浦和レディース所属のなでしこジャパンMF北川ひかる、新潟レディースへ完全移籍

2018.09.19 13:10 Wed
Getty Images
▽アルビレックス新潟レディースは19日、浦和レッズレディースから日本代表(なでしこジャパン)MF北川ひかる(21)を完全移籍で獲得したことを発表した。

▽JFAアカデミー福島出身の北川は、2015年4月に特別指定選手として浦和レディースに入団、2016年に早稲田大学進学中に同クラブに正式入団した。今シーズンはプレナスなでしこリーグ1部に8試合、プレナスなでしこリーグカップ1部に3試合出場していた。

▽新潟レディースへの加入が決定した北川は、両クラブの公式サイトで以下のようにコメントしている。
◆アルビレックス新潟レディース
「このたび、アルビレックス新潟レディースに加入することになりました北川ひかるです。北信越出身者として、このチームでプレーできることを嬉しく思います。そして、サッカーを通じた出会いに感謝します。自分自身のレベルアップと共にチームの勝利に貢献できるように頑張ります。応援よろしくお願いします! 」

◆浦和レッズレディース
「このたび、浦和レッズレディースからアルビレックス新潟レディースへ移籍することになりました。急なことで驚かせてしまったこと、本当に申し訳ありません。自分と向き合いながら考え続け、悩み続けた結果です」
「大好きな浦和レッズと関係者のみなさん、そして大好きなファン・サポーターのみなさんやこの街から離れることを考えると寂しい思いでいっぱいです。特別指定選手としてプレーし始めてから3年半、未熟な私を応援し、あたたかく見守ってくださったみなさんには感謝という言葉しか見つかりません。浦和駒場スタジアムに鳴り響く、大きな声援はいつも私の力の源でした。ケガで苦しんでいるとき、プレーがうまくいかないとき、みなさんに何度も何度も助けられ、支えていただきました。本当にありがとうございました」

「そして、チーム・スタッフのみなさん、うれしいとき、辛いときや悲しいときも一緒に過ごせた時間がとても大切に思えます。ありがとうございました。浦和レッズレディースの選手であったことを誇りに思っています」

「最後になりましたが、クラブ関係者のみなさんには最後まで優しい言葉をかけていただき本当にうれしかったです。私の選択を受け入れてくださったこと、感謝しています、大変お世話になりました」

「新しい環境に身を置くことはサッカー人として、一学生として、困難なこともたくさんあると思います。決断したからには覚悟を持ち、サッカーに全力を尽くし、夢を掴み取るその日まで前に向かって進んでいきます」

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