【プレビュー】新指揮官を迎え好対照のスタートを切った“スモールロンドン・ダービー”《チェルシーvsアーセナル》
2018.08.18 13:01 Sat
▽プレミアリーグ第2節、チェルシーvsアーセナルが日本時間18日25:30にスタンフォード・ブリッジでキックオフされる。新指揮官を迎え好対照のスタートを切った昨季5位のチェルシーと6位アーセナルによる“スモールロンドン・ダービー”だ。
▽今季、サッリ新監督を迎えたチェルシー。開幕前のコミュニティー・シールドでは王者マンチェスター・シティに力の差を見せ付けられる敗戦を喫したものの、ハダースフィールドとの敵地での開幕戦はMFカンテ、MFジョルジーニョ、FWペドロの3ゴールによって快勝。ゲームコントロールや守備時の振る舞い、低調な出来に終わったFWモラタと幾つか課題は出たとはいえ良い形でシーズンのスタートを切った。とはいえ、開幕戦では相手のクオリティ不足に救われた面も少なからずあり、ホーム開幕戦となる今回のダービーが今後の戦いに向けた試金石となるはずだ。
▽一方、エメリ新監督を迎えたアーセナルはシティとのホームでの開幕戦で0-2というスコア以上の完敗を喫して大きな不安を残す船出となった。MFグエンドウジやMFトレイラといった新戦力がポテンシャルの一端を垣間見せた一方、MFエジルやMFムヒタリアンは相変わらずビッグマッチでの存在感の希薄さを露呈。また、プレシーズンに機能していたカウンターもシティの素早い切り替えを前に機能せず。さらに、連動したシティのプレスに対して後方からのビルドアップに固執した点が識者から辛辣な批判を浴びる結果となった。シティ同様にハイプレスを特長とするサッリ監督のチームに対して、エメリ監督がいかに修正を施してくるかに注目したいところだ。
▽なお、1930年代からビッグロンドン・ダービーと認知されるチェルシーとアーセナルのローカル・ダービーは、アブラモビッチ体制移行後のチェルシーの急速な成長を受けて、2000年代は大きな盛り上がりを見せた。しかし、ここ数年はアーセナルの低迷とトッテナムの台頭により、真のビッグロンドン・ダービーはチェルシーとトッテナムではないかとの声も挙がっている。とりわけ、今季は共にヨーロッパリーグ参戦を強いられるため、“スモールロンドン・ダービー”とも揶揄される。その屈辱を晴らすうえでも今回のダービーではハイレベルの戦いを期待したい。
▽チェルシー予想スタメン

DF:アスピリクエタ、リュディガー、ダビド・ルイス、マルコス・アロンソ
MF:カンテ、ジョルジーニョ、バークリー
FW:ペドロ、モラタ、アザール
負傷者:MFセスク
出場停止者:なし
▽出場停止者はいない。負傷者に関してはヒザを痛めているセスクの欠場が濃厚だ。また、マッチフィットネスの問題で新戦力コバチッチとジルーに関しても欠場あるいはベンチスタートの可能性が高い。
▽アーセナル予想スタメン
DF:ベジェリン、ムスタフィ、パパスタソプーロス、リヒトシュタイナー
MF:エジル、ラムジー、トレイラ、グエンドウジ、オーバメヤン
FW:ラカゼット
負傷者:DFコシエルニー、コラシナツ、モンレアル、MFナイルズ、FWウェルベック
出場停止者:なし
▽出場停止者はいない。負傷者に関しては開幕戦を欠場したメンバーに加えて、同試合で負傷したナイルズが欠場する。ただ、練習復帰したモンレアルに関しては復帰の可能性があるようだ。
▽システムとスタメンに関してはシティ戦の出来を受けて、[4-1-4-1]への変更が想定される。アンカーに移籍後初先発のトレイラが起用され、ラムジー(ジャカ)とグエンドウジと3センターを組み、シティ戦で精彩を欠いた攻撃陣ではムヒタリアンに代わってラカゼットが最前線で起用される見込みだ。
★注目選手
◆チェルシー:MFエンゴロ・カンテ
▽ショートパスの精度やポジショニングの繊細さなど改善点は少なくないが、これまでにない積極的な攻撃参加で開幕戦ゴールを記録するなど、早くも新たなカンテの姿が出てきている。今回のアーセナル戦では素早い攻守の切り替えやカバーリングなど守備面での貢献がより求められる展開になりそうだが、機を見た攻撃参加で決定的な仕事を果たしダービーの主役になりたい。
◆アーセナル:MFルーカス・トレイラ
▽168cmと小柄ながらも機動力とボール奪取力、読みを利かせた抜群の守備に加え、優れた戦術眼と両足から繰り出される正確なパスを武器とするレジスタはここ最近のアーセナルに欠けていた重要なピースでもあり、今回のダービーではカンテやジョルジーニョといった一線級のセントラルMFを相手に存在感を示したい。
▽今季、サッリ新監督を迎えたチェルシー。開幕前のコミュニティー・シールドでは王者マンチェスター・シティに力の差を見せ付けられる敗戦を喫したものの、ハダースフィールドとの敵地での開幕戦はMFカンテ、MFジョルジーニョ、FWペドロの3ゴールによって快勝。ゲームコントロールや守備時の振る舞い、低調な出来に終わったFWモラタと幾つか課題は出たとはいえ良い形でシーズンのスタートを切った。とはいえ、開幕戦では相手のクオリティ不足に救われた面も少なからずあり、ホーム開幕戦となる今回のダービーが今後の戦いに向けた試金石となるはずだ。
▽一方、エメリ新監督を迎えたアーセナルはシティとのホームでの開幕戦で0-2というスコア以上の完敗を喫して大きな不安を残す船出となった。MFグエンドウジやMFトレイラといった新戦力がポテンシャルの一端を垣間見せた一方、MFエジルやMFムヒタリアンは相変わらずビッグマッチでの存在感の希薄さを露呈。また、プレシーズンに機能していたカウンターもシティの素早い切り替えを前に機能せず。さらに、連動したシティのプレスに対して後方からのビルドアップに固執した点が識者から辛辣な批判を浴びる結果となった。シティ同様にハイプレスを特長とするサッリ監督のチームに対して、エメリ監督がいかに修正を施してくるかに注目したいところだ。
◆チェルシー◆
【4-3-3】
【4-3-3】
▽チェルシー予想スタメン

