モウリーニョはケンカ好き?スウォンジー指揮官「対立中の彼は素晴らしい手腕を…」

2018.03.26 13:37 Mon
マンチェスター・ユナイテッドのジョゼ・モウリーニョ監督は「ケンカ好き」なのだろうか。スウォンジー・シティのカルロス・カルバリャル監督が、ポルトガルの同胞を分析している。

物事を率直に言うタイプであるというモウリーニョ監督は、これまでにも多くの選手、スタッフ、敵将などと対立。今シーズンはポール・ポグバやルーク・ショーを公の場で非難するなど、その言動は物議を醸している。

カルバリャル監督は、モウリーニョ監督に敬意を表しつつ、同胞の指揮官を分析している。

「モウリーニョのことを気に入っているよ。彼から多くのことを学んでいるし、チェルシーにいたときに1週間だけ学びに行ったこともある。彼は本当に大きな自信を持っていて、これこそがチームを率いる者に必要な特性だと思う」

「私と人間性がまったくもって異なる彼は、対立や衝突を好んでいて、たぶん誰かと喧嘩をするのが好きなんだと思う。そして、対立しているときの彼は本当に素晴らしい手腕を発揮する。私は彼と違い、そのようなことから距離を置きたい。仮に誰かが私に因縁をつけてきても、その矛先を私に向けないように説得するだろう」

カルバリャル監督率いるスウォンジーは、インターナショナルウィーク明けの31日にモウリーニョ監督が指揮するユナイテッドと敵地で対戦する。


提供:goal.com

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セルヒオ・ラモスの“後で電話するよ”ゴールパフォがオートバイレース界まで浸透

レアル・マドリーに所属するスペイン代表DFセルヒオ・ラモスのゴールセレブレーションがオートバイレースの世界まで浸透しているようだ。 フランス人オートバイレーサーのファビオ・クアルタラロは、9月に行われたカタルーニャGPで見事優勝を果たすと、ウイニングランの際に右手でダイヤルを回した後に電話機を耳に持ってくるパフォーマンスを披露。このパフォーマンスはラモスがゴールを決めた際にセレブレーションで用いるものだ。 <div id="cws_ad">◆ファビオ・クアルタラロがバイクの上でラモスのセレブレーションを再現!<br/><div style="margin:0 auto; max-width:100%; min-width:300px; " ><div style="position: relative; padding-bottom:56.25%; height: 0; overflow: hidden; "><iframe src="https://embed.dugout.com/v2/?p=eyJrZXkiOiJmSnplN1pTSCIsInAiOiJ1bHRyYXNvY2NlciIsInBsIjoiIn0=" style="width: 300px; min-width: 100%; position: absolute; top:0; left: 0; height: 100%; overflow: hidden; " width="100%" frameborder="0" allowfullscreen scrolling="no"></iframe></div></div></div> クアルタラロはこのセレブレーションについて、ラモスの再現だと明かしたうえで、ラモス本人にメッセージを送っている。 「セルヒオ、僕はカタルーニャのグランプリで君のセレブレーションをやったよ。フットボーラーとしての君が好きなんだ!日曜日の朝に君のインスタグラムの投稿を見て、それが僕にアイデアをくれたんだ」 スペイン代表の合宿中にこのメッセージを受け取ったラモスは、喜びの気持ちとともに、このパフォーマンスに込めた意味を明かしている。 「とても驚いたよ。他のスポーツ選手のモチベーションの助けになったようで嬉しいね。ファビオが僕のジェスチャーを再現するのを見て、喜びを感じたよ」 「ファビオ、僕のことを覚えてくれていてありがとう。僕にとっては名誉なことだ。君が残りのシーズンでベストを尽くせるよう祈っている。君がフランスでのレースに臨むと聞いた。カタルーニャGPのようなレースをしてくれるよう願っている」 「このセレブレーションは長いことやっている。息子のためのものだよ。いい試合の後は、いつも妻に電話するんだ。だから後で電話するという意味を込めているんだ」 スペイン代表は10日にUEFAネーションズリーグ2020-21でスイス代表と、13日にウクライナ代表と対戦する。ラモスのゴールセレブレーションを見ることは叶うだろうか。 2020.10.10 21:21 Sat
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最終節で日本人に明暗…田中碧のリーズが優勝、平河悠のブリストル&坂元達裕のコヴェントリーが昇格PO、大橋祐紀はゴールもブラックバーンはPO逃す…橋岡大樹のルートンは3部降格【チャンピオンシップ】

