日本と対戦のコロンビアが2点ビハインドをはね返し強豪フランスに逆転勝利!《国際親善試合》
2018.03.24 07:21 Sat
▽国際親善試合のフランス代表vsコロンビア代表が23日に行われ、アウェイのコロンビアが3-2で逆転勝利した。
▽ロシア・ワールドカップ(W杯)本大会前最後のインターナショナルウィークに開催される重要なテストマッチ。今大会の優勝候補の一角フランスは、コロンビアとの強豪対決に向けてGKにロリス、最終ラインはシディベ、ヴァラン、ユムティティ、ディーニュを起用。フラットの中盤はムバッペ、カンテ、マテュイディ、レマルが並び、2トップにグリーズマンとジルーが起用された。
▽一方、日本代表と同じグループHに入るコロンビアはGKにオスピナ、最終ラインにアリアス、ミナ、ダビンソン・サンチェス、ファブラ。中盤はカルロス・サンチェスとアギラールの2センターに、2列目はウリベ、ハメス・ロドリゲス、ムリエル。最前線にファルカオが入る[4-2-3-1]を採用した。
▽試合はキックオフ直後からピッチの至るところで激しいデュエルが繰り広げられる、インテンシティの高い入りに。共に最終ラインを高く設定し、コンパクトな陣形を保つ中で攻防の主戦場はサイドに。
▽この中で主導権を掴んだフランスは11分、レマルのスルーパスに反応したディーニュが左サイドのゴールライン際でグラウンダーのクロスを供給。これをGKオスピナがファンブルすると、こぼれ球に反応したジルーが左足で蹴り込んだ。
▽すると26分、自陣まで戻ってボールを奪ったグリーズマンの献身的な守備から高速カウンターを発動。右サイドのスペースを持ち上がったシディベが中央のグリーズマンに斜めのパスを通す。ここで一旦タメたグリーズマンが中央のムバッペに預けると、冷静にDFのスライディングをかわしたムベッペがボックス左でフリーのレマルへラストパス。これをレマルが得意の左足でゴール右隅に決めた。
▽序盤からなかなか攻撃の形を作れない中、2点のビハインドを背負ったコロンビアだったが、28分に1点を返す。右CKの場面でハメス・ロドリゲスからのクロスを受けた左サイドのムリエルが右足インスウィングで低いクロスをゴール前に供給。これに対してD・サンチェスが飛び込むと、ボールに触れなかったもののGKロリスを引き付けることに成功し、クロスボールがそのままファーサイドに吸い込まれた。
▽このコロンビアの幸運なゴールをキッカケに試合はここからさらにヒートアップ。39分にはムバッペからの絶妙なスルーパスに抜け出したグリーズマンがボックス内でGKと一対一となるが、ここはGKオスピナが冷静にシュートコースを消して3点目を許さなかった。
▽フランスの1点リードで迎えた後半、名将ペケルマンの下でハーフタイムに修正を施したコロンビアが序盤からフランスを圧倒。前半に比べてプレスの連動性、ボールの奪いどころが定まったコロンビアは攻撃的な守備から鋭いカウンターを繰り出していく。
▽49分には右サイドのC・サンチェスからの折り返しをボックス左でフリーのムリエルがボレーシュートも枠を外す。さらに56分にはヴァランから高い位置でボールを奪ったムリエルがボックス内に持ち込んでシュートを放つが、今度はGKロリスの好守に阻まれた。
▽それでも、後半に入ってイケイケの展開が続くコロンビアは62分、相手陣内でのカンテからのボール奪取でショートカウンターを発動。ボックス右に走り込むハメス・ロドリゲスにパスが通ると、ハメス・ロドリゲスが右足でマイナスに折り返したボールを中央に走り込んだファルカオが右足のダイレクトシュートでゴール左隅に流し込んだ。
▽絶対的司令塔とエースストライカーのホットライン開通で試合を振り出しに戻したコロンビアだが、68分にファルカオを下げてドゥバン・サパタ、83分にはハメス・ロドリゲスを下げてキンテロとバックアップメンバーにチャンスを与える。
▽一方、ホームで2点差を追いつかれる失態を演じたフランスはポグバ、デンベレといった主力に加え、代表初招集のベン・イェデル、リュカ・エルナンデスをピッチに送り出して勝ち越しゴールを狙う。
▽試合終盤にかけてもフレンドリーマッチとは思えない白熱の攻防が続く中、試合を決める3点目を奪ったのはコロンビアだった。85分、ボックス付近でルーズボールを拾った途中出場のイスキエルドがボックス内に抜け出しかかると、DFユムティティがアフター気味のスライディングタックルで倒してしまい、コロンビアにPKが与えられる。これをハメス・ロドリゲスに代わって投入されたばかりのキンテロがゴール右隅に決め切った。
▽その後、フランスの猛攻を冷静に凌ぎ切ったコロンビアが敵地パルク・デ・プランスで2点差を引っくり返す鮮やかな逆転劇で3-2の勝利を飾った。なお、フランス撃破で勢いに乗るコロンビアは27日にオーストラリア代表と、一方敗戦のフランスは同日にロシア代表と対戦する予定だ。
