昇格目指す上位対決は町田に軍配!松本&東京Vも勝利し依然混戦、「裏天王山」は讃岐が11戦ぶり勝利で最下位脱出!《J2》
2018.10.14 17:20 Sun
▽14日、明治安田生命J2リーグ第37節の5試合が行われた。
▽15時からは、J1昇格を目指すFC町田ゼルビア(6位)vs大分トリニータ(1位)の直接対決と、ジェフユナイテッド千葉(16位)vsモンテディオ山形(9位)の2試合が行われた。
▽2試合消化が少ない町田と首位・大分の一戦は、大分が攻勢を強めてスタート。馬場、伊佐を中心に町田ゴールに迫るが、フィニッシュの精度を欠いて得点を奪えない。すると15分、ホームの町田が先に試合を動かす。右CKを得た町田は、サインプレーでグラウンダーのボールをニアに。これをボックス内右でロメロ・フランクがダイレクトシュートを放つと、GK高木の手を弾いてネットを揺らし、町田が先制する。
▽先制を許した大分は19分、馬場からのパスを受けた伊佐がGK福井と一対一になるも、シュートは左手で阻まれゴールを奪えない。さらに21分、CKの流れからサインプレーでクロスを上げると、最後はファーサイドに走り込んだ星が合わせるも、シュートは枠を越えていく。
▽その後も攻め込む大分は26分、ロングボールでDFラインの裏を使うと、抜け出した小手川がGK福井をかわして落ち着いてゴールに流し込み、同点に追いつく。同点に追いついた大分は32分、小手川がボックス右からクロス。これを、ニアに飛び込んだ馬場がヒールで流し込む技ありシュートを決め、1-2と逆転する。
▽2-2のタイスコアで迎えた後半、大分が前半に続き主導権を握るが、町田も少ないチャンスで大分ゴールに迫る。町田は57分、ボックス手前でパスを受けたロメロ・フランクが鋭い切り返しでDFをかわり、左足シュート。しかし、これはGKがセーブ。町田は、これで得たCKからのクロスを中村がヘッド。クロスバーに跳ね返ったこぼれ球を鈴木が蹴り込みネットを揺らすが、その前にハンドがあったとしてノーゴールの判定となる。
▽逆転が幻となった町田だが、63分にスローインをボックス内で受けたロメロ・フランクがDFを背負いながら反転するとすぐさまシュート。これがゴール左に決まり、3-2と今度は逆転する。
▽逆転を許した大分は、68分に馬場、伊佐の前線2人に代えて、三平、藤本を投入。すると70分、出場したばかりの藤本がボックス内でクロスに合わせるが、シュートは右ポストに嫌われてしまう。
▽防戦が続いた町田は83分、酒井からのパスを受けたロメロ・フランクがGKの位置を見てループシュート。しかし、これはわずかに枠を越え、ハットトリックとはならない。その後は大分が攻め込むも、町田が粘り3-2で試合終了。勝った町田は2試合消化が少ないながらも暫定3位に浮上。大分は連勝が「5」でストップした。
▽千葉vs山形は、ホームの千葉が優勢に進める。12分、ボックス左からのクロスを折り返すと、中央で待ち構えた町田がヘディングで叩き込み、千葉が先制する。
▽更に千葉は前半終了間際の45分、ボックス手前で小島が縦パス。これがディフレクトしてコースが変わり、そのままゴールに吸い込まれ、千葉が2点リードで試合を折り返す。
▽後半に入っても攻め込むのは千葉。48分、ボックス手前でFKを得ると、船山が直接狙う。シュートはゴール左に飛ぶが、GK櫛引が手を伸ばしセーブする。
▽山形は53分、三鬼からのスルーパスに抜け出た安西が、ボックス内右でGK大野に倒されPKを獲得。これを阪野がしっかりと決め、1点を返す。その後は互いに攻め込むも、ゴールは生まれず。千葉は連勝、山形は6戦未勝利となり昇格プレーオフ圏内が遠ざかった。
