王者シティがフォーデンの全ゴールに絡む活躍で連覇に向けて快勝発進《EFLカップ》
2018.09.26 06:13 Wed
▽マンチェスター・シティは25日、EFLカップ(カラバオカップ)3回戦でリーグ1(イングランド3部)のオックスフォード・ユナイテッドと敵地で対戦し、3-0で快勝した。
▽直近のリーグ戦でカーディフ相手に5-0の快勝を収めてチャンピオンズリーグ(CL)での敗戦を払拭したシティ。前回王者として臨んだ今季のEFLカップ初戦は3部所属のオックスフォードと対戦。グアルディオラ監督はこの一戦に向けてストーンズを除く10人を変更。トップデビューの19歳GKムリッチやディアス、フォーデンと3人の10代若手とコンパニ、オタメンディ、シルバとベテランを組み合わせたメンバー構成となった。
▽ストーンズをアンカーに配し、マフレズ、ガブリエウ・ジェズス、ディアスを3トップに並べた[4-3-3]の布陣でスタートしたシティは立ち上がりから相手を押し込む。開始10分にはフォーデンがファーストシュートを放つが、その後は引いてブロックを形成する相手の守備に苦戦。
▽18分にはジンチェンコとディアスの連係から背後を狙うジェズスにパスが通り、そのままゴールネットを揺らすが、ここはオフサイドの判定。さらに25分にはボックス内のシルバ、31分にはマフレズのFKからコンパニに決定機もシュートミスや相手DFの好クリアに阻まれる。
▽それでも、攻勢を続けるシティは若き力で相手ゴールをこじ開ける。36分、中盤の右サイドでボールを受けたフォーデンがボックス左へ走り込むディアスに絶妙なサイドチェンジ。ディアスが胸トラップから右足に持ち替えてシュートを放つと、相手DFに当たってファーにこぼれたボールをドフリーのジェズスが難なく頭で流し込んだ。そして、前半に相手の攻撃をシュート0に抑え込んだシティが1点リードで試合を折り返した。
▽その後、シルバに代えてギュンドアンを投入しよりゲームコントロールを優先したシティだったが、ジェズスやフォーデンが追加点に迫っていく。すると78分、自陣を持ち上がったフォーデンが最終ライン裏を狙うマフレズに絶妙なフィードを通すと、マフレズが冷静に2試合連続ゴールを決め切って試合を決定付けた。
▽殊勲のマフレズを下げてこれがトップチームデビューとなる17歳のスペイン人MFアドリアン・ベルナベを投入したシティは、試合終了間際にもスターリングのお膳立てからボックス左のフォーデンが見事な左足のシュートをファーポストに流し込み3点目を奪取。フォーデンが全ゴールに絡むなど若手躍動のシティが格下相手に3-0の快勝を収め、大会連覇に向けて最高のスタートを切った。
▽直近のリーグ戦でカーディフ相手に5-0の快勝を収めてチャンピオンズリーグ(CL)での敗戦を払拭したシティ。前回王者として臨んだ今季のEFLカップ初戦は3部所属のオックスフォードと対戦。グアルディオラ監督はこの一戦に向けてストーンズを除く10人を変更。トップデビューの19歳GKムリッチやディアス、フォーデンと3人の10代若手とコンパニ、オタメンディ、シルバとベテランを組み合わせたメンバー構成となった。
▽ストーンズをアンカーに配し、マフレズ、ガブリエウ・ジェズス、ディアスを3トップに並べた[4-3-3]の布陣でスタートしたシティは立ち上がりから相手を押し込む。開始10分にはフォーデンがファーストシュートを放つが、その後は引いてブロックを形成する相手の守備に苦戦。
▽それでも、攻勢を続けるシティは若き力で相手ゴールをこじ開ける。36分、中盤の右サイドでボールを受けたフォーデンがボックス左へ走り込むディアスに絶妙なサイドチェンジ。ディアスが胸トラップから右足に持ち替えてシュートを放つと、相手DFに当たってファーにこぼれたボールをドフリーのジェズスが難なく頭で流し込んだ。そして、前半に相手の攻撃をシュート0に抑え込んだシティが1点リードで試合を折り返した。
▽迎えた後半もジェズスのヘディングシュートでいきなりゴールに迫るシティ。だが、55分には直前の接触プレーで痛めたディアスがプレー続行不可能となり、スターリングが緊急投入される。