▽ロシア・ワールドカップ(W杯)本大会前最後のインターナショナルウィークに開催される重要なテストマッチ。今大会の優勝候補の一角フランスは、コロンビアとの強豪対決に向けてGKにロリス、最終ラインはシディベ、ヴァラン、ユムティティ、ディーニュを起用。フラットの中盤はムバッペ、カンテ、マテュイディ、レマルが並び、2トップにグリーズマンとジルーが起用された。
▽一方、日本代表と同じグループHに入るコロンビアはGKにオスピナ、最終ラインにアリアス、ミナ、ダビンソン・サンチェス、ファブラ。中盤はカルロス・サンチェスとアギラールの2センターに、2列目はウリベ、ハメス・ロドリゲス、ムリエル。最前線にファルカオが入る[4-2-3-1]を採用した。
▽この中で主導権を掴んだフランスは11分、レマルのスルーパスに反応したディーニュが左サイドのゴールライン際でグラウンダーのクロスを供給。これをGKオスピナがファンブルすると、こぼれ球に反応したジルーが左足で蹴り込んだ。
▽ジルーの代表通算30点目でリードを手にしたフランスは、その後も絶好調のムバッペとシディベの右サイドを起点に素早い切り替えから再三のチャンスを創出する。
▽すると26分、自陣まで戻ってボールを奪ったグリーズマンの献身的な守備から高速カウンターを発動。右サイドのスペースを持ち上がったシディベが中央のグリーズマンに斜めのパスを通す。ここで一旦タメたグリーズマンが中央のムバッペに預けると、冷静にDFのスライディングをかわしたムベッペがボックス左でフリーのレマルへラストパス。これをレマルが得意の左足でゴール右隅に決めた。
▽序盤からなかなか攻撃の形を作れない中、2点のビハインドを背負ったコロンビアだったが、28分に1点を返す。右CKの場面でハメス・ロドリゲスからのクロスを受けた左サイドのムリエルが右足インスウィングで低いクロスをゴール前に供給。これに対してD・サンチェスが飛び込むと、ボールに触れなかったもののGKロリスを引き付けることに成功し、クロスボールがそのままファーサイドに吸い込まれた。
▽このコロンビアの幸運なゴールをキッカケに試合はここからさらにヒートアップ。39分にはムバッペからの絶妙なスルーパスに抜け出したグリーズマンがボックス内でGKと一対一となるが、ここはGKオスピナが冷静にシュートコースを消して3点目を許さなかった。
▽フランスの1点リードで迎えた後半、名将ペケルマンの下でハーフタイムに修正を施したコロンビアが序盤からフランスを圧倒。前半に比べてプレスの連動性、ボールの奪いどころが定まったコロンビアは攻撃的な守備から鋭いカウンターを繰り出していく。
▽49分には右サイドのC・サンチェスからの折り返しをボックス左でフリーのムリエルがボレーシュートも枠を外す。さらに56分にはヴァランから高い位置でボールを奪ったムリエルがボックス内に持ち込んでシュートを放つが、今度はGKロリスの好守に阻まれた。
▽それでも、後半に入ってイケイケの展開が続くコロンビアは62分、相手陣内でのカンテからのボール奪取でショートカウンターを発動。ボックス右に走り込むハメス・ロドリゲスにパスが通ると、ハメス・ロドリゲスが右足でマイナスに折り返したボールを中央に走り込んだファルカオが右足のダイレクトシュートでゴール左隅に流し込んだ。
▽絶対的司令塔とエースストライカーのホットライン開通で試合を振り出しに戻したコロンビアだが、68分にファルカオを下げてドゥバン・サパタ、83分にはハメス・ロドリゲスを下げてキンテロとバックアップメンバーにチャンスを与える。
▽一方、ホームで2点差を追いつかれる失態を演じたフランスはポグバ、デンベレといった主力に加え、代表初招集のベン・イェデル、リュカ・エルナンデスをピッチに送り出して勝ち越しゴールを狙う。
▽試合終盤にかけてもフレンドリーマッチとは思えない白熱の攻防が続く中、試合を決める3点目を奪ったのはコロンビアだった。85分、ボックス付近でルーズボールを拾った途中出場のイスキエルドがボックス内に抜け出しかかると、DFユムティティがアフター気味のスライディングタックルで倒してしまい、コロンビアにPKが与えられる。これをハメス・ロドリゲスに代わって投入されたばかりのキンテロがゴール右隅に決め切った。
▽その後、フランスの猛攻を冷静に凌ぎ切ったコロンビアが敵地パルク・デ・プランスで2点差を引っくり返す鮮やかな逆転劇で3-2の勝利を飾った。なお、フランス撃破で勢いに乗るコロンビアは27日にオーストラリア代表と、一方敗戦のフランスは同日にロシア代表と対戦する予定だ。
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