エジプト代表新監督に元日本代表指揮官のアギーレ氏が就任
2018.08.02 13:12 Thu
▽エジプトサッカー協会(EFA)は1日、かつて日本代表も指揮したハビエル・アギーレ氏(59)が新監督に就任することを発表した。
▽現役時代はメキシコ代表として1986年のメキシコ・ワールドカップに出場。現役引退後はメキシコ代表やオサスナ、アトレティコ・マドリー、レアル・サラゴサ、エスパニョールなどのクラブチームを指揮。2014年7月に日本代表監督に就任した。
▽しかし、同年12月にレアル・サラゴサ時代の八百長疑惑で告発。2015年2月に日本代表監督の契約が解除された。
▽その後は、UAEのアル・ワフダで監督を務めていたが、2017年6月に契約満了で退任していた。
▽イギリス『BBC』などによると、アギーレ氏は4年契約を締結。2022年のカタール・ワールドカップを目指すチームを指揮することとなる。
▽現役時代はメキシコ代表として1986年のメキシコ・ワールドカップに出場。現役引退後はメキシコ代表やオサスナ、アトレティコ・マドリー、レアル・サラゴサ、エスパニョールなどのクラブチームを指揮。2014年7月に日本代表監督に就任した。
▽しかし、同年12月にレアル・サラゴサ時代の八百長疑惑で告発。2015年2月に日本代表監督の契約が解除された。
▽イギリス『BBC』などによると、アギーレ氏は4年契約を締結。2022年のカタール・ワールドカップを目指すチームを指揮することとなる。
▽エジプト代表は、リバプールのFWモハメド・サラーなどを擁し、28年ぶりにワールドカップに出場。しかし、グループAではロシア代表、ウルグアイ代表、サウジアラビア代表を相手に3連敗を喫し敗退。エクトル・クーペル監督が退任後は、ヴァイッド・ハリルホジッチ前日本代表監督が招へいされるとの報道も出ていた。
ハビエル・アギーレの関連記事
U-24エジプト代表の関連記事
|
|
ハビエル・アギーレの人気記事ランキング
1
森保監督続投で歴代最長監督はというと…/六川亨の日本サッカーの歩み
まだ正式決定ではないが、森保一監督の『2年間の』続投が決まったようだ。正式には来年のJFA(日本サッカー協会)理事会での承認待ちになる。その頃にはコーチ陣などのスタッフの詳細も決定しているだろう。 93年のJリーグ誕生以降、日本代表の監督は基本的にW杯の4年サイクルで交代してきた。例外は94年のアジア大会で韓国に敗れたロベルト・ファルカン氏、97年のアウェー中央アジア2連戦で更迭された加茂周氏、07年に病に倒れたイヴィチャ・オシム氏、15年に契約解除されたハビエル・アギーレ氏、そして18年に解任されたヴァイッド・ハリルホジッチ氏の5人しかいない。 そうした過去30年の歴史のなかで、初めて『続投』が決定的となったのが森保監督である。目標としていた「ベスト8」には届かなかったものの、大国ドイツとスペインに逆転勝ちを収めたことが高く評価されたことは言うまでもない。 そこで過去の歴代監督の任期を振り返ると、上には上がいるもので、長沼健氏(元JFA会長)は1962年から69年までの7年間と、さらに72年から76年までの4年間、トータル11年間も日本代表の監督を務めた。「時代が違う」と言ってしまえばそれまでだが、おそらく2度と破られることのない記録と言っていいだろう。 長沼氏が“長期政権"を担うことになったのには理由がある。64年に東京五輪があったからだ。このため62年に33歳の若さで監督に抜擢された。そして東京五輪ではグループリーグでアルゼンチンを倒して決勝トーナメントに進出。準々決勝で銀メダルに輝いたチェコスロバキアに0-4で敗れたが、ベスト8進出で日本に“第1次サッカーブーム"を巻き起こした。 さらに4年後のメキシコ五輪では、アジア勢初となる銅メダル獲得の快挙を達成。その再現を半世紀後の21年東京五輪で森保監督は期待されたが、残念ながらメダルにはあと一歩届かなかった。 長沼氏は69年のメキシコW杯アジア1次予選で、韓国とオーストラリアの後塵を拝したことで監督の座をコーチだった岡野俊一郎氏(元JFA会長)に譲る。しかし岡野氏が71年のミュンヘン五輪予選で韓国とマレーシアに負けたことで、日本サッカーの復権は再び長沼氏に託されることになった。 ところが73年の西ドイツW杯アジア予選はイスラエル(当時はアジアに所属し、中東勢が対戦を拒否したため予選は東アジアに組み込まれた)とマレーシアに敗れ、76年のモントリオール五輪アジア予選も韓国とイスラエルに敗れて監督から退くことになった。 当時の日本サッカーは、「W杯予選は負けても当たり前」であり、五輪予選で敗退するたびに監督は交代していた。Jリーグ開幕以前では、92年のバルセロナ五輪アジア最終予選で敗れた横山謙三総監督、88年ソウル五輪アジア最終予選で中国に逆転負けを喫した石井義信氏(故人)、80年モスクワ五輪アジア予選で韓国とマレーシアに及ばなかった下村幸男氏らである。 