マウコム獲得レースでスパーズがポールポジションに! 代理人と交渉
2018.07.11 15:50 Wed
▽ボルドーのブラジル人FWマウコム(21)の獲得レースでトッテナムがポールポジションに躍り出たようだ。フランス『Le 10 Sport』、『フランス・フットボール』が伝えている。
▽セレソンの次代を担う逸材レフティと評されるマウコム。2016年1月にコリンチャンスからボルドーに移籍を果たすと、昨季はリーグ戦35試合に出場し12ゴール7アシストを挙げるなど、その才能を遺憾なく発揮している。
▽これまでは加入報道が盛んに出ていたバイエルンを始め、チェルシーやアーセナル、リバプールが新天地候補として挙げられていた。さらに、先日にはヨーロッパ屈指の著名ジャーナリスト、ジャンルカ・ディ・マルツィオ氏がインテル加入が決定的と報じたが、買い取りオプション付きのレンタル移籍での獲得を望むインテルの要求をボルドー側が拒否したことで、交渉が完全に停滞している。
▽そんな中『Le 10 Sport』、『フランス・フットボール』はトッテナムがマウコムの代理人と移籍に向けた交渉を行ったと報道。そして、現時点でそのほかのクラブに目立った動きがない中、同クラブが最も獲得に近づいているクラブだと主張している。
▽なお、英語を学習するなど、以前からプレミアリーグ移籍を望むマウコムだが、2列目に豊富な人材を誇るトッテナムでのポジション争いを受け入れるかが、移籍成立のカギを握っているようだ。
▽セレソンの次代を担う逸材レフティと評されるマウコム。2016年1月にコリンチャンスからボルドーに移籍を果たすと、昨季はリーグ戦35試合に出場し12ゴール7アシストを挙げるなど、その才能を遺憾なく発揮している。
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▽なお、英語を学習するなど、以前からプレミアリーグ移籍を望むマウコムだが、2列目に豊富な人材を誇るトッテナムでのポジション争いを受け入れるかが、移籍成立のカギを握っているようだ。
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