ヴァラン&グリーズマン弾で完勝のフランスがベスト4入り! カバーニ欠場のウルグアイは今大会初複数失点《ロシアW杯》
2018.07.07 00:55 Sat
▽ロシア・ワールドカップ(W杯)準々決勝、ウルグアイ代表vsフランス代表が6日にニジニ・ノヴゴロド・スタジアムで行われ、2-0でフランスが勝利し、準決勝進出を決めた。
▽グループAを3連勝で首位通過し、ラウンド16でポルトガル代表を2-1で撃破したウルグアイ。準々決勝では、そのポルトガル戦で2ゴールを決めたものの負傷交代していたカバーニがスタメンから外れ、ストゥアーニがスアレスの相方に起用された。
▽対するのは、グループCを2勝1分けで首位通過し、ラウンド16でアルゼンチン代表に4-3で打ち勝ったフランス。累積警告によりマテュイディが出場停止となっているフランスは、中盤にトリッソを起用してベスト4進出を目指した。
▽お互いにテンションの高い入りとなった試合、両ワイドに入ったグリーズマンとムバッペを起点に攻勢をかけるフランスに対し、ウルグアイは高い位置でのプレスからショートカウンターを狙っていく。
▽14分、ウルグアイが右CKからチャンスを作り出す。キッカーのトレイラがファーに蹴り込むと、ヒメネスがヘディングシュートで枠を捉える。これはGKロリスに阻まれたものの、フランスゴールを脅かしていく。
▽ウルグアイの重心がやや後ろにかかり、にらみ合いのような展開が続く35分、フランスが右サイドに長いボールを送ると、ムバッペが爆発的なスピードでDFラクサールを振り切る。しかし、トップスピードのまま供給したクロスは味方に合わない。
▽39分、ボックス手前右でフランスがFKを獲得。グリーズマンがニアに速いボールを供給すると、ヴェシーノのマークを外したDFヴァランがヘディングシュートを放ち、貴重な先制点を奪取した。
▽前半終了間際の44分、今度はウルグアイにビッグチャンス。相手陣内やや右でFKを得ると、ボックス内にクロスが上がる。すると、カセレスがゴール左隅を捉えた鋭いヘディングシュートを放ったが、GKロリスがファインセーブを披露。詰めていたゴディンが放ったシュートも枠を外れた。
▽フランスが1点のリードで折り返して迎えた後半、ウルグアイはまたしてもヒヤリとするシーンを作られる。48分、GKムスレラがロングキックに時間をかけると、プレスをかけたグリーズマンがボールに足を当てる。ボールは枠を捉えなかったものの、あわや追加点というシーンとなった。
▽フランスの時間帯が続く中、57分にウルグアイが得点に迫る。最前線のスアレスがボックス内でユムティティに粘り強くプレスをかけると、こぼれたボールがボックス手前のベンタンクールの下へ。しかし、ベンタンクールが放ったシュートは枠を外れていく。
▽59分、1点が欲しいウルグアイはストゥアーニ、ベンタンクールに代えてマキシ・ゴメス、C・ロドリゲスを投入。大胆な2枚替えで攻撃の活性化を図っていく。
▽しかし61分、ウルグアイにとって勢いを削がれるような場面が生まれてしまう。ボックス手前左でボールを持ったグリーズマンがミドルシュートを放つと、GKムスレラが正面に飛んできたボールをパンチングミス。シュートはゴールに吸い込まれた。
▽さらに73分、ボックス手前左でボールを持ったトリッソが、右足で巻くようにファーを狙う。ボールは枠を捉えなかったものの、またしてもウルグアイゴールを脅かした。劣勢に立たされているウルグアイは、直後にナンデスに代えてウレタビスカヤを起用。攻撃の枚数を増やしていく。
▽逃げ切りを図るフランスは、80分にトリッソに代えてエンゾンジを投入。長身の選手を起用することで守備の安定を図った。
▽すると、サイドからのクロスを起点としていたウルグアイはその後目立ったチャンスを作り出すことができず。得点を奪うことができないまま、試合終了の笛を聞くこととなった。
▽この結果、フランスの準決勝進出が確定。フランスは、ブラジル代表sベルギー代表の勝者と10日に対戦する。
▽グループAを3連勝で首位通過し、ラウンド16でポルトガル代表を2-1で撃破したウルグアイ。準々決勝では、そのポルトガル戦で2ゴールを決めたものの負傷交代していたカバーニがスタメンから外れ、ストゥアーニがスアレスの相方に起用された。
▽対するのは、グループCを2勝1分けで首位通過し、ラウンド16でアルゼンチン代表に4-3で打ち勝ったフランス。累積警告によりマテュイディが出場停止となっているフランスは、中盤にトリッソを起用してベスト4進出を目指した。
▽14分、ウルグアイが右CKからチャンスを作り出す。キッカーのトレイラがファーに蹴り込むと、ヒメネスがヘディングシュートで枠を捉える。これはGKロリスに阻まれたものの、フランスゴールを脅かしていく。
▽対するフランスも直後の15分に決定機を迎える。浮き球のボールをボックス内中央のジルーが頭で落とすと、フリーのムバッペが反応。しかし、ヘディングシュートは枠を捉えることができず、均衡を破ることはできない。
▽ウルグアイの重心がやや後ろにかかり、にらみ合いのような展開が続く35分、フランスが右サイドに長いボールを送ると、ムバッペが爆発的なスピードでDFラクサールを振り切る。しかし、トップスピードのまま供給したクロスは味方に合わない。
▽39分、ボックス手前右でフランスがFKを獲得。グリーズマンがニアに速いボールを供給すると、ヴェシーノのマークを外したDFヴァランがヘディングシュートを放ち、貴重な先制点を奪取した。