しかし96年のアトランタ五輪に28年ぶりに出場して以来、五輪出場は7大会連続して出場。その間には12年ロンドン五輪と21年東京五輪ではメダルまであと一歩に迫った。もう五輪は出場するのは当たり前で、次の24年パリ五輪は「メダル獲得」がノルマになるだろう。 同じようにW杯も98年以降7大会連続して出場中で、さらに2026年のアメリカ・カナダ・メキシコ大会は出場国が48に増えるため、出場権を失うことはまず考えられない。森保監督にとっては「ベスト8」への再チャレンジになるが、その前に横内昭展ヘッドコーチは磐田の監督に、上野優作コーチはFC岐阜の監督に転身するなどスタッフの陣容は一新せざるを得ない。 果たして新たなスタッフの顔ぶれはどうなるのか。そこに外国人コーチが入るのかどうかなどは楽しみなところ。 そして森保監督は、23年こそ秋まで親善試合しかない“静かな"一年になるものの、21年東京五輪は「金メダル」を目標に掲げながらも4位に終わり、カタールW杯も「ベスト8」が目標だったがラウンド16で敗退した。このため、まだ先の話ではあるが、24年のアジアカップでは『優勝』がW杯まで続投するためのノルマにすべきではないだろうか。 2022.12.26 22:00 Mon2
「W杯を意識してやりたい」9月にアメリカ遠征の日本代表、森保一監督は初のアメリカ遠征もW杯への第一歩に「アップデートできることは多い」
日本代表の森保一監督が、9月のアメリカ遠征について言及した。 14日、「2025“Jリーグの日”特別企画発表会」が行われ、森保監督は松木安太郎さん、前園真聖さんと共に登壇した。 発表会では、今年のJリーグの日にちなんで、「Jリーグチップス」が復刻することが発表された中、イベント終了後に囲み取材に応じ、14日に発表されたアメリカ遠征について言及した。 「我々とFIFAランクも近く、世界的にも力のある両国とアメリカで試合をさせていただくということは、我々の現在の立ち位置からくる、成果と課題が分かる良い試合になると思います」 「W杯に向けても、アメリカでやるということで、ワールドカップを意識してやりたいと思います」 2026年の北中米ワールドカップ(W杯)に史上最速で出場を決めた日本。1年後の戦いを見越し、現地で開催国であるアメリカ代表、メキシコ代表との対戦が決定した。 試合はカルフォルニア州のオークランドでメキシコと対戦し、中2日でオハイオ州のコロンバスでアメリカと対戦。両都市間の距離は約3390kmとされており、試合日程と移動はW杯を想定したものとなる。 森保監督は「試合会場間の移動もあると思いますし、実際にW杯本大会を考えた時にも、移動はコンディションを保つために大きなポイントになると思いますし、ここで経験できるのは本大会により良いイメージがあるかなと思います」と語り、選手たちを含め、スタッフも本大会を想定できることは大きいと語った。 実際に試しておきたい点については「チームの戦術的なところと、選手の疲労であったり、システム上のことはその時に試合で確認したいと思います」とコメント。今回は9月に遠征するが、実際のW杯は7月に開催。「まずはアメリカで7月と9月とは気候が同じではないと思いますけど、開催国で試合ができるということは、雰囲気に馴染んで、本大会で初めて雰囲気を感じるのではなく、過去に経験したことがあるということで自信を持って臨めるようにしたいです。オフ・ザ・ピッチのところでも、色々と考えて活動していきたいです」と語り、良い経験値を積みたいとした。 また、キャンプ地も注目されるところ。何も決まっていない以上は決めようがないところではあるが「ドローの後でないとキャンプ地を決めることはできないと思いますが、イメージを持つことはできるかなと思います。そこは本大会に向けて、キャンプ地をどこを拠点にするか1つ考えないといけないとは思っています」と、ある程度の想定はできるとした。 対戦するアメリカとメキシコはここまで多く対戦はしていない2チーム。ただ、W杯常連国であり、結果も日本以上に残していることは事実。また、アメリカはマウリシオ・ポチェッティーノ監督、メキシコは元日本代表監督でもあるハビエル・アギーレ監督が指揮しており、世界的に知られる2人の監督が率いる実力国との対戦を楽しみだとした。 「世界的にも力のあるチームだと思っていますし、メキシコやアメリカは我々がFIFAランクが上で、我々が世界一を目指す、FIFAランクでもトップに近づくためには、こういうW杯出場常連国であって、力のあるチームに高確率で勝って行けるように力を付ける必要があると思います」 「戦術的なところであったり、フィジカルのところであったり、世界で戦っていく、勝っていくためにも、素晴らしい相手だなと思います。両チームとも、世界の中でも活躍している選手が多い中、世界の名将と言われるようなトップトップの監督が指揮する中で、戦術的なことも含めて、試合の中で学ぶことができて、アップデートできることは多いと思います」 6月のW杯アジア最終予選を戦い、E-1サッカー選手権を7月に戦った後のアメリカ遠征。人選も含め、どういった戦いになるか注目だ。 2025.05.14 22:30 WedU-24エジプト代表の人気記事ランキング