▽また、14時にキックオフを迎えた3試合は、ツエーゲン金沢(12位)vs松本山雅FC(2位)、水戸ホーリーホック(14位)vs東京ヴェルディ(7位)、カマタマーレ讃岐(22位)vsロアッソ熊本(21位)。J1昇格を目指す松本、東京V、さらにはJ3降格圏同士の対決となった。
▽金沢vs松本は、U-21日本代表として出場したアジア競技大会で負傷し離脱していたFW前田大然が復帰。昇格に向けて戦力が整った。試合は開始25秒、右サイドからのクロスにボックス中央で高崎がヘッド。シュートは枠を捉えるも、GK白井が横っ飛びで開始早々の失点を免れる。
▽14分にも松本は決定機。左CKからのクロスを繋ぐと、最後は石原のボックス手前からのクロスを浦田がコースを変えボールはゴールへ。しかし、GK白井が再びビッグセーブを見せ、失点を逃れる。16分には味方の落としに反応したセルジーニョがボックス手前からループシュート。意表を突いたシュートになるが、GK白井が落ち着いてセーブする。
▽攻め続ける松本は21分、石原からのロングボールをボックス内で胸トラップで受けた高崎がそのままシュート。これは左ポストに嫌われるも、前田が押し込んで松本が先制する。
▽先制した松本の攻勢は止まらない。33分、前田の落としを受けた田中が遠い位置からミドルシュート。低空シュートが枠を捉えるが、GK白井がセーブする。それでも37分、左サイドから崩すと、石原からの横パスを受けた藤田がトラップし、ボックス手前からミドルシュート。これがゴール左に突き刺さり、松本がリードを2点に広げる。
▽松本の2点リードで迎えた後半、金沢は65分にボックス手前でFKを獲得すると藤村が直接シュート。しかし、これはわずかにクロスバーを越えてゴールとはならない。85分には自陣からの良い流れから佐藤の落としを毛利がボックス手前からダイレクトシュート。しかし、シュートは枠を越えていく。
▽松本はセットプレーなどでゴールを狙いながら、粘りの守備を見せて2-0と完封勝利。大分が敗れたため、首位に浮上した。
▽水戸vs東京Vは、立ち上がりから東京Vが積極的に攻め込む展開に。2分、クロスのこぼれ球をおボックス手前の内田がシュート。DFに当たりディフレクトしたシュートが枠に向かって飛ぶも、わずかに左に外れる。
▽32分、水戸は佐藤祥が左CKからのこぼれ球に反応しボックス中央でボレーシュート。しかし、GK上福元が間一髪セーブする。
▽試合は一瞬の隙を突いた東京Vが動かす。42分、ドウグラス・ヴィエイラ、李栄直と繋いだボールを佐藤優平がボックス手前からダイレクトシュート。これが右隅に決まり、東京Vが先制。東京Vが1点リードして迎えた後半は、互いに攻め込むも決定機が作れない展開に。それでも81分、水戸がロングボールから左サイドを崩すと、船谷がグラウンダーのクロス。これに茂木が飛び込んで合わせようとするが、東京Vが体を張って対応し、得点を奪えない。
▽終盤は水戸が攻勢を強めて何度か東京Vゴールに迫るが、最後までネットを揺らせずに試合終了。0-1でアウェイの東京Vが勝利を収めたが、町田が勝利したためにプレーオフ圏内に浮上とはならなかった。
▽勝ち点差「1」の中行われた讃岐vs熊本は、意地のぶつかり合いとなる。17分、讃岐の森川が右からのクロスに頭で合わせるも、シュートはわずかに左に外れる。20分にも讃岐がチャンス。スルーパスに抜け出した原がボックス内左からシュート。しかし、GK佐藤がなんとかセーブする。
▽熊本は中々攻撃の形が作れないまま前半をゴールレスで終了。後半もこう着状態のまま80分を迎えたが、ホームの讃岐が1つのチャンスをモノにする。
▽自陣からのロングボールに抜け出た原が、DFに寄せられながらも浮き球のシュート。これが決まり、讃岐が先制。その後も攻め込んだ讃岐が1点を守り切り、裏天王山を制して第25節以来11試合ぶりの勝利。一方、敗れた熊本は4連敗となり最下位に転落した。
