現役引退の大阪FP佐藤亮、今後については不透明も「若い選手や良い選手が飛び込んでこれるような環境づくりにチャレンジしたい」《全日本フットサル選手権》
2018.03.11 23:59 Sun
▽11日に第23回全日本フットサル選手権大会の決勝が、東京都の駒沢オリンピック公園総合運動場体育館で行われた。シュライカー大阪(Fリーグ/大阪府)vs名古屋オーシャンズ(Fリーグ/愛知県)は、2-1で名古屋勝利した。この結果、名古屋が3年ぶり5度目の優勝を果たした。
──現役最後の試合に臨むにあたって、今までと違う感情はあったか
「思ったよりもそんなことはなかったですね。昨日自分がPKを蹴る順番が回ってきて、客観的に観てドラマがあるなと思いました。今日は悔いのないようにやりきろうということを考えていましたが、試合に関してはいつも通り勝つために必要なことを一生懸命やるということを意識しました」
──9シーズンを振り返って様々な思い出があると思うが、一番思い出に残っていることは
「一番は難しいですね(笑) でも一番はFリーグで優勝できたことです。昨シーズンに自分がキャプテンを務めながら、出場時間が短いこともありましたけど、最後にタイトルを獲得することができたのは、自分の人生経験としてもプラスになると思います。他にもたくさんありますけど、一番は優勝できたことですね」
──大会でのプレーぶりを観ると、まだやれるような気もするが
「ありがとうございます。自分自身としても身体はまだまだ動きますし、大きなケガがある訳でもないので、まだまだできるというのはあるにはあります。ただ、今大会に関しては、どちらかというと気持ちの部分で最後だからということで身体がついてきた部分もあると思います」
──選手としてのモチベーションが下がったということか
「下がったというよりは変わってきたという感じですね。選手として活躍したいという100パーセントの気持ちが、Fリーグの状況や背景がある中で、もっとフットサル業界を良くしていきたいということに湧いてきているのを感じました」
「あとは昨季にFリーグ優勝して、今季のシュライカー大阪のホームゲームは、優勝した翌年なのに観客数が減っているので、そういった部分も含めて選手としてできること以外の面で取り組んでいきたいと思いました」
──今後のことについては
「全く決まってはいないですね。いくつかお話は頂いていますけど、まだ現時点では何も進んでいません。立場は変わりますけど、フットサル界には携わっていきたいなと思います。僕は選手としてフットサルの魅力をたくさん感じましたし、いろいろなものを得ることができました。この業界に若い選手や良い選手が飛び込んでこれるような環境づくりにチャレンジしていきたいです」
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▽2月に現役引退を発表し、最後となった今大会の決勝戦で敗れはしたものの、一矢報いたシュライカー大阪のFP佐藤亮が試合後、囲み取材に応対し、現役引退の理由について明かした。また、今後について「若い選手や良い選手が飛び込んでこれるような環境づくりにチャレンジしていきたい」とフットサル業界への貢献に意気込んだ。◆FP佐藤亮(シュライカー大阪)──現役最後の試合に臨むにあたって、今までと違う感情はあったか
「思ったよりもそんなことはなかったですね。昨日自分がPKを蹴る順番が回ってきて、客観的に観てドラマがあるなと思いました。今日は悔いのないようにやりきろうということを考えていましたが、試合に関してはいつも通り勝つために必要なことを一生懸命やるということを意識しました」
「一番は難しいですね(笑) でも一番はFリーグで優勝できたことです。昨シーズンに自分がキャプテンを務めながら、出場時間が短いこともありましたけど、最後にタイトルを獲得することができたのは、自分の人生経験としてもプラスになると思います。他にもたくさんありますけど、一番は優勝できたことですね」
──大会でのプレーぶりを観ると、まだやれるような気もするが
「ありがとうございます。自分自身としても身体はまだまだ動きますし、大きなケガがある訳でもないので、まだまだできるというのはあるにはあります。ただ、今大会に関しては、どちらかというと気持ちの部分で最後だからということで身体がついてきた部分もあると思います」
「正直に言うとモチベーションというか、今までは日本代表を目指したり、世界で戦っていくために選手として極めたいという気持ちが大きかったです。そのモチベーションが少しずつ変化して、業界を良くしていきたいとかそういう方向に向いてきているのを感じながら戦ってきたシーズンでした。そこがついてこないと僕自身プレーできないというのがありましたし、それが引退を決断した一番の理由です」
──選手としてのモチベーションが下がったということか
「下がったというよりは変わってきたという感じですね。選手として活躍したいという100パーセントの気持ちが、Fリーグの状況や背景がある中で、もっとフットサル業界を良くしていきたいということに湧いてきているのを感じました」
「あとは昨季にFリーグ優勝して、今季のシュライカー大阪のホームゲームは、優勝した翌年なのに観客数が減っているので、そういった部分も含めて選手としてできること以外の面で取り組んでいきたいと思いました」
──今後のことについては
「全く決まってはいないですね。いくつかお話は頂いていますけど、まだ現時点では何も進んでいません。立場は変わりますけど、フットサル界には携わっていきたいなと思います。僕は選手としてフットサルの魅力をたくさん感じましたし、いろいろなものを得ることができました。この業界に若い選手や良い選手が飛び込んでこれるような環境づくりにチャレンジしていきたいです」
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