1
エジプト代表がルイ・ヴィトーリア監督を解任…CAN2023は未勝利でベスト16敗退
エジプトサッカー協会(EFA)は4日、ルイ・ヴィトーリア監督(53)の解任を発表した。 ヴィトーリア監督は、2022年7月にカタール・ワールドカップ(W杯)出場を逃したカルロス・ケイロス前監督の後任として新指揮官に就任。 ここまで通算18試合を指揮し、12勝4分け2敗の戦績を残していた。しかし、グループステージ3試合連続ドローに、PK戦でDRコンゴ代表に敗れ未勝利でのベスト16敗退となったアフリカ・ネーションズカップ(CAN)2023の低迷を受け、このタイミングでの更迭が決定した。 現役時代はポルトガルの下部リーグのクラブをメインに渡り歩いたヴィトーリア氏は、2002年に指導者に転身し、ここ数年ではベンフィカやアル・ナスル、スパルタク・モスクワの監督を歴任。ベンフィカでは2015-16、2016-17シーズンにリーグ連覇に導いていた。 なお、EFAは今回のヴィトーリア監督の解任発表に際して、外国人監督の招へいに動いていることを明かしている。先日にはフランス女子代表を率いるエルヴェ・ルナール監督が有力とも報じられていたが、後任人事はいかに…。 2024.02.05 22:44 Mon2
サラーがエジプト代表歴代2位の得点者に! ANC本大会に導く2発
リバプールに所属するFWモハメド・サラー(28)がエジプト代表の歴代得点数ランキングで2位に浮上した。 サラーは29日に行われたアフリカ・ネーションズカップ2021予選のグループG最終節のコモロ代表戦に先発フル出場。2点リードの前半21分と25分にゴールを挙げ、4-0の大勝に貢献した。この結果、チームも3勝3分けとグループステージ無敗を継続し、首位で本大会行きを決めた。 そして、サラーはこの日の2ゴールによって代表での通算得点数を「43」に伸ばし、FWハサン・エル=シャズリ(42ゴール)を抜き、エジプト代表の歴代得点数ランキングで2位に浮上した。 なお、エジプト代表の歴代最多得点記録はFWホサーム・ハッサンの「68」となっている。 また、サラーはアフリカ・ネーションズカップの予選と本大会を合せた通算得点数を20ゴールの大台に乗せており、元カメルーン代表FWサミュエル・エトー氏が持つ歴代最多得点記録(22ゴール)にも迫っている。 <span class="paragraph-title">【動画】サラーの2ゴールは1分10秒過ぎから…</span> <span data-other-div="movie"></span> <div id="cws_ad"><blockquote class="twitter-tweet"><p lang="en" dir="ltr">: <br><br> Egypt 4-0 Comoros <br><br>The <a href="https://twitter.com/Pharaohs?ref_src=twsrc%5Etfw">@Pharaohs</a> end their <a href="https://twitter.com/hashtag/TotalAFCONQ2021?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#TotalAFCONQ2021</a> campaign top of the group in style. <a href="https://twitter.com/EFA?ref_src=twsrc%5Etfw">@EFA</a> <a href="https://t.co/VyMQRclJz5">pic.twitter.com/VyMQRclJz5</a></p>— CAF (@CAF_Online) <a href="https://twitter.com/CAF_Online/status/1376635591773786112?ref_src=twsrc%5Etfw">March 29, 2021</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script></div> 2021.03.30 06:30 Tue3
「王を守れ」次々とユニ交換を求められるサラー、断り続けるも止まらず警備員まで登場