▽その後、シルバに代えてギュンドアンを投入しよりゲームコントロールを優先したシティだったが、ジェズスやフォーデンが追加点に迫っていく。すると78分、自陣を持ち上がったフォーデンが最終ライン裏を狙うマフレズに絶妙なフィードを通すと、マフレズが冷静に2試合連続ゴールを決め切って試合を決定付けた。
▽殊勲のマフレズを下げてこれがトップチームデビューとなる17歳のスペイン人MFアドリアン・ベルナベを投入したシティは、試合終了間際にもスターリングのお膳立てからボックス左のフォーデンが見事な左足のシュートをファーポストに流し込み3点目を奪取。フォーデンが全ゴールに絡むなど若手躍動のシティが格下相手に3-0の快勝を収め、大会連覇に向けて最高のスタートを切った。
マンチェスター・シティの関連記事
EFLカップの関連記事
|
マンチェスター・シティの人気記事ランキング
1
ロドリの今季が終了、前十字じん帯と半月板の手術…ペップが明かす「今シーズンは終わった」「最悪のニュース」
マンチェスター・シティのスペイン代表MFロドリの今シーズンが終了した。 22日に行われたプレミアリーグ第5節でシティはアーセナルと対戦。試合は土壇場でシティが追いついて2-2のドローに終わっていた。 しかし、前半ロドリが負傷交代。左ヒザのじん帯損傷と診断され、より詳細な検査を受けることとなっていた。 そんな中、ジョゼップ・グアルディオラ監督がニューカッスル戦に向けた記者会見に出席。ロドリの状態を明かし、今シーズン中はプレーしないと語った。 「彼は今朝、前十字じん帯と半月板の手術を受けた。だから、来シーズンもここにいるだろう。今シーズンは終わった」 「我々は最悪のニュースを受け取ったが、それが現実だ」 「残念ながら、時々そういうことが起こる。我々は彼をサポートするためにそこにいる。順調に回復し、一歩ずつ前進していく」 かつては「かけがえのない存在」とロドリを評価していたグアルディオラ監督。チーム全体で補っていきたいと語った。 「彼が我々に与えてくれるものは、我々には彼に似た選手はいない。ただ、他の選手たちを合わせれば、ロドリが我々のチームに来て以来与えてくれたものを補うことができるだろう」 「我々はチームとしてそれを実行しなければならず、我々にとって重要な選手がいない数カ月間もプレーする方法を見つけなければならない」 「ロドリは8、9カ月だけでなく、一定期間欠場することになるだろう。我々のクラブには素晴らしい選手がいる。解決策を見つけるだろうし、それが現状だ」 なお、ニューカッスル戦にはベルギー代表MFケビン・デ・ブライネも欠場することを明かしている。 2024.09.27 22:15 Fri2
シティMFの逮捕疑惑報道は“誇張”? トラブルは事実も逮捕には至らずか
マドリードでの逮捕疑惑報道が出ていたマンチェスター・シティのポルトガル代表MFマテウス・ヌネスだが、実際には逮捕されていなかったようだ。イギリス『マンチェスター・イブニング・ニュース』が報じている。 1日に行われたチャンピオンズリーグのスロバン・ブラチスラヴァ戦に出場し、4-0の勝利に貢献していたヌネスだが、その翌日にスペイン『エル・ムンド』によって1カ月前の逮捕疑惑が報じられることになった。 報道によると、ヌネスは先月のインターナショナルマッチウィーク期間の9月8日早朝に旅先のマドリードのナイトクラブで騒動に巻き込まれていたという。 クラブのトイレで自身の写真を携帯電話で撮影されたことに激高した同選手は、その携帯電話を奪い、返却を求める相手に対して断固拒否。これを受け、被害者とされる人物が警察に通報を行い、窃盗の疑いで逮捕されたという。 さらに、ヌネスはアルガンスエラ警察署の留置所に収監されると、同選手は弁護士に連絡を取って、窃盗罪だったため、法廷に連行されることなく警察署を出たという。 しかし、『マンチェスター・イブニング・ニュース』の最新報道によると、ヌネスは今回のトラブルに見舞われたこと自体は事実であるものの、この事件に関する通報に対して警察は何も行動を起こさず、逮捕されていなかったようだ。 同紙の取材によると、ヌネスは写真を撮るのをやめるように頼んだ後、男性の手から携帯電話を押しのけただけだと理解されている。また、警察は呼ばれたものの、同選手は逮捕されず、この事件に関してこれ以上の措置も取られない模様だ。 2024.10.03 07:10 Thu3
