スウェーデンがW杯不出場のチリに終盤被弾で敗戦《国際親善試合》
2018.03.25 04:01 Sun
▽スウェーデン代表は24日、国際親善試合でチリ代表をホームに迎え、1-2で敗れた。
▽しかし直後、スウェーデンがすかさず追いつく。フォルスベリを起点にボールを動かし、クラーソンの落としに反応したボックス中央のトイヴォネンがダイレクトシュート。これがゴール右に決まった。
▽ハーフタイムにかけてはチリが引き続き押し込む展開としたものの、チャンスを生み出すには至らず1-1で前半を終えた。
▽そして終了間際の90分、チリが押し切る。カスティージョの浮き球パスに抜け出したボックス左のサンチェスのシュートはGKにセーブされるも、ルーズボールを途中出場のバルデスが蹴り込んだ。これが決勝点となってチリが勝利している。勝利したチリは27日にデンマーク代表と、敗れたスウェーデンはルーマニア代表と対戦する。
スウェーデン 1-2 チリ
【スウェーデン】
トイヴォネン(前24)
【チリ】
ビダル(前22)
ディエゴ・バルデス(後45)
PR
▽イタリア代表とのプレーオフを制してロシア・ワールドカップ(W杯)出場を決めたスウェーデンは、フォルスベリやリンデロフ、ベリらを先発で起用。一方、W杯出場を逃したチリはサンチェスやビダル、アランギスらを先発で起用した。▽フラットな[4-4-2]の布陣を自陣に敷いて待ち構えるスウェーデンに対し、仕掛けていったチリが23分に先制する。左CKの流れからルーズボールをボックス中央のビダルがジャンピングボレー。これがゴール左上に決まった。▽ハーフタイムにかけてはチリが引き続き押し込む展開としたものの、チャンスを生み出すには至らず1-1で前半を終えた。
▽後半もサンチェスのミドルシュートなどでゴールに迫ったチリが流れを引き寄せる展開とする。61分には2枚代えを敢行し、攻撃に変化を付けると、終盤にかけてもチリが攻勢を続ける状況が続いた。
▽そして終了間際の90分、チリが押し切る。カスティージョの浮き球パスに抜け出したボックス左のサンチェスのシュートはGKにセーブされるも、ルーズボールを途中出場のバルデスが蹴り込んだ。これが決勝点となってチリが勝利している。勝利したチリは27日にデンマーク代表と、敗れたスウェーデンはルーマニア代表と対戦する。
スウェーデン 1-2 チリ
【スウェーデン】
トイヴォネン(前24)
【チリ】
ビダル(前22)
ディエゴ・バルデス(後45)
PR
スウェーデンの関連記事
キリンチャレンジカップの関連記事
|
スウェーデンの人気記事ランキング
1
長谷川唯のチームメイト、シティ女子MFアンイエルダールがマドリー移籍か
マンチェスター・シティのスウェーデン女子代表MFフィリパ・アンイエルダール(26)が、チームを離れるようだ。スウェーデン『Sportbladet』が伝えた。 アンイエルダールは2021年9月にヘッケンからシティへ加入し、自身初の国外クラブ挑戦を果たした。 スウェーデン女子代表としても54キャップを誇り、オーストラリア&ニュージーランド女子ワールドカップ(W杯)では、なでしこジャパン相手にPKを沈めた。 シティではここまで67試合に出場し、8得点をマーク。今季のリーグ戦もスタメン8試合を含む12試合に出場している。 一方で、2年プラス延長1年の契約期間が今季で終了。アーセナルが手を挙げていると伝えられていたが、同メディアによればレアル・マドリー行きが濃厚とのことだ。 もちろん、シティも契約延長を希望している。中盤2列目ではジェス・パークが好調だが、前十字じん帯損傷で離脱中のジル・ルード復帰までにはまだ時間がかかり、デイナ・カステリャノスも今冬に移籍。層が厚いわけでは決してない。 現在FA女子スーパーリーグ(FAWSL)で2位に付けるシティは、順当にいけば来季の女子チャンピオンズリーグ(UWCL)を2年ぶりに獲得できる。一定のスカッドをそろえておきたいシティにとっても留めたい選手なだけに、去就には注目が集まりそうだ。 2024.04.04 20:40 Thu2
主将セルヒオ・ラモス、モラタにPKを譲った理由を明かす
