ファン・バステン氏がFIFA技術部門のチーフを辞任

2018.10.13 01:05 Sat
Getty Images
▽FIFA(国際サッカー連盟)の技術部門のチーフを務めていたマルコ・ファン・バステン氏(53)が12日、辞職した。

▽元オランダ代表FWで現役時代にアヤックスやミランで活躍したレジェンドのファン・バステン氏は、現役引退後はオランダ代表やアヤックス、AZなどを歴任。2年前からFIFA技術部門のチーフを務めていた。

▽プレーにおけるテクニックの向上や、レフェリーの技術に関する研究など、幅広い活動を行っているFIFAの技術部門を統括していたファン・バステン氏は、ロシア・ワールドカップ(W杯)でのビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)導入に尽力していた。
▽同職を辞するに至った理由についてファン・バステン氏は以下のように述べている。

「2年間、興味深い仕事をさせてもらった。ただ、アムステルダムに住む家族ともっと多くの時間を過ごすため、仕事を辞めさせてもらうことにしたよ。ロシアW杯でのVARの導入は、革新的な出来事だったと思う」

マルコ・ファン・バステンの関連記事

6日、インドネシア代表を率いるシン・テヨン監督(54)の解任が発表された。進行中の2026年W杯アジア最終予選で健闘するなか、オランダ路線を強化するという方向性か。 6日、表題の通り、日本代表も最終予選C組で同居するインドネシア代表のシン・テヨン監督(54)が、解任の憂き目に。 同国サッカー協会のエリック・ 2025.01.06 17:17 Mon
元オランダ代表FWのマルコ・ファン・バステン氏が、古巣ミランに言及した。 80年代から90年代初頭にかけての欧州サッカーを彩ったスーパースター、マルコ・ファン・バステン氏。ケガによる30歳での引退決断からもうすぐ30年…氏は、今年60歳となった。 今回、古巣ミランの殿堂入りでサン・シーロを訪れたファン・バス 2024.12.17 20:27 Tue
マルコ・ファン・バステン氏がフェイエノールトの指揮官を絶賛する。オランダ『Voetbal International』が伝えている。 21日、オランダ1部のカップ戦、KNVBベーカー決勝戦が行われ、フェイエノールトが本拠地デ・カイプでNECナイメヘンに1-0と勝利。途中出場の上田綺世は欧州初タイトルとなった。 2024.04.23 14:15 Tue
オランダ国内で高まる期待。元オランダ代表FWロビン・ファン・ペルシ氏(40)のフェイエノールト離脱を、関係者たちが軒並み後押しする。オランダ『VP』が伝えている。 輝かしい現役時代を送ったファン・ペルシ氏。プロデビューのフェイエノールトで18歳にしてUEFAカップ(01-02シーズン)を勝ち取り、アーセナル移籍後 2024.04.17 16:20 Wed
かつて中東でのサッカーの試合といえば、観客は民族衣装の「トーブ」を身にまとった男性か(オバQのイメージ)、その子供がほとんどで、観客も数えられるほどだった(イランのホームゲームはのぞく)。 しかしW杯効果なのか、今回のアジアカップではアラブ諸国の試合でも女性の進出が目立つ。さらに大人と子供も応援はワールドワイドの 2024.01.22 22:45 Mon

マルコ・ファン・バステンの人気記事ランキング

1

20世紀最高のストライカー、ファン・バステンがユーロ決勝で見せたボレーシュート【往年のスーパーゴール】

ビジャレアルに所属する日本代表MF久保建英(19)やバルセロナに所属するスペイン代表FWアンス・ファティ(17)など新たなスターが次々と生まれるサッカー界。だが、彼らの前には多くのスターと呼ばれる選手たちがおり、歴史を紡いできた。 今回の企画では、現役を退いた選手のみに限定し、往年のレジェンドたちのスーパーゴールを厳選。ゴール動画と併せて、お届けしていきたい。 記念すべき第1回目のゴールは、20世紀最高のストライカーの一人、元オランダ代表FWのマルコ・ファン・バステン氏のゴールだ。 オランダにとって後にも先にも唯一の国際タイトルとなっているユーロ1988優勝を決定付けたゴール。それがソ連との一戦で決まったファン・バステンのゴールだった。ユーロ決勝というシチュエーション、シュートの難易度という観点からも見ても、サッカー史に残るスーパーゴールと言えるのではないだろうか。 そのスーパーゴールは、オランダが1点をリードして迎えた54分に生まれた。左サイドのMFアーノルド・ミューレンの柔らかいファーサイドへのクロスに、ボックス右に走りこんでいたファン・バステンは、角度のほぼないところから、GKの頭上を越える完璧なボレーシュートでファーサイドのネットに突き刺した。このゴールで2-0とし、勝負を決定付けたオランダは、そのまま優勝を果たす。 キャリア晩年はケガに泣かされ、ピッチに立つことすらままならなかったファン・バステン氏。それでも、そのキャリアとゴールは色褪せず、今後も歴史に残る名選手として語り継がれていくだろう。 <div id="cws_ad">◆ファン・バステンがユーロ決勝で見せたボレーシュート<blockquote class="twitter-tweet"><p lang="it" dir="ltr"> <a href="https://twitter.com/hashtag/AccaddeOggi?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#AccaddeOggi</a><br><br> Il capolavoro di <a href="https://twitter.com/hashtag/vanBasten?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#vanBasten</a> a EURO &#39;88 <a href="https://t.co/5j9BT2oSF3">pic.twitter.com/5j9BT2oSF3</a></p>&mdash; La UEFA (@UEFAcom_it) <a href="https://twitter.com/UEFAcom_it/status/1276112771688660994?ref_src=twsrc%5Etfw">June 25, 2020</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script></div> 2020.10.04 17:00 Sun
2

