【ブンデス第24節プレビュー】4位レバークーゼンvs6位シャルケのCL出場権争い
2018.02.23 18:00 Fri
▽前節は首位バイエルン(勝ち点59)がヴォルフスブルクに終了間際のPK弾で2-1と逆転勝利し、10連勝とした。熾烈な戦いが続くチャンピオンズリーグ(CL)出場権争いではドルトムント(勝ち点40)、フランクフルト(勝ち点39)、レバークーゼン(勝ち点38)が勝利し、それぞれ順位を上げている。そして、ケルンの大迫が今季2ゴール目を決めた。迎える第24節は4位レバークーゼンと6位シャルケのCL出場権争いが行われる。
▽前節ハンブルガーSV戦を今季ブレイク中のベイリーのゴールなどで2-1と逃げ切って勝利を取り戻したレバークーゼンは、CL圏内の4位に浮上した。主力ではL・ベンダーが負傷欠場見込みだが、それ以外にケガ人はおらず万全の状態。引き続きイングランド代表入りも報じられるようになったジャマイカ出身のベイリーの活躍に注目だ。
▽一方、ホッフェンハイムに2-1と逃げ切って連敗を止め、レバークーゼンを1ポイント差で追うシャルケは、ここでライバルに勝利すればCL圏内浮上が見えてくる重要な一戦となる。こちらも主力にケガ人はおらず、万全の状態で臨めるだけにインテンシティの高い試合になりそうだ。シャルケとしては前節今季2ゴール目を決めたエンボロに注目したい。ブレイクが期待されながらケガで思うようなプレーができていないスイス代表FWの2戦連発に期待だ。
▽ロイスの復活弾とGKビュルキの好守連発で1-0と辛勝してリーグ戦3連勝とし、2位に浮上したドルトムントは月曜に8位アウグスブルク(勝ち点31)とのホーム戦に臨む。木曜に敵地で行われたヨーロッパリーグ(EL)のアタランタ戦を負傷明けのシュメルツァー弾で1-1の引き分けに持ち込み、難敵を撃破したチームは公式戦5連勝とした中、負傷明けのロイスもゴールにつながるプレーを続けておりチーム状態は良好。この勢いを持続し、組織力に優れるアウグスブルク撃破といきたい。なお、足首を痛めた香川は3月の復帰見込みで引き続き欠場となる。
▽ライプツィヒとのCL出場権争いを逆転で制して3位に浮上したフランクフルトは、ベンチ外の続く浅野所属の13位シュツットガルト(勝ち点27)とアウェイで対戦する。久々に本職の中盤でフル出場した長谷部も守備を締める役割を担い、チームの勝利に貢献した。シュツットガルト戦ではリベロの位置に戻ることが見込まれる長谷部だが、ゴメスとのマッチアップで優勢に立てるか。
▽一方、前節ハノーファー戦で大迫が先制ゴールを奪ったケルンは、終了間際のピサーロの劇的弾がVARによりオフサイドと判定され、1-1の引き分けに終わった。3試合ぶりに先発に戻った大迫はゴールを決めた上、相性の良いテローデと上々のパフォーマンスを見せており、今節もスタメン予想となっている。フィジカルに優れたウパメカーノとオルバン擁するライプツィヒのセンターバックコンビを、テローデと共に攻略できるか。
▽主力を一部温存したことで苦戦し、ヴォルフスブルクに終了間際のPK弾で競り勝って10連勝としたバイエルンは、11位ヘルタ・ベルリン(勝ち点30)とホームで対戦する。火曜に行われたCLベシクタシュ戦ではミュラーとレヴァンドフスキのドッペルパックなどで5-0と圧勝し、2ndレグを前にベスト8進出を確実なものとした。ヘルタ戦に集中できる状況の中、連勝を11に伸ばしにかかる。
▽前節ヘルタ戦で7試合ぶりに武藤がスタメンを外れた中、チームが2-0と快勝した16位マインツ(勝ち点23)は、M・シュミット監督が辞任し、ラッバディア監督が就任した14位ヴォルフスブルク(勝ち点24)とのホーム戦を金曜に戦う。ライバルのクアイソンとベルグレーンが結果を残していることから武藤は引き続きベンチスタート予想だが、途中出場でゴールを目指しレギュラー奪取としたい。
▽最後に前節レバークーゼン戦を1-2と力負けした17位ハンブルガーSV(勝ち点17)は、10戦勝利なしと泥沼から抜け出せずにいる。そのHSVは残留を争う15位ブレーメン(勝ち点23)とのノルト・ダービーを戦うが、酒井高は引き続き右ウイングバックで先発予想となっている。
※スタメン予想はドイツ『キッカー』参照
◆ブンデスリーガ第24節
▽2/23(金)
《28:30》
マインツ vs ヴォルフスブルク
▽2/24(土)
《23:30》