スペイン代表DFセルヒオ・ラモスが、FWアルバロ・モラタにPKを譲った理由を明かした。スペイン『マルカ』が伝えている。 スペイン代表は10日、ユーロ予選2020グループF第4節でスウェーデン代表と対戦し、3-0で勝利。グループ最大のライバルを下し、予選4連勝で首位をキープした。 この試合での主将セルヒオ・ラモスの行動が話題に。同選手のPKで先制に成功したスペインは84分にもモラタが倒されてPKを獲得。すると、ボールを受け取ったセルヒオ・ラモスがモラタの下に駆け寄り、ボールを手渡してPKを譲った。この行動にモラタも一瞬、驚きの表情を見せたが、互いに抱擁を交わし、モラタはキッカーを引き継いだ。モラタはこのPKをきっちり決めて、3-0での勝利に貢献した。 試合後、セルヒオ・ラモスはPKを譲ったことに言及した。 「結局、ストライカーはゴールのために生きているし、モラタは素晴らしい選手だ」 「彼にボールを渡し、ゴールと共に最高の気分を取り戻してもらうことが一番良いことだと思ったんだ。誰がゴールを決めるかよりも、結果が重要なんだ」 「それにディフェンダーの仕事として、クリーンシートを成し遂げられたことにも満足しているよ」 2019.06.11 11:55 Tue3
イブラヒモビッチ息子が初のスウェーデン代表活動に、U-15のキャンプに招集も元スウェーデン代表監督は父との比較を危惧「あまりフェアとは言えない」
スウェーデンのレジェンドでもあるズラタン・イブラヒモビッチ氏の息子が、初めて世代別のスウェーデン代表に選出された。スウェーデン『Sportbladet』が伝えた。 今回招集を受けたのは息子のヴィンセント・イブラヒモビッチ。U-15スウェーデン代表のブートキャンプに招集され、今回が初招集となった。 15歳になるヴィンセントは、ミランの下部組織に所属しているMF。66名の有望な選手の中に選ばれることとなった。 この世代を指揮するアクセル・シェル監督は、ヴィンセントの能力を称賛している。 「我々は2008年生まれの選手を代表チームの環境でトレーニングし、観戦させることを目的として大規模なキャンプを実施している。ヴィンセント・イブラヒモビッチは、巨大なアカデミーであるミランに所属しており、12月初旬のキャンプ中で会えることを楽しみにしている」 「ビデオで見た試合によれば、彼はパスゲームが上手く、ピッチ上での方向付けに優れており、フィニッシャーとしての一面もあるセントラルMFだ」 「ヴィンセント・イブラヒモビッチの選出に関して、騒動が起こることも理解している」 「彼の父親は史上最高のスウェーデン人選手の1人であり、ヴィンセント・イブラヒモビッチがここに関わるのは今回が初めてだ」 一方で、父のズラタンをよく知り、スウェーデン代表を11月まで指揮していたヤンネ・アンデション監督は、過度な期待は良くないとしながらも、エキサイティングな話だとした。 「私は彼に会ったことがあるが、プレーしているところは見たことがない。したがって、私は彼を評価することはできない」 「両者(父と)をあまり大きく比較すべきではなく、あまりフェアとは言えないと思う。ただ、明らかにエキサイティングではある」 父とはポジションが異なるために多くのゴールを生み出すような選手にはならなそうだが、それでも一級品の才能は持ち合わせているはず。数年後の活躍が楽しみでもある。 なお、2つ上の17歳の兄にはマクシミリアン・イブラヒモビッチがおり、こちらもミランU-18に所属。兄弟揃っての将来的なスウェーデン代表入りがあるのか注目だ。 2023.11.23 14:50 Thu4
【超WS的! ロシアW杯出場国ガイド】vol.23/スウェーデン代表:イタリア撃破の北欧の雄
▽6月14日、フットボール界における4年に1度の祭典、ワールドカップがロシアの地で遂に開幕する。約1カ月の激闘をより深く、より楽しむべく、超ワールドサッカー編集部が出場国32カ国ガイドを作成。23カ国目は、プレーオフでイタリアを撃破したスウェーデン代表を紹介する。 ◆スウェーデン代表 監督:ヤンネ・アンデション 主将:アンドレアス・グランクビスト 予選成績:6勝/1分け/3敗 W杯出場数:3大会ぶり12回目 W杯最高位:準決勝 FIFAランク:24位 ◆伝統のスタイルを貫けるか <div style="text-align:center;"><img src="http://ultra-soccer.jp/division_image/TOP/worldcup2018_sweden_tw3.