを証明してきたのだ。今日、ポイントを獲得できたのは嬉しいが、まだ改善していきたい」 「本当に良い瞬間が1つか2つあった。試合序盤と終盤には、スコット・マクトミネイにビッグチャンスがあった。こうした点は我々が取り組み、さらに発展させられる部分だろう」 2024.10.16 11:00 Wed

NEWS RANKING
Daily
Weekly
Monthly