「単純に放り込まれてしまうと苦しいが…」“小さな3バック”の1人DF山根視来、178cmで湘南を守るための工夫は?《ルヴァンカップ》

2018.10.27 19:35 Sat
©超ワールドサッカー
湘南ベルマーレは27日、埼玉スタジアム2002で行われた2018JリーグYBCルヴァンカップ決勝で横浜F・マリノスに1-0で勝利。大会初優勝を飾った湘南が1994年に天皇杯を制した以来のメジャータイトルを獲得した。

▽試合後、横浜FMの強力攻撃陣封殺に貢献した一人のDF山根視来がミックスゾーンで取材に応対し、守備への手応えを示した。178cmとセンターバックにしては小柄ながら役割を全うするその工夫について明かしている。

◆DF山根視来(湘南ベルマーレ)
(C)CWS Brains,LTD.
──最近「無失点で終わりたかった」と話すことがあった中で、最高の舞台で完封したが
「最後に失点するということが少し続いていました。ただ、今日は本当に(秋元)陽太さん中心に後ろ3枚と全員で体を張ることができました。本当に陽太さんがかろうじて止めてくれたというようなシーンもなかったと思います。今日は自信を持って跳ね返し続けられたかなと思います」
──横浜F・マリノスハどうだったか
「マリノスさんは後ろから回してきて、サイドからニアに速いクロスというイメージがありました。前半はほぼパーフェクトだったと思います。ピンチもなく、押し込まれもせず、僕らのリズムでできました。今日は前半が全てだったと思います」

──後半最後に持ち上がる見事なドリブルがあったが
「点を取りたかったです。ただ、いつもならあそこは大きく蹴ってクリアしていたと思います。最近僕らは奪ったボールをしっかりとつなぐ、それができないと優勝できないぞ、もう一つ上にいくにはああいうボールを大事にしていかなきゃというところがありました。しっかりと大事にしました」
「あとはみんなが疲れていた中、相手も前がかりになっていました。走ったら裏にボールが出てくるかなと思っていました。ロスタイムだったので、時間を使う意味も含めて、前にいきました。本当はシュート打ちたかったですけど、うまく止まらなかったので、その後は判断を切り替えました」

「山くん(山﨑凌吾)にもサイドで時間を稼いでくれというボールを出しましたけど、倒れながら意図的にサイドにパスを送れたので、あれでゲームが締まったかなと思います」

──3バックの選手があの時間帯であの位置までいくことはなかなかないが
「やはりワイドの選手やシャドーの選手が90分間相手を追ってくれていました。僕ら後ろの3枚はスタミナが残っていたので、助けてあげたいという気持ちで前に出ました」

──曺貴裁監督が会見で「小さな3バックでも工夫をしてよくやってくれている」と言っていたが、自分なりに工夫していることは
「単純にゴール前に放り込まれてしまうと苦しいところがあります。なので、こまめにラインを上げるというところは徹底していました。スピードには僕らは自信があります。裏に抜けられてもしっかりとついていって、前に体を入れてっていうことができる3人です。そういうところで勝負しています」

「それでも押し込まれてペナ内で守らなきゃいけないことはありますけど、CKの練習では死ぬ気でマークにつく練習をいつもしています。自由にさえさせなければ、でかいFWにも点を取られないということは僕らも思っていることです。日々の積み重ねと3人の信頼関係があるので、自信持ってやっていきたいです」

──元々センターバックの選手ではないが、楽しめているか
「そうですね。楽しくやっています」

──リーグ戦の後期も前半押し込むも点が取れず、後半に奪われてしまうという課題があったが、それを今日は先制して守りきった。どういうところに成長を感じるか
「良い形を作るには点が入らないといけません。今日も何シーンかありました。それでも前半はみんながハマってて、相手も嫌がっているというのを分かってやっていました。(杉岡)大暉のスーパーゴールだったが、点が入った瞬間に『もらったかな』と思いました」

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大分・片野坂監督の“芝刈り機”モノマネ再び!天皇杯でのギャグにワッキーさんも感謝の言葉

