肖像権問題に揺れたサラー、再び協会への不信感を露わに

2018.08.27 21:36 Mon
Getty Images
リバプールのエジプト代表FWモハメド・サラーが、改めてエジプトサッカー協会(EFA)への不信感を綴った。自身のツイッター(@MoSalah)で意見を述べている。
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▽サラーは、2017-18シーズンに加入したリバプールで目覚ましい活躍を見せ、一躍スター選手の仲間入りに。チームもチャンピオンズリーグ決勝に進出するなど、充実したシーズンを過ごしていた。▽そんな中、4月に問題が起きる。サラーの写真がエジプト代表チームのオフィシャル飛行機に使用。この飛行機は、エジプト代表の公式スポンサーである通信会社『WE』によって提供されているものだが、サラー自身は競合他社である『ボーダフォン』と契約しており、サラー側が問題視していた。
▽しかし、EFAとの話し合いは平行線をたどり、一時はサラーのロシア・ワールドカップ出場問題にまで発展。しかし、政府がこの問題を仲裁し、問題は解決。サラーは負傷していたものの、エジプト代表の一員としてワールドカップに出場していた。

▽一時的に問題は解決したと思われたが、ここに来て再びサラーが侮辱されているとツイッターに投稿。自身と弁護士からの訴えが無視されていると投稿した。
「快適さを提供できるように、サッカー協会が選手の問題を解決しようとすることは普通のことだ。でも、実際僕に見えるものは、まさに正反対だ。僕のメッセージと僕の弁護士の手紙が無視されることは普通ではない…なぜこのことが起こるのか分かりません。彼らには答える時間が無いのでしょうか?」

▽この件に関しては、サラーの弁護士であるラミー・アッバス氏も訴えており、「代表チームとモハメドの幸福について保証を要求する。画像の権利違反が再びお子ならないことを保証する。彼らはまだ対応していない」とツイートしていた。

▽なおEFAは27日、「モハメド・サラーに関する偽物の文書は、協会の会長に代わって回覧された」と反応。問題はまだ解決しないようだ。

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