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div>▽予選ではフランス、オランダが同居する厳しいグループに組み込まれたが、伝統の堅守を武器にオランダを蹴落とし、フランスに次ぐ2位でプレーオフに進出した。そして、プレーオフではイタリアを撃破し、3大会ぶりの本大会出場を果たした。 ▽7年続いたハムレン体制を引き継いだ就任丸2年のアンデション体制でも伝統の[4-4-2]を継続。センターバックはキャプテンのDFアンドレアス・グランクビストと期待の若手であるDFビクトル・リンデロフが形成。リンデロフは移籍先のマンチェスター・ユナイテッドで結果を残せなかったが、代表ではW杯出場に大きく貢献した。本大会でも2センターバックがチームのストロングポイントになることが求められる。 ▽中盤の中心は左サイドに位置するMFエミル・フォルスベリ。10番を背負う攻撃的MFはパスやドリブル、好精度のキックでアクセントを付けられる存在だ。そんな彼をボランチの位置から支えるのがMFセバスティアン・ラーションとMFアルビン・エクダル。共に献身さを持ち、運動量を生かして広大なエリアをカバーできる選手たちだ。 ▽FWズラタン・イブラヒモビッチを招集しなかったストライカーでは、31歳コンビのFWオラ・トイヴォネンとFWマルクス・ベリが2トップを形成する。共に長身でオーソドックスなタイプのセンターフォワードであり、サイドからのクロスボールに合わせる形を得意とする。 ◆超WS的注目プレーヤー MFエミル・フォルスベリ(RBライプツィヒ/ドイツ) <div style="text-align:center;"><img src="http://ultra-soccer.jp/division_image/TOP/worldcup2018_sweden_tw2.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div>▽技術的に優れた選手が決して多くないスウェーデンの中でフォルスベリは違いを生み出せるタレントだ。ブンデスリーガで躍進を遂げるRBライプツィヒの中心選手であり、現スウェーデン代表の中心人物だ。組織で対抗するスウェーデンにあって個で勝負できる頼もしい存在となっている。 ◆登録メンバー GK 1.ロビン・オルセン(コペンハーゲン/デンマーク) 12.カール=ヨハン・ヨンソン(ギャンガン/フランス) 23.クリストファー・ノードフェルト(スウォンジー/イングランド) DF 2.ミカエル・ルスティグ(セルティック/スコットランド) 3.ビクトル・リンデロフ(マンチェスター・ユナイテッド/イングランド) 4.アンドレアス・グランクビスト(FCクラスノダール/ロシア) 5.マルティン・オルソン(スウォンジー/イングランド) 6.ルドヴィグ・アウグスティンション(ブレーメン/ドイツ) 14.フィリップ・ヘランデル(ボローニャ/イタリア) 16.エミル・クラウス(ボローニャ/イタリア) 18.ポントゥス・ヤンソン(リーズ/イングランド) MF 7.セバスティアン・ラーション(ハル・シティ/イングランド) 8.アルビン・エクダル(ハンブルガーSV/ドイツ) 10.エミル・フォルスベリ(RBライプツィヒ/ドイツ) 13.グスタヴ・スベンソン(シアトル・サウンダース/アメリカ) 15.オスカル・ヒリェマルク(ジェノア/イタリア) 17.ビクトル・クラーソン(FCクラスノダール/ロシア) 19.マルクス・ローデン(クロトーネ/イタリア) 21.ジェミー・ドゥルマズ(トゥールーズ/フランス) FW 9.マルクス・ベリ(アル・アイン/UAE) 11.ヨン・グイデッティ(アラベス/スペイン) 20.オラ・トイヴォネン(トゥールーズ/フランス) 22.イサーク・キエセ・テリン(ワースラント・ベヘレン/ベルギー) ◆グループステージ日程 ▽6/18 《21:00》 vs韓国代表 @ニジニ・ノヴゴロド・スタジアム ▽6/23 《27:00》 vsドイツ代表 @フィシュト・スタジアム ▽6/27 《23:00》 vsメキシコ代表 @エカテリンブルク・アリーナ 2018.06.14 17:02 Thu5