ストロートマンが相思相愛だったローマに別れ! 永久欠番着用に2年の長期離脱、“洗濯機”の愛称も

2018.08.29 14:15 Wed
Getty Images
ローマは28日、オランダ代表MFケビン・ストロートマン(28)がマルセイユに総額2800万ユーロ(約36億4000万円)で完全移籍したことを発表した。そして、2013年の加入以来、ローマやロマニスタと共に多くの瞬間を共有したストロートマンが自身の公式ツイッターを通じてエモーショナルな別れのメッセージを送った。
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▽ローマと相思相愛の中、今夏突然の別れを告げることになったストロートマンはクラブとロマニスタに別れのメッセージを送った。「5年前、僕が初めてローマに来た瞬間からこの美しい街とクラブと恋に落ちたんだ。素晴らしいローマ、僕のチームメート、メディカルスタッフ、監督たち、クラブのリーダーやスタッフに感謝の言葉を贈りたい。みんなは僕にとって家族だ。みんなの幸運を心から願っているよ」
「親愛なるロマニスタへ。このクラブを離れることはとても辛いことだよ。ここではいつも自宅のような気持ちでいたし、君たちは常に僕をサポートし続けてくれた。君たちが僕に与えてくれたすべてに感謝したい。僕はそれを生涯忘れず、常に大切にしていきたい。今シーズンの成功を心から祈っているよ」

▽PSVやオランダ代表での活躍をキッカケにビッグクラブの関心を集めたストロートマンは、2013年にローマへ加入。その際にクラブが用意した背番号はクラブのレジェンド、元ブラジル代表DFアウダイールが背負い永久欠番となっていた「6」だった。そして、鳴り物入りでの加入となったオランダ代表は現マルセイユの指揮官で当時ローマの監督に就任したばかりのルディ・ガルシア監督の下ですぐさまレギュラーに定着し、攻守両面で印象的なパフォーマンスを披露した。
▽しかし、2014年3月に左ヒザの前十字じん帯断裂の重傷を負うと、以降は術後の経過が思わしくなくほぼ2年間を棒に振ることになった。この間に汚いボール(パス)を巧みなタッチと繋ぎで綺麗なボールにするプレースタイルから“ラヴァトリーチェ(洗濯機)”の愛称で呼ばれた同選手に多くのロマニスタが自宅の洗濯機とのツーショット写真をSNS上げて復帰に向けたエールを送るキャンペーンも大きな話題になっていた。

▽その後、2016-17シーズンに完全復活を果たしたオランダ代表MFは昨シーズンの公式戦44試合に出場し1ゴールを記録。クラブのセリエA3位フィニッシュとチャンピオンズリーグでのベスト4進出に大きく貢献した。

▽そして、ローマを愛しローマに愛され続けた“ラヴァトリーチェ”は、公式戦130試合13ゴールという数字以上の美しい思い出を残して永遠の都から旅立つことになった。

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