W杯日本と同組のセネガル代表がウズベキスタン代表戦を1-1のドロー《国際親善試合》

2018.03.24 04:44 Sat
Getty Images
▽国際親善試合のセネガル代表vsウズベキスタン代表が23日に行われ、1-1の引き分けに終わった。

▽ロシア・ワールドカップ(W杯)で日本代表と同組になったセネガル。「おもてなし」と言う意味の“テランガ”という言葉を用いた“テランガのライオン”の愛称で呼ばれる西アフリカの雄は、リバプールのFWサディオ・マネやエバートンのFWウマル・ニアッセ、ナポリDFカリドゥ・クリバリらを擁するクセのあるチームだ。

▽仮想日本代表として組まれた今回のウズベキスタン代表戦では、GKにエンディアイエ、4バックに右からガッサマ、ディアニェ、エンディアイエ、ジロボジが入った。中盤はエンドイエ、エンゴム、ディウセの3人、前線にはニアッセ、スアレ、コナテが起用された。
▽試合は19分、ボックス左でガサマがミルザエフを倒してしまいウズベキスタンにPKを献上。やや厳しい判定に思われたが、これをシュクロフがきっちり決めてウズベキスタンが先制。

▽嫌な入りとなったセネガルだが後半序盤の63分、右サイドを起点にエンゴムがゴール前のコナテに供給すると、コナテは相手のチェックを振り切り豪快にシュートを突き刺した。
▽その後、セネガルはニューカッスル所属で現在はトルコのスイヴァスポルでプレーするセヴェや、共にレンヌでプレーしているサールやディアフラ・サコを投入。しかし、あと1点が遠くこのまま1-1で試合終了。注目のマネやクリバリらの出場はなかった。

セネガル代表 1-1 ウズベキスタン代表
【セネガル】
コナテ(後18)
【ウズベキスタン】
シュクロフ(前19[PK])

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