▽前半終了間際の44分、今度はウルグアイにビッグチャンス。相手陣内やや右でFKを得ると、ボックス内にクロスが上がる。すると、カセレスがゴール左隅を捉えた鋭いヘディングシュートを放ったが、GKロリスがファインセーブを披露。詰めていたゴディンが放ったシュートも枠を外れた。
▽フランスが1点のリードで折り返して迎えた後半、ウルグアイはまたしてもヒヤリとするシーンを作られる。48分、GKムスレラがロングキックに時間をかけると、プレスをかけたグリーズマンがボールに足を当てる。ボールは枠を捉えなかったものの、あわや追加点というシーンとなった。
▽フランスの時間帯が続く中、57分にウルグアイが得点に迫る。最前線のスアレスがボックス内でユムティティに粘り強くプレスをかけると、こぼれたボールがボックス手前のベンタンクールの下へ。しかし、ベンタンクールが放ったシュートは枠を外れていく。
▽59分、1点が欲しいウルグアイはストゥアーニ、ベンタンクールに代えてマキシ・ゴメス、C・ロドリゲスを投入。大胆な2枚替えで攻撃の活性化を図っていく。
▽しかし61分、ウルグアイにとって勢いを削がれるような場面が生まれてしまう。ボックス手前左でボールを持ったグリーズマンがミドルシュートを放つと、GKムスレラが正面に飛んできたボールをパンチングミス。シュートはゴールに吸い込まれた。
▽さらに73分、ボックス手前左でボールを持ったトリッソが、右足で巻くようにファーを狙う。ボールは枠を捉えなかったものの、またしてもウルグアイゴールを脅かした。劣勢に立たされているウルグアイは、直後にナンデスに代えてウレタビスカヤを起用。攻撃の枚数を増やしていく。
▽逃げ切りを図るフランスは、80分にトリッソに代えてエンゾンジを投入。長身の選手を起用することで守備の安定を図った。
▽すると、サイドからのクロスを起点としていたウルグアイはその後目立ったチャンスを作り出すことができず。得点を奪うことができないまま、試合終了の笛を聞くこととなった。
▽この結果、フランスの準決勝進出が確定。フランスは、ブラジル代表sベルギー代表の勝者と10日に対戦する。
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「今が復讐の時」ガーナサッカー協会会長、スアレスの“手”で阻まれた12年前のリベンジに燃える
「今が復讐の時」ガーナサッカー協会会長、スアレスの“手”で阻まれた12年前のリベンジに燃える 運命とはやはりあるのだろうか。ガーナ代表が、12年前のリベンジに闘志を燃やしている。 1日、カタール・ワールドカップ(W杯)の組み合わせ抽選会がカタールのドーハで開催された。 出場32カ国中29カ国が決定しており、各国の代表監督がドーハに集結。自国の抽選結果を見守った。 日本代表は2010年の南アフリカW杯王者のスペイン代表、2014年のブラジルW杯王者のドイツ代表と同居。非常に難しいグループに分類された。 各国の思惑がある中、ガーナも過去の因縁と直面することに。グループHに入り、ポルトガル代表、韓国代表、ウルグアイ代表と同居したが、12年前の記憶が蘇る。 2010年の南アフリカ大会。ガーナはグループDに入り、ドイツ代表、セルビア代表、オーストラリア代表と同居。グループ2位でラウンド16に駒を進めた。 そのラウンド16ではアメリカ代表に延長戦の末1-2で勝利し準々決勝進出。そこで対戦したウルグアイと再戦となるが、いわくつきの対戦となっている。 この試合、結果は1-1の引き分けに終わりPK戦の末、4-2でウルグアイが勝利しベスト4に駒を進めた。しかし、この試合の延長後半終了間際、ガーナがボックス右でFKを獲得すると、ゴール前に入れたクロスが混戦に。ガーナが押し込むと、ウルグアイもなんとかブロック。しかし、最後シュートが決まったと思ったところ、ルイス・スアレスが両手を出してセーブしたのだ。 当然このプレーは一発レッドカードが提示されたが、決まっていれば敗退していただけに決死のプレー。これで得たPKをガーナが決めて終わりだと思われたが、スアレスのセーブが生きることに。ガーナのアサモア・ギャンがPKをクロスバーに当てて失敗。その後のPK戦でウルグアイが勝利していた。 スアレスのハンドがなければ勝ち上がっていただけに、ガーナ陣営はこのプレーを非難。屈辱を受けたガーナだったが、12年越しにW杯の舞台で再戦が決定した。 今回の抽選結果を受け、ガーナサッカー協会のクル・オクラク会長が、アフリカ『BBC』にウルグアイとの再戦についてコメントした。 「今が復讐の時だと信じている」 「我々は明らかにその試合に勝ったと思っていたが、スアレスが救い出した。今回、思い出深い相手と再び対戦できることは、我々にとってとても興味深いことだ」 「我々全員が、記録を正すことが重要だ」 12年前に閉ざされたベスト4への道。そのスアレスは今も現役としてプレーし、カタールW杯にも出場する可能性が高い。両者の対決がどうなるか注目だ。 <span class="paragraph-title">【動画】覚えてる!? 120分に起きたスアレス決死のセーブ</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="5mvpS-yvij0";var video_start = 34;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2022.04.04 14:40 Mon5