大分トリニータの片野坂知宏監督が再びのモノマネを披露した。 来季はJ2へと降格する大分は12日、第101回天皇杯準決勝でJ1王者の川崎フロンターレと対戦した。 試合は川崎Fに支配されるも、大分のGK高木駿が躍動。DFエンリケ・トレヴィザンら守備陣も奮闘し、0-0で90分の戦いを終える。 延長後半の118分には川崎FのFW小林悠にゴールを許すも、延長後半アディショナルタイムにエンリケ・トレヴィザンがヘッド。このゴールで追いつくと、PK戦でもGK高木駿が躍動。最後は川崎FのDF山根視来のシュートを止め、大分がクラブ史上初の決勝へ駒を進めた。 ゴール裏で大分の選手やサポーターが歓喜に沸く中、片野坂監督はサポーターの太鼓の音に合わせ、お笑い芸人のワッキーさんの持ちネタである“芝刈り機”を披露。そのまま選手たちと肩を組み、喜びを体現した。 元々は、ワッキーさんが『Jリーグモノマネシリーズ』と称して、その1つで片野坂監督のモノマネを披露したことがきっかけ。これを見た片野坂監督が感謝の言葉を述べるとともに、自らもモノマネを披露。 “芝刈り機”を完コピし、大きな話題となっていた。 天皇杯準決勝での様子は、ワッキーさんのもとへと届いたようで、「片野坂監督!ありがとうございます!そして決勝進出おめでとうございます」と感謝と祝福の言葉を綴っている。 大分は19日に行われる決勝でセレッソ大阪を破った浦和レッズと対戦。クラブ初の優勝を目指す。 <span class="paragraph-title">【動画】片野坂監督が全力の“芝刈り機”モノマネを披露!</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="ja" dir="ltr">【<a href="https://twitter.com/hashtag/%E7%89%87%E9%87%8E%E5%9D%82%E7%9B%A3%E7%9D%A3?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#片野坂監督</a> 歓喜の…‼︎】<a href="https://twitter.com/hashtag/%E5%A4%A9%E7%9A%87%E6%9D%AF?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#天皇杯</a> <a href="https://twitter.com/hashtag/%E6%BA%96%E6%B1%BA%E5%8B%9D?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#準決勝</a><a href="https://twitter.com/hashtag/%E5%A4%A7%E5%88%86%E3%83%88%E3%83%AA%E3%83%8B%E3%83%BC%E3%82%BF?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#大分トリニータ</a><a href="https://twitter.com/hashtag/PK%E6%88%A6?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#PK戦</a> で劇的勝利‼︎‼︎<br><br>試合前、<br>「勝ってサポーターに<br> 恩返しをしたい」<br>と語っていた <a href="https://twitter.com/hashtag/%E7%89%87%E9%87%8E%E5%9D%82?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#片野坂</a> 監督<br><br>試合のあと<br>サポーターを前に…‼︎‼︎‼︎‼︎<br><br>試合の詳細は<br>↓<a href="https://t.co/7f8NtAuQmv">https://t.co/7f8NtAuQmv</a> <a href="https://t.co/90EGANaooE">pic.twitter.com/90EGANaooE</a></p>&mdash; NHKサッカー (@NHK_soccer) <a href="https://twitter.com/NHK_soccer/status/1469952840105967620?ref_src=twsrc%5Etfw">December 12, 2021</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="ja" dir="ltr"><a href="https://twitter.com/hashtag/%E3%83%AF%E3%83%83%E3%82%AD%E3%83%BC?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#ワッキー</a> さん<br>この度は <a href="https://twitter.com/hashtag/%E7%89%87%E9%87%8E%E5%9D%82%E7%9F%A5%E5%AE%8F?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#片野坂知宏</a> 監督の <a href="https://twitter.com/hashtag/%E3%82%82%E3%81%AE%E3%81%BE%E3%81%AD?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#ものまね</a> ありがとうございました<br>大きな反響となり感謝しております<br><br>監督ご本人もみられたようで、“ものまね”の動画を撮りたいと連絡頂き…本家ご披露?!<br>と予想しながら撮影に向かいました!<br><br>ぜひご覧ください<a href="https://twitter.com/wakitayasuhito?ref_src=twsrc%5Etfw">@wakitayasuhito</a> <a href="https://t.co/84wjpBejyp">https://t.co/84wjpBejyp</a> <a href="https://t.co/KcMJ4uhU2M">pic.twitter.com/KcMJ4uhU2M</a></p>&mdash; 大分トリニータ / Oita Trinita (@TRINITAofficial) <a href="https://twitter.com/TRINITAofficial/status/1445645750969323530?ref_src=twsrc%5Etfw">October 6, 2021</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2021.12.14 09:30 Tue