3日、チャンピオンシップ(イングランド2部)の最終節が一斉開催。優勝チーム、昇格プレーオフチーム、降格チームが決定した。 リーズ・ユナイテッドとバーンリーのプレミアリーグ昇格はすでに決定していた中、最終節の時点で勝ち点が並ぶ両者は優勝を争っての最終節となった。 首位のリーズは日本代表MF田中碧が所属。降格圏のプリマス・アーガイルとアウェイで対戦した中、先制許す苦しい展開に。それでもウィルフレッド・ニョントのゴールで後半に追いつくと、同点のまま終わるかと思われた、後半アディショナルタイムにマノー・ソロモンが値千金の逆転ゴール。田中は79分までプレーした中、チームは1-2で勝利し、見事に優勝を果たした。 なお、勝ち点は100に到達。2位のバーンリーもミルウォールをホームに迎えてしっかりと勝利、勝ち点100に。2チームが勝ち点差100を達成した中、リーズが見事な優勝を果たした。 3位から6位に与えられる昇格プレーオフ圏も熾烈な争いに。シェフィールド・ユナイテッドの3位、サンダーランドの4位が確定していた中、5位と6位が未定の状態だった。 この争いでは、5位のブリストル・シティに平河悠、6位のコヴェントリー・シティに坂元達裕、8位のブラックバーンに大橋祐紀が所属している。 最終節ではブラックバーンはシェフィールド・ユナイテッドと対戦。50分に大橋がゴールを奪い、今季のチャンピオンシップで9点目を記録。勝利が必要だった中、59分に追いつかれてしまい1-1のドロー。7位でシーズンをフィニッシュすることとなり、昇格プレーオフ行きを逃した。 7位のミルウォールはバーンリーと対戦して敗れて8位に転落。6位のコヴェントリーは9位のミドルズブラと対戦した中、坂元が先発出場。44分にジャック・ルドニのゴールをアシストすると、ルドニは87分にもゴールを決めて2-0で勝利した。 5位のブリストルは残留を争う20位のプレストン・ノースエンドと対戦。平川は先発フル出場を果たすと、チームは2-2のドローに終わり、6位でフィニッシュ。コヴェントリーが5位に浮上し、坂元と平河がプレミアリーグ昇格の残りの1枠を狙える状況となっている。 また、下位に目を移すと、すでに最下位で降格が決まっているカーディフ・シティと14位のノリッジ・シティと対戦。アーセナル時代のチームメイトであるジャック・ウィルシャーとアーロン・ラムジーが監督として対戦した中、4-2でノリッジが勝利した。 リーズに敗れたプリマスも降格が決まっていた中、降格圏の22位に位置していたハル・シティがポーツマスと1-1のドローで勝ち点を49に。21位に位置していた橋岡大樹所属のルートン・タウンはウェスト・ブロムウィッチ・アルビオン(WBA)と対戦し5-3で惨敗。この結果、ルートンが22位に転落して3部降格となってしまった。橋岡はメンバー外だった。 なお、クイーンズ・パーク・レンジャーズ(QPR)の斉藤光毅はメンバー外。ストーク・シティの瀬古樹はベンチ入りも出番はなかった。 <h3>◆チャンピオンシップ最終節</h3> ブリストル・シティ(平河悠) 2-2 プレストン・ノースエンド バーンリー 3-1 ミルウォール コヴェントリー・シティ(坂元達裕) 2-0 ミドルズブラ ダービー・カウンティー 0-0 ストーク・シティ(瀬古樹) ノリッジ・シティ 4-2 カーディフ・シティ プリマス・アーガイル 1-2 リーズ・ユナイテッド(田中碧) ポーツマス 1-1 ハル・シティ シェフィールド・ユナイテッド 1-1 ブラックバーン(大橋祐紀) サンダーランド 0-1 QPR(斉藤光毅) スウォンジー・シティ 3-3 オックスフォード・ユナイテッド ワトフォード 1-1 シェフィールド・ウェンズデイ WBA 5-3 ルートン・タウン(橋岡大樹) <h3>◆チャンピオンシップ順位表</h3> 1位:リーズ・ユナイテッド 勝ち点100/+65 2位:バーンリー 勝ち点100/+53 ーーーープレミア昇格 3位:シェフィールド・ユナイテッド 勝ち点90/+27 4位:サンダーランド 勝ち点76/+14 5位:コヴェントリー・シティ 勝ち点69/+6 6位:ブリストル・シティ 勝ち点68/+4 ーーーープレミア昇格PO 7位:ブラックバーン 勝ち点66/+5 8位:ミルウォール 勝ち点66/-2 9位:WBA 勝ち点64/+10 10位:ミドルズブラ 勝ち点64/+8 11位:スウォンジー・シティ 勝ち点61/-5 12位:シェフィールド・ウェンズデイ 勝ち点58/-9 13位:ノリッジ・シティ 勝ち点57+3 14位:ワトフォード 勝ち点57/-8 15位:QPR 勝ち点56/-10 16位:ポーツマス 勝ち点54/-13 17位:オックスフォード・ユナイテッド 勝ち点53_-16 18位:ストーク・シティ 勝ち点51/-17 19位:ダービー・カウティ 勝ち点50/-8 20位:プレストン・ノースエンド 勝ち点50/-11 21位:ハル・シティ 勝ち点49/-10 ーーーー降格 22位:ルートン・タウン 勝ち点49/-24 23位:プリマス・アーガイル 勝ち点46/-37 24位: カーディフ・シティ 勝ち点44/-25 <span class="paragraph-title">【動画】リーズのリーグ優勝セレモニー!</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="OuFyyCoH0g0";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2025.05.03 23:28 Sat
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ハーランドの渋い夢が実現! 憧れのミチュからサイン入りユニフォーム届く!