◆明治安田生命J2リーグ第37節
▽10/14(日)
ツエーゲン金沢 0-2 松本山雅FC
水戸ホーリーホック 0-1 東京ヴェルディ
カマタマーレ讃岐 1-0 ロアッソ熊本
ジェフユナイテッド千葉 2-1 モンテディオ山形
FC町田ゼルビア 3-2 大分トリニータ
▽10/13(土)
FC岐阜 2-1 ファジアーノ岡山
愛媛FC 0-2 横浜FC
レノファ山口FC 0-1 アビスパ福岡
大宮アルディージャ 1-0 栃木SC
ヴァンフォーレ甲府 0-0 アルビレックス新潟
京都サンガF.C. 1-0 徳島ヴォルティス
◆J2順位表(第37節終了時点)
1位 松本山雅FC 69(52/33/19)37
2位 大分トリニータ 66(67/44/23)37
── ↑ 自動昇格 ↑ ──
3位 FC町田ゼルビア 65(55/38/17)35
4位 アビスパ福岡 64(52/36/16)37
5位 大宮アルディージャ 63(59/43/16)37
6位 横浜FC 63(55/41/14)37
── ↑ プレーオフ ↑ ──
7位 東京ヴェルディ 63(50/36/14)37
▽15時からは、J1昇格を目指すFC町田ゼルビア(6位)vs大分トリニータ(1位)の直接対決と、ジェフユナイテッド千葉(16位)vsモンテディオ山形(9位)の2試合が行われた。
▽2試合消化が少ない町田と首位・大分の一戦は、大分が攻勢を強めてスタート。馬場、伊佐を中心に町田ゴールに迫るが、フィニッシュの精度を欠いて得点を奪えない。すると15分、ホームの町田が先に試合を動かす。右CKを得た町田は、サインプレーでグラウンダーのボールをニアに。これをボックス内右でロメロ・フランクがダイレクトシュートを放つと、GK高木の手を弾いてネットを揺らし、町田が先制する。
▽その後も攻め込む大分は26分、ロングボールでDFラインの裏を使うと、抜け出した小手川がGK福井をかわして落ち着いてゴールに流し込み、同点に追いつく。同点に追いついた大分は32分、小手川がボックス右からクロス。これを、ニアに飛び込んだ馬場がヒールで流し込む技ありシュートを決め、1-2と逆転する。
▽逆転を許した町田だったが42分、町田は右からのクロスに対しニアで鈴木がヘッド。GKに阻まれるも、こぼれ球を中島が流し込んで町田が同点に追いつく。
▽2-2のタイスコアで迎えた後半、大分が前半に続き主導権を握るが、町田も少ないチャンスで大分ゴールに迫る。町田は57分、ボックス手前でパスを受けたロメロ・フランクが鋭い切り返しでDFをかわり、左足シュート。しかし、これはGKがセーブ。町田は、これで得たCKからのクロスを中村がヘッド。クロスバーに跳ね返ったこぼれ球を鈴木が蹴り込みネットを揺らすが、その前にハンドがあったとしてノーゴールの判定となる。
▽逆転が幻となった町田だが、63分にスローインをボックス内で受けたロメロ・フランクがDFを背負いながら反転するとすぐさまシュート。これがゴール左に決まり、3-2と今度は逆転する。
▽逆転を許した大分は、68分に馬場、伊佐の前線2人に代えて、三平、藤本を投入。すると70分、出場したばかりの藤本がボックス内でクロスに合わせるが、シュートは右ポストに嫌われてしまう。
▽防戦が続いた町田は83分、酒井からのパスを受けたロメロ・フランクがGKの位置を見てループシュート。しかし、これはわずかに枠を越え、ハットトリックとはならない。その後は大分が攻め込むも、町田が粘り3-2で試合終了。勝った町田は2試合消化が少ないながらも暫定3位に浮上。大分は連勝が「5」でストップした。
