メッシの直接FK弾もPK献上でバルサがラス・パルマスに痛恨ドロー… 5ポイント差でアトレティコとの頂上決戦へ《リーガエスパニョーラ》

2018.03.02 06:57 Fri
Getty Images
バルセロナは1日、リーガエスパニョーラ第26節でラス・パルマスとのアウェイ戦に臨み、1-1で引き分けた。
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▽前節ジローナ戦をメッシとスアレスの活躍で6-1と圧勝し、リーガ無敗記録をクラブ記録の32試合に伸ばした首位バルセロナ(勝ち点65)は、前日にレガネスに勝利した2位アトレティコ・マドリーとは暫定4ポイント差となっている。そのバルセロナは3日後にアトレティコとの頂上決戦を控える中、ジローナ戦のスタメンから6選手を変更。メッシとスアレスが先発となった一方、ピケやラキティッチがベンチスタートとなってジョルディ・アルバが欠場となった。▽残留圏内ぎりぎりに位置する17位ラス・パルマス(勝ち点19)に対し、バルセロナは8分に決定機。ショートカウンターに転じてメッシが持ち上がり、二対二の局面を作ってラストパス。しかし、パスが短くなってスアレスのシュートは相手DFのブロックに阻まれた。直後にもメッシの直接FKでゴールに迫ったバルセロナは、メッシの単騎突破で違いを生んでいくと、21分に先制した。ボックス手前右でメッシが得たFKを自ら直接狙うと、強烈なシュートがゴール左上に突き刺さった。
▽前半半ば以降もバルセロナが省エネで試合をコントロール。ラス・パルマスに付け入る隙を見せずに時間を消化し、1点をリードしたままハーフタイムに入った。

▽しかし迎えた後半開始2分、バルセロナはPKを献上する。CKの流れでセルジ・ロベルトがボックス内で相手選手を倒したのか、ディーニュのハンドを取ったのか、いずれにしろマテウ・ラオス主審にPKと判定された。これをカジェリに決められ、試合を振り出しに戻されたバルセロナはA・ビダルに代えてコウチーニョをそのまま右サイドに投入。ギアを上げにかかる。
▽さらにパウリーニョに代えてラキティッチを投入したバルセロナだったが、ペースが上がりきらない状況が続く。そこでイニエスタに代えてデンベレも投入。デンベレは右サイドに、コウチーニョは左サイドに回った。

▽終盤にかけて前がかるバルセロナだったが、ラス・パルマスの集中した守備の前にチャンスを作れずにタイムアップ。痛恨のドローに終わり、アトレティコとのポイント差が5に縮まっている。

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