マンチェスター・シティがイタリア代表の23歳リッチに関心? 重傷ロドリの代役候補か
マンチェスター・シティがトリノのイタリア代表MFサムエレ・リッチ(23)に関心か。 リッチは育成の名門エンポリが輩出したセントラルハーフで、現在はトリノの中枢。早くからビッグクラブ行きが噂されていた23歳は、イタリア代表の9月2試合にいずれも先発出場した。 イギリス『ガーディアン』いわく、MFロドリの重傷に伴い、代役を探すシティが、リッチを候補の1人に。今夏ミランとナポリがリッチに照準を合わせていたなか、考えられる移籍金は3500万ユーロ(約55.5億円)だという。 リッチとトリノの契約は2026年6月まで。同クラブはリッチをエンポリから獲得する際、将来のリセール時に売却益10%をエンポリへ譲る契約を結んでいるとのことだ。 2024.09.29 14:40 Sun4
「解決策を見つけなければ」勝ちきれなかったシティ、グアルディオラ監督はロドリ不在を改めて語る「いなければ寂しい」「ただ、これが現実」
マンチェスター・シティのジョゼップ・グアルディオラ監督が、ニューカッスル・ユナイテッド戦を振り返った。イギリス『スカイ・スポーツ』が伝えた。 28日、プレミアリーグ第6節でニューカッスルとアウェイで対戦したシティ。前節はアーセナル相手に苦しい戦いを強いられたが、敗戦目前で土壇場に追いつき勝ち点1を獲得した。 試合は35分にヨシュコ・グヴァルディオルのゴールでシティが幸先良く先制。しかし、その後にチャンスを活かせないでいると、58分にアンソニー・ゴードンにPKを決められ同点に。その後もチャンスを活かせず、1-1のドローとなり、2試合連続で引き分けに終わった。 試合後、記者会見に出席したグアルディオラ監督は、前節の負傷で今季絶望となったロドリの不在について何度も聞かれてコメント。居ないことは大きな影響があるとしたものの、マテオ・コバチッチ、ベルナルド・シウバ、リコ・ルイスと中盤でこの試合プレーした選手たちのパフォーマンスを讃えた。 「先にみんなに言っておく。君たちがいつも私に尋ねてくることはわかっている。もちろん、ロドリがいなくなると寂しくなる」 「フィジカル面、存在感…それはわかっているが、彼はここにはいない。私はコバチッチ、リコ、ベルナルドのプレーを評価している。彼らのプレーは並外れていた」 「もし我々が上手くいかなければ、それはロドリが居ないせいだとわかっている。私は解決策を見つけなければいけない。そのつもりだ」 「ロドリがここに居てくれれば良かったのにと思う。ただ、これが現実だ。我々には得点するチャンスがあり、得点すべきだった。そして、彼らのスタジアムでは得点できたはずだ。それ以外は満足している」 この試合ではロドリ以外にも、ケビン・デ・ブライネやナタン・アケらも欠場。また、試合中にはアーリング・ハーランドが足を引き摺る姿も見られた。 グアルディオラ監督は「ロドリがいたとしても苦しんだことはある」とコメント。「特にFKの場面では、ダン・バーン、ファビアン・シェア、ジョエリントンがいる」とし、ニューカッスル相手に苦しんだことを認めた。 <span class="paragraph-title">【動画】マンチェスター・シティが2戦連続ドロー</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="br961zJ5qJo";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.09.29 10:05 Sun5