ファン・ウィジョ2戦連発の韓国が敵地でウズベキスタンに圧勝!《国際親善試合》

▽韓国代表は20日、ウズベキスタン代表との国際親善試合に臨み、4-0で快勝した。▽来年1月に予定されているAFCアジアカップ2019に向けた年内最後の準備試合となる今回の一戦。17日に行われたオーストラリア代表戦を1-1のドローで終えた韓国は中2日で行われるウズベキスタン戦に向けて先発5人を変更。GKにチョ・ヒョヌ、最終ラインはイ・ヨン、キム・ヨングォン、チョン・スンヒョン、パク・チュホ。中盤はファン・インボム、ジュ・セヨンの2センターに2列目はナ・サンホ、ナム・テヒ、イ・チョンヨン、最前線にファン・ウィジョが入った。▽立ち上がりから相手を押し込む韓国は9分、右サイドに抜け出したイ・ヨンからの浮き球クロスをボックス左のナム・テヒが抑えの利いた左足のダイレクトボレーでゴール右隅に蹴り込み、早々に先制点を奪う。
▽これで勢いに乗った韓国は17分にもファン・ウィジョとのパス交換からイ・チョンヨンが決定的なシュートを放つと、24分には左CKの流れからゴール前の混戦でイ・ヨンが強烈な反転シュート。これは相手GKに弾かれるも、ゴール右でこぼれ球に反応したファン・ウィジョが強烈な右足シュートをゴールの天井部分に突き刺し、オーストラリア戦に続く2試合連続ゴールを記録した。

▽その後はややホームのウズベキスタンに反撃されたものの前半を2点リードで終えた。▽迎えた後半、立ち上がりの52分に相手選手との接触で負傷したナム・テヒがヒザを痛めて担架でピッチを去るアクシデントが発生。これによってムン・ソンミンがピッチに送り出された。

▽その後、キム・ヨングォンとファン・ウィジョらを続けて下げてクォン・ギョンウォン、ソク・ヒョンジュンらを投入した韓国だが、試合の主導権は渡さない。すると70分、左CKの流れからボックス手前中央でこぼれ球に反応したムン・ソンミンが見事な左足のミドルシュートをゴール右下隅に突き刺し、決定的な3点目を奪った。

▽試合終盤にかけても攻撃の手を緩めない韓国は82分にも左サイドからの仕掛けでソク・ヒョンジュン、ナ・サンホ、イ・ジンヒュンの鮮やかなパス交換から最後はゴール前のソク・ヒョンジュンが冷静にシュートを流し込み、この試合のゴールショーを締めくくった。

▽そして、ファン・ウィジョの2戦連続ゴールなどでウズベキスタンに完勝した韓国は、最高の形で来年のアジアカップに臨むことになった。