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BE:FIRSTがアンバサダー就任の「FILA」、かつては中田英寿氏も同ブランドのスパイクを着用

7日にBE:FIRSTがブランドアンバサダーに就任したことを発表した『FILA(フィラ)』。ファッションブランドとしての認識が強い同ブランドだが、かつてはサッカースパイクも手掛けていた。 フィラは1911年、フィラ兄弟によってイタリアのビエラでニット素材工場として誕生した。1940年に社名を『FILA』に変更。1970年代からスポーツウェア業界でも地位を築き始め、次第に大きな注目を集めていった。 現在はテニスやゴルフを中心としたブランド展開に加え、バーチャルシンガー・初音ミクとのコラボレーションシューズなどカジュアルウェアに注力しているフィラだが、1998年にイタリアへと渡った元日本代表MF中田英寿氏が身に着けていたのがフィラのファッシノだ。 当時世界の最高峰と言われていたセリエA。中田氏はユベントスを相手にデビュー戦で2ゴールというセンセーショナルな活躍を披露した。足元には黒を基調に黄色のFマーク。シュータンには『FILA』の文字がはっきりと見て取れる。 現在のサッカー界からは姿を探すことが難しくなったフィラだが、今季はセリエCのヴィチェンツァのサプライヤーとなった。『Footy Headlines』によれば、イタリアのピッチに同ブランドが戻ってくるのは、フィオレンティーナとの1999-2000シーズンの終了以来、22年ぶりとのことだ。 かつてはウェストハムやフランクフルトのサプライヤーも務めていたフィラ。現在はヴィチェンツァのほか、イスラエルのマッカビ・テルアビブや韓国の済州ユナイテッドなどのクラブのサプライヤーを務めている。 <span class="paragraph-title">【写真】ペルージャ時代の中田英寿とその足元</span> <span data-other-div="movie"></span> <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2022/fila01.jpg" style="max-width:100%;"></div> <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2022/fila02.jpg" style="max-width:100%;"></div> <span class="paragraph-title">【写真】FILAがサプライヤーを務めたフィオレンティーナやフランクフルトのユニフォーム</span> <span data-other-div="movie2"></span> <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2022/fila03.jpg" style="max-width:100%;"></div> <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2022/fila04.jpg" style="max-width:100%;"></div> 2022.09.07 20:30 Wed
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Jリーグが理念強化配分金とファン指標配分金の支給額を発表! 「DAZN」ベースのファン指標分配金の1位は浦和、最下位はYSCCに…連覇神戸は5.5億円

