昨季の悔しさをバネに国内3冠に導いた名古屋オーシャンズのペドロコスタ監督「お疲れ様、ありがとう」《全日本フットサル選手権》
2018.03.11 23:49 Sun
▽11日に第23回全日本フットサル選手権大会決勝のシュライカー大阪(Fリーグ/大阪府)vs名古屋オーシャンズ(Fリーグ/愛知県)が、東京都の駒沢オリンピック公園総合運動場体育館で行われ、2-1で勝利した名古屋が3年ぶり5度目の優勝を果たした。
▽ペドロコスタ監督
――試合を振り返って
「コンニチワ。今大会の準備期間など、この大会に関して話すとしたら1日かかるので省略して話します。この3日間だけでなく1シーズン通しての思いがありました。我々は今シーズン、約300回の練習をしてきました。ここにいるアスリートの日頃の努力、責任があったからだと思います。横にいるキャプテンには、選手を代表してお疲れ様、ありがとうと伝えたいです」
「難しい試合で、決勝にふさわしい試合だったと思います。日本はこういう試合を必要としています。こういう舞台で戦うからこそ、よりチームが成長します。内容的には難しいゲームながら妥当な勝利だと思います。私の意見としてはもっと早い段階でトドメをさせる状況がありましたが、それも含めて決勝。後半はカウンターから良い場面を作れていましたが、決めきれませんでした。いろいろな状況がある中、決めきれない部分が目立ちましたが、我慢強く戦えたことを評価したいと思います。取れるべきところで取れなかったことが、苦しい展開になったと思いますが、その状況に打ち勝ててよかったです」
――GKを試合開始直後に変えた意図は
「結果的にそれが少しでも相手の動揺を誘ったかもしれませんが、特に意図はないです。もともと(関口)優志で行くつもりだったのですが、どこかでズレが生じたのか、メンバー表を印刷するときに間違ったのか。それ以外のことで集中していましたが、メンバー表でそうなっていたのでそうなりました」
「みなさんが知っている通り、監督としては2年目になります。それまでは選手としてプレーしていました。正直に監督としてはまだ赤ちゃんだと思っています。昨年は苦しく、うまくいかず、悩んだシーズンでした。しかしネガティブには捉えていません」
「ダメでしたが何も得られなかったとは思いません。去年があったからこそ今年はこうやって一皮向けました。また、昨年の苦しい中で忘れてはいけないことは、アジア選手権で優勝しました。リーグではとてつもなく強い大阪がいて、彼らの出来は我々も認めなければいけません。しかしそれを挽回したいという気持ちが高まりました。名古屋のためにもこのままではいけない。私の気持ちだけでなく、名古屋を支えるみなさんのために何かしなければいけないと思っていました」
「今シーズンは優勝できて全ての目標を達成できたことで、ホッとしているというのが正直な気持ちです。昨年があったからこそ、オーシャンズに関わる全ての人は心から喜べたと思います。勝った瞬間には涙もあり、昨年の悔しさがあるからこそプレッシャーもありました。ホッとして真の気持ちでこの勝利を喜べました」
「私の方にもプレッシャーはありました。1つの課題をクリアすれば新たな課題が出てきます。プレッシャーはなくなりません。監督としてのプレッシャー、選手としてのプレッシャー。それをチームで克服しようとできるのは素晴らしいことです。選手、スタッフ、サポーターの皆さんがいての私です。なので皆さんに感謝します」
「来シーズンはさらに厳しい目で見られると思っています。それでも目標を達成できるように。今シーズンはできたので、リセットするためにも休んで、少しフットサルを忘れて来シーズンに新たな気持ちで臨みたいと思います」
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▽昨季はシュライカー大阪にFリーグ優勝を奪われ、開幕初年度から続く連覇記録を9でストップさせられた名古屋。王座奪還を目標に臨んだ今シーズンに国内3冠を達成し、ペドロコスタ監督は選手たちの長いシーズンの戦いぶりを称賛した。◆名古屋オーシャンズ (Fリーグ/愛知県)▽ペドロコスタ監督
――試合を振り返って
「コンニチワ。今大会の準備期間など、この大会に関して話すとしたら1日かかるので省略して話します。この3日間だけでなく1シーズン通しての思いがありました。我々は今シーズン、約300回の練習をしてきました。ここにいるアスリートの日頃の努力、責任があったからだと思います。横にいるキャプテンには、選手を代表してお疲れ様、ありがとうと伝えたいです」
――GKを試合開始直後に変えた意図は
「結果的にそれが少しでも相手の動揺を誘ったかもしれませんが、特に意図はないです。もともと(関口)優志で行くつもりだったのですが、どこかでズレが生じたのか、メンバー表を印刷するときに間違ったのか。それ以外のことで集中していましたが、メンバー表でそうなっていたのでそうなりました」
――タイトル奪還を目指したシーズンで3冠達成したが
「みなさんが知っている通り、監督としては2年目になります。それまでは選手としてプレーしていました。正直に監督としてはまだ赤ちゃんだと思っています。昨年は苦しく、うまくいかず、悩んだシーズンでした。しかしネガティブには捉えていません」
「ダメでしたが何も得られなかったとは思いません。去年があったからこそ今年はこうやって一皮向けました。また、昨年の苦しい中で忘れてはいけないことは、アジア選手権で優勝しました。リーグではとてつもなく強い大阪がいて、彼らの出来は我々も認めなければいけません。しかしそれを挽回したいという気持ちが高まりました。名古屋のためにもこのままではいけない。私の気持ちだけでなく、名古屋を支えるみなさんのために何かしなければいけないと思っていました」
「今シーズンは優勝できて全ての目標を達成できたことで、ホッとしているというのが正直な気持ちです。昨年があったからこそ、オーシャンズに関わる全ての人は心から喜べたと思います。勝った瞬間には涙もあり、昨年の悔しさがあるからこそプレッシャーもありました。ホッとして真の気持ちでこの勝利を喜べました」
「私の方にもプレッシャーはありました。1つの課題をクリアすれば新たな課題が出てきます。プレッシャーはなくなりません。監督としてのプレッシャー、選手としてのプレッシャー。それをチームで克服しようとできるのは素晴らしいことです。選手、スタッフ、サポーターの皆さんがいての私です。なので皆さんに感謝します」
「来シーズンはさらに厳しい目で見られると思っています。それでも目標を達成できるように。今シーズンはできたので、リセットするためにも休んで、少しフットサルを忘れて来シーズンに新たな気持ちで臨みたいと思います」
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