ドルトムントのノルウェー代表FWアーリング・ハーランドが、子供の頃の憧れのプレーヤーからサイン入りユニフォームをゲットすることに成功した。『ESPN』が伝えている。 今シーズン、前所属先のレッドブル・ザルツブルクで完全にブレイクを果たした19歳の怪物は、今冬にステップアップを果たしたドルトムントでもその勢いはとどまることを知らず。直近のチャンピオンズリーグ(CL)ではパリ・サンジェルマン(PSG)を相手にチームを勝利に導く2ゴールを挙げ、早くもスーパースターの風格を見せ始めている。 そのハーランドは先日、子供の頃の憧れのプレーヤーとしてスウォンジー・シティのカルトヒーローである元スペイン代表FWミチュという意外な名前を挙げ、その渋すぎる選択が大きな話題を集めていた。 そして、現在スペイン3部のブルゴスでスポーツ・ディレクターを務めるミチュは今回、ハーランドの名前とドルトムントで背負う17番がプリントされたブルゴスのユニフォームに自身のサインをしてプレゼント。 これに対して、ハーランドは自身の公式ツイッターを通じて、「ワオ、なんて素晴らしいレジェンドなんだ!」と感謝の気持ちを綴ると共に、「初めまして」とミチュをモジった『#Nice2Michu』のハッシュタグを付けて憧れの人に粋な挨拶をした。 ミチュの愛称で知られるミゲル・ペレス・クエスタは、2011-12シーズンに在籍したラージョでラ・リーガ37試合で15ゴールを挙げる活躍をみせ、一気に台頭。その翌年に加入したスウォンジーではプレミアリーグ初挑戦で35試合18ゴールを挙げる圧巻の活躍をみせ、2013年にスペイン代表デビューも飾った。 しかし、以降は度重なるケガの影響などもあって一気にパフォーマンスレベルを落とすと、その後はさしたる成績を残すことができず、2017年に31歳という若さで現役を引退していた。 なお、今回のハーランドの発言によって、再脚光を浴びることになったミチュは、先日にスペイン『オンダ・セロ』で同選手への感謝を口にすると共に、その将来性に太鼓判を押す以下のようなコメントを残していた。 「(憧れの選手と明かしたことについて)それは名誉なことだね。ハーランドは今後ワールドクラスのプレーヤーになるはずだ。彼はすでに私よりもずっと良いプレーヤーさ」 「スウォンジー時代には本当に素晴らしい1年を過ごすことができた。ただ、ハーランドのここ最近のセンセーショナルな活躍は記憶にないね。たぶん、彼以外ではムバッペぐらいじゃないかな」 「彼には素晴らしい将来が待っているはずさ。現在、彼は成功を焦っているわけではなく、正しいステップを踏んでいると思う。ドルトムントは本当に素晴らしいクラブだけど、個人的には彼が今後ヨーロッパで5本の指に入るトップクラブでプレーする姿を見られると思っている」 いわゆる“記録よりも記憶に残る選手”というミチュの儚くも眩い輝きは素晴らしかったが、ハーランドには今後も末永い活躍を期待したいところだ。 <div id="cws_ad">◆ハーランドの渋い夢が実現!<blockquote class="twitter-tweet"><p lang="en" dir="ltr">Wow what a legend!! <a href="https://twitter.com/hashtag/Nice2Michu?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#Nice2Michu</a> <a href="https://t.co/Ryn0vEk4tf">https://t.co/Ryn0vEk4tf</a></p>&mdash; Erling Haaland (@ErlingHaaland) <a href="https://twitter.com/ErlingHaaland/status/1231951062287966208?ref_src=twsrc%5Etfw">February 24, 2020</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> </div> 2020.02.26 17:09 Wed
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ジョー・アレンが10年ぶりにスウォンジー復帰! 2年契約で背番号は「7」