Jリーグは25日、2025年度理念強化配分金の支給対象候補クラブ、2024年度ファン指標配分金支給対象クラブを発表した。 理念強化配分金は、2023年の明治安田生命J1リーグで1位から10位に対して送られるもの。20チーム制に変更となったために1チーム増えることとなった。また、2024シーズン年間ファン指標順位(DAZN視聴者数等1~10位)に基づいても支給される。 競技面では連覇を達成したヴィッセル神戸から10位のセレッソ大阪までに支給され、神戸は2025年、2024年にそれぞれ2億5000万円ずつを手にする。なお、2023年も優勝したため、その分の2億5000万も今回支給される。また、2位のサンフレッチェ広島には2年間で1億8000万円ずつ、3位のFC町田ゼルビアは、1億5000万円(2025年)と7000万円(2026年)を手にする。なお、2023年2位の横浜F・マリノスには1億8000万円、3位の広島には7000万円がしキュされる。 また、ファン指標順位は1位は2024年も浦和レッズとなり1億7000万円。2位が鹿島アントラーズで1億2000万円、3位が横浜FMで7000万円と続き、10位は名古屋グランパスで1000万円となった。なお、競技順位で10位以内に入っていないクラブでは、1位の浦和、10位の名古屋に加え、8位に北海道コンサドーレ札幌が入り2000万円となった。 さらに、「ファン指標配分金」として、13億6000万円をJリーグの全60クラブに分配。これは、2024シーズンのDAZN視聴者数やDAZNシーズンパス販売実績等で配分され、1位が浦和で8921万5930円。2位が横浜FMで7945万2984円、3位が川崎フロンターレで6648万1993円となっている。なお、最下位はY.S.C.C.横浜となり182万4625円が分配される。 <h3>◆理念強化配分金(競技)/総額11億2000万円</h3> 1位:ヴィッセル神戸 1年目ー2億5000万円、2年目ー2億5000万円 2位:サンフレッチェ広島 1年目ー1億8000万円、2年目ー1億8000万円 3位:FC町田ゼルビア 1年目ー1億5000万円、2年目ー7000万円 4位:ガンバ大阪 1年目ー1億5000万円、2年目ーなし 5位:鹿島アントラーズ 1年目ー1億2000万円、2年目ーなし 6位:東京ヴェルディ 1年目ー9000万円、2年目ーなし 7位:FC東京 1年目ー6000万円、2年目ーなし 8位:川崎フロンターレ 1年目ー5000万円、2年目ーなし 9位:横浜F・マリノス 1年目ー4000万円、2年目ーなし 10位:セレッソ大阪 1年目ー3000万円、2年目ーなし <h3>◆理念強化配分金(人気)</h3> 1位:浦和レッズ/1億7000万円 2位:鹿島アントラーズ/1億2000万円 3位:横浜F・マリノス/7000万円 4位:ヴィッセル神戸/5000万円 5位:川崎フロンターレ/4000万円 6位:サンフレッチェ広島/3000万円 7位:ガンバ大阪/2000万円 8位:北海道コンサドーレ札幌/2000万円 9位:FC町田ゼルビア/1000万円 10位:名古屋グランパス/1000万円 <h3>◆ファン指標配分金</h3>(昨年との金額比較) 1位:浦和レッズ/8921万5930円(↑) 2位:横浜F・マリノス/7945万2984円(↑) 3位:川崎フロンターレ/6648万1993円(↓) 4位:鹿島アントラーズ/6598万4095円(↓) 5位:ヴィッセル神戸/6491万8131円(↑) 