【リーガエスパニョーラ第8節プレビュー】バレンシアvsバルサに、アトレティvs乾ベティス開催!
2018.10.05 18:30 Fri
▽先週末に行われた第7節では注目のマドリード・ダービーがゴールレスドローで終わった中、首位バルセロナもアスレティック・ビルバオとドローに終わり上位陣は揃って足踏み。その一方で、ここまで唯一未勝利だったバレンシアがレアル・ソシエダ相手に待望の今季リーガ初勝利を飾っている。
▽10月の代表ウィーク前最後となる今節はバレンシアvsバルセロナの強豪対決と、アトレティコ・マドリーvsベティス、バスク・ダービーと3つのビッグマッチが組まれている。
▽前節、ホームでビルバオと引き分けてリーガ3戦未勝利と開幕公式戦5連勝から一転一気に調子を落とすバルセロナ。それでも、直近のチャンピオンズリーグ(CL)ではトッテナム相手のタフなアウェイゲームをエースFWメッシの圧巻の活躍などにより4-2のスコアで快勝。公式戦4戦ぶりの白星を手にして停滞ムードを見事に払しょくした。そして、このスパーズ戦での勝利を追い風に今節は難所メスタージャでリーガ4戦ぶりの白星を目指す。トッテナム戦での勝利によりメンタル面の充実は期待できるが、FWスアレスやMFブスケッツら一部主力のコンディションは気がかりなところだ。そのため、代表招集外で今後十分な休養を取れるメッシやDFジョルディ・アルバらの活躍に期待したいところだ。
▽一方、前節ソシエダ相手に待望のリーガ初勝利を手にしたバレンシアは直近のCLでも敵地でマンチェスター・ユナイテッドから貴重な勝ち点1をもぎ取り復調傾向だ。今季ここまでの公式戦10試合でわずかに5得点と攻撃面は深刻な得点力不足に悩まされているが、FWゴンサロ・ロドリゲスやFWロドリゴ・モレーノら質の高いタレントが揃っているだけに被カウンター時の守備に問題を抱えるバルセロナ相手に何とかゴールをこじ開けたい。ただ、勝利に向けては接戦に持ち込む展開が必須だけにメッシらの攻撃を何とか最少失点以下で凌ぎたいところだ。
▽前節、敵地でのダービー勝利こそ逃したものの現在3強の中で最も調子が良いアトレティコは、直近のCLでもエースFWグリーズマンの活躍によってクラブ・ブルージュに3-1の勝利を収めてCLグループステージ2連勝を達成。徐々にケガ人も復帰しており、代表ウィーク前の今節をきっちり勝利で飾りたい。バルセロナ並みに高いボール支配率を誇りながらも前線のパンチ力に欠けるベティスは非常に戦いやすい相手であり、持ち味の堅守と鋭いカウンターという得意のフィールドに相手を引きずり込めば、大量得点での勝利も十分に可能だ。
▽前述の2つの強豪対決と共に注目を集めるのが今季最初のバスク・ダービーだ。ここまでビルバオが15位、ソシエダが13位と順位表の上ではもの足りないところだが、ビルバオはここ最近の試合でレアル・マドリー、バルセロナ相手にドローゲームを演じており、潜在能力は十分だ。また、以前は友好的なダービーという印象が強かったものの、昨季ビルバオがDFイニゴ・マルティネスをソシエダから引き抜き、今夏もGKケパの売却資金でソシエダの若きエースFWオヤルサバルの引き抜きを画策したことが明らかになっており、敵地に乗り込むソシエダ陣営は並々ならぬモチベーションで今回の一戦に臨むはずだ。
▽また、直近の公式戦3戦未勝利(2敗1分け)でロペテギ新体制で初めての危機を迎える2位レアル・マドリーは6位アラベスとの上位対決に臨む。セビージャ戦での大敗、ホーム開催のダービーでのドローを受けて必勝が求められたCLのCSKAモスクワ戦では序盤にMFクロースのミスから与えた失点を最後まで挽回できず、格下相手に今季のCLで初黒星を喫した。また、元エースFWクリスティアーノ・ロナウド不在で迫力不足が指摘される攻撃陣では12年ぶりに公式戦3試合連続無得点に終わり、FWベンゼマを中心にアタッカー陣へのプレッシャーは高まっている。そのため、敵地での難敵アラベス戦では公式戦4試合ぶりの勝利と共に攻撃陣の爆発が必須だ。
《リーガエスパニョーラ第8節》
▽10/5(金)
《28:00》
アスレティック・ビルバオ vs レアル・ソシエダ
▽10/6(土)
《20:00》
ジローナ vs エイバル
《23:15》
ヘタフェ vs レバンテ
《25:30》
アラベス vs レアル・マドリー
《27:45》
レガネス vs ラージョ
▽10/7(日)
《19:00》
バジャドリー vs ウエスカ
《23:15》
アトレティコ・マドリー vs ベティス
《25:30》
エスパニョール vs ビジャレアル
セビージャ vs セルタ
《27:45》
バレンシア vs バルセロナ