▽千葉vs山形は、ホームの千葉が優勢に進める。12分、ボックス左からのクロスを折り返すと、中央で待ち構えた町田がヘディングで叩き込み、千葉が先制する。
▽更に千葉は前半終了間際の45分、ボックス手前で小島が縦パス。これがディフレクトしてコースが変わり、そのままゴールに吸い込まれ、千葉が2点リードで試合を折り返す。
▽後半に入っても攻め込むのは千葉。48分、ボックス手前でFKを得ると、船山が直接狙う。シュートはゴール左に飛ぶが、GK櫛引が手を伸ばしセーブする。
▽山形は53分、三鬼からのスルーパスに抜け出た安西が、ボックス内右でGK大野に倒されPKを獲得。これを阪野がしっかりと決め、1点を返す。その後は互いに攻め込むも、ゴールは生まれず。千葉は連勝、山形は6戦未勝利となり昇格プレーオフ圏内が遠ざかった。
▽また、14時にキックオフを迎えた3試合は、ツエーゲン金沢(12位)vs松本山雅FC(2位)、水戸ホーリーホック(14位)vs東京ヴェルディ(7位)、カマタマーレ讃岐(22位)vsロアッソ熊本(21位)。J1昇格を目指す松本、東京V、さらにはJ3降格圏同士の対決となった。
▽金沢vs松本は、U-21日本代表として出場したアジア競技大会で負傷し離脱していたFW前田大然が復帰。昇格に向けて戦力が整った。試合は開始25秒、右サイドからのクロスにボックス中央で高崎がヘッド。シュートは枠を捉えるも、GK白井が横っ飛びで開始早々の失点を免れる。
▽14分にも松本は決定機。左CKからのクロスを繋ぐと、最後は石原のボックス手前からのクロスを浦田がコースを変えボールはゴールへ。しかし、GK白井が再びビッグセーブを見せ、失点を逃れる。16分には味方の落としに反応したセルジーニョがボックス手前からループシュート。意表を突いたシュートになるが、GK白井が落ち着いてセーブする。
▽攻め続ける松本は21分、石原からのロングボールをボックス内で胸トラップで受けた高崎がそのままシュート。これは左ポストに嫌われるも、前田が押し込んで松本が先制する。
▽先制した松本の攻勢は止まらない。33分、前田の落としを受けた田中が遠い位置からミドルシュート。低空シュートが枠を捉えるが、GK白井がセーブする。それでも37分、左サイドから崩すと、石原からの横パスを受けた藤田がトラップし、ボックス手前からミドルシュート。これがゴール左に突き刺さり、松本がリードを2点に広げる。
▽松本の2点リードで迎えた後半、金沢は65分にボックス手前でFKを獲得すると藤村が直接シュート。しかし、これはわずかにクロスバーを越えてゴールとはならない。85分には自陣からの良い流れから佐藤の落としを毛利がボックス手前からダイレクトシュート。しかし、シュートは枠を越えていく。
▽松本はセットプレーなどでゴールを狙いながら、粘りの守備を見せて2-0と完封勝利。大分が敗れたため、首位に浮上した。
▽水戸vs東京Vは、立ち上がりから東京Vが積極的に攻め込む展開に。2分、クロスのこぼれ球をおボックス手前の内田がシュート。DFに当たりディフレクトしたシュートが枠に向かって飛ぶも、わずかに左に外れる。
▽32分、水戸は佐藤祥が左CKからのこぼれ球に反応しボックス中央でボレーシュート。しかし、GK上福元が間一髪セーブする。
▽試合は一瞬の隙を突いた東京Vが動かす。42分、ドウグラス・ヴィエイラ、李栄直と繋いだボールを佐藤優平がボックス手前からダイレクトシュート。これが右隅に決まり、東京Vが先制。東京Vが1点リードして迎えた後半は、互いに攻め込むも決定機が作れない展開に。それでも81分、水戸がロングボールから左サイドを崩すと、船谷がグラウンダーのクロス。これに茂木が飛び込んで合わせようとするが、東京Vが体を張って対応し、得点を奪えない。
