役者揃い踏みのオランダがドイツに3発快勝で初勝利《UEFAネーションズリーグ》

2018.10.14 05:40 Sun
Getty Images
▽UEFAネーションズリーグ2018-19・リーグA・グループ1のオランダ代表vsドイツ代表が13日に行われ、3-0で快勝した。

▽先月行われたUNL初戦のフランス代表戦を1-2と落として黒星スタートとなったオランダは、ファン・ダイクやワイナルドゥム、デパイらが先発となった。

▽一方、同じくUNL初戦となったフランス戦を0-0と引き分けたドイツは、GKノイアーやクロース、ミュラーらが先発となった。
▽共に[4-3-3]を採用した一戦。オランダは3トップに右からベルグヴィン、デパイ、バベルと並べ、中盤アンカーにF・デ・ヨング、インサイドにワイナルドゥムとデ・ルーンを配した。

▽対するドイツは3トップに右からミュラー、ウート、ヴェルナーと並べ、中盤アンカーにキミッヒ、インサイドにジャンとクロースを配した。
▽立ち上がりからドイツがポゼッションで勝る中、左ウイングに入ったヴェルナーを起点に打開を図ると、18分に決定機。CKの流れから左サイドのヴェルナーのパスをボックス中央のミュラーが左足ダイレクトでシュート。枠の左を捉えたが、GKシレッセンのファインセーブに阻まれた。

▽対するオランダは20分、左サイドのFKからデ・リフトのヘディングシュートが枠を捉えるも、威力を欠いてGKノイアーにセーブされる。

▽ここからオランダが盛り返したことで互角の攻防となっていた中、30分にオランダが先制する。右CKからバベルのヘディングシュートがバーを直撃したルーズボールをファン・ダイクが頭で押し込んだ。

▽先制して流れを引き寄せるオランダは37分、ワイナルドゥムが際どいミドルシュートを浴びせる。一方のドイツは38分にボックス右からミュラーが決定的なシュートを浴びせれば、42分にはウートがヘディングシュートでオンターゲットを記録するも、前半のうちに同点には持ち込めず後半へ折り返した。

▽迎えた後半、ポゼッションする入りとなったオランダは開始4分にダンフリースが強烈なミドルシュートでGKノイアーを強襲する。

▽ひやりとしたドイツは53分、左CKからフンメルスのヘディングシュートが枠を捉えたが、ゴールライン前にいたバベルにカットされてしまう。ゴールが遠いドイツは57分に2枚代えを敢行。ミュラーとジャンに代えてザネとドラクスラーを投入。前線は右にヴェルナー、左にザネが入り、ドラクスラーが右インサイドMFに入った。

▽攻撃的な布陣としたドイツが攻勢に出る中、65分に同点のチャンス。キミッヒのスルーパスをボックス左で受けたザネが余裕を持って左足でシュート。だが、枠の右に外してしまった。

▽劣勢のオランダはバベルとベルグヴィンの両ウインガーに代えてプロメスとダンジュマを投入。カウンターの強度を維持しにかかる。すると76分、デパイがカウンターからボックス左まで持ち上がってGKノイアーを強襲するシュートを浴びせた。続く80分にもカウンターからデパイのラストパスを受けたワイナルドゥムが決定的なシュートに持ち込むも、枠を大きく外してしまう。

▽それでも87分、オランダが勝負を決める。三度カウンターに転じて右サイドを抜け出したプロメスのクロスをフリーのデパイが受けてGKノイアーとの一対一を制した。

▽さらに試合終了間際の追加タイム3分にはワイナルドゥムがドリブルシュートを決めて3-0でオランダが快勝。初白星としている。勝利したオランダは16日にベルギー代表との国際親善試合を戦い、敗れたドイツは16日にUNL3戦目のフランス戦をアウェイで戦う。

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カタール・ワールドカップ(W杯)もいよいよ残すところ準々決勝、準決勝、3位決定戦、決勝となった。 残り約1週間となった今大会。ベスト8を目指した日本代表は残念ながら敗退となったが、残された8カ国はどこが優勝してもおかしくない実力国だ。 準々決勝の対戦カードもどちらが勝ってもおかしくない対決ばかり。その中で、これまで多くのレジェンドを輩出し、W杯で何度も対戦しているのがオランダ代表vsアルゼンチン代表だ。 最も直近では、2014年のブラジルW杯。準決勝で対戦すると、PK戦の末にアルゼンチンが勝利を収めていた。 当時を知るルイス・ファン・ハール監督が率い、ステファン・デ・フライやデイリー・ブリントは今大会もメンバーとしている。 W杯で見れば、1974年が最初の対戦に。続いて1978年、1998年、2006年と対戦し、今回がなんと6度目の対戦となる。 グループステージでの対戦は1974年と2006年の2回。それ以外は、ノックアウトステージでの対戦となり、アルゼンチンが勝ったのは1978年の延長戦と、2014年のPK戦のみという結果だ。 その中でも印象深いゴールは1998年の準々決勝での対戦ではないだろうか。 日本が初めて出場したフランスW杯。グループステージでも同居したアルゼンチンが戦った試合だが、この試合で決勝ゴールを決めたのがオランダ代表FWデニス・ベルカンプだ。 アヤックスやインテル、アーセナルでプレーしたベルカンプ。当時はアーセナルに所属していたが、1-1で迎えた中、延長戦に突入するかと思われた89分に衝撃のゴールを決める。 自陣でボールを持ったフランク・デ・ブールが前線にロングフィードを送ると、ボックス内に走り込んだベルカンプが後方からのボールをいとも簡単にトラップ。奪いにきたロベルト・アジャラをトラップの流れでかわし、ゴールに叩き込んだのだ。 デ・ブールの正確なロングフィードはもちろんのこと、後方からのボールwジャンプしながらトラップし、着地と同時に奪いに来たアジャラをボールを叩きつけてかわしてのシュート。今見えても技術の高さがわかるスーパーゴールだ。 なお、ここで勝利したオランダは、準決勝でブラジル代表にPK戦の末に敗れると、3位決定戦ではクロアチア代表に敗れて4位で大会を終えていた。 <span class="paragraph-title">【動画】ベルカンプのテクニック光る!ロングフィードをジャンピングトラップから劇的決勝ゴール</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="instagram-media" data-instgrm-captioned data-instgrm-permalink="https://www.instagram.com/reel/Cl5_q2yt7OD/?utm_source=ig_embed&amp;utm_campaign=loading" data-instgrm-version="14" style=" background:#FFF; 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