▽10月の代表ウィーク前最後となる今節はバレンシアvsバルセロナの強豪対決と、アトレティコ・マドリーvsベティス、バスク・ダービーと3つのビッグマッチが組まれている。
▽前節、ホームでビルバオと引き分けてリーガ3戦未勝利と開幕公式戦5連勝から一転一気に調子を落とすバルセロナ。それでも、直近のチャンピオンズリーグ(CL)ではトッテナム相手のタフなアウェイゲームをエースFWメッシの圧巻の活躍などにより4-2のスコアで快勝。公式戦4戦ぶりの白星を手にして停滞ムードを見事に払しょくした。そして、このスパーズ戦での勝利を追い風に今節は難所メスタージャでリーガ4戦ぶりの白星を目指す。トッテナム戦での勝利によりメンタル面の充実は期待できるが、FWスアレスやMFブスケッツら一部主力のコンディションは気がかりなところだ。そのため、代表招集外で今後十分な休養を取れるメッシやDFジョルディ・アルバらの活躍に期待したいところだ。
▽前節、敵地でのダービー勝利こそ逃したものの現在3強の中で最も調子が良いアトレティコは、直近のCLでもエースFWグリーズマンの活躍によってクラブ・ブルージュに3-1の勝利を収めてCLグループステージ2連勝を達成。徐々にケガ人も復帰しており、代表ウィーク前の今節をきっちり勝利で飾りたい。バルセロナ並みに高いボール支配率を誇りながらも前線のパンチ力に欠けるベティスは非常に戦いやすい相手であり、持ち味の堅守と鋭いカウンターという得意のフィールドに相手を引きずり込めば、大量得点での勝利も十分に可能だ。
▽一方、前節レガネスに1-0で競り勝ったベティスは直近のヨーロッパリーグ(EL)でも格下デュドランジュ相手に3-0の快勝を収め公式戦3連勝で無敗記録を「8」に伸ばしている。リーガではここまで5得点と決定力に問題こそ抱えているものの、チーム最大の売りである高いボールポゼッションを守備面に生かしており、堅守で競り勝つ形を新たなチームスタイルに反映させている。とはいえ、ここまでの対戦相手に比べ攻撃陣のタレントのレベルが大幅に上がるアトレティコとのアウェイゲームではその守備力が試される一戦となるはずだ。なお、前節レガネス戦で今季初めて出場機会なしに終わったMF乾貴士に関してはELで先発出場しており、ベンチスタートが濃厚だ。
▽前述の2つの強豪対決と共に注目を集めるのが今季最初のバスク・ダービーだ。ここまでビルバオが15位、ソシエダが13位と順位表の上ではもの足りないところだが、ビルバオはここ最近の試合でレアル・マドリー、バルセロナ相手にドローゲームを演じており、潜在能力は十分だ。また、以前は友好的なダービーという印象が強かったものの、昨季ビルバオがDFイニゴ・マルティネスをソシエダから引き抜き、今夏もGKケパの売却資金でソシエダの若きエースFWオヤルサバルの引き抜きを画策したことが明らかになっており、敵地に乗り込むソシエダ陣営は並々ならぬモチベーションで今回の一戦に臨むはずだ。
▽また、直近の公式戦3戦未勝利(2敗1分け)でロペテギ新体制で初めての危機を迎える2位レアル・マドリーは6位アラベスとの上位対決に臨む。セビージャ戦での大敗、ホーム開催のダービーでのドローを受けて必勝が求められたCLのCSKAモスクワ戦では序盤にMFクロースのミスから与えた失点を最後まで挽回できず、格下相手に今季のCLで初黒星を喫した。また、元エースFWクリスティアーノ・ロナウド不在で迫力不足が指摘される攻撃陣では12年ぶりに公式戦3試合連続無得点に終わり、FWベンゼマを中心にアタッカー陣へのプレッシャーは高まっている。そのため、敵地での難敵アラベス戦では公式戦4試合ぶりの勝利と共に攻撃陣の爆発が必須だ。
《リーガエスパニョーラ第8節》
▽10/5(金)
《28:00》
アスレティック・ビルバオ vs レアル・ソシエダ
▽10/6(土)
《20:00》
ジローナ vs エイバル
《23:15》
ヘタフェ vs レバンテ
《25:30》
アラベス vs レアル・マドリー
《27:45》
レガネス vs ラージョ
▽10/7(日)
《19:00》
バジャドリー vs ウエスカ
《23:15》
アトレティコ・マドリー vs ベティス
《25:30》
エスパニョール vs ビジャレアル
セビージャ vs セルタ
《27:45》
バレンシア vs バルセロナ
バルセロナの関連記事
ラ・リーガの関連記事
|
|
バルセロナの人気記事ランキング
1
バルセロナの至宝ガビに衝撃の事実「彼は靴紐の結び方をよく知らない」