▽終盤は水戸が攻勢を強めて何度か東京Vゴールに迫るが、最後までネットを揺らせずに試合終了。0-1でアウェイの東京Vが勝利を収めたが、町田が勝利したためにプレーオフ圏内に浮上とはならなかった。
▽勝ち点差「1」の中行われた讃岐vs熊本は、意地のぶつかり合いとなる。17分、讃岐の森川が右からのクロスに頭で合わせるも、シュートはわずかに左に外れる。20分にも讃岐がチャンス。スルーパスに抜け出した原がボックス内左からシュート。しかし、GK佐藤がなんとかセーブする。
▽熊本は中々攻撃の形が作れないまま前半をゴールレスで終了。後半もこう着状態のまま80分を迎えたが、ホームの讃岐が1つのチャンスをモノにする。
▽自陣からのロングボールに抜け出た原が、DFに寄せられながらも浮き球のシュート。これが決まり、讃岐が先制。その後も攻め込んだ讃岐が1点を守り切り、裏天王山を制して第25節以来11試合ぶりの勝利。一方、敗れた熊本は4連敗となり最下位に転落した。
◆明治安田生命J2リーグ第37節
▽10/14(日)
ツエーゲン金沢 0-2 松本山雅FC
水戸ホーリーホック 0-1 東京ヴェルディ
カマタマーレ讃岐 1-0 ロアッソ熊本
ジェフユナイテッド千葉 2-1 モンテディオ山形
FC町田ゼルビア 3-2 大分トリニータ
▽10/13(土)
FC岐阜 2-1 ファジアーノ岡山
愛媛FC 0-2 横浜FC
レノファ山口FC 0-1 アビスパ福岡
大宮アルディージャ 1-0 栃木SC
ヴァンフォーレ甲府 0-0 アルビレックス新潟
京都サンガF.C. 1-0 徳島ヴォルティス
◆J2順位表(第37節終了時点)
1位 松本山雅FC 69(52/33/19)37
2位 大分トリニータ 66(67/44/23)37
── ↑ 自動昇格 ↑ ──
3位 FC町田ゼルビア 65(55/38/17)35
4位 アビスパ福岡 64(52/36/16)37
5位 大宮アルディージャ 63(59/43/16)37
6位 横浜FC 63(55/41/14)37
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Jリーグは25日、2025年度理念強化配分金の支給対象候補クラブ、2024年度ファン指標配分金支給対象クラブを発表した。 理念強化配分金は、2023年の明治安田生命J1リーグで1位から10位に対して送られるもの。20チーム制に変更となったために1チーム増えることとなった。また、2024シーズン年間ファン指標順位(DAZN視聴者数等1~10位)に基づいても支給される。 競技面では連覇を達成したヴィッセル神戸から10位のセレッソ大阪までに支給され、神戸は2025年、2024年にそれぞれ2億5000万円ずつを手にする。なお、2023年も優勝したため、その分の2億5000万も今回支給される。また、2位のサンフレッチェ広島には2年間で1億8000万円ずつ、3位のFC町田ゼルビアは、1億5000万円(2025年)と7000万円(2026年)を手にする。なお、2023年2位の横浜F・マリノスには1億8000万円、3位の広島には7000万円がしキュされる。 また、ファン指標順位は1位は2024年も浦和レッズとなり1億7000万円。2位が鹿島アントラーズで1億2000万円、3位が横浜FMで7000万円と続き、10位は名古屋グランパスで1000万円となった。なお、競技順位で10位以内に入っていないクラブでは、1位の浦和、10位の名古屋に加え、8位に北海道コンサドーレ札幌が入り2000万円となった。 さらに、「ファン指標配分金」として、13億6000万円をJリーグの全60クラブに分配。これは、2024シーズンのDAZN視聴者数やDAZNシーズンパス販売実績等で配分され、1位が浦和で8921万5930円。