シャルケがCL出場権争う10人のレバークーゼンに勝利で順位逆転《ブンデスリーガ》

▽ブンデスリーガ第24節、レバークーゼンvsシャルケが25日に行われ、0-2でシャルケが勝利した。

▽前節ハンブルガーSV戦で勝利を取り戻しチャンピオンズリーグ(CL)出場圏内の4位に浮上したレバークーゼン(勝ち点38)と、ホッフェンハイムに2-1と逃げ切って連敗を止め、レバークーゼンを1ポイント差で追う6位シャルケ(勝ち点37)によるCL出場権争い。

▽一進一退の攻防で立ち上がった中、先手を取ったのはシャルケ。11分、ロングボールを受けたブルクシュタラーが対応したレトソスをかわしてボックス内へ。GKレノとの一対一を制し、右足でネットを揺らした。
▽先制されたレバークーゼンは20分に同点のチャンス。しかし、CKのルーズボールをボックス中央で拾って右足を振り抜いたベイリーのシュートは、わずかに枠の右上に外れた。

▽主導権争いが続く中29分、シャルケに追加点のチャンス。左サイドからのFKにゴレツカが頭で合わせたシュートがゴール右を捉えた。だが、GKレノのファインセーブに阻まれ、リードを広げることはできない。▽ピンチを凌いだレバークーゼンだったが、38分に退場者を出してしまう。エンボロに対してスパイクしてしまったコールに2枚目のイエローカードが提示され、退場となった。

▽迎えた後半開始4分、シャルケは2選手を代える。イエローカードを受けていたブルクシュタラーとマックス・マイヤーに代えてアリとスタンブリを投入した。そのシャルケは54分、CKからナウドが際どいヘディングシュートを浴びせて牽制。

▽対するレバークーゼンは62分、流れを変えるべくフォラントに代えてアラリオを投入した。それでもチャンスを生み出せないことで71分に2枚代えを敢行。ブラントとイェドバイに代えてキースリンクとベララビを投入した。

▽しかし83分、シャルケに決定機。カウンターを発動し、アリのラストパスを受けたボックス右のエンボロがチップキックシュート。だが、GKレノのビッグセーブに阻まれて勝負を決定付けることはできない。

▽それでも86分、レトソスのボールロストを誘ってエンボロが独走。ボックス内で後方からレトソスに倒されPKを獲得した。このPKをベンタレブが決めてシャルケが勝利。レバークーゼンをかわして暫定4位に浮上している。