6位:ガンバ大阪/5864万8883円(↑) 7位:名古屋グランパス/5851万4812円(↓) 8位:北海道コンサドーレ札幌/5315万3249円(↑) 9位:FC東京/4924万9886円(↑) 10位:サンフレッチェ広島/4572万5356円(↑) 11位:FC町田ゼルビア/4558万3908円(↑) 12位:アルビレックス新潟/4466万3143円(↓) 13位:ジュビロ磐田/4426万2918円(↑) 14位:セレッソ大阪/3988万8434円(↓) 15位:サガン鳥栖/3834万3648円(↑) 16位:柏レイソル/3695万3904円(↓) 17位:湘南ベルマーレ/3554万5920円(↓) 18位:東京ヴェルディ/3459万9966円(↑) 19位:京都サンガF.C./3438万1632円(↑) 20位:清水エスパルス/3362万962円(↓) 21位:アビスパ福岡/3259万3587円(↓) 22位:ベガルタ仙台/2298万6246円(↑) 23位:V・ファーレン長崎/1758万2571円(↑) 24位:大分トリニータ/1716万3388円(↑) 25位:ファジアーノ岡山/1704万1315円(↑) 26位:横浜FC/1664万9981円(↓) 27位:ジェフユナイテッド千葉/1608万1426円(↓) 28位:モンテディオ山形/1442万3396円(↓) 29位:ヴァンフォーレ甲府/1362万8966円(↓) 30位:松本山雅FC/1324万9873円(↑) 31位:ロアッソ熊本/1008万4227円(↓) 32位:栃木SC/983万8888円(↓) 33位:徳島ヴォルティス/934万7583円(↓) 34位:RB大宮アルディージャ/925万5971円(↓) 35位:ザスパ群馬/888万8344円(↓) 36位:レノファ山口FC/886万2864円(↓) 37位:いわきFC/878万641円(↓) 38位:鹿児島ユナイテッドFC/825万2572円(↑) 39位:愛媛FC/768万2897円(↑) 40位:水戸ホーリーホック/718万9579円(↓) 41位:藤枝MYFC/708万1435円(↓) 42位:ツエーゲン金沢/622万6288円(↓) 43位:ブラウブリッツ秋田/619万6520円(↓) 44位:カターレ富山/481万4398円(↑) 45位:ギラヴァンツ北九州/459万264円(↓) 46位:FC岐阜/396万9504円(↓) 47位:SC相模原/341万1253円(↓) 48位:FC今治/327万7554円(↓) 49位:AC長野パルセイロ/317万8338円(↓) 50位:カマタマーレ讃岐/313万7389円(↓) 51位:FC琉球/309万4569円(↓) 52位:福島ユナイテッドFC/288万7440円(↑) 53位:ガイナーレ鳥取/282万3403円(↓) 54位:ヴァンラーレ八戸/265万6822円(↓) 55位:いわてグルージャ盛岡/261万6733円(↓) 56位:アスルクラロ沼津/251万5766円(↓) 57位:テゲバジャーロ宮崎/237万4594円(↑) 58位:FC大阪/226万1536円(↑) 59位:奈良クラブ/223万1534円(↓) 60位:Y.S.C.C.横浜/182万4625円(↓) 2025.02.25 17:40 Tue
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中田英寿氏が波乱万丈のサッカーキャリア回想…『The Atletic』のロングインタビューに答える