ハノーファー vs ボルシアMG
シュツットガルト vs フランクフルト
バイエルン vs ヘルタ・ベルリン
ホッフェンハイム vs フライブルク
《26:30》
ブレーメン vs ハンブルガーSV
▽2/25(日)
《23:30》
レバークーゼン vs シャルケ
《26:00》
ライプツィヒ vs ケルン
▽2/26(月)
《28:30》
ドルトムント vs アウグスブルク
▽前節ハンブルガーSV戦を今季ブレイク中のベイリーのゴールなどで2-1と逃げ切って勝利を取り戻したレバークーゼンは、CL圏内の4位に浮上した。主力ではL・ベンダーが負傷欠場見込みだが、それ以外にケガ人はおらず万全の状態。引き続きイングランド代表入りも報じられるようになったジャマイカ出身のベイリーの活躍に注目だ。
▽一方、ホッフェンハイムに2-1と逃げ切って連敗を止め、レバークーゼンを1ポイント差で追うシャルケは、ここでライバルに勝利すればCL圏内浮上が見えてくる重要な一戦となる。こちらも主力にケガ人はおらず、万全の状態で臨めるだけにインテンシティの高い試合になりそうだ。シャルケとしては前節今季2ゴール目を決めたエンボロに注目したい。ブレイクが期待されながらケガで思うようなプレーができていないスイス代表FWの2戦連発に期待だ。
▽ライプツィヒとのCL出場権争いを逆転で制して3位に浮上したフランクフルトは、ベンチ外の続く浅野所属の13位シュツットガルト(勝ち点27)とアウェイで対戦する。久々に本職の中盤でフル出場した長谷部も守備を締める役割を担い、チームの勝利に貢献した。シュツットガルト戦ではリベロの位置に戻ることが見込まれる長谷部だが、ゴメスとのマッチアップで優勢に立てるか。
▽フランクフルトに敗れて5位に後退したライプツィヒ(勝ち点38)は、大迫の最下位ケルン(勝ち点14)と対戦する。ELナポリ戦では主力を投入して相手の反撃を瀬戸際で食い止め、0-2で敗れたものの1stレグのアドバンテージを生かしてベスト16進出を決めた。ELでの戦いが続くことが決定した中、勝利を取り戻してCL圏内返り咲きを狙いたい。
▽一方、前節ハノーファー戦で大迫が先制ゴールを奪ったケルンは、終了間際のピサーロの劇的弾がVARによりオフサイドと判定され、1-1の引き分けに終わった。3試合ぶりに先発に戻った大迫はゴールを決めた上、相性の良いテローデと上々のパフォーマンスを見せており、今節もスタメン予想となっている。フィジカルに優れたウパメカーノとオルバン擁するライプツィヒのセンターバックコンビを、テローデと共に攻略できるか。
▽主力を一部温存したことで苦戦し、ヴォルフスブルクに終了間際のPK弾で競り勝って10連勝としたバイエルンは、11位ヘルタ・ベルリン(勝ち点30)とホームで対戦する。火曜に行われたCLベシクタシュ戦ではミュラーとレヴァンドフスキのドッペルパックなどで5-0と圧勝し、2ndレグを前にベスト8進出を確実なものとした。ヘルタ戦に集中できる状況の中、連勝を11に伸ばしにかかる。
▽前節ヘルタ戦で7試合ぶりに武藤がスタメンを外れた中、チームが2-0と快勝した16位マインツ(勝ち点23)は、M・シュミット監督が辞任し、ラッバディア監督が就任した14位ヴォルフスブルク(勝ち点24)とのホーム戦を金曜に戦う。ライバルのクアイソンとベルグレーンが結果を残していることから武藤は引き続きベンチスタート予想だが、途中出場でゴールを目指しレギュラー奪取としたい。
▽最後に前節レバークーゼン戦を1-2と力負けした17位ハンブルガーSV(勝ち点17)は、10戦勝利なしと泥沼から抜け出せずにいる。そのHSVは残留を争う15位ブレーメン(勝ち点23)とのノルト・ダービーを戦うが、酒井高は引き続き右ウイングバックで先発予想となっている。
※スタメン予想はドイツ『キッカー』参照
◆ブンデスリーガ第24節
▽2/23(金)
《28:30》
マインツ vs ヴォルフスブルク
▽2/24(土)
《23:30》
ハノーファー vs ボルシアMG
シュツットガルト vs フランクフルト
バイエルン vs ヘルタ・ベルリン
ホッフェンハイム vs フライブルク
《26:30》
ブレーメン vs ハンブルガーSV
▽2/25(日)
《23:30》
レバークーゼン vs シャルケ
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