テレビ放送で不適切発言のファン・バステン、人気サッカーゲーム『FIFA 20』が除外処分

先日にテレビ番組で不適切発言を行い物議を醸したオランダのレジェンドストライカー、マルコ・ファン・バステン氏が、エレクトロニック・アーツ社が製作する人気サッカーゲーム『FIFA 20』から除外されることになった。フランス『レキップ』が伝えている。 問題となったのは先月23日に放送されたオランダ『FOX Sports』の『デ・エレトリビューネ』の番組内でのこと。ファン・バステン氏が、放送中に不適切な冗談を言ってしまった。 番組中、アヤックスvsヘラクレスの試合後、敗れたヘラクレスのドイツ人指揮官フランク・ヴォルムート監督にインタビュー。スタジアムとの中継中、ファン・バステン氏は「ジークハイル」と発言していた。 「ジークハイル」の意味は「勝利万歳」ではあるが、これはナチスの集会で繰り返し使われていた言葉であり、挨拶がわりとしてナチス式の敬礼とともに使われていたフレーズだ。 なお、番組中にファン・バステン氏は謝罪。「故意に誰かを傷つけるつもりはなかった」としていた。 この発言を受け、『FOX Sports』はファン・バステン氏の出演を1週間自粛する措置を取った。代わりに、ファン・バステン氏が受け取る予定だった出演料を、第二次世界大戦の歴史に関する認識、知識を促進するため、オランダ戦争研究所(NIOD)に寄付することになった。 これで一件落着かに思われたが、エレクトロニック・アーツ社は3日、「我々はマルコ・ファン・バステンが最近発したコメントを把握している。我々は自分たちのゲーム全体において平等と多様性へのコミットメントが維持されることを期待している。そのため、我々はマルコ・ファン・バステンに停止処分を科すつもりだ」と、同氏の『FIFA 20』からの除外を発表した。 過去にオランダ代表やアヤックス、ミランで活躍したファン・バステン氏は、往年のレジェンドプレーヤーの枠でアイコンとして使用可能だったが、今回の処分によって使用不可に。 なお、同社は今後の復活の可能性に関しては言及していない。 2019.12.03 22:05 Tue
3

ファン・バステン氏が古巣ミランに言及「イタリア人選手を積極的に登用すべきかもね」

元オランダ代表FWのマルコ・ファン・バステン氏が、古巣ミランに言及した。 80年代から90年代初頭にかけての欧州サッカーを彩ったスーパースター、マルコ・ファン・バステン氏。ケガによる30歳での引退決断からもうすぐ30年…氏は、今年60歳となった。 今回、古巣ミランの殿堂入りでサン・シーロを訪れたファン・バステン氏は、『ガゼッタ・デッロ・スポルト』のインタビューで栄誉を祝福されつつ、現ミランに関する質問も。 “イタリア”への愛着も深いのか、イタリア代表も含めて憂慮している点を明かした。 「言うまでもなく、ミランとは素晴らしいクラブ。素晴らしいスタジアムとサポーターを有し、オランダに住む私は、いまだに朝起きて最初にミランの試合結果をチェックする」 「しかし、残念なことに、現在のミラノで主導権を握っているのはインテルだ。ミラニスタの心臓にはよくないね」 「もしかすると、ミランは『イタリア人』を積極的に登用すべきかもしれない。今のミランはイタリア人が少なく、イタリア代表が閉塞感を拭いきれない点とも繋がる。もっとイタリア人がいれば、空気が変わるかもしれないね」 “ミランとイタリア人選手”については先日、90年代に活躍したOBの元イタリア代表MFデメトリオ・アルベルティーニ氏も「ミランにはいま、イタリア人選手が少ない。私は帰属意識を大事にする」と寂しさを吐露している。 今回、ファン・バステン氏はミラン訪問でフトゥーロ所属の世代別イタリア代表FWフランチェスコ・カマルダ(16)と対面。カマルダにも期待を寄せる格好のコメントとなった。 2024.12.17 20:27 Tue

NEWS RANKING
Daily
Weekly
Monthly