元日本代表MFの中田英寿氏が、『The Atletic』のロングインタビューで自身のサッカーキャリアを振り返った。 中田氏はベルマーレ平塚(現・湘南ベルマーレ)でプロキャリアをスタートし、以降は2006年の現役引退までペルージャ、ローマ、パルマ、ボローニャ、フィオレンティーナのイタリア5クラブ、イングランドのボルトンでプレー。 また、日本代表としては1998年フランス大会、2002年日韓大会、2006年ドイツ大会と3度のワールドカップに出場し、通算77キャップを刻んだ。 そのアジアを代表するレジェンドは『The Atletic』で29歳での現役引退を始め、キャリアにおけるトピックについて語った。 2006年ドイツW杯のグループステージ最終節のブラジル代表戦での1-4の敗戦後、スパイクを脱ぐ決断を下したMFは、その突然の引退から19年を経たなかで改めて決断の理由に言及。 「プロのサッカー選手になる夢は一度もなかったが、どういうわけかそれが実現し、ワールドカップでプレーし、イタリアとイングランドに行った。情熱のためにいつもプレーしていた。私はサッカーのファンではなく、サッカーをプレーするのが好きだった。それが私が引退した理由だ。情熱を失っていたし、情熱がなければ、自分に嘘をついているようなものだった」 「私が好きなのはプレーすることであり、コーチやコメントをすることではない。それが引退後に『別の情熱を見つけなければならない』と言った理由だった」 インタビュー冒頭で、サッカーキャリアの終わりについて語った元日本代表はここからキャリアの最初期に立ち戻り、「当時は、プロサッカー選手になることを夢見る人は誰もいなかった。日本で一番人気のスポーツは野球だった。だけど、結局、私は漫画『キャプテン翼』が大好きだったから、サッカーをやろうと決めた」と、サッカーを始めた理由を明かした。 続けて日本代表が初めてW杯に出場した1998年フランスW杯での奇抜な髪色については「(W杯前でさえ)毎日髪の色を変えていたが、海外でプレーしたかったので世界に知られることが重要だった。だから注目されたいと思っていた」と、振り返る。 その目論見通り、W杯直後にはセリエAのペルージャへ完全移籍。イタリアでのキャリアをスタート。その新天地では加入1年目から鮮烈な輝きを放ったが、プレーすること以外でサッカーに関心がなかったことが良い意味でプラスに働いたという。 「私はサッカーの大ファンではなかったし、サッカーを見たり新聞で読んだりもしなかった。そういう人間ではないんだ。ただサッカーをするのが好きで、毎日もっといい選手になりたいと思っていた」 「イタリアに来たときは、セリエAが世界最高のリーグで、ジネディーヌ・ジダンやアレッサンドロ・デル・ピエロのような選手がいたが、私は選手をあまり知らなかった。リーグのチームの半分も知らなかった」 「でも、そのおかげで自分のプレーに集中できたし、それが私の強みだった。とにかく恐れがなかった」 そのペルージャでの活躍によって2000年にはローマへステップアップ。当時、頭角を現わしていたフランチェスコ・トッティとのポジション争いで苦戦を強いられた一方、2005年1月のユベントス戦ではクラブ史に刻まれた圧巻のロングシュートを突き刺し、ジャッロロッシのスクデット獲得に大きく貢献した。 中田氏はそのローマ時代について「ローマに戻るたびに、ファンのみんなが私のところに来て『ありがとう、ナカタ』と言ってくれる」と、自身の重要な働きに満足感を示した。 その後、1年でイタリアの首都を離れてパルマに活躍の場を移すと、コッパ・イタリア優勝に貢献。2年連続のタイトル獲得を経験。そして、日韓W杯では大会の目玉選手の一人として日本代表史上初の決勝トーナメント進出に貢献した。 「もっといい結果を出せたはず」トルコ代表に敗れてのベスト16に不満を示しながらも、「雰囲気は素晴らしかった」と、自国開催のW杯をポジティブに振り返った。 「日本では誰もが、私たちがグループリーグを突破して決勝トーナメントに進出するだろうと期待していたが、それはとても大変だった」 「私たちはとても若いチームで、ほとんどのメンバーがワールドカップでプレーしたことがなかった。当時、海外でプレーしていたのは数人だけで、プレッシャーは大きかった。しかし同時に、国全体が私たちを応援してくれたので、雰囲気は素晴らしかった」 その後、チェーザレ・プランデッリ監督との衝突を機に、ボローニャ、フィオレンティーナとイタリア国内での移籍を繰り返した後、2005年に7年間過ごしたイタリアを離れ、プレミアリーグのボルトンへレンタル移籍。 自身最後のクラブとなったマンチェスターのクラブではキック&ラッシュでお馴染みのサム・アラダイス監督が率いたチームということもあり、イタリアと大きく異なる環境面を含めて難しい日々を過ごした。 「イタリアから来たので、サッカーはまったく違っていた。多くのチームがロングボールをプレーしていた。それは少しショックだった。そしてイタリアからマンチェスターに来て、食べ物の面でも違ったし、雨も多かった。そういった意味で少し大変だった」 その後、前述のドイツW杯での現役引退で中田氏の波乱万丈のサッカーキャリアは締めくくられた。 そして、自身のサッカーキャリアを通じて「どのように記憶されたいか?」との問いに対して、中田氏は「私は美しいプレー、優雅さが好きだ。ジネディーヌ・ジダンのようなプレーが美しい。スピードやパワーではなく、美しいパス、美しいプレー。ゴールである必要はない。私は優雅さが好きで、サッカーだけでなく人生でもそうだ。優雅で美しいものが好きだ。つまり美しい服、美しい建築物、デザイン、景色…」と返答している。 現役引退後は3年間に渡っておよそ100カ国以上を巡る放浪の旅に出て、以降は魅了された日本酒造りや日本茶のブランド立ち上げなど、日本の文化や食文化の発信者として活躍する48歳。 今回のロングインタビューの最後には改めて自身の生き方について語り、これからも自身の情熱の赴くがままに様々なことにチャレンジしたいと結んだ。 「29歳で引退したとき、たくさんの人から『まだプレーできるよ』とか『サッカー業界で働いてコーチでもしたらどうだ』と言われた」 「でも、できるからやることを選んでいるわけではない。やりたいからやっている」 「私は好きなことをやっている。だからファッションが好きならファッションをやるし、他の文化が好きなら他の文化。日本酒が好きなら日本酒をやる」 「他の人は時々その理由が理解できないことがある。それは私が情熱を持ってやっているからだ」 2025.03.19 00:14 Wed
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平塚、山形、草津で指揮の植木繁晴氏が逝去…フジタを長期に支え、ザスパ創設にも尽力