チャンピオンシップ(イングランド2部)のスウォンジーは8日、ストーク・シティからウェールズ代表MFジョー・アレン(32)が完全移籍で加入することを発表した。 契約期間は2024年夏までの2年間で、背番号は「7」。フリートランスファーでの加入となる。 ジョー・アレンはスウォンジーの下部組織育ちで、2007年7月にファーストチームに昇格。レクサムへのレンタル移籍を経験すると、2012年8月にリバプールへと完全移籍する。 中盤のゲームメーカーとしての期待が高く、スウォンジー時代の恩師であるブレンダン・ロジャーズ監督の下でパスサッカーのキーマンとされたが、2016年7月にストーク・シティへと完全移籍した。 これまでプレミアリーグで199試合に出場し16ゴール16アシスト、チャンピオンシップでは224試合で13ゴール15アシストを記録。2021-22シーズンは、チャンピオンシップで41試合に出場し1アシストを記録していた。 ウェールズ代表としても72試合に出場し2ゴールを記録。カタール・ワールドカップ出場が期待される中、10年ぶりに古巣に復帰することとなった。 2022.07.09 10:35 Sat
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リバプールやストークでもプレー…スウォンジーのウェールズ代表MFジョー・アレンが今季限りで現役引退

スウォンジー・シティは2日、ウェールズ代表MFジョー・アレン(35)の現役引退を発表した。 スウォンジーの下部組織出身のジョー・アレンは、2007年7月にファーストチームに昇格。2008年10月にはレクサムへとレンタル移籍を経験すると、2012年8月にリバプールに完全移籍する。 ブレンダン・ロジャーズ監督の下ではゲームメーカーとしてプレーするも、ユルゲン・クロップ監督就任後は出番が激減。すると、自らが知らないところで移籍の話が進み、2016年7月にストーク・シティへと完全移籍する。 ストークで長らくプレーすると、2022年7月にスウォンジーに完全移籍してプレーした。 スウォンジーでは公式戦通算229試合に出場し11ゴール14アシスト。ストークでは221試合に出場し20ゴール18アシストを記録。リバプールでは132試合で7ゴール3アシストを記録していた。 プレミアリーグ通算199試合16ゴール11アシスト、チャンピオンシップ(イングランド2部)では292試合17ゴール18アシストを記録。タイトルはスウォンジー時代の2007-08シーズンのイングランド3部優勝のみとなった。 ウェールズ代表としても2016年のユーロや2022年のカタール・ワールドカップ(W杯)にも出場し、76試合に出場し2ゴールを記録。2023年に代表引退を表明したが、2024年に電撃復帰。3月の2026北中米W杯欧州予選でもプレーしていた。また、2012年のロンドン・オリンピックではイギリス代表としてもプレーしていた。 ユース時代から過ごしたスウォンジーはジョー・アレンへメッセージを送っている。 「本人は常に謙虚にスポットライトや称賛を避けてきたが、スウォンジー・シティでプレーした最高の選手の1人として間違いなく記憶されるだろうし、ウェールズ代表の偉人の殿堂における彼の地位は疑う余地もない」 「スウォンジー・シティに関係するすべての人にとって、ジョーは常に我々の仲間の1人だが、ウェールズのサッカーコミュニティの多くの皆さんが、我々が「ディオルチ・ジョー」と言うだけで、私たちと同じ気持ちになることを知っている」 「クラブの全員がジョーの長年の貢献に感謝し、彼と彼の家族の引退後の幸せを祈っている。一度ジャックなら、いつだってジャックだ」 2025.05.02 21:25 Fri

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