ファン・バステン氏がFIFA技術部門のチーフを辞任
2018.10.13 01:05 Sat
▽FIFA(国際サッカー連盟)の技術部門のチーフを務めていたマルコ・ファン・バステン氏(53)が12日、辞職した。
▽同職を辞するに至った理由についてファン・バステン氏は以下のように述べている。
「2年間、興味深い仕事をさせてもらった。ただ、アムステルダムに住む家族ともっと多くの時間を過ごすため、仕事を辞めさせてもらうことにしたよ。ロシアW杯でのVARの導入は、革新的な出来事だったと思う」
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▽元オランダ代表FWで現役時代にアヤックスやミランで活躍したレジェンドのファン・バステン氏は、現役引退後はオランダ代表やアヤックス、AZなどを歴任。2年前からFIFA技術部門のチーフを務めていた。▽プレーにおけるテクニックの向上や、レフェリーの技術に関する研究など、幅広い活動を行っているFIFAの技術部門を統括していたファン・バステン氏は、ロシア・ワールドカップ(W杯)でのビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)導入に尽力していた。「2年間、興味深い仕事をさせてもらった。ただ、アムステルダムに住む家族ともっと多くの時間を過ごすため、仕事を辞めさせてもらうことにしたよ。ロシアW杯でのVARの導入は、革新的な出来事だったと思う」
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「18倍は優れている」ヴェルナーを酷評するファン・バステン「控えめに言ってもね」
チェルシーで未だうだつが上がらないドイツ代表FWティモ・ヴェルナーに対し、オランダの伝説的ストライカーであるマルコ・ファン・バステン氏と、同胞のルート・フリット氏から厳しい意見が寄せられている。 ライプツィヒで159試合95ゴール40アシストという圧巻の成績を残して2020年夏にチェルシー移籍を果たしたヴェルナー。クラブも次なる主砲として期待を寄せ、5000万ポンド以上の大金を費やした。 ところが、蓋を開けてみるとここまで公式戦56試合で12ゴールと期待を大きく外れる数字に。もちろん、アシストやPK獲得で貢献もしているが、それ以上に決定的なシーンをしばしば外してしまう姿が印象を悪くしてしまっている。先のワールドカップ欧州予選でも、アイスランド代表戦で味方の折り返しをゴール目前で大きくふかしてしまうシーンが見られた。 また、今季はベルギー代表FWロメル・ルカクが新たに到着し、リーグ戦3試合で3ゴールと最高のパフォーマンスを披露。その3試合におけるヴェルナーの出場はわずか9分のみとなっている。 そんな中、ファン・バステン氏とルート・フリット氏がオランダのスポーツ番組『Rondo de Ziggo』に出演した際、MCを務めたジャーナリストのシエルト・デ・フォス氏が「ファン・バステンはヴェルナーの18倍優れている」と発言したところ、元オランダ代表ストライカーは「そうだろう。控えめに言っても」と肯定し、「トップレベルには達していない」と酷評した。 また、フリット氏も首を縦に振った上で「彼を見てると心が痛いよ。自信を失っているように見える」とコメント。それでも「だが監督として見た時、彼は常に正しい位置にいる。たった一度でもゴールを決められればね」と、温情も覗かせた。 ルカクが称賛を浴びる一方で、日増しに肩身の狭い思いを強めているヴェルナー。移籍市場ではFWロベルト・レヴァンドフスキの後釜を探すバイエルンが関心を持っていると噂されているが、今後のキャリアは果たして。 2021.09.14 18:30 Tue2