イランが追加タイムのOG弾でモロッコに劇的勝利! W杯20年ぶり勝利で2強への挑戦権を手に《ロシアW杯》
2018.06.16 02:15 Sat
▽ロシア・ワールドカップ(W杯)グループB第1節、モロッコ代表vsイラン代表が15日にサンクトペテルブルク・スタジアムで行われ、0-1でイランが勝利した。
▽スペイン代表とポルトガル代表の優勝候補が同居するグループB。5大会ぶり出場のモロッコは、ベナティアやジイェフ、ベルアンダといった主力を先発で起用した。
▽一方、グループB最弱と目されるイランはカルロス・ケイロス監督の下、2大会連続出場。アズムーンやショジャエイ、ヤハンバクフシュら主力を先発で起用した。
▽立ち上がりからモロッコが攻勢に出る流れとなった。右サイドバックに入ったアムラバトが高い位置を取って起点となり、分厚い攻撃でイランの守備を攻略にかかった。
▽すると19分にはFKの流れで混戦となったところをベナティアがシュートに持ち込むも、GKビランヴァンドの好セーブに阻まれた。
▽モロッコの立ち上がりの勢いを削いだイランがこう着状態に持ち込むと43分、イランにこの試合最初の決定機が訪れる。アミリのスルーパスに抜け出したアズムーンがボックス右に侵入。しかしGKとの一対一を止められ、先制のチャンスを逸して前半をゴールレスで終えた。
▽迎えた後半もイランが集中した守備を続け、モロッコの攻撃を受け止めていく。膠着状態が続く中、先に選手交代を行ったのはイラン。67分、ショジャエイに代えてタレミを投入した。
▽一方のモロッコは74分、アムラバトが脳震盪によってプレー続行不可能となり、弟のソフィアンが投入された。さらに最前線のエル・カービに代えてブハドゥズを投入し、モロッコが勝負に出た。
▽すると80分、後半最初の決定機がモロッコに訪れる。ジイェフのボレーシュートが枠の左を捉えたが、GKビランヴァンドの好セーブに阻まれた。
▽このままゴールは生まれず引き分けに終わるかと思われた試合終了間際の追加タイム5分、イランに劇的なゴールが生まれる。左サイドからのFKでエーサン・ハサフィがクロスボールを入れると、頭でクリアにかかったブハドゥズのオウンゴールを誘った。
▽直後にタイムアップとなり、イランが劇的勝利。2強への挑戦権を懸けた一戦はW杯20年ぶりの勝利を飾ったイランに軍配が上がった。
▽なお、イランは第2節でスペインと、モロッコはポルトガルと対戦する。
▽スペイン代表とポルトガル代表の優勝候補が同居するグループB。5大会ぶり出場のモロッコは、ベナティアやジイェフ、ベルアンダといった主力を先発で起用した。
▽一方、グループB最弱と目されるイランはカルロス・ケイロス監督の下、2大会連続出場。アズムーンやショジャエイ、ヤハンバクフシュら主力を先発で起用した。
▽すると19分にはFKの流れで混戦となったところをベナティアがシュートに持ち込むも、GKビランヴァンドの好セーブに阻まれた。
▽モロッコの流動的な攻撃を凌いだイランはカウンターに活路を見いだして応戦すると、徐々にボールを持てる時間を増やし、劣勢を跳ね返していった。
▽モロッコの立ち上がりの勢いを削いだイランがこう着状態に持ち込むと43分、イランにこの試合最初の決定機が訪れる。アミリのスルーパスに抜け出したアズムーンがボックス右に侵入。しかしGKとの一対一を止められ、先制のチャンスを逸して前半をゴールレスで終えた。
▽迎えた後半もイランが集中した守備を続け、モロッコの攻撃を受け止めていく。膠着状態が続く中、先に選手交代を行ったのはイラン。67分、ショジャエイに代えてタレミを投入した。
▽一方のモロッコは74分、アムラバトが脳震盪によってプレー続行不可能となり、弟のソフィアンが投入された。さらに最前線のエル・カービに代えてブハドゥズを投入し、モロッコが勝負に出た。
▽すると80分、後半最初の決定機がモロッコに訪れる。ジイェフのボレーシュートが枠の左を捉えたが、GKビランヴァンドの好セーブに阻まれた。
▽このままゴールは生まれず引き分けに終わるかと思われた試合終了間際の追加タイム5分、イランに劇的なゴールが生まれる。左サイドからのFKでエーサン・ハサフィがクロスボールを入れると、頭でクリアにかかったブハドゥズのオウンゴールを誘った。
▽直後にタイムアップとなり、イランが劇的勝利。2強への挑戦権を懸けた一戦はW杯20年ぶりの勝利を飾ったイランに軍配が上がった。
▽なお、イランは第2節でスペインと、モロッコはポルトガルと対戦する。
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