ザスパ群馬は12日、クラブを長きにわたって支えた植木繁晴氏(享年69歳)が11日に逝去したと発表した。同氏に縁のある湘南ベルマーレとモンテディオ山形も同じく訃報を伝えている。 神奈川県川崎市出身の植木氏は、神奈川県立新城高校、日本大学を経て1977年にフジタ工業(現:湘南ベルマーレ)サッカー部へ入団。1987年の現役引退までフジタ一筋、引退後も同クラブで指導者キャリアを歩み続けた。 1995年には監督代行としてベルマーレ平塚を第6回アジア・カップウィナーズカップ選手権優勝に導き、1996年9月から1998年まで、正式に平塚の監督として指揮を執った。 以降は山形の監督、日大のコーチを歴任。群馬(当時:ザスパ草津)のクラブ創設に尽力し、2002年に総監督に就任。代表取締役やゼネラルマネージャー(GM)としても2014年2月までクラブの支柱となり、その後は2023年まで上武大学の監督/総監督を務めていた。 各クラブは公式サイトを通じて植木氏への哀悼の意を伝え、群馬と湘南は次節に喪章を着用して試合に臨むとしている。 ◆ザスパ群馬 ▽代表取締役社長 赤堀洋氏 「クラブ創設の功労者であり、長年に渡りクラブにご尽力いただいた植木さんがお亡くなりになられ、ご逝去の報に接し、心から哀悼の意を捧げます」 「群馬のこの地にザスパというチームを発足させ、発展するまで非常に困難や大変なことあったかと思いますが、ザスパが現在の姿まで発展できたのは、植木さんのご尽力あってのことだと思っております」 「ここ最近お身体の調子があまり良くないお話は伺っておりましたが、それでもスタジアムでお会いすると明るく元気な様子で接してくださり、ザスパの今後を常に気にかけてくださいました。クラブハウスの完成を非常に楽しみにされていた中で、お見せすることができなかったのが非常に悔やまれます。植木さんがザスパの築き上げてきた教えはトップからアカデミーまでクラブ全体で大切に引き継いでまいります。今後の日本のサッカー界、ザスパを見守ってください。本当にありがとうございました。」 ◆湘南ベルマーレ ▽代表取締役会長 眞壁潔氏 「フジタ工業サッカー部の中心的な選手として活躍し、指導者となってからも多くの先輩、後輩から慕われた偉大なOBを失い、残念な気持ちでいっぱいです」 「湘南ベルマーレとして再生した折も、ことあるごとにご心配をいただき、明るく励ましていただきました」 「湘南ベルマーレのミッションステートメントの源は、ありし日の笑顔あふれ常にポジティブな植木さんの行動にあることを皆さまにお伝えして、お別れの言葉とさせていただきます」 ◆モンテディオ山形 「モンテディオ山形で1999-2000年に監督を務めていた植木繫晴氏が4月11日にご逝去されました。在任中はJ2参入時の初代監督として多大なるご尽力をいただきました。ご逝去を悼み、謹んでお悔やみ申し上げますとともに、心よりご冥福をお祈りいたします」 2024.04.12 17:55 Fri
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G大阪が降格圏の磐田に劇的勝利、前半戦苦しんだ13位湘南や14位京都など6クラブのJ1残留が確定!