2位が横浜FMで7945万2984円、3位が川崎フロンターレで6648万1993円となっている。なお、最下位はY.S.C.C.横浜となり182万4625円が分配される。 <h3>◆理念強化配分金(競技)/総額11億2000万円</h3> 1位:ヴィッセル神戸 1年目ー2億5000万円、2年目ー2億5000万円 2位:サンフレッチェ広島 1年目ー1億8000万円、2年目ー1億8000万円 3位:FC町田ゼルビア 1年目ー1億5000万円、2年目ー7000万円 4位:ガンバ大阪 1年目ー1億5000万円、2年目ーなし 5位:鹿島アントラーズ 1年目ー1億2000万円、2年目ーなし 6位:東京ヴェルディ 1年目ー9000万円、2年目ーなし 7位:FC東京 1年目ー6000万円、2年目ーなし 8位:川崎フロンターレ 1年目ー5000万円、2年目ーなし 9位:横浜F・マリノス 1年目ー4000万円、2年目ーなし 10位:セレッソ大阪 1年目ー3000万円、2年目ーなし <h3>◆理念強化配分金(人気)</h3> 1位:浦和レッズ/1億7000万円 2位:鹿島アントラーズ/1億2000万円 3位:横浜F・マリノス/7000万円 4位:ヴィッセル神戸/5000万円 5位:川崎フロンターレ/4000万円 6位:サンフレッチェ広島/3000万円 7位:ガンバ大阪/2000万円 8位:北海道コンサドーレ札幌/2000万円 9位:FC町田ゼルビア/1000万円 10位:名古屋グランパス/1000万円 <h3>◆ファン指標配分金</h3>(昨年との金額比較) 1位:浦和レッズ/8921万5930円(↑) 2位:横浜F・マリノス/7945万2984円(↑) 3位:川崎フロンターレ/6648万1993円(↓) 4位:鹿島アントラーズ/6598万4095円(↓) 5位:ヴィッセル神戸/6491万8131円(↑) 6位:ガンバ大阪/5864万8883円(↑) 7位:名古屋グランパス/5851万4812円(↓) 8位:北海道コンサドーレ札幌/5315万3249円(↑) 9位:FC東京/4924万9886円(↑) 10位:サンフレッチェ広島/4572万5356円(↑) 11位:FC町田ゼルビア/4558万3908円(↑) 12位:アルビレックス新潟/4466万3143円(↓) 13位:ジュビロ磐田/4426万2918円(↑) 14位:セレッソ大阪/3988万8434円(↓) 15位:サガン鳥栖/3834万3648円(↑) 16位:柏レイソル/3695万3904円(↓) 17位:湘南ベルマーレ/3554万5920円(↓) 18位:東京ヴェルディ/3459万9966円(↑) 19位:京都サンガF.C./3438万1632円(↑) 20位:清水エスパルス/3362万962円(↓) 21位:アビスパ福岡/3259万3587円(↓) 22位:ベガルタ仙台/2298万6246円(↑) 23位:V・ファーレン長崎/1758万2571円(↑) 24位:大分トリニータ/1716万3388円(↑) 25位:ファジアーノ岡山/1704万1315円(↑) 26位:横浜FC/1664万9981円(↓) 27位:ジェフユナイテッド千葉/1608万1426円(↓) 28位:モンテディオ山形/1442万3396円(↓) 29位:ヴァンフォーレ甲府/1362万8966円(↓) 30位:松本山雅FC/1324万9873円(↑) 31位:ロアッソ熊本/1008万4227円(↓) 32位:栃木SC/983万8888円(↓) 33位:徳島ヴォルティス/934万7583円(↓) 34位:RB大宮アルディージャ/925万5971円(↓) 