(C)CWS Brains,LTD.
GK:ケパDF:アスピリクエタ、リュディガー、ダビド・ルイス、マルコス・アロンソ
MF:カンテ、ジョルジーニョ、バークリー
FW:ペドロ、モラタ、アザール
負傷者:MFセスク
出場停止者:なし
▽出場停止者はいない。負傷者に関してはヒザを痛めているセスクの欠場が濃厚だ。また、マッチフィットネスの問題で新戦力コバチッチとジルーに関しても欠場あるいはベンチスタートの可能性が高い。
▽スタメンに関してはハダースフィールド戦と同じメンバーの起用が濃厚だが、そのハダースフィールド戦で途中出場を果たしてコンディションを整えてきたエースのアザールがウィリアンに代わって初先発する模様だ。
◆アーセナル◆
【4-1-4-1】
【4-1-4-1】
▽アーセナル予想スタメン

(C)CWS Brains,LTD.
GK:チェフDF:ベジェリン、ムスタフィ、パパスタソプーロス、リヒトシュタイナー
MF:エジル、ラムジー、トレイラ、グエンドウジ、オーバメヤン
FW:ラカゼット
負傷者:DFコシエルニー、コラシナツ、モンレアル、MFナイルズ、FWウェルベック
出場停止者:なし
▽出場停止者はいない。負傷者に関しては開幕戦を欠場したメンバーに加えて、同試合で負傷したナイルズが欠場する。ただ、練習復帰したモンレアルに関しては復帰の可能性があるようだ。
▽システムとスタメンに関してはシティ戦の出来を受けて、[4-1-4-1]への変更が想定される。アンカーに移籍後初先発のトレイラが起用され、ラムジー(ジャカ)とグエンドウジと3センターを組み、シティ戦で精彩を欠いた攻撃陣ではムヒタリアンに代わってラカゼットが最前線で起用される見込みだ。
★注目選手
◆チェルシー:MFエンゴロ・カンテ

Getty Images
▽チェルシーの注目プレーヤーはサッリ新体制で新たな役割を担うカンテだ。コンテ体制では[3-3-2-2]のアンカーや[3-4-3]のセントラルMFと守備的なタスクを担ってきたフランス代表MFだが、サッリ監督の下では[4-3-3]の右インサイドハーフを務めている。ナポリ時代にブラジル人MFアランが主に務めた同ポジションは豊富な運動量で味方にパスコースを作る動き、前線の選手がワンタッチで叩くボールをサイドや後方のMFジョルジーニョら周囲の選手にシンプルに繋ぐマイボール時のプレー、守備時は球際でボールを奪い切る力、素早い切り替えの意識が求められる、カンテにとって最も適した役割だ。▽ショートパスの精度やポジショニングの繊細さなど改善点は少なくないが、これまでにない積極的な攻撃参加で開幕戦ゴールを記録するなど、早くも新たなカンテの姿が出てきている。今回のアーセナル戦では素早い攻守の切り替えやカバーリングなど守備面での貢献がより求められる展開になりそうだが、機を見た攻撃参加で決定的な仕事を果たしダービーの主役になりたい。
◆アーセナル:MFルーカス・トレイラ

Getty Images
▽アーセナルの注目プレーヤーは、移籍後初先発が決定的なトレイラだ。サンプドリアでのブレイク、ロシアW杯での印象的なパフォーマンスをキッカケに自身初のビッグクラブであるアーセナル移籍を勝ち取ったウルグアイ代表MFはやや試合の流れが決定付いていたとはいえ、ほぼぶっつけ本番で臨んだ開幕戦でガナーズファンに希望を与えるパフォーマンスを見せた。▽168cmと小柄ながらも機動力とボール奪取力、読みを利かせた抜群の守備に加え、優れた戦術眼と両足から繰り出される正確なパスを武器とするレジスタはここ最近のアーセナルに欠けていた重要なピースでもあり、今回のダービーではカンテやジョルジーニョといった一線級のセントラルMFを相手に存在感を示したい。
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