バルセロナのスペイン代表MFガビの秘密が1つ明らかになった。イギリス『SPORT BIBLE』が伝えている。 今季17歳という若さでファーストチームデビューを果たしたカンテラの至宝ガビ。10月にはスペイン代表デビューし、85年ぶりに最年少出場記録を塗り替えた。 ここまで公式戦に17試合に出場しているが、チャビ・エルナンデス新監督就任以降の6試合でもスタメン起用されており、新体制でもその存在感を遺憾なく発揮している。 その実力もさることながら、別の注目を浴びていたのがガビのスパイクの靴紐だ。 ガビは試合中に靴紐が解けた状態でプレーすることがよくあり、一種の迷信的な行いなのではないかとも噂されていたが、スペイン人記者のマルク・マルバ・プラッツ氏によると、その理由は単純なものだった。 「ガビは幼い頃から靴紐をほどいたままプレーしている。それは、靴紐の結び方をよく知らないからだ。彼は気にしていないし、それでプレーしている」 最近では、同僚のU-19スペイン代表MFニコ・ゴンサレスが、自身のインスタグラムで「学ぶ時間…」というコメントを添えて、ガビの靴紐を結んであげている写真を掲載しており、ガビの靴紐の秘密に関しては、チームメイトにも知れ渡っているようだ。 <span class="paragraph-title">【写真】スパイクのひもが解けまくるガビ</span> <span data-other-div="movie"></span> <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2021/gavi1.jpg" style="max-width:100%;"></div> <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2021/gavi2.jpg" style="max-width:100%;"></div> <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2021/gavi3.jpg" style="max-width:100%;"></div> 2021.12.21 21:15 Tue2
バルセロナが新カンプ・ノウのイメージを発表!収容人数11万人
バルセロナが新カンプ・ノウの新たなイメージを発表した。クラブの公式SNSで伝えている。 バルセロナはエスパイ・バルサ計画というカンプ・ノウの改修を軸としたプランを発表。当初の計画では2021年に完成予定だったものの、現時点では2025年に完成の予定だ。 カンプ・ノウの改修を行うのはコンペを勝ち抜いた日本の設計事務所、日建設計で、完成時には収容人数を11万人まで増員する予定だ。 また、改修工事のためにバルセロナは2022年夏以降、最長で1年間のホーム開催試合をカンプ・ノウ以外で行う可能性も報じられている。 17日に行われたラ・リーガ第9節のバレンシア戦では観客を100%収容可能だったものの、4万7317人の入場者数にとどまっていたバルセロナだが、新カンプ・ノウに向けてサポーターたちの熱量を取り戻すことができるだろうか。 <span class="paragraph-title">【動画】日本の設計事務所が担当する新カンプ・ノウのイメージムービー</span> <span data-other-div="movie"></span> <div class="dugout-video dugout-embed-eyJrZXkiOiJpaU5nOGtodiIsInAiOiJ1bHRyYXNvY2NlciIsInBsIjoiIn0="></div><script type="text/javascript" src="https://embed.dugout.com/v3.1/ultrasoccer.js"></script> 2021.10.20 05:45 Wed3
コパ決勝クラシコで2アシスト、優勝に貢献したヤマルはマドリーに「今季彼らは僕らに勝てない」と豪語
バルセロナのスペイン代表FWラミン・ヤマルがレアル・マドリーに対して豪語した。 ヤマルは26日に行われたコパ・デル・レイ決勝マドリー戦で先制点と2点目をアシスト。延長戦の末3-2で勝利したチームの優勝に大きく貢献していた。 コパ・デル・レイ決勝での勝利により今季のクラシコの戦績はバルセロナの3戦3勝となった中、ヤマルは試合後のインタビューで「例え1点決められても、2点決められても関係なかった。今季彼らは僕らに勝てない。それが証明された」と豪語。 優勝決定後には派手なサングラスを着用してお茶らけていたヤマル。17歳の言動が来月11日に行われるラ・リーガでの今季最後となるエル・クラシコにどのような影響を与えるだろうか。 2025.04.27 13:00 Sun4