35位:ザスパ群馬/888万8344円(↓) 36位:レノファ山口FC/886万2864円(↓) 37位:いわきFC/878万641円(↓) 38位:鹿児島ユナイテッドFC/825万2572円(↑) 39位:愛媛FC/768万2897円(↑) 40位:水戸ホーリーホック/718万9579円(↓) 41位:藤枝MYFC/708万1435円(↓) 42位:ツエーゲン金沢/622万6288円(↓) 43位:ブラウブリッツ秋田/619万6520円(↓) 44位:カターレ富山/481万4398円(↑) 45位:ギラヴァンツ北九州/459万264円(↓) 46位:FC岐阜/396万9504円(↓) 47位:SC相模原/341万1253円(↓) 48位:FC今治/327万7554円(↓) 49位:AC長野パルセイロ/317万8338円(↓) 50位:カマタマーレ讃岐/313万7389円(↓) 51位:FC琉球/309万4569円(↓) 52位:福島ユナイテッドFC/288万7440円(↑) 53位:ガイナーレ鳥取/282万3403円(↓) 54位:ヴァンラーレ八戸/265万6822円(↓) 55位:いわてグルージャ盛岡/261万6733円(↓) 56位:アスルクラロ沼津/251万5766円(↓) 57位:テゲバジャーロ宮崎/237万4594円(↑) 58位:FC大阪/226万1536円(↑) 59位:奈良クラブ/223万1534円(↓) 60位:Y.S.C.C.横浜/182万4625円(↓) 2025.02.25 17:40 Tue3
2025シーズンのホームグロウン制度、14クラブが不遵守も罰則なし…最多はFC東京の15名
Jリーグは22日、各クラブの2025シーズンのホームグロウン選手の人数を発表した。 ホームグロウン制度は、各クラブが選手育成にコミットし、アカデミーの現場を変えていくことを目的に導入したもの。12歳の誕生日を迎える年度から21歳の誕生日を迎える年度までの期間において、990日以上、自クラブで登録していた選手が対象となる。 期限付移籍の選手は、移籍先クラブでの登録となり、21歳以下の期限付移籍選手の育成期間は、移籍元クラブでカウント。JFA・Jリーグ特別指定選手は、ホームグロウン選手とはみなされない。 2025シーズンに関しては、J1のクラブは4名、J2・J3のクラブは2名以上と定められている中、14クラブが不遵守となっており、昨シーズンから2クラブ増えることとなった。 明治安田J2リーグではいわきFCと藤枝MYFCが昨シーズンに続いて「0人」、明治安田J3リーグではヴァンラーレ八戸、福島ユナイテッドFC、栃木シティ、SC相模原、FC大阪、高知ユナイテッドSC、テゲバジャーロ宮崎が「0人」、ザスパ群馬、FC岐阜、奈良クラブが「1人」となっている。 これまで不遵守となったクラブは、翌シーズンのプロA契約選手の「25名枠」から不足人数分減じられることとなっていたが、2026シーズンからはプロ契約の区分が撤退されるため、処分はない。 なお、全部60クラブで最も多くホームグロウン選手を登録しているのはFC東京で15名。続いて13名の鹿島アントラーズとサンフレッチェ広島、12名の柏レイソル、11名の川崎フロンターレ、RB大宮アルディージャと続いている。 <h3>◆明治安田J1リーグ(合計160人)</h3> 鹿島アントラーズ:13人 浦和レッズ:7人 柏レイソル:12人 FC東京:15人 東京ヴェルディ:9人 FC町田ゼルビア:4人 川崎フロンターレ:11人 横浜F・マリノス:9人 横浜FC:4人 湘南ベルマーレ:8人 アルビレックス新潟:7人 清水エスパルス:7人 名古屋グランパス:5人 京都サンガF.C.:8人 ガンバ大阪:8人 セレッソ大阪:7人 ヴィッセル神戸:6人 ファジアーノ岡山:2人 サンフレッチェ広島:13人 アビスパ福岡:5人 <h3>◆明治安田J2リーグ(合計83人)</h3> 北海道コンサドーレ札幌:8人 ベガルタ仙台:4人 ブラウブリッツ秋田:2人 モンテディオ山形:4人 いわきFC:0人 水戸ホーリーホック:1人 RB大宮アルディージャ:11人 ジェフユナイテッド千葉:5人 ヴァンフォーレ甲府:7人 カターレ富山:2人 ジュビロ磐田:6人 藤枝MYFC:0人 レノファ山口FC:2人 徳島ヴォルティス:3人 愛媛FC:3人 FC今治:2人 サガン鳥栖:7人 V・ファーレン長崎:5人 ロアッソ熊本:4人 大分トリニータ:7人 <h3>◆明治安田J3リーグ(合計40人)</h3> ヴァンラーレ八戸:0人 福島ユナイテッドFC:0人 栃木SC:3人 栃木シティ:0人 ザスパ群馬:1人 SC相模原:0人 松本山雅FC:9人 AC長野パルセイロ:3人 ツエーゲン金沢:2人 アスルクラロ沼津:8人 FC岐阜:1人 FC大阪:0人 奈良クラブ:1人 ガイナーレ鳥取:2人 カマタマーレ讃岐:2人 高知ユナイテッドSC:0人 ギラヴァンツ北九州:4人 テゲバジャーロ宮崎:0人 鹿児島ユナイテッドFC:2人 FC琉球:2人 2025.04.22 22:10 Tue4
「この場を借りてお詫びさせていただきます」2016年途中に退団したDF三鬼海が山形からの期限付き移籍で5年ぶりに町田へ復帰
FC町田ゼルビアは30日、モンテディオ山形のDF三鬼海(27)が期限付き移籍で加入することを発表した。 契約期間は2022年1月31日までとなり、山形との公式戦には出場できない。 三鬼は名古屋グランパスの下部組織出身で、2011年に当時JFLの町田に加入。2015年にはV・ファーレン長崎へ期限付き移籍すると、2016年8月には一身上の都合により急遽退団。2017年にロアッソ熊本へ加入すると、2018年から山形でプレーしていた。 山形では3シーズンプレーし明治安田J2で70試合に出場し1得点を記録。今シーズンは16試合の出場に終わっていた。 5シーズンぶりに町田でプレーする三鬼は両クラブを通じてコメントしている。 ◆FC町田ゼルビア 「FC町田ゼルビアに関わる全ての皆様、モンテディオ山形から加入させていただくことになりました三鬼海です」 「まず始めに、2016年にシーズン途中で退団することになり皆様に大変なご迷惑をおかけしたこと、この場を借りてお詫びさせていただきます。本当に申し訳ありませんでした」 「それにも関わらず、今回こうして再び町田でプレーする機会を与えていただいたことに感謝しかありません」 「ピッチ内外で皆様に認めていただけるよう全身全霊をかけて自分の持ってるもの全てを出して頑張りたいと思います。よろしくお願い致します」 ◆モンテディオ山形 「モンテディオ山形に関わる全ての皆様、この度、期限付き移籍でチームを離れることになりました」 「今年は本当に大変な一年でしたが、Jリーグに関わる様々な方々や相田社長をはじめとするクラブ関係者のご尽力により、私たち選手は大好きなサッカーに専念することができました」 「こんな時でも変わらずサッカーができることに対する心からの感謝をプレーで表現したかったのですが、今シーズンはなかなかチームの力になれなかったことが本当に悔しいです」 「そんな中でもSNSなどで常に私を励まし、期待し続けてくださったファン、サポーターの皆様の存在があったからこそ最後まで気持ちを切らすことなくやり切ることができました」 「皆さんにいただいた思いと山形の誇りを胸に、頑張ってきたいと思います。本当にありがとうございました」 2020.12.30 14:10 Wed5