会心の直接FK、どう生まれた? マタが秘話明かす

2018.11.09 08:35 Fri
Getty Images
マンチェスター・ユナイテッドに所属する元スペイン代表MFフアン・マタが流れを一変させた会心の直接FKを振り返った。イギリス『FourFourTwo』が報じた。

▽ユナイテッドは7日に行われたチャンピオンズリーグ(CL)グループステージ第4節でユベントスと対戦。ホームで敗れた前回対戦の借りを返したいユナイテッドだったが、この一戦も敵地で1点を追う苦しい戦いを強いられた。

▽だが、86分にFKのチャンスからマタの直接弾が生まれ、ユナイテッドが起死回生の同点。その得点で勢いに乗った89分にオウンゴールを誘い、見事な逆転勝利を収めた。
▽ベンチスタートから見事にチームを救ったマタは試合後、逆転劇に繋がった直接FKの場面について次のように語り、舞台裏を明かした。

「FKのチャンスを獲得したとき、僕が蹴らないとダメだと感じた」
「だから、アシュ(アシュリー・ヤング)にこう言った。『僕に蹴らせてくれ。僕なら壁を越せるから』ってね。GKも、あの場面はすごく難しかっただろうね。壁の位置が近くて、あまり視野を確保できなかったはずさ」

「たくさんの練習で繰り返してきたことを試した、同点に追いつくことは何より重要だった。そして、逆転勝利だ。場所や、ゲームの重要性を考えると、僕のキャリアを通じてもベストゴールの1つだよ」

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