リバプールのエジプト代表FWモハメド・サラーは相手選手からも大人気だ。 エジプト代表としてカタール・ワールドカップ(W杯)アフリカ2次予選を戦ったサラー。16日に行われたホームでのガボン代表戦では途中出場。すでにグループ首位を確定させていたエジプトは2-1で勝利を収めていた。 試合に敗れたガボンの選手たちだが、敗北にもかかわらず、多くの関心をプレミアリーガーのユニフォームに寄せていたようだ。 ピッチを後にしようとするサラーに対し、ユニフォーム交換を申し出るガボンの選手たち。サラーはすでに約束した相手がいるようなことをジェスチャーで示し、申し出を丁重に断るも、次から次へと相手選手がやってくる。最終的には警備員2人に付き添われるようにしてピッチを去らなければならなかった。 著名選手の宿命ともいえるユニフォーム交換を求められる様子。閲覧者からも「王を守れ」、「ピッチにボディーガードを連れている」、「今やアフリカの顔だからね」など、諦観の混じった意見も寄せられることとなった。 12日に行われたアウェイでのアンゴラ代表戦でも、ピッチ内に侵入したファンがサラーの元へ駆け寄るなどして、3度の中断があった。プレミアリーグのトップで活躍する選手の人気は、ピッチの内外でも高いようだ。 <span class="paragraph-title">【動画】次々とサラーに群がる相手選手たち</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="en" dir="ltr">Bro <a href="https://twitter.com/MoSalah?ref_src=twsrc%5Etfw">@MoSalah</a> whose mans is this <a href="https://t.co/hWvmDwOo5s">pic.twitter.com/hWvmDwOo5s</a></p>— Pharaohs XI (@PharaohsXI) <a href="https://twitter.com/PharaohsXI/status/1460810009693106179?ref_src=twsrc%5Etfw">November 17, 2021</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2021.11.19 19:05 Fri4
120分の激闘の末PK戦を制したセネガルが初のアフリカ・ネーションズカップ制覇!
アフリカ・ネイションズカップ決勝戦のセネガル代表vsエジプト代表が6日に行われ、0-0で120分が終了。その後に行われたPK戦を4-2で制したセネガルが初のアフリカ・ネイションズカップ制覇を果たした。 準決勝でブルキナファソ代表を下し2大会連続の決勝進出を決めたセネガルと、PK戦の末に開催国カメルーン代表を下したエジプトの決勝戦。 アフリカ・ネイションズカップ初優勝を目指すセネガルは、準決勝で1G1Aをマークしたマネや守護神メンディ、クリバリ、ブナ・サール、クヤテといったタレントをスタメンで起用。一方、6大会ぶりの優勝を狙うエジプトは、エースのサラーやエルネニー、マーモウシュらをスタメンで起用した。 試合は開始早々にセネガルがチャンスを迎える。4分、ナンパリイズ・メンディのロングパスで左サイドを抜け出したシスがボックス左でアブデルモネイムに倒され、セネガルにPKが与えられる。しかし、マネのPKは相手GKのファインセーブに防がれた。 その後もセネガルのペースで試合が進むが、スコアが動くことなく時間だけが過ぎていく。すると42分にエジプトが最初の決定機を迎える。中盤からのロングパスで右サイドを抜け出したサラーが、そのままボックス内まで切り込み左足を振り抜いたが、シュートはGKメンディに阻まれた。 ゴールレスで迎えた後半も主導権はセネガルが握る。すると53分、右サイドを突破したブナ・サールの折り返しから決定機が生まれるも、混戦に詰めたマネのシュートは相手GKの好守に防がれた。 その後は互いに選手を入れ替えながらゴールを目指したが、拮抗した展開が続く。そんな中、セネガルは85分に左サイドを抜け出したシスのクロスをボックス中央のディエングが左足ボレーで合わせたが、シュートは枠の上に外れた。 結局、試合は0-0のまま90分が終了し延長戦に突入。延長戦も攻勢を続けるセネガルは92分、マネのロングスルーパスに抜け出したディエングがボックス左からシュート。さらに100分にも、シスの左クロスからディエングがヘディングシュートを放ったが、共にGKアブ・ガバルの好セーブに阻まれた。 ゴールレスで迎えた延長後半は、エジプトが117分に決定機。アシュールのパスをボックス内で受けたハムディがカットインから右足を振り抜いたが、シュートはGKメンディの正面を突いた。 そのまま延長戦は終了し、120分が終了。優勝はPK戦に委ねられることとなった。そのPK戦では、アブデルモネイムとラシーンの2人が失敗したエジプトに対し、ブナ・サールが失敗したセネガルは5人目のマネが確実に決め、4-2で勝利。セネガルが初のアフリカ・ネーションズカップ制覇を達成した。 2022.02.07 07:05 Mon5
