アフリカ勢全チームが36年ぶりにGS敗退…ドログバ氏、危機感を抱く

2018.06.29 09:55 Fri
Getty Images
▽ロシア・ワールドカップ(W杯)でアフリカ勢の全チームが36年ぶりにグループステージ敗退となった。イギリス『BBC』が伝えている。

▽28日にロシアW杯・グループステージの全日程が終了。ヨーロッパの10カ国、南米の4カ国、北中米カリブ海とアジアの1カ国が決勝トーナメント進出を決めた。そんな中、今回アフリカから出場したエジプト代表、モロッコ代表、ナイジェリア代表、チュニジア代表、セネガル代表の全チームがグループステージから敗退。伝えられるところによると、これは36年ぶりだったという。

▽この事実について元コートジボワール代表FWディディエ・ドログバ氏は、アフリカサッカーの発展に危機感を抱いている。
「これは大きな後退だ」

「ただ、私は今回の件が、全てのアフリカのチーム、そしてアフリカサッカー連盟が戦略を再考し、どのように前進していくかを考える機会になると思う。次のワールドカップで何がしたいのか。我々にはポテンシャルがある。発展していくためのお金もある。しかし、それ以上に必要な何かがある」
「ヨーロッパや南米チームのような構造や一貫性が必要だ。アフリカはいつか成功するだろう。しかし、我々がどのようにしてW杯にアプローチしていくか再び考えなくてはいけない」

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