来日から7年を過ごした大好きなシュライカー大阪を退団するFPクレパウジ・ヴィニシウス「勝ち負けよりも大事なことを教えてもらった」《全日本フットサル選手権》
2018.03.11 23:58 Sun
▽11日に第23回全日本フットサル選手権大会決勝のシュライカー大阪(Fリーグ/大阪府)vs名古屋オーシャンズ(Fリーグ/愛知県)が、東京都の駒沢オリンピック公園総合運動場体育館で行われ、2-1で勝利した名古屋が3年ぶり5度目の優勝を果たした。
▽FPクレパウジ・ヴィニシウス選手
――大阪での最後の試合を振り返って
「今日だけではなく、先週の予選から全てが僕にとっての最後でした。大阪の選手として最後の練習、最後の試合。いろいろなものがこみ上げてきました。試合後にみんなに挨拶で言ったのは、僕が日本にきたのは7年前です。それからこのクラブに溶け込み、家族ができ、子供ができました。大人になり、日本人になりました。勝った負けたよりも別の大事なことがありました。そのことに感謝しています」
「今日は勝って、優勝して終わりたかったです。それはできませんでしたが、最後まで諦めずに戦えました。これは大阪のスタイルで、僕がこのクラブにきたときからあるものです。一緒に戦った一木さん、村上さんは諦めない気持ち、雰囲気を持っていました。それは僕が勉強した大事なことで、だからこそ今日は勝って終わりたかったです。優勝はできませんでしたが、みんな諦めずに最後まで頑張って戦いました。優勝できませんでした、良い終わり方だったと思っています」
――気持ちはすっきりとしているか
「大阪には感謝しています。さみしい気持ちもありますし、個人的にいえば引退までここでプレーしたかったです。しかしその判断はいろいろな要素があり、クラブの判断です。またプロ選手なので、最後まで続けることは難しいです。ただ、この7年間は良いサイクルだったと思います。ここから前を向いて。次のチームはまだ決まっていませんが、どこでプレーしても大阪のこと、サポートしてくれたみんなのことを忘れません。さみしいですが感謝しています。この7年間でもらえたものは忘れません」
「みんなは優勝したときのことをいうと思います。でも僕は3年前のプレーオフです。オーシャンアリーナで名古屋と対戦して2戦目の延長まで縺れた試合です。あの時はアルトゥール選手もチアゴ選手もいなくて、外国人選手は僕だけで木暮監督の一年目でした。5位でプレーオフに入りましたし、プレーオフではいろいろな逆境があった中で名古屋との決勝に臨みました。あと一歩まで名古屋を追い詰めて負けたあのプレーオフは一生覚えています」
「悔しい気持ちがありましたが、その時に優勝したい気持ち、優勝できるという気持ちが芽生えました。去年のリーグ優勝は、あのときの悔しさがあったからです」
――退団後の去就は決まっていないとのことだが、日本の他のクラブに行く可能性が高いのか
「それはまだわかりません。日本人になったので、アジア枠として海外のクラブからのオファーもあります。日本の中からもオファーはあります。火曜日にブラジルに戻って奥さんと相談し、それからすぐに発表できると思います」
「個人的には日本でプレーしたいです。日本代表でプレーしたいと思っています。2020年のW杯に出たいですし、そのために頑張っています。今、日本から出ることはもったいないと思っています。一番は日本に残りたい気持ちがあります」
――日本に残れば大好きなシュライカー大阪と対戦することになるが
「佐藤選手や冨金原選手と違って、まだプレーする意欲はあります。また来シーズン大阪と戦うことがあれば感謝の気持ちもありますが、ゴール決めたいですし、勝ちたいですね(笑)。大阪でしてきたことを次のチームでもしたいと思っています。みんなと仲が良いので、対戦したら面白いでしょうね。シュライカーとの対戦はスペシャルな日になるでしょう。素晴らしいことです」
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▽来日から7年を過ごしたシュライカー大阪を退団することが決まっているFPクレパウジ・ヴィニシウスが、クラブや仲間たちに感謝の言葉を送っている。◆シュライカー大阪 (Fリーグ/大阪府)▽FPクレパウジ・ヴィニシウス選手
――大阪での最後の試合を振り返って
「今日だけではなく、先週の予選から全てが僕にとっての最後でした。大阪の選手として最後の練習、最後の試合。いろいろなものがこみ上げてきました。試合後にみんなに挨拶で言ったのは、僕が日本にきたのは7年前です。それからこのクラブに溶け込み、家族ができ、子供ができました。大人になり、日本人になりました。勝った負けたよりも別の大事なことがありました。そのことに感謝しています」
――気持ちはすっきりとしているか
「大阪には感謝しています。さみしい気持ちもありますし、個人的にいえば引退までここでプレーしたかったです。しかしその判断はいろいろな要素があり、クラブの判断です。またプロ選手なので、最後まで続けることは難しいです。ただ、この7年間は良いサイクルだったと思います。ここから前を向いて。次のチームはまだ決まっていませんが、どこでプレーしても大阪のこと、サポートしてくれたみんなのことを忘れません。さみしいですが感謝しています。この7年間でもらえたものは忘れません」
――大阪での7年間で一番の印象に残っていることは
「みんなは優勝したときのことをいうと思います。でも僕は3年前のプレーオフです。オーシャンアリーナで名古屋と対戦して2戦目の延長まで縺れた試合です。あの時はアルトゥール選手もチアゴ選手もいなくて、外国人選手は僕だけで木暮監督の一年目でした。5位でプレーオフに入りましたし、プレーオフではいろいろな逆境があった中で名古屋との決勝に臨みました。あと一歩まで名古屋を追い詰めて負けたあのプレーオフは一生覚えています」
「悔しい気持ちがありましたが、その時に優勝したい気持ち、優勝できるという気持ちが芽生えました。去年のリーグ優勝は、あのときの悔しさがあったからです」
――退団後の去就は決まっていないとのことだが、日本の他のクラブに行く可能性が高いのか
「それはまだわかりません。日本人になったので、アジア枠として海外のクラブからのオファーもあります。日本の中からもオファーはあります。火曜日にブラジルに戻って奥さんと相談し、それからすぐに発表できると思います」
「個人的には日本でプレーしたいです。日本代表でプレーしたいと思っています。2020年のW杯に出たいですし、そのために頑張っています。今、日本から出ることはもったいないと思っています。一番は日本に残りたい気持ちがあります」
――日本に残れば大好きなシュライカー大阪と対戦することになるが
「佐藤選手や冨金原選手と違って、まだプレーする意欲はあります。また来シーズン大阪と戦うことがあれば感謝の気持ちもありますが、ゴール決めたいですし、勝ちたいですね(笑)。大阪でしてきたことを次のチームでもしたいと思っています。みんなと仲が良いので、対戦したら面白いでしょうね。シュライカーとの対戦はスペシャルな日になるでしょう。素晴らしいことです」
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