9日、明治安田J1リーグ第36節の8試合が行われた。 首位のヴィッセル神戸、2位のサンフレッチェ広島は10日に試合が控える中、3位のFC町田ゼルビアは今まで勝ったことがない国立競技場でFC東京との“新東京ダービー”を戦い、3-0で快勝。国立で初めて勝利したとともに、逆転優勝への望みを繋いだ。 熾烈な優勝争いとは真逆の残留争いも今シーズンは白熱。残留ラインの17位・柏レイソルと16位・アルビレックス新潟の直接対決は柏が勝利目前でまたしても失点。新潟はルヴァンカップ決勝同様に粘りを見せ、1-1のドローに終わった。 そんな中、降格圏の18位に位置するジュビロ磐田(勝ち点35)と5位のガンバ大阪(勝ち点60)の対戦は激闘に。試合は23分に磐田が渡邉りょうのゴールデ先制するも27分に半田陸のゴールでG大阪が同点に。前半アディショナルタイム9分には山下諒也がゴールを決めて逆転に成功する。 さらに62分には宇佐美貴史がネットを揺らして追加点。しかし、残留するためには負けられない磐田は87分に上原力也、そして91分に鈴木海音がゴールを奪い、土壇場で同点に追いつく。 残留に向けて貴重な勝ち点1を手にできるかと思われたが、G大阪は93分にパスを繋いで崩すと最後は坂本一彩が落ち着いて決めて勝ち越しに成功。G大阪が粘りを見せて勝利を収めた。 これにより、降格圏の18位・磐田は勝ち点35のまま。消化が1試合少ないものの、3試合で最大勝ち点「9」しか積み上げられないため、「44」までに。これにより、残留が確定していなかった多くのチームの残留が確定した。 磐田の敗戦により、勝ち点47の9位・名古屋グランパス、10位・アビスパ福岡、勝ち点46に伸ばした11位・横浜F・マリノス、勝ち点45の12位・川崎フロンターレ、13位・湘南ベルマーレ、14位・京都サンガF.C.までが残留決定となった。 15位の浦和レッズは10日に広島と対戦し、勝利すれば残留が確定する。 <h3>◆明治安田J1リーグ順位表(11/9時点)</h3> 1位:ヴィッセル神戸|勝ち点67/35試合/20 2位:サンフレッチェ広島|勝ち点65/35試合/30 ーーーーーACLE出場 3位:FC町田ゼルビア|勝ち点63/36試合/19 4位:ガンバ大阪|勝ち点60/36試合/10 5位:鹿島アントラーズ|勝ち点58/35試合/13 6位:東京ヴェルディ|勝ち点54/35試合/1 7位:セレッソ大阪|勝ち点52/36試合/-1 8位:FC東京|勝ち点51/36試合/5 9位:名古屋グランパス|勝ち点47/36試合/-2 10位:アビスパ福岡|勝ち点47/36試合/-4 11位:横浜F・マリノス|勝ち点46/35試合/-2 12位:川崎フロンターレ|勝ち点45/35試合/8 13位:湘南ベルマーレ|勝ち点45/36試合/-3 14位:京都サンガF.C.|勝ち点45/35試合/-12 ーーーーー残留決定 15位:浦和レッズ|勝ち点43/34試合/2 16位:アルビレックス新潟|勝ち点41/36試合/-14 17位:柏レイソル|勝ち点40/36試合/-10 ーーーーー残留ライン 18位:ジュビロ磐田|勝ち点35/35試合/-15 19位:北海道コンサドーレ札幌|勝ち点34/36試合/-20 20位:サガン鳥栖|勝ち点29/36試合/-26 ※降格決定 2